選手会年俸12球団中6位について思う「適正年俸」と「やがて来るFA問題」

選手会年俸12球団中6位について思う「適正年俸」と「やがて来るFA問題」

18年度選手会年俸調査結果

情報源: ソフトバンク年俸3連覇、大谷ら抜け日本ハム最下位 – 野球写真ニュース : 日刊スポーツ

野球ファンに「貧乏球団はどこ?」と聞けば、かなりの確率で「カープ」と言うだろうねぇ(笑)。まぁ一昔前、旧市民球場を本拠地にしていたころのカープなら「大正解!」となった。1週間前くらいに新聞に出ていた選手会発表の12球団の年俸のランキングが発表されてね、ぼくらのカープは6位にランキングされた。黒田が戻ってくる前は横浜とブービーを争っていたわけだからな、大躍進だよな。

選手会年俸というのは日本プロ野球選手会に所属する選手の年俸。選手会に入れないのは主に外国人選手。ここに大枚はたいている球団はもっと上がるだろうねぇ。カープはジョンソン、エルドレッド、ジャクソン辺りはそれなりにもらっているから順位はそんなに変わらんと思うけどな。かつて日本人選手でも選手会に入らんかった選手はいたよな。落合博満さんはたしか選手会を脱会したと記憶している。確かに年俸交渉は毎年モメてたよな。(笑)

ここで感じるのはやはり3年位連続してAクラスに入ると年俸は上がる。要は勝ちゃ上がるってことだよな。そらそうよ、順位が上ということはそれだけ好成績をおさめた選手が多いわけだから当然だよな。

カープは連覇しているから当然上がってくるし、躍進目覚ましいDeNAも親会社が変ったってこともあるけど万年最下位だったけど上がってきたよな。

一昨年優勝しながらも年俸最下位に転落した日ハムは大谷や増井といった高年俸の選手が抜けたことと助っ人が少ない、そして数字の出なかった選手には大しては容赦ない大減俸を断行する。チームの方針がしっかり数字に出ているよな。

上位を見ると巨人・阪神の老舗球団、そして常に優勝を争うし、もちろん銭はたんまりあるソフトバンクが占めているよな。それに続くのが楽天とオリックス。ここはやはり親会社が潤っているからな、わかりやすく言えば銭の力で選手を引き留めているって側面はあるよな。特にオリックスは年俸の割には成績が伴っていないよな。確かにピークは過ぎたが有名な選手は多いし、金子千尋にもFA引き留めで相当払っているよな。ただ成績が伴っていないわけで「費用対効果」の視点で見ると一言で言えば無駄遣いしているし、それがまかり通ってしまうのは親会社の方針なんだろうけど、球団経営、それでいいのか!?とも思うんだけどな。

こういうのを見ているとさ、果たして「適正年俸」の基準ってはなんなのか?わからなくなるよな。

選手会ってのは労働組合みてぇなもんで、選手の年俸交渉を側面で支えるってのが主な仕事なんだけど、「適正年俸」については触れていないし、各球団の評価基準に対して異論を挟むことはない。評価はあくまで球団任せなんだよな。

さて、そうなると前出のように優勝から遠ざかっているチームが連覇している球団よりも年俸が高いわけだから、ここになんか「不公平感」を感じるファンは多いだろうねぇ。果たして標準的な年俸査定ってのはどの球団が基準になるのか?興味深いよな。

昨オフ、丸が2億円プレーヤーになった。この年俸をカープファンの間でもホークスの柳田と比べて安すぎるだの、菊池にはもっと上げてもいいなんてぇ声も聞こえてくるよな。個人的にはこういうのを聞くとカープファンの「巨人ファン化」が進んでいるなぁと感じる。例えば丸の年俸推移を見ても成績が上がればきちんと年俸も上がるし、下がれば年俸も下がる。あくまでも年俸は「前年と比べてどうか」が基準になる。選手の成績とチームにとっての重要度ってのが査定の根っこの部分だからな、これは適正評価なんだよな。仮に丸が去年以上の成績、または同等の成績なら3億、3億5千万となるだろう。これが正しい年俸の上がり方。カープはそれを実践しているだけの事よ。そういう選手が増えれば増えるほどチームの成績も上がる。これは自然なことだよな。

ところが不自然な年俸を払っている球団もある。オリックスは選手の名前だけ見るとそうそうたる顔ぶれだよな。その「顔」に見合う給料を払ってる。いわば給料を前払いしている感覚になっているよな。ところが大枚払っている選手が思うように活躍しない、故障する。結局はBクラスに低迷している。金で選手を引っ張ってくるから若手が伸びてこない、若手が伸びないからまた引っ張ってくるの繰り返しだよな。これじゃ「適正年俸」の基準なんてないも同然だよな。

 

なんかの記事で読んだけど球界に「平成ジャンプ」する球団はどこだ!?なんてのがある。ご存知の通り「平成」という年号は今年で終わり。来年からは新年号になるわけだよな。

プロ野球12球団で「平成」の間に日本一になっていない球団が2球団ある。それはカープと阪神なんだってな。つまりこの2チームは今年日本一にならないと「平成」で日本一を経験せずにジャンプしてしまうってことらしい。面白いこと考える人がいるもんだよな。

阪神は平成の日本一の経験もせず、また2005年以来12年間リーグ優勝はしていない。(ただし2014年にクライマックスシリーズは制している)この球団が年俸ではソフトバンク、巨人に続いてずっと3位の年俸を払っている。残念ながらこちらも無駄遣いを結構していると言わざるを得ないよな。

