敗因は投手に3打席連続出塁させる「優しさ」と代打岩本。~CSファイナル第4戦~

敗因は投手に3打席連続出塁させる「優しさ」と代打岩本。~CSファイナル第4戦~

野球情報満載デイリースポーツ/広島、六回無死満塁の絶好機逃す 代打岩本、小窪連続三振

情報源: 広島、六回無死満塁の絶好機逃す 代打岩本、小窪連続三振/デイリースポーツ online

まぁしかしだ、カープは短期決戦の戦い方が本当にヘタクソだよな。

初回に丸のホームランと新井さんのタイムリーで3点先制。これまでの重たいムードを台風が吹っ飛ばしてくれたと思いきや、2回以降はまた打線が曇天。せっかく先制しているのにどうも去年の日本シリーズでも見受けられたけど、リードした途端に守りに入る。打線が打てないってのもあるんだけど本当のところはピッチャーがピリッとしない。ここが一番の問題だと思うんだよな。

カープで一番頼りになる先発投手の薮田が中4日で登板。これに関してはアタクシは異論はない。むしろ薮田で来なかったらどうかしていると思っていた。その薮田が序盤は無失点に抑えていたんだけどな、内容はよくなかったよな。ボールスリーが多かった。大竹が23番つけて投げているんじゃねぇか⁉なんてテレビに向かったヤジったよ(笑)

恐らく野手陣には今日の薮田の投球内容を見れば3点じゃ足りねぇと感じたんだろうねぇ。その辺が野手にプレッシャーになったんじゃねぇかねぇ?

極めつけはベイスターズの先発投手ウィーランドに3打席連続で出塁を許したってことがこの試合の大きなポイントだったんじゃねえかねぇ?点を許したのは2打席目のフォアボールだけだけど、その前後の打席も完全に薮田や今村は嫌がってたよな。攻めきれていなかった。確かに大瀬良辺りは一発食らってるってのはあるんだけどな、それならそれで野手としてカープ投手陣は攻めなきゃいかん。恐らくミーティングではそんな話はあったんだろうけどな、結局インコースには投げ切れなかった。優しいんだよ、甘いのよ。形は違えど横浜の必死の継投策なんかと見比べると勝利への執念が感じられんように見える。その辺のカープの中途半端さをみるとね、あぁ短期決戦で勝てるチームではないなぁとつくづく思うんだよな。

結局は投手陣がリズムを作れなかったってのが一つの要因。もう一つははやり6回裏の攻撃だよな。ノーアウト満塁で無得点の場面ね、個人的にはあの場面で代打に岩本を起用した。アタクシはこの段階で無得点の可能性が高くなったと感じたよな。

別に岩本に力がないとか役不足とかそういうことではなくてね、いわゆる「試合勘」の問題。あの場面、外野フライでも追いつく、内野ゴロでも点が取れるように野間を代走に送っている。お膳立てできたところで岩本が出てきた。恐らく長打で一挙に逆転を狙ってのことだと思うけどな、あそこは曾澤で行った方が違った結果になったかなぁと。同点に追いついた場面で岩本でもよかったと思うんだよな。

岩本には「三振」がある。あの場面で一番やっちゃけねぇのが三振。もちろん相手も必死に三振を取りにくるわけだから、やはりここで「試合勘」がポイントになってくる。シーズン日程終了からだいぶ時間が空いてのクライマックスシリーズ。ただでさえカープの選手全員がいったん試合を離れてしまったわけだからね、それも2週間以上。その中で岩本のチョイスってのがよかったのか?と言えばやはり違うのかなぁと。やはり試合に入っている曾澤の方が三振する確率は少なかったような気がする。

結局は岩本は三振。自身も三振だけはしちゃいけけねぇって焦りもあったろう。こうなると次の打者にもプレッシャーがかかってくる。次の小窪もボール球に手を出して三振。まぁノーアウト満塁で点が入らんってのは野球の七不思議。それにカープがハマっちまったってこと。この辺の選手起用ってのがね、「試合勘」に+「勝負勘」の差。ま、これは短期決戦に限れば緒方監督よりもラミレス監督の方が優れているということだろうねえ。あんな継投策は緒方監督ではできねぇもんな。

まだ終わっちゃいねぇから、諦めていない。ベイスターズは何も失うものはないからどんどん攻めてくる。それをドンと受け止めて戦おうという王者の意地と誇りを見せてほしい。「逆転のカープ」をクライマックスシリーズでも見せてほしいよな。