打撃爆発も見逃せない好守備と廉の踏ん張り

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野球情報満載デイリースポーツ/中田が好救援 無死満塁で登板も3人斬り「打たせていこうと思った」

情報源: 中田が好救援 無死満塁で登板も3人斬り「打たせていこうと思った」/デイリースポーツ online

子供たちが夏休みに入ると土日ってのは結構忙しい。土曜の夜は地元の盆踊りがあって、子供たちは朝からわくわくしてたんだけど、ゲリラ豪雨に見舞われてあえなく中止。中止になったから振り替えで日曜にやるだろうと勝手に思い込んでいってみたら誰もいねぇ(笑)失意の子供たちを何とか励ましそうと花火を買ってあげてようやく機嫌を取り戻してくれた。なんで昨夜は家を出たり入ったりで野球観戦どころじゃなかったんだけどな。

 それでも日曜の晩はしっかりビールをしこたま飲んでね、カープの大勝に押されるように気がついたら目の前にかなりの数の空き缶が散乱していたよ。ランナーをためてドカンと一発。気持ちいいもんだよな。

 ただ、試合の流れからいって道を誤れば接戦や負け試合に転がりそうな場面がいくつかあった。その場面を好守備であったりリリーフ投手の踏ん張りで大勝の道を進むことができた。ここぞという場面で選手が力を発揮してチームを救い勝利へ導く。黄金時代を感じさせてくれた試合だったよな。

 まずは誠也のレーザービーム。実際はワンバンしてるからビームではないけどな、あの場面強肩の誠也の前に転がったんだから2塁ランナーはまずストップだよな。そこを回してきたってのはヤクルトとしても岡田から連打は期待できないわけで思い切ってきたよな。返球が少しファーストよりだった。曾澤がボールをつかんだタイミングはらくらくアウトだろうけど、ホームベースまで少し距離があった。タッチまでの時間がかかってビデオ判定になったけど、まぁアウトだよな。

 あの場面で同点に追いつかれると、石川の出来がよかっただけに試合展開がどうなるか難しくなる場面。あそこを好守備で阻止したってのは本当に大きなプレーだったよな。7回の猛攻につながったのはいうまでもねぇよな。

 今シーズンは大逆転の試合が結構多い。カープは9点差をひっくり返された経験を持ち、ヤクルトは10点差をひっくり返した経験を持つ。カープの場合はあの悪夢を教訓に点を取れるときにしっかり取っておく。黄金時代の築く上では大事な考え方だよな。

 7回の守りね、一岡がアクシデントで降板。急遽マウンドに上がったヘーゲンズも乱れてノーアウト満塁。この間ヘーゲンズをほめたばっかりなんだけど、残念な結果だったよな。急な登板ってのを差し引いても少し不安の残るマウンドだったよな。

 このピンチにマウンドで仁王立ちしたのが中田廉。まずはこの場面、絶対に三振を取りたい場面。打者は代打のリベロ。甘いところ行ったら一気にスタンドに持っていかれる可能性がある中でね、まず初球にど真ん中のストレートを投げ込んできた。この辺の度胸には感心したよな。あとはフォークを続けて最後はストレートでねじ伏せる。本当にこの三振が大きかったよな。

 次の坂口はセンターフライ。ここで3塁ランナーは突っ込まなかった。いや、突っ込めなかったってのが正解かな?この辺は前の回の誠也の好返球の影響もあるだろうよ。ツーアウトになればもうバッター勝負でいいわけだけど、打者山崎も粘ったよな。カウント3-1になった場面ね、以前の廉なら押し出しや痛打を喰らったかもしれん。何がなんでも打者をねじ伏せようとしていたところがあったけどな、引用記事にあるように打たせて取ろうという意識で取り組んだあたり、様々な経験をして一回り成長したなぁと感じたよな。

 もし、この場面でヤクルトが3,4点返していれば、カープは悪夢が、ヤクルトは奇跡の再現が頭をよぎる。こうなるとカープは平常心でプレーできないし、この時点で一岡、ヘーゲンズを使っちまってるからもつれると逆に不利になる可能性もあった。大量リードでもわずかなほころびで戦況が逆転するってのもよくある話でね、アタクシは昨日の陰のヒーローは中田廉だと思うよ。カッコよすぎだよな。

 今は「クローザー」や「抑え」って言い方するけどな、昔は「火消し役」なんて言葉を使った。黄金時代では江夏さんや津田さん、小林誠二さんあたりの時代。終盤のピンチに出てきてね、そこを抑えてそのまま最終回まで投げた。今はイニング跨ぎで打たれた~なんて話をよく聞くけどな、昔の抑え投手ってのは精神的にも体力的にも強かったって部分は感じるよな。ただ、そういう起用ってのは選手生命を縮める要因でもある。その辺の絡みもあって今はセットーアッパー→クローザーとね完全分業制になったんだろうねぇ。

 昨日の中田廉は歴代の火消し役を彷彿とさせる投球をしてくれた。本当にカッコよかったよ。ポジション的には中盤の試合の行方を左右する場面が多いだけに大変な仕事だけどな、中田廉の顔つきを見る限り今の仕事にやりがいを感じている、引き締まったいい顔で仕事しているよな。また8月にも入っていないし、マジック点灯の話も聞こえてくる。でも、そう簡単に優勝なんてできないだろうしな、特に8,9月は何が起こるかわからん。2位、3位の猛追にあるかもしれんし、故障者が出るかもしれん。ゲーム差はあるとはいえ苦しい戦いは続く。その中で中田廉の仁王立ちがたくさん見られれば、秋のポストシーズンも含めてね、いい結果を出せるんじゃねぇかぁ。ま、登板過多になるときもあるだろうけど、体に気をつけて頑張ってほしいよな。