まぁ阪神はやはりFAの選手を積極的に取っているよな。最近取った糸井はある程度活躍しているし、金本、新井もそれなりに成績を残したしタイトルも取ったよな。ただ、活躍しなかった選手も多いよな。その辺が年俸高騰に繋がっているってのはある。

またそれとは逆に「FA引き留め」の選手もいるってことだよな。例えば鳥谷や能見、つい最近ならメッセンジャーもFA取得する。こうなると来季の年俸も相当上がることになるだろうねぇ。メッセはメジャーに行かれては困るから今でも相当払っているだろうしな、これまでも阪神は選手の引き留めに結構な額を使っている感じだよな。だから成績と年俸が釣り合っていないだろうねぇ。

これからカープは今の主力選手が次々とこの3年位でFA権を獲得することになる。すでに丸にいたってはやれ巨人行きだの、ソフトバンクだのって声が聞こえてくる。カープファンは気が気ではないよな。

カープの選手がFA権を取ると「移籍前提」の記事がでるよな。それは何故か!?

答えは簡単。カープが年俸を払えないから。厳密に言うとマスコミは一昔前のカープを物差しにして記事を書いていて相変わらずカープを貧乏球団だと思っているからなんだよな。

かつて川口氏を筆頭に江藤氏、金本氏、新井と主力を引っこ抜かれた時代ってのは本当に金がなかった。ないにもかかわらず「黒字経営」にこだわった。いやこだわったのではなく黒字にしなければならなかった。赤字を出しても誰も補填をしてくれない親会社を持たない球団の悲しいさだめなのよ。黒字にするには経費を抑えなきゃならない。あの当時のカープ球団の売上はBクラスに低迷していた2000年代はずっと60億円前後。カープ球団は選手層年俸を黒字化するために売り上げの16~20%で設定している。だからあの当時の選手の総年俸は16%で設定したとすれば9億6千万円。今、これだけじゃ今の1軍選手全員の年俸は賄えないよな。そらFA宣言残留を認めたら、選手を2,30人解雇せんといかん。無理だよな。

あの当時、黒字と言っても1億円を切るくらいしか出していなかったと記憶している。ちなみにカープ球団の2017年の営業利益は約13億円。低迷時の総年俸を上回る利益を出しているわけよ。

ちなみに売上高は2017年は188億円。グッズ売りまくって稼いでいるよな。(笑)これをカープの年俸指数(売り上げの)16~20%で年俸予算を割り出すと、仮に16%で30億円。20%なら37億6千万円。阪神や巨人と同等の年俸を払っても今の売上なら十分やっていけるのよ。

だからアタクシはその辺は心配無用だと思ってるよ。ただし、FA取ってもこれ以上伸びない選手でそのポジションに若手の台頭があると判断すれば、トレード要員にしたりやFA引き留めはしないなんてぇ態度を球団が取ることがこれまでよりも多くなるかもしれん。アタクシはそんな風に思っているよ。確かに予算は増えるけど、不毛なマネーゲームには参加はしないだろうねぇ。無駄遣いはしないと思うよ。

FAは選手の権利。ただそれがマネーゲームになるようなら、カープはこれまで通り手を下げて撤退するだろう。菊池がメジャーで飛び回るのを見てみたいしな、丸だってそんな気持ちを持っているかもしれん。誠也にも将来はそんな声がかかるかもしれん。その時は気持ちよく送り出してあげたいよな。

仮に丸が報道されているように、仮に、仮にだよ、巨人に行きたいのならアタクシはそれでいいと思う。同一リーグだからカープ戦は裏切り者扱いだけど他球団との対戦なら応援するよ。

まぁカープの選手が仮に大量離脱するとなるきっかけは皮肉だけど「日本一」になった時だろうねぇ。一つの目標を成し遂げて、連続日本一って新たな目標の選択肢もあるだろうけど、これでカープには恩を返せた。これからは自分の為に野球をと考えるのも十分にアタクシはありだと思うよ。

過去に主力が大量離脱した時は本当に惨めな思いをしたもんよ。でもFA選手に対して球団としての誠意というか正当な評価ってのがどんなに頑張っても他球団の足元に及ばないのは戦う前から分かっていたわけで、非情と言われるかもしれんけど、カープ球団にはそれ以上のことができなかった。結局それが長きに渡って低迷を招いた根本的な原因だったんだよな。

アタクシはカープの年俸査定が一番適正だと思う。余計な期待料や引き留め料なんてぇのは親会社から派遣された背広組の球団社長が、親会社の顔色を伺って予算の配分をしているに過ぎない。巨人や阪神は老舗球団のプライドが選手査定の眼鏡を曇らせている。黒字路線、親会社持たない経営をカープ球団はこれからもしていかなきゃならん。だから査定もシビアで現実的にならざるを得ない側面はあるけど、余計なイロつけた年俸は選手の頑張りとは別に見栄の張り合いや、いろんな大人の事情も絡み合ってのこと。その中でカープ球団が年俸6位にまで上がってきたのは、連覇の実力とそれを後押しするファンの力なのよ。カープがここまで来れたってのは誇りに思うよ。これからも適正年俸の球団であってほしいし、お金で選手を取ってきたり、もてはやしたりなんてぇみっともない球団にはなってほしくない。その辺はファンもしっかり見守っていこうや。

さぁ明日から交流戦前の3連戦。みんなで見よう!

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