~訃報・星野仙一さん死去~ 仙さん、早すぎるってば。

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新年のご挨拶をと思っていたところだが、新年早々野球ファンとしてはつらいニュースから始めなきゃならん。中日・阪神・楽天の監督を務めた星野仙一さんが亡くなった。70歳。早いよ、早すぎるよな。

アタクシにとっては監督としてよりも現役時代の星野さんの姿が頭に焼き付いている。当時は野球中継と言えば巨人戦。星野さんの闘志溢れる投球に巨人打線が抑えられる試合を何度も見た。

我が家のチャンネル権を握るお袋は大の巨人ファンでね、とにかく星野さんが投げる試合は嫌がっていたよな。マウンドで王さんや原さんを迎えこむ闘志あふれる姿は本当にカッコよかったよ。

名球会に入るほどの成績ではない。記録より記憶に残る代表格のような選手だったよな。本人も認める「二流の投手」。ストレートが速いわけではないし、武器になる変化球もなかった。それでも絶対に負けないっていう気持ちでプロの飯を食ってきた。

特に巨人戦には牙をむいた。外れ1位で巨人が指名すると言われていたが、指名されず中日に入団。裏切られた気持ちからかそれからは「打倒巨人」に燃えて燃えて燃えまくったよな。王さん、長嶋さんに堂々と闘志あふれる投球で襲い掛かった姿は本当に今でも覚えているよ。それだけ、「絵になる選手」だったよな。

この人がマウンドに上がる背中。そして打者を抑えて吠えながらマウンドを降りる姿。エラーをする野手には容赦なく怒鳴りつけたかと思えば、ピンチを救った仲間のプレーには満面の笑みで抱きつかんばかりに喜びを表現いていたよな。

監督時代、特に中日の時はとにかく気迫や闘志を前面に押し出すベンチワーク。逃げるような投球や凡ミスに対して怒りを露わにベンチを蹴飛ばすシーンは有名だよな。選手が怖がってるんじゃねぇか?ってくらい凄まじかったよな。

とにかく勝つためには気持ちが大事。選手時代も監督時代も野球に取り組む姿勢は一貫していたよな。

それに監督としても絵になる男だった。特に楽天時代の巨人との日本シリーズ。最後の最後に球審に投手交代を告げる「田中だ!」と闘将の表情は今でも忘れられない名シーンだよな。

今では根性論なんぞ時代遅れ、ナンセンスなんて言われるが、それならなぜ、星野さんを慕い、早すぎる死を惜しむ人が多いのか?現役・監督時代を含めてその闘志の裏にある人間味。これが人々が星野仙一に魅了される大きな要因であることは間違いないだろうねぇ。

だから本当に惜しい。野球界にとって本当に惜しい人材をなくしてしまった。

これは個人的な考えだけどね、これからの日本の野球界、特にプロ野球ね。もうすでに老舗球団が幅を利かす時代ではなくなっている。IT産業の球団がこれまでにない球団経営で力をつけ、観客動員も伸ばしている。ドラフトにしても育成にしてもこれまでとは違った新しい試みをどんどんしているよな。

ファンサービスの在り方。球場のムードや設備。球団経営の考え方。巨人戦の放映権料が主な収入源だったプロ野球がこの15年くらいで大きく変ってきたよな。星野さんが活躍した中日、星野さんが倒すことを生きがいにしていた巨人といった老舗球団が成績も観客動員も低迷している。時代に乗り遅れている感は否めんよな。

そういう意味では球団単位では新しいものを生み出してはいるが、これをもっともっと大きな力に変えていくにはNPB自体も変わらなきゃならん。特にコミッショナーね。これは残念だけどどっかから天下ってきたような、元役人が就任するのが目立つ。だから何かあったときに大胆な改革ができないでいた。

一時はどことは言わねぇけど巨人ね(笑)。ここのオーナーの言いなりじゃねぇか!?てのもいたよな。そういうのを見るにつけ、やはり日本のプロ野球のコミッショナーは本来なら現場の事、球団経営の事、ファンの声を聴いている事、その辺を考えればプロ野球OBが就任するのが一番いいと考えていたよ。

そうなるとアタクシの頭に真っ先に浮かぶのが王さん。そして星野仙一さんの顔が浮かんだもんだよ。っていうか亡くなったニュースを聞くまで、星野さんは日本プロ野球のコミッショナーに絶対になってほしいと思っていた。本当に本当に残念だよな。

とうとうアタクシが子供のころに心を熱くした選手が亡くなっていく時代がきた。歳をとったなぁと感じるよ。それでもまさか、星野さんが亡くなったなんて本当に信じられないんだよな。まだ近い将来、ベンチ蹴飛ばして「バカ野郎!」なんて怒っているシーンが見られるのではって気持ちがどっかにあるんだよな。

阪神監督の時代は体調不良との闘いだったと聞く。試合中に血圧が上がりすぎてベンチ裏に下がったエピソードも聞いたこともある。それだけ身を粉にして野球に向き合っていた。それは誰もが知るところだよな。星野・阪神にはカープは全く歯が立たなかった。というよりは中日の監督時代も含めて星野仙一には歯が立たなかったといっても過言じゃないだろうねぇ。

あの時の中日や阪神が羨ましかった。低迷するカープに一番足りないものを星野さんは持っていた。絶対に無理だけど星野さんにカープの監督をやってもらった劇的に変わるんじゃないか?そんな思いで星野さんの胴上げシーンを見ていたもんな。

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野球ファンにとっては本当につらい2018年の幕開けだよな。自主トレや仕事に身の入らん選手やOBも多いだろうねぇ。アタクシも今年初めての記事を書こうと思っていたんだが、星野さんの訃報を聞いてからは星野さんの思い出しか頭に浮かんでこなかったよ。

野球界にとって本当に大きな大きな人を失くしてしまった。もっともっと野球界の為に活躍してほしかった。残念でならんよ。早すぎるよ、仙さん。

でも、どっかから声が聞こえてきそうだ。「何いつまでもウジウジやってんだ!気合入れんかぁ!」ってね。

星野仙一さん。本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。アタクシを含めて沢山の野球ファンはあなたの野球に対する情熱と「燃える男」と呼ばれた雄姿は心の中にずっと残り消えることはないでしょう。どうぞ安らかに。でももし、日本のプロ野球が間違った方向に行くようならぜひ叱ってくださいね。仙さん本当にありがとうございました。さようなら。

野球界に大きな功績を残した星野仙一さんを称え、そして哀悼の意を示すべく次回更新まで当ブログ背景デザインは星野さんの画像を使用させていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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