會澤翼~名捕手の系譜を背負う男~

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7月25日の対ジャイアンツ戦で広島の會澤翼が3試合連続となる死球を受けた。會澤が死球を受けるとカープファンが思い出す悪夢がある。それは、過去に會澤が顔面に死球を受けて救急搬送された事だ。この時は球場内に救急車が入ってくる深刻な事態であり、テレビ中継では生死に関わるとまで実況されたほどの状況であった。カープファンには會澤がデッドボールを受ける度に、あの時の事がちらつくのだ。

情報源: 會澤が3試合連続死球・・・思い出される救急搬送の悲劇

「テメェ!コノヤロー!」

思わずテレビの前で絶叫したね。もし、テレビの画面に入ることができたら、もし、アタクシに逆貞子ができたら、アタクシは真っ先にハマスタのマウンドに呆然と立ち尽くした山口俊に殴りかかってただろうねぇ。

もう5,6年前になるかねぇ?当時売り出し中の會澤翼の顔面へのデッドボール。テレビからも聞こえた「グワシャン!」という物凄い音と共に會澤の体が崩れ落ちた。体をくの字にして足をばたつかせて痛みを堪える姿が脳裏に焼き付いているよ。あの時選手生命どころか命に係わるので!?と心配したものだよ。

普通、あれだけの死球を受けたらしばらくは…いや、もしかしたら一生打席に立つのが怖くなってユニホームを脱いでもおかしくねぇよな。それを見事に跳ね返してくるんだから大したものだよな。聞けば會澤は頭部死球は生涯で少なくとも5回食らってるらしい。

2軍のデビュー戦の初打席も頭部死球で救急車。山口に当てられた後、中日・山井からも食らってる。この時は一度ベンチに下がりながらもそのまま試合に出た。ケガや逆境に強いんだろねぇ。最近は使わなくなったけどいい根性しているよな。こういう不屈の精神というかねぇ、何があっても立ち向かう姿勢ね、好きだねぇ、アタクシは。

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カープのキャッチャーでデッドボールが多い人と言えば達川さん。とはいっても「なんちゃって死球」多かった(笑)。それに引き換え會澤の場合はガチが多かっただけに、それにプラスしてキャッチャーってのはケガがつきものポジション。色々とあったけど本当に頑張ってくれているよな。

あぁ当たる會澤も會澤なら、当てた山口俊も山口俊。これまで4人、會澤、和田(当時中日)、上本(阪神)、田中浩康(当時ヤクルト)に当てている。偶然街であったら小言の一つや二ついってやりてぇよな(笑)。

そんな會澤翼が今年から選手会長になった。

この間キャンプ中継を見ていたら、選手会長としてのインタビューをやっていてね、非常に印象が変わったなぁと感じたよな。なんだろうねぇ、いい具合に角が取れてきた。丸くなったんじゃなくていい男になってきた。そんな印象をもったな。

若手のころは「やんちゃ」な印象が強かった。そのやんちゃさを残しながら大人になってきた。そんな感じだよな。


まぁこれまでの小窪の下で副会長を務めてきた。小窪も高校・大学と名門でキャプテンを務めてきた。その小窪が指名した男だからな、しっかりチームをまとめてくれるだろうねえ。高校時代からリーダーシップを発揮してチームをまとめてきたらしいから、適任だろうねぇ。

そんな角が取れてきた會澤も去年のベストナインにダントツで選出された。もう「正捕手」といってもいいだろうねぇ。前回の記事にも書いたけど、確かにいい若手捕手が入ってきたけど向こう5年は正捕手の座に座ることになるだろう。

坂倉にしても奨成にしてもこれからは會澤の背中を見て、目標として成長していくことだろう。人間的にも魅力のあるいいお手本だよな。後輩たちの成長した姿を想像するとこちらもワクワクするよな。

そんな會澤も背番号が変ってから、プレーぶりも変わったような気がするよな。「27」と言えば名キャッチャーの背番号。古くはV9時代の巨人の森さん。広岡さんの後を継いで西武の黄金時代の監督を務めた方。その当時の西武の正捕手が元ロッテ監督の伊藤勤さん。

ノムさんとともにヤクルトの黄金時代を築いた古田敦也さん。そしてオチヤイ監督のもと、これまた中日の黄金時代のホームベースを守った谷繫元信さん。物凄いメンバーだよな。

「27」という背番号は野球は27個のアウトを取ったチームが勝つというゲン担ぎみてぇな意味もあるらしいけどな、この番号はやっぱりキャッチャーの背番号なんだねぇ。カープもここ最近はキャッチャーがずっと付けていたんだけどこれまではパッとしなかった。ちなみにミスター赤ヘル・浩二さんの入団時の背番号は27、初優勝時に胴上げ投手になった金城さんもこの番号をつけていた。

ただ、會澤はこの背番号が似合っている。「27」を正捕手が背負ったチームはだいたい黄金時代になっているよな。

ってことは!?カープの黄金時代を象徴するキャッチャーになるかもしれん。そういう角度から見ても興味深いよな。


そんな會澤も中堅どころになってきた。少し上だけどタナキクマルや安部、野村なんかと同世代。どちらかというとおとなしい印象の投手陣をどう引っ張っていってくれるか腕の見せ所だよな。

若い投手も多いし、性格的に周りを引っ張っていく會澤のリードというのもこれからは注目だよな。打つ方もパンチのある打撃をしているし、勝負強さも備わってきているように思う。課題のキャッチング、そしてベストナインでありながらも盗塁阻止率がリーグ5位ってのは少し寂しいよな。この辺の課題にもキャンプで取り組んでリーグを代表するキャッチャーになってもらいたいよな。個人的には會澤翼に今シーズンは注目していきたいと思っているよ。

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