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カープはなぜ日本一を逃したのか?① 完全に守り負け。緒方監督の投手を中心とした守りの野球って何だったんだろう?

2018ポストシーズンの戦い
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野球情報満載デイリースポーツ/8盗塁死でシリーズワースト更新 75年・阪急の7盗塁死を上回る

情報源: 8盗塁死でシリーズワースト更新 75年・阪急の7盗塁死を上回る/デイリースポーツ online


今週は体調が最悪でね…歯は痛てぇし、喉も痛い。ここの所の激務とカープが日本一を逃したストレスか?(笑)。季節の変わり目です。同志の皆様もどうかご自愛くださいませ。

さて、これからは何回かに分けて「カープはなぜ日本一を逃したのか?」シリーズと銘打って日本シリーズ敗退の原因と今後どう改善していくべきなのか?アタクシなりに総括していこうかと思うんだよな。ホント、総括ってのは大事よ。

まずは日本シリーズの敗因ね、まぁ色々あるんだろうけどな、間違いなく言えることは打力、投手力においても骨格となるべきものに関してはアタクシは「互角」だったと思うんだよな。ではなぜ負けたのか?

アタクシは3つの理由があると思う。一つは「守り負け」。二つ目は「日本シリーズでの経験」。3つ目は「起用法」。とこの3つに分けて書こうと思うんだよな。

なので今日は「守り負け」について。

同志の皆様はカープの守備力ってどのように感じてらっしゃるだろうかねぇ?守備と言っても色々ある。内野の守備、連携、外野手の守備範囲、肩、捕手のキャッチングや肩、投手を中心としたベースカバーなんかも守備だよな。もちろん、選手個々の守備力もそうだよな。客観的に見て、カープの守備力ってのはリーグでもトップクラスだと思う。対戦したソフトバンクよりも上だと今でも思っている。なのに「守り負けた」。それは何故か?

カープがエラーで点を取られたのは初戦かな?メヒアのセカンドへの悪送球をきっかけにピンチを作り菊池がデスパイネの打球を好捕しながらも送球を松山がトンネルした、あれね。あれくらいだよな。

むしろ菊池があのゴロを好捕。難しい態勢から1塁手の正面に送球できる選手がどれだけいるのか?菊池ならでのプレーなんだよな。

つまり守備の乱れで負けたわけでは決してないのよ。じゃ何がソフトバンクと違ったのか?大きな違いはゴロやフライを好捕する守備ではなく相手の攻撃を食い止める守備。ここの差がモロに出ちまった。そんな気がするんだよな。

カープはランナーが3塁にいてもなかなか点に結びつかなかった。得点といえばホームランがほとんどでタイムリーはなかなか見られなかった。逆にソフトバンクは内野ゴロの間に得点やスクイズもあったよな。このランナーが3塁にいる時の相手の攻撃をどう封じ込めるか?この差は間違いなくあったと思うわけよ。

例えば内野ゴロで点を取られるケース。もちろんシーズン中は「1点やるよ」という感じで1,3塁ならアウトカウントにもよるけどサード、ファーストは通常の守備位置だよな。でも1点が命取りになる短期決戦は是が非でもホームにやっちゃぁ駄目。そういう気持ちを守備位置に表さなきゃいかんと思う。「俺んとこ来たら絶対にホームで刺すからな!」的なメッセージを3塁走者にビンビン伝わるようなね、通常よりも2,3歩前ね、間ぬかれりゃしゃぁないと。でも正面来たら絶対にホームにはやらんとなれば3塁ランナーもゴロゴーのサインが出ていようが躊躇するもんよ。細かいところだけどそういう部分てのは短期決戦で大事だよな。

第4戦の先発野村はいい投球をしながらもツーアウトランナーなしからの失点が目立ったよな。そんな甘ちゃんじゃ駄目よ。まぁシーズン中にも言えることだけど今年の野村は2軍のピッチャーみてぇにツーアウトとったら脇が甘くなって失点する。こういう投手をシリーズの先発にするほうもする方だと思う。いかに三者凡退ってのが攻撃のリズムを作り出すのかわかってねぇんだろうか?ツーアウトからの失点ってのは本当に守っている方も見ている方も疲れるんだよな。

第6戦の内川の送りバントも簡単に決めさせたよな。続く西田のスクイズも簡単に決められた。この辺の小技ってのも何としてでも阻止するっていう姿勢が欲しい。

送りバントに関しては内川あたりは普段やらんから、なかなかセーフティ気味にはできんわけで、バントの構えなら何が何でもバットに当てさせない配球、バントされても絶対に3塁で刺す気迫ね、そういうものが感じられん。なんか淡白に映ったよな。

でも、アタクシが思うに緒方監督が標榜する「投手を中心とした守りの野球」ってのはこういう部分ができなければ成立しないと思うわけよ。

菊池や広輔が繰り出す派手なプレーだけが守りじゃねぇのよ。