九里 勝負の9月にロングリリーフで3勝の大活躍‼

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野球情報満載デイリースポーツ/九里「思った以上に評価してもらった」1600万増でサイン

情報源: 九里「思った以上に評価してもらった」1600万増でサイン/デイリースポーツ online

今シーズンのアタクシの記事を振り返ると野村祐輔と大瀬良大地にはムチャクチャ辛口(笑)。まぁこれは一言でいえば「エース候補」だから。エースのあるべき姿からみればどうしても物足りなく見える。成績はそこそこなんだけど、エースのようでエースじゃない。

本心はこの二人がそろって15勝できる。二人で20個くらいの貯金ができる。そうなればカープの黄金時代は強固なものとなる。考えのベースはそこなんだよな。

ところがこんなアタクシでも「甘口」評価の投手がいる。それが九里亜蓮。甘いマスクとは裏腹に気迫で投げ込んでいくタイプ。スタミナも素晴らしい。今シーズンは先発とロングリリーフを行ったり来たり。特にメンタル面のコントロールが難しい立ち位置だったよな。

開幕先発ローテに何とか入ることができたよな。初戦、2戦目とポンポンと勢いよく2勝をあげた。まぁ毎年の事なんだけど九里の難点は好調を持続できない。2勝したあたりからアタクシの頭にそれが過った。3戦目に黒星が続くと案の定3連敗。一度躓くとそのままズルズルと投球内容が悪くなる。その後初回で失点の試合を2,3試合続けて首脳陣の信頼を失うパターンにはまってローテから外されるのを何度も見てきた。

首脳陣も「やっぱり…」のムードが漂い始めた背水の登板、マツダでの巨人戦かな?確か中盤まで田口と投げ合った展開で誠也がツーランで勝ち越して白星をゲットした試合。アタクシは毎年のように先発での結果が長続きしなかった九里の成長を見た感じがしたんだよな。「今年は2ケタ勝てるかも」とね。

その後の中日戦でも好投したけど、1-2で敗戦投手。次の巨人戦では8回まで巨人打線をゼロに抑えて勝ち投手。5月が終わったところで4勝4敗。貯金は出来ていないけどローテをしっかり守ってくれている、試合を作ってくれている。頑張ってくれていたよな。

交流戦に入ってからは結果が出なかった。ロッテとの対戦で初回で4失点。九里にとって不運だったのはこのタイミングでジョンソンが1軍に復帰してきた。本来ならジョンソンの代わりは薮田が務めてきた。その薮田が先発に回ったとたん八面六臂の大活躍。ジョンソン復帰も外すに外せなくなったちまった状況だったよな。ここでローテの都合で九里はロングリリーフにまわることになった。正直、ついてねぇなぁ、九里は…と思ったよな。

それでも腐らずに九里は頑張ってくれた。再び7月下旬にジョンソンが離脱したマツダでのヤクルト戦で好投して6勝目。さてここから九里がエンジン再稼働で頑張ってくれると思っていたんだけどな、8月は一つも勝てなかった。

8月最初の阪神戦は初回に4失点。次の中日戦には初回から打線爆発も4点差を守れず降板。次の登板は福井に譲ることになり再度リリーフに転向することになった。個人的に「やはり今年も…か…」てな気持ちになったのを覚えているよ。

8月と言えばカープが久々に月間で負け越した。交流戦あたりからジャクソンが不振に陥り、後ろの投手が1枚足らなくなった影響か、投手がリードを守れない展開が続いたよな。その悲惨さを物語るのがハマスタでの3試合連続サヨナラ負け。マジックが点灯しては消え、ここで勝てば再点灯って試合でもなかなか勝てず。2位阪神も調子が上がってきて「ひょっとしたら!?」ってムードが少しずつ漂い始めたあたりで「勝負の9月」に入ったよな。

勝負の9月のクライマックスは5日からの阪神三連戦。まぁ結果的にここで3タテできて優勝の二文字をグッと引き寄せた。これも全部逆転勝ちで突破したってのがカープらしい。その3戦目。くしくも先発の座を奪われたジョンソンの乱調のあとの2番手で試合を作って中盤で逆転し7勝目。

9日の中日戦はやはり味方が先制しつつも、先発岡田が乱調。早々に見切りをつけて九里に試合を預けて終盤で逆転勝ちして8勝目。13日には熾烈な3位争いを演じるベイスターズ相手にこれも立ち上がり乱調の中村祐を序盤で降板させて九里にバトンを渡し、終盤引き離して9勝目。

恐らくこの9月の3勝がなければ契約更改も現状維持ないしは微増に終わっただろう。そこから1600万増につなげたのは勝負の9月のこの3勝だろうねぇ。終わってみれば先発とリリーフを行ったり来たりしながらも、自分が期待されていることを十分理解し、準備してマウンドに上がった結果だろうねぇ。そういう意味では「一皮むけた」印象を残してシーズンを終わったよな。

個人的にはクライマックスファイナルで劣勢に立たされたところでね、思い切って九里に投げさせるのも、流れを変える手かなぁなんて思ってたんだけど実現することなく終わっちまった。9月の流れを変える投球を見てきたんだ残念ではあったけどな。結局は負け試合の敗戦処理の一員として投げただけにとどまった。九里だけじゃなくてね、他のピッチャーももっともっと短期決戦の緊張感を経験してもらいたかった。岡田にしても後ろに投げる勝ちパターンの投手もね、コールド以外の試合は全部負け試合だったからな、もったいない、負けるにしても様々な経験をもっと選手にさせてあげたかった。そういう部分では悔いが残るクライマックスファイナルだったよな。

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今シーズンの反省から九里は真っすぐに磨きをかけることを課題としてるようだねぇ?亜細亜大学出身の投手が多投するツーシーム。これは九里の武器でもある。横浜の山崎も亜細亜大学出身でツーシームを武器にしているよな。これを生かすために真っすぐを磨くっていう腹積もりだろうねぇ。

とにかく気持ちとスタミナはしっかりしてるんだからな、あとは投球術というのかねぇ?言葉は悪いが手を抜くところは手を抜いて勝負所でしっかり力を発揮してほしいかなぁと。とにかく今はどの打者にも全力投球。その全力投球が時には自分の首を絞めることもある。

例えば下位打線の打者は打たせてとればいいのよ。それをムキムキと投げてカウントを悪くして四球。上位に回って3,4点取られるのがお決まりのパターンよ。下位の打者は最小の球数で打たせ取るくらいの余裕が生まれれば、持ち前の気迫溢れるピッチングが勝負所の場面で発揮できればもっと勝てると思うんだよな、先発で。

まぁ恐らく本人がよくわかっていると思う。球団もファンもよくわかっていると思う。だから九里の来シーズンが楽しみだよな。岡田にしても薮田にしても来年も同じ数字になるとは限らない。失礼かもしれんけど薮田は今季だけかもしれん。何が起こるかわからんのもプロの世界。故障の少ないタフネス右腕がもしかしたら、年俸倍増くらいの評価を受けているかもしれん。それだけ九里という投手は伸びしろを感じさせてくれる。だから、アタクシは九里には甘いのよ(笑)

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