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中崎100セーブ達成おめでとう!曾澤に漂い始めたチームリーダーの風格

2018年記事
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野球情報満載デイリースポーツ/会沢 値千金のV打 さすが選手会長 リード&バットで中崎100セーブ導いた

情報源: 会沢 値千金のV打 さすが選手会長 リード&バットで中崎100セーブ導いた/デイリースポーツ online


 中崎が球団最速の100セーブ達成!めでたいよな。25歳で100セーブってことはこのままクローザーを続けたら300セーブくらいはいくんじゃねぇか?とはいえプロの道ってのは順風満帆とはいかんだろうねぇ。

 中崎自身、血行障害といった故障にも悩まされてきたし、今後の再発や他の個所を故障する場合だってある。それにある程度ストレートの走りが弱くなれば先発転向だってあり得るからな。これからのプロ野球人生を考えれば山あり谷ありよ。そんな中でこの若さで100セーブ、プロ野球史上30人目なわけで立派な勲章よ。これからもどんどん勲章を増やして球史に残る投手になってほしいよな。

 クローザーといえば「剛速球」と「落ちるボール」で「三振」を取るイメージが強いよな。現役ならマシソンや山崎康あたりが思い浮かぶけど、あの辺の投手の真っすぐってはもんげぇよな。キャッチャーミットにバシバシと音を立ててボールが収まる。元気なころの藤川球児も記憶に新しい。

 落ちるボールの使い手といえば、話は古いけど西武の塩崎やヤクルトの高津はシンカーの使い手。大魔神佐々木やかつての永川、オールドファンからすると牛島当たりはフォークの使い手だったよな。

 残念ながら中崎にはこうした武器はない。ではなぜクローザーとして成功しているのだろうか?

色んな意見があるだろうけどアタクシはコントロールとインコースに投げ切る度胸だと思う。そして決して三振を狙わず打者一人一人を配球を駆使して討ち取っていく「丁寧さ」。この3つなんじゃねぇかなぁと。

 確かに勝てるかどうかの最終回ってのはプレッシャーがかかる。そのプレッシャーからボール先行になったり、力が入ってシュート回転、外に投げる球が中に入ってきて痛打を浴びる。これまでのクローザーによく見かけた光景だよな。

 永川のようにフォークを武器にする投手は真っすぐの走りが重要。ここが出来なければフォークも宝の持ち腐れ。永川劇場の要因はまさにそれだったよな。

 中崎にはそういうクローザーのプレッシャーというのを感じさせない投手。いつものペースで淡々とね、最終回というよりは1イニングを丁寧に抑える。クローザーという意識ではなく、1イニングをゼロに抑えることだけに集中している。そこが中崎の持ち味なんじゃねぇかなぁと。

 そのためには剛速球はいらない。落ちるボールもいらない。配球を駆使してインコースもストライクとボールを投げ分けられる。外のスライダーもボールになる球とストライクゾーンにとどまる球を投げ分けられる。多少真っすぐの走りが悪くてもコースの投げ分けで何とかできる。そんなクローザーなんだと思うんだよな。ランナー出そうがホームにやらなきゃいい。別に三者三振締めなんてこれっぽっちも考えていない。これが中崎のクローザーとしての美学のように思うんだよな。

 中崎がクローザーとしてデンと構えているから、ジャクソンや今村が不調でも若手の抜擢ができる。フランスワは完全にその地位を自分のものにしたし、高橋樹も7回の座を狙える結果を出し始めている。ベンチとしては本当にありがたい存在だと思うよ。

 その中崎の良さを引き出しているのが曾澤と石原の捕手陣だよな。特に曾澤は今年から選手会長。若いころはやんちゃな印象が強かったけど三十路を迎えて落ち着きと風格が出てきたよな。

 カープの「チームリーダー」と聞かれて誰を思い出すだろうか?まぁ昔でいえば野村謙二郎であったり高橋義彦とショートを守る選手が浮かぶよな。

 今のカープでいえばタナキクが二遊間。菊池はムードメーカー、広輔は職人肌。ちょっとリーダーとしてどうなのかってのはある。まぁ広輔はよく投手に声をかけたりしているけど、俺が俺がってタイプじゃねぇよな。

 新井さんもすっかりスタメンの出番が減っているし、丸は外野手だからなかなか試合中でのリーダーとして力を発揮できない環境。

 そんな中で曾澤のリーダーシップってのが最近際立ってきた。アタクシはそう感じているんだよな。主力のタナキクマルよりちょっとお兄ちゃん。昔はやんちゃしていて酸いも甘いも知り尽くしている。時折見せるどこか余裕すら感じさせる笑顔はまさにチームの兄貴的なオーラが出ているよな。

 そんな曾澤のバットで試合を決めた。見出しの写真のようなガッツポーズもチームを鼓舞する姿だよな。

 キャッチャーといえば扇の要。ここにチームリーダーがいるチームは強いよな。それに打てるキャッチャー。打率も3割超えているし、下位打線でも得点できる要因の一つになっているよな。

 この扇の要がリーダーとして力を発揮できればカープは3連覇といわず連覇を伸ばせる可能性を感じさせる。アタクシはそう思っているよ。

 キャッチャーには若い坂倉や中村奨と逸材がゴロゴロいる。しかし、この曾澤に追いつくってのは本当に大変で高い高い壁となるだろうねぇ。でもいつかはこの壁を乗り越えなきゃならん。そういう意味でも曾澤には正捕手の座を何が何でも明け渡さないよう頑張ってほしいもんだよな。


さぁて、これで4連勝。今日勝って阪神の結果次第ではマジック36が点灯するって話だよな。まぁ焦らんでいい。別に今日じゃなくていい。このセリーグの展開では時間の問題だからな。まぁここにきてこれまで苦手としてきた中日とDeNAに勝ち越せるようになってきたからな、流れはカープがセリーグ優勝になってきているよな。余程のことがない限り、例えばセンターラインに故障者が出たり、大瀬良、ジョンソンあたりが離脱したりなんてぇのがなければ問題ねぇだろうねぇ。

ただ、気を引き締めてね、王者の野球をこれからも詰め掛けるファンの前でしっかり見せて欲しいよな。

今日の先発は最近仕事してねぇ岡田。この辺にもいい投球をしてもらいたいもんだよな。

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