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中崎翔太、日の本一の守護神への道。

2018年記事
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野球情報満載デイリースポーツ/広島、逃げ切って巨人に連勝 巨人、九回の反撃も一歩及ばず

情報源: 広島、逃げ切って巨人に連勝 巨人、九回の反撃も一歩及ばず/デイリースポーツ online

毎度のことだけど、デーゲームはどうしても途中からの観戦になっちまう。なので大瀬良のピッチング云々ってのは語らないことにするよ。ツイッターを覗くと四球が多いなんてぇツィートが目立ってたから、てっきりボロ負けかと思いきや2-2のタイスコア。個人的には野上を打ちあぐねているのかなぁ?そんな印象だったよな。

テレビつけたら丁度岩ちゃんがゲッツー打ったところ。聞くところによるとノーアウト1.3塁で得点できなかった。こりゃ巨人に流れが傾くかなぁ…なんて思ってたよ。

ところがその裏の大瀬良が四球は出すもののしっかり抑えた。勝てない投手ってのはこういうチャンスをつぶした後に失点するケースが多い。そこを踏ん張った大瀬良は評価していいと思う。6回投げ切って2失点。内容はともあれ、試合を作ったってこと、褒めてやってほしいわな。

巨人は7回、上原が登場。東京ドームも盛り上がっていたよな。ただ、前回登板では失敗しているし、不安を抱えてのマウンド。まぁ先頭のメヒアからボールは高かったけど、メヒア、広輔と「名前」で抑えたって感じだろうねぇ。

菊池を迎えた場面で多分、上原は安心しちまったのかねぇ?続く菊池は高めに浮いていた球をしっかり打って左中間スタンドへ。一発はその前の打席でも打ってるんだけど、上原の頭の中には菊池の一発ってのは想定していなかっただろう。打たれた後の上原の自分に対する叱責の言葉をグラブで口を覆いながら叫んでいたシーンを見れば、上原にとって菊池の一発ってのはそうとう堪えたんだろうねぇ。そのあとのピッチングを見れば一目瞭然。そうとうショックだったってことだよな。

カープもここぞとばかりに追加点。この辺畳みかける攻撃ってのは見事だと思うし、これからも顔をあわせるであろう上原を滅多打ちしたわけだから、今後対戦する中で上原というカードを巨人ベンチは切り抜くくなってしまった。それだけども大きな収穫だよな。

ヒーローインタビューは菊池だったけど、どことなく菊池の表情がさえないと感じたのはアタクシだけかねぇ?確かに2打席連発はヒーローインタビューに値するものだろうけど、菊池には2番打者としての役割がある。それを残念ながら全うできている状態とはいいがたいよな。その辺をよくわかっているのは菊池本人だろうし、チームが去年のような連勝で開幕ダッシュができなかった責任を痛感しているんだろうねぇ。まぁむしろ菊池がそういう態度を取ったことはうれしくも頼もしくも思う。これがいいきっかけになって2番・菊池として頑張ってほしいよな。

さぁて、9回裏の攻防は見ごたえがあったというか、カープファンは生きた心地しなかったんじゃねぇか!?(笑)。今村、ジャクソンとしっかり抑えての守護神・中崎の登板で、始まる前はこのまま終わると楽観視していた同志も多かったでしょうなぁ。アタクシも風呂に入る準備してたくらい、勝ちを確信していたからねぇ。

先頭の亀井に打ち取っていながらも不運なヒット。これをちと、引きずっちまったのかねぇ?らしくなかったよな。続く中井に繋がれて一発同点の場面で阿部が登場。阿部自身今シーズンはまだノーヒット。それでも実績を考えたらそら、ビビるわな。四球で歩かせて同点のランナーを出しちまった。ただ、アタクシは腐っても阿部。ここで一発打たれると今後の巨人戦に阿部の影ってのがつきまとうことになる。無理して勝負する必要なないし、カウントが悪ければ満塁の方が守りやすいってのもある。満塁にしたのは決して悪い選択ではなかったと思うよ。

続く坂本にライト前のタイムリーを打たれる。まぁ外野は1塁ランナーを返さない為の守備陣形だったけど、あそこまで下がる必要があるのかなぁと思ったよな。野間の守備力、足、肩を考えれば定位置よりやや後ろ程度でよかったような気がするけどな。まぁこれ、河田コーチだったどんな守備陣形にしていたか?興味深いよな。

続く代打は長野。これも一発のある打者だけどこれも四球で歩かせた。アタクシは四球がらみでファンをイライラさせている投手陣だけど、この四球はとても意味のあるものだと思っていたし、中崎が舞い上がって出した四球ではないと感じたんでね、これは痛くもかゆくもねぇかなと。

問題は続くゲレーロ。これは一発あるし、今シーズンも筒香や菅野を「解凍」してしまった実績はカープにあるし、ひょっとしてゲレーロも解凍しちまうかもなんて肝を冷やしたけどな、結果はピッチャーゴロ。ゲッツー取れんかったけど、ここでアウト一つ取れたのが大きい。

ちょっと前のカープなら、あのピッチャーゴロを冷静に処理できていただろうか?ホームに悪送球だったり、打球をお手玉したりしていた可能性は高い。中崎は冷静に処理してくれたよな。

