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大瀬良、最多勝&最高勝率のタイトル獲得!でもあと2,3勝は出来たと思うから敢えて注文をつけてみた

愛すべき赤ヘル戦士
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野球情報満載デイリースポーツ/大瀬良、熱投締め!初タイトル最高勝率当確 最多勝確定持ち越しも輝き放った2018年

情報源: 大瀬良、熱投締め!初タイトル最高勝率当確 最多勝確定持ち越しも輝き放った2018年/デイリースポーツ online

 


カープのエースと呼ばれる投手には3文字姓が多いってのはカープあるあるだよな。古くは長谷川良平、完全&ノーヒッターの外木場、精密機械・北別府、現2軍投手コーチの佐々岡、忘れちゃいけないカープOB会会長の安仁屋さん。安仁屋さんはカープ初優勝の前年までカープに在籍。万年最下位のチームの中で23勝して初のAクラス入りに貢献した。1968年の話だからアタクシの生まれる前だけどな。でもせっかくなので、このメンバーに入れておこう(笑)。

今年のカープのエースはやはり3文字姓の「大瀬良」。ドラフトで指名されたその瞬間から大瀬良はその宿命を背負わされることになる。途中リリーフに回ったりもしたけどな、入団5年目で初タイトル。立派だしうれしい限りだよな。

大瀬良の何が良かったか?アタクシは5月の初旬にすでにその件に触れた記事がある大瀬良大地を蘇らせた「ルール改正」。今年の勝ち頭は君だ!んだけど、まぁ改めて書くけどやはりフォームの修正、いわゆる「二段モーション」が吉と出た。ということだよな。


大瀬良の去年までってのは真っすぐに力がなかった。自信がなかった。なので左打者にはカットボール、右打者にはスライダーで「かわす」しかなかった。その「かわす」球が甘く入り痛恨の一打を食らう場面が沢山あったよな。変化球の威力と言うのは基本、真っすぐの出来で変わってくる。大瀬良がもがき、苦しんだ真っすぐの威力をどう取り戻すのか?これが大瀬良にとって長年の課題だったんだろうと思うわけよ。

昨シーズンはかつてソフトバンクのエースだった斉藤和巳のように足を上げると同時に3塁方向へ顔を向けるフォームに取り組んだのも体が開かないように、真っすぐがシュート回転しないようにといった試行錯誤の上でのフォーム修正だったよな。少し「タメ」ができることで真っすぐのキレ、威力が増したよな。あれで少しきっかけをつかんだような気がした。

そして今シーズンは「2段モーション解禁」となり、いわゆる真っすぐの威力を増すための「タメ」を作るにはもってこいだったよな。まぁそれを素直に受け入れて開幕からそのフォームをモノにしたわけだから、大したもんだよな。

今年の大瀬良はスゴいぞ!と思わせたのは2月に沖縄で行われた巨人とのオープン戦ね、先頭の坂本を三振に打ち取った真っすぐってのがこれまでと全く違った。あの1球だけでアタクシは今年はやるんじゃねぇか?ってビビッときたのよ。あの2段モーションが大瀬良には素晴らしくフィットしている感じでね、予感めいたものがあったのを覚えているよ。

ちなみにこのオープン戦、初回で雨が降ってきてノーゲーム。余談だけどウチの上の息子がこのオープン戦を観る為だけに親に内緒で沖縄に行ったらしい。で、初回でノーゲーム。で、そのまま帰ってきたらしい(笑)
帰ってきてそれを告白してくれたんだけどな、「オマエ、大枚はたいて何しに行ったんだ!?」とざまぁみろと大笑いしてやったよ。(笑)

新フォームから繰り出される威力のある真っすぐを軸に変化球もキレを取り戻して、安定したピッチングをシーズン通して披露してくれたし、何しろ故障もせずにローテを守り切ってくれた。1年だけじゃ判断は難しいがこれまでの試行錯誤ってのは、去年の薮田とは内容が大きく違うだけに「エース」と呼んでもいいだろうねぇ。「カープのエースは三文字姓」伝説を見事に継承してくれたわけだ。

ただ、欲を言えば「もっと勝てた」試合もたくさんあったように思う。まぁ欲張っちゃぁいけねぇけど、あと2,3勝は出来たと思うんだよな。それを邪魔したのは大瀬良の性格ってのもあろうし、もう一つは「エースの覚悟」っていう部分がね、同じ最多勝のタイトルを分け合った巨人・菅野と比べるとまだまだ甘さが残る。もちろん今年初めてエースと呼ばれたわけだから、来シーズン以降の話になるんだろうけど、もう少し投球に「厳しさ」「激しさ」「我慢」ってのを身に着ければもっと勝てる投手になると思うんだよな。20勝できる投手になると思うよ。

巨人の菅野。本当にいい投手だよな。とにかく試合をコントロールできる能力ってのは天下一品だよな。ギアを上げるところはしっかり上げるし、どうしても抑えなきゃならん場面では鬼の形相で打者に立ち向かってくる。試合をコントールできる投手ってのは完投の多さが一つのバロメーターになる。今年は完投が10試合。うち、完封が8試合。これが凄い。これだけ完封できるってのはピッチングで試合を支配している何よりの証拠。すげぇの一言だよな。

何もアタクシは菅野のマネをしろとは言わん。ただ、本当のエースってのは一人で投げ切る覚悟も必要だし、内容も要求される。大瀬良の完投数は2。もちろんチームの方針も影響はあるとは思うけど、菅野に比べると見劣りしてしまうよな。どうしても大瀬良の場合は6,7回でバテが来る。それを9回まで投げる心と体のスタミナ、そして終盤勝ち星が伸び悩んだよな?逆に菅野は夏場以降勝ち星を伸ばしてきた。シーズンを投げぬく心と体のスタミナもまだまだ見直す必要があるだろうねぇ。まだまだ「エース」として名実ともに認められるにはもっと成長していかなきゃならん。期待を込めて敢えてケチをつけてみたよ。

幸いなことに今シーズンはその菅野と投げ合う試合が多かったよな。もちろん大瀬良も何か感じることがあっただろう。得たものがあっただろう。そういう意味では来季の大瀬良の投球を楽しみにしたいよな。ってかまだポストシーズンはあるんだけど、全日程を終えて湯布院の湯につかりながらその辺をじっくり考えて来季への糧にしてくれるだろうよ。

どうやらカープファンが一番心配していたDeNAのCS滑り込みは無くなった。巨人が最終戦で3位を死守。これでポストシーズンの顔ぶれがそろったよな。

巨人とDeNAとどっちがやりやすいか?まぁ去年はDeNAにやられているから巨人と答える同志が多いだろうけどな、それでも巨人のメンバーを見てみれば阿部、長野、坂本は日本シリーズを知っているし、陽やマギーもパリーグで経験して日本一を経験している。カープよりこの辺の経験ってのは豊富だし、ポストシーズンの切り抜け方を体験している選手が多いだけに決して安心できる相手ではないよな。

巨人にしろ、ヤクルトにしろシーズンの成績は全くあてにならんからな、とにかく一戦必勝。自分たちの野球にこだわるならとことん貫き通せばいい。取りこぼしとか去年の悪夢とか余計なことを考えずに戦ってほしいよな。

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