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九里の度重なる背信投球。残業命令も勝ち投手になれず。

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またも背信投球。広島の先発九里亜蓮投手(25)は2回までに5点の援護をもらいながら、5回途中5失点でマウンドを降りた。5回まで毎回先頭の出塁を許した。2点を先… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 広島九里背信!5回途中5失点…配置転換の可能性も – 野球 : 日刊スポーツ

世の中「働き方改革」なんてぇ叫んでるけどな、その会社であったり業界であったりね、染み付いてしまったものをそう簡単に変えられる訳がない。かなりのパワーと時間が必要だよな。

アタクシも広告業界に5年くらいいたんだけど、とにかく残業体質ってのが蔓延していた。夜7時8時の会議やアポイントは当たり前。それが終わってから社に戻って仕事の手配や書類の整理。気がつきゃニュースステーションが始まってる時間。

今日は早く帰れそうだとルンルンしてると突然電話なってお呼び出し。電話が無くても社長から呼び出し喰らって長説教。結局帰る時間はいつもと同じなんてのはザラだった。もちろんサービス残業。毎晩夜遅くまで仕事しているのに収入は全く変わらない。それが当たり前。当たり前を変えるってのは本当に大変だと思うよ。

遅くなるがわかっているから中には午前中はボヤ~っとしているのもいる。日が傾きかけたあたりから俄然バリバリ動き始める。それに付き合わされることもあって結構迷惑したもんだよ。いわゆる「5時から男」。本当に意味はアフターファイブから元気が出てくるのをいうんだけど、仕事でこうなる人も結構いたもんだよ。

今日の先発・九里。味方が点を取ってくれたにもかかわらずピリッとしなかったよな。立ち上がりから持ち前の気迫のこもった投球が見られなかった。当然打席が回ってきた時点で代打と思いきや、緒方監督はそのまま打席に立たせたよな。

まぁ今日の試合のポイントは色々あるんだろうけど、ここでそのまま打席に立たせた事を問題視する同志もいらっしゃるでしょうなぁ。

アタクシは結果は同点に追いつかれたけど、これはこれで悪くは無いと思いますな。サヨナラ負けはしたもののリリーフ陣は予定通り最終回の今村までバトンを繋ぐことができた。

6連戦、初戦は延長12回、前日はヘーゲンズが2イニング、ここでまたロングリリーフさせればまだ今週は3試合ある。そういった問題が一つ。

もう一つはシーズン序盤で6勝しておきながらここの所試合を壊す場面が見られる九里に対しての叱咤激励の意味もあったんじゃねぇかなぁ?

お役御免と思っていた本人も「残業」を言い渡されて俄然やる気になったのか?(笑)4回5回は気合の入った表情で投げていたよな。ただ立ち上がりから球が全然いってなかった部分は変化なし。疲れなのか?心技体が一致しないと九里というピッチャーが勝っていくのは難しい。そんな印象を持たされた登板でもあったよな。

何度も書くけど九里という投手は「長続き」しない。仮にこれで先発失格の烙印を押されてリリーフに回ると見違えるようにいいピッチングをしたりする。ボロが出る前に先発に回されるとこれもまた2,3試合はいい投球をする。でも一つ躓くとなかなか切り替えができないというかね、同じ内容の投球が続く傾向がある。

今日の試合も初回にパスボールからランナーを3塁に進められてゲレーロにタイムリー。あそこを抑えれば乗れたんだろうけど、結局あの1点取られたことを引きずっていたような投球だったよな。信頼と裏切りがコロコロ変わる。起用法が難しい投手だよな。

負ける試合もある。ボコられる試合もある。でも次にそれを取り返せばいい。それが出来れば信頼を得られる。また使ってもらえる。同じ内容を続けてしまう悪癖を克服すれば、先発で二ケタ勝てるようになると思うけどな。頑張って欲しいよな。

試合のほうはサヨナラ負け。どうもナゴドが再び鬼門になり始めた感じがするよな。

中日は谷本が加入。これが大きいね、ほんとに。8月に入ってからの救援時の防御率は0点台。とてもヤクルトに10点差ひっくり返された投手陣とは思えん充実振りだよな。そしてとにかく気迫のこもった投手リレー。とても好印象だったよな。