ゲッツー取れそうだったけど、キャッチャーの石原は1塁に送球しなかった。ゲレーロが送球をしづらくするためにラインの内側を走っていたみてぇだな。この場面ももしかしたらキャッチャーは無理して1塁に送球していたかもしれん。そんでもって投球がランナーに当たってファールグランドをボールが転々とする間にサヨナラ負け。なんてことは十分に考えられた。

弱くて勝ち方を知らなかった時代のカープなら十分にあり得た話(笑)。そこを冷静に判断して無理やりゲッツーを取りにいかなかったのは何気にアタクシは石原のファインプレーだと思うよ。

最後は外で攻めていく配球をマギーに上手く右の運ばれた。アチャー!と思ったけど、打球の行く先に待っていたのプリンスのファーストミット。そこにボールが吸い込まれていった瞬間に飛び上がって喜んだ同志も多かったことだろうねぇ。いいのよ、どんな形でも勝ちゃあいいのよ。

ここで中崎の投球に不満を漏らす同志も多いだろうねぇ。でも、アタクシは最後の最後まで同点を許さなかった守護神の投球を最大級に評価したい。3点差あるのに何やってんだ!?って声も聞こえてこよう。でもいいんだよ、勝ったんだからな。ここで打たれたら守護神失格かもしれん。でも最後の最後同点のホームインを許さなかった。いいのよ、守護神はこれで十分な仕事なのよ。

もちろん剛速球でバッタバッタと三振で締めくくればいいよ。でもそれはファンの身勝手な気持ちの問題。相手も必死にやってくるわけで野球ゲームじゃねぇんだからな、そういう圧力と向き合いながら守護神ってのは投げなきゃならんのよ。7回今村、8回ジャクソンとは比べ物にならん位のプレッシャーを背にマウンドに向かっているのよ。

3点差をひっくり返されたらシャレにならんし、ファンやチームメイトの信頼を一瞬にして失うリスクがある。そういう環境でも中崎は焦ることもなくしっかり間をおいて悔いの残らないように投げた。口から胃が出てて来そうなくらいの緊張感の中で投げた。その中で勝ち取った1勝ってのは何勝分の価値がある。そこにはただの1勝ではなくて、1点差を守り通した自信が生まれる。相手に対しても中崎はしぶとい、これを打ち崩すのは至難の業と思わせれば、それだけでも中崎の存在感というのは大きくなっていくのよ。

チームの勝利のために四球を出しながらも、打たれながらも最後の防衛線だけは絶対に越えさせない粘りの投球。クローザーの資質として一番大事なものを中崎は守り抜いてくれた。昨日の1点差の試合を三凡で抑える日もあれば、3点差で投げる試合も打たれながらも最後の一線だけは超えない。それが「クローザー」の宿命であり仕事なのよ。

そういう中で中崎はよくやってくれていると思う。今日のような経験を積み重ねることによって中崎もチームも大きく成長するだろう。まだまだ歳も若いし、この経験ってのはひょっとしたら中崎を「日の本一の守護神」に成長させてくれるんじゃねぇかねぇ?

まぁ何はともあれ勝ってよかった。ロードの6連戦を5割でしのげたのも大きい。地元に帰ってしっかり勝っていけば貯金も増える。そういう意味でも今日の勝ちは本当にデカいよな。

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コメント

  1. 鯉の新井 より:

    Mage さん、こんにちは。鯉の新井です。
    一昨日、昨日の試合は見ごたえがありましたね。
    昨日の中崎については全く同感です。
    あの場面の四球は先発投手が出す四球とは全く意味合いが
    違うし、打ちそうな確率の高い打者を避けて一点でも勝ってる状態で
    スリーアウトとるにが彼の最低限の仕事ですから、
    あの劣勢の流れをよく止めて抑えたと思います。
    さすがに二連覇してるチームのクローザーだなと感心して見てました。

    それと藪田についても私も同意見で昨年の優勝の立役者には
    もうすこし敬意を払った起用方があるのではないかと思っていましたが、
    土曜日に試合前に流れた緒方監督のインタビューを見てると
    藪田については開幕後の内容次第では中継ぎもあることを言ってましたので
    相当、開幕前に信頼感が薄くなっていたんでしょうね。

    明日からのヤクルト戦は九里、岡田、中村裕太で行くようですから
    勝ち越すのは結構苦労するかもしれませんね。いずれにしても
    4月はベイスターズが絶好調ですし今年はそう簡単には優勝させて
    くれないかもしれませんがなかなか面白いシーズンに
    なりそうですね。長々とすみません。
    それではまた。

    • 鯉の新井さま。返事遅くなって申し訳ありません。いつもありがとうございます。

      カープは確かに2連覇してはいますが、件の試合のような薄氷を踏むような試合を数多く勝ってきたかといえば、そうではない。
      どちらかというと打力で圧倒しておいて、ある程度の点差がある中での勝利の方程式投入で勝つパターンが多いですよな。
      なのであのような大ピンチを切り抜けて勝つという本当の粘り腰、緊迫した中で勝ちを掴む。そういう経験が乏しかった。アタクシはそう思っています。本当の強さってのを身につけない限りはポストシーズンで同じ結果を招くでしょう。

      そういう意味では中崎の投球は本当に評価できると思います。
      ペナントレースの展開としてはカープはベイスターズにピッタリついていく。まぁ1,2ゲーム差位で追いかけていく展開の方がいいかなぁとは思います。
      今週金曜からはハマスタを含めてロードが続きます。ここをどう切り抜けていくかが4月のヤマでしょうね。

      コメント、ありがとうございました。

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