野球情報満載デイリースポーツ/広島、優勝マジック「６」４投手の完封リレーで野村が７勝目
情報源: 広島、優勝マジック「６」４投手の完封リレーで野村が７勝目/デイリースポーツ online
前回記事の続きみてぇになっちまうんだけどな、なぜカープは中日に負け越し、ベイスターズに苦戦を強いられるのか?ってなるとアタクシはやはり投手に問題があると思ってるんだよな。
中日には強力な助っ人陣、ビシエド、アルモンテがいる。ベイスターズにはロペス、筒香、宮崎に加えてソトもいい打者だよな。この辺の影がチラつくイニングに四球や連打を食らってこうした打者たちを迎えてやられちまう。
どうも肝っ玉が小さいというかね、打者一人ひとりという集中力が足りないというかね、そんな感じなんだよな。それは強打者がそろうパリーグ相手でもそうなんだよな。現に今年の交流戦は大きく負け越したわけだしな。
そう考えると中日やベイスターズ戦ってのは日本シリーズに向けた「パリーグ対策」という側面からも見るようになった。
そんでもっての今日の先発野村は果たして日本シリーズで使えるのか?なんせ野村は今シーズンの交流戦は登板なしだからな、ある意味対パリーグに関して言えば「秘密兵器」みてぇなもんよ。そういう意味で野村の投球っては注目だった。
前回登板もいい投球をしながらも白星に恵まれなかった。調子自体は上向きだし、今後の連戦やポストシーズンを考えると早く白星をつけてあげて上昇気流に乗っていきたい。野村もそんな気持ちでマウンドに上がっただろうねぇ。
序盤はヒットを打たれながらも四球が絡むことなく無得点に抑えた。ある意味、これが野村のピッチングというかね、持ち味なんだよな。
2回に松ちゃんが先制打、3回には誠也と広輔で3点。4-0で中盤を迎えたわけだけど、アタクシはこの4回表ってのが今日の試合の流れを完全に決める。そんな気持ちで迎えたんだよな。
この回の先頭はロペス。まぁアタクシはこのブログで何度も言ってるけどな、ロペス、筒香を抑えればこのカードは優位に進められる。カード頭で打たれるとその3連戦ってのは打ちまくられる傾向にある。そういう意味ではこの3連戦に限って言えば、この二人に一発食らっていないってのが勝ち越せた要因なんだろうねぇ。なんやかんや言って相手のポイントの打者をある程度抑えれば相手のペースになることもない。この辺も短期決戦を考えると本当に重要なポイントだよな。
そのロペスを簡単に打ち取ったけど、続く筒香にはホームラン性のファールを連発され、キメにいった球もファールにされて粘られる。10球粘られて四球。この辺、イヤ～な感じがしたのはアタクシだけじゃねぇはずよ。続くソトも8球粘られてヒットを打たれ繋がれる。さぁ、野村の踏ん張りどころだよな。
まぁ打順は下位打線になっていくわけで、ここに宮崎あたりが出てくればかなりヤバい感じだったけど、次の打者は若手の細川。イキのいい打者だよな。一番いいのはゲッツー、次はやはり3塁にランナーを進めたくないわけだから、三振をどうしても取りたいよな。この打者も6球粘られてけど三振に仕留められた。ここが大きかったな。続く伊藤を外野フライに打ち取って無失点。このイニングを切り抜けたことが5回6回のピッチング、そして勝利につながった。アタクシはここが今日のポイントだと思うんだよな。
特に筒香、ソトには粘られてね、心が折れそうな表情も見受けられた。その二人に出塁を許してね、調子の悪い野村ならここはズルズルいかれる展開が想像できただけに、このピンチを切り抜けられてってのは調子が上り調子であるってこと。この辺ってのはいい材料だよな。
今日のように苦しい場面でも四球を連発せずに自分の持ち味を生かしてアウトを一つずつ取っていく投球をしてくれれば、パリーグ相手でもある程度試合を作ることができるだろうねぇ。アタクシは合格点、上げたいですな。
打線の方は飯塚を引きずり下ろした後の左の中継ぎを打ちあぐねていたよな。石田、エスコバー、砂田とね、この辺ってのがひょっとしたら打線下降のシグナルにならんかと少し心配だよな。
さて、これでマジック6。だいぶXデーが見えてきたかねぇ?恐らく20日～のマツダでの阪神3連戦。ここだろうねぇ。仕事もだいぶ落ち着いてきたしな、じっくり胴上げを堪能できそうだな。
明日は試合なしで、ここから変則日程が続くよな。土曜日に中日と最終戦、日曜日は神宮で一試合。その後は阪神だからマジック対象のチームとの直接対決が4試合ある。ここで決めたいよな。まぁ4連敗ししたら…アレだけどな(笑)
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