その気迫にカープの打者が押された感は否めねぇよな。とくにもらったチャンスを生かすことができなかった中軸の丸や誠也。9回のチャンスの打撃をみるとね、直前にダメージのでかい菊池のバントでイケイケムードかと思いきや、完全に相手ペースにはまった打席だったよな。
あの場面、丸にバントの選択肢もあったろう。いやいや、自分達の野球をやるんだ!って感じでね、今までどおり選手を信頼して打たせたと思うんだけどね、前回の記事にも書いたんだけど、こういう接戦の戦い方がヘタクソなんだよ。

バントしたからといって失敗するかもしれん、送れたとしても誠也やブラッドが凡退するかもしれん。ならば悔いを残さないためにも今までどおり強行策でいって何が悪い?と言う声もあるだろうねぇ。

でもアタクシは1点をもぎ取る野球を2位とのゲーム差、マジックがつくかつかねぇかって所まで来ているわけだから、トライしてみるべきだと思う。ボストシーズンを意識してね。ボカスカ打って勝つだけじゃねぇ、同点に追いつかれてからのこう着状態を抜け出すためのアイデア、流れを変えるためのアイデアってのが緒方カープに一番欠けている所。0行進を続けるリリーフ陣の頑張りに報いるためにもね、どんな方法でもランナーを3塁に送る形をつくるべきだったと思うんだよな。監督の机には1段どころじゃねぇ、何個も引き出しがないんだろうねぇ。皆さんはどう思いますかねぇ?

球団最速でマジックが点灯してお祭り騒ぎの同志もこの連敗は堪えたかもしれん。明日も負けて3連敗ともなれば、いよいよ胸のざわめきも高まってくるかもしれん。今までポンポン勝っていたのが一つ勝つのが本当に大変になる。まるで魔法にかけられたようにね。だから「マジック」っていうんだよ(ウソ)。

去年はマジック点灯してから巨人が真っ白に燃え尽きて、勝手にマジックが減っていった。長く野球を見てきたけどあんなに簡単にマジックが減っている流れってのは初めて見たよ。

マジックはついては消える。連敗、連勝ですぐ消える。だから他力ではなく自力で一つ一つ消していかな無きゃって気概が必要。連敗して下を向いたら終わりなのよ。今日は今日で忘れて、明日の1勝に向けて準備する。時にはトリッキーなアイデアや中軸でもバントをさせたり「いつも通り、自分達の野球」を捨ててでも勝ちに行かなきゃ自力でマジックなんざぁ消せないのよ。

本来優勝するチームってのはシーズン終盤は本当に自分をすり減らして戦うもんなんだよ。ゲーム差が離れていて、傍から見れば楽勝と思うだろうけど、口々に選手は「苦しかった」と漏らす。そして涙する。そういう経験をカープの選手はまだしていない。毎回同じこと言っているけどな、それが日本一になるために通らなきゃいかん道なのよ。

もしかしたら、ちょっと長めの連敗をするかもしれん。そんなムードが無いわけでもない。明日から巨人戦。だいぶ得意の空中戦を披露できる状態になっているだけにね、これまでの対戦成績なんかは参考にならんだろうねぇ。そして明日の先発は福井。巨人キラーってのはあるんだけど、1歩間違えれば今日の九里と同じ試合展開になるかもしれん。どう戦い抜くのか?緒方監督のお手並み拝見ですな。

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コメント

  1. 地元のオールドファン より:

    こんばんは。

    ほんと九里って評価の難しいピッチャーですね。もっと楽に勝てる展開になるかと思いきや、この結末ですか〜
    すぐテレビ消しましたよ(笑)

    でもまあ久里以上に気になったのが本文でも触れられていました最終回の丸の場面ですよね。采配については割と肯定的な考えはする方なんですが、あそこは送ってほしかったですね。
    打てばいいんでしょうが、相手もクローザーですからね。やっぱり守りにくい、打ちやすい2塁3塁にすべきでしょう。
    あれで誠也は内野ゴロ、外野フライがダメという制約の多いバッテイングをせざるを得ませんでしたし。
    ま、おっしゃるようにどうなっていたかはわかりませんけどね。

    今夜も福井が進歩のないところを見せつけてくれましたし、今一度原点の守り勝つ野球を追求してほしいものです。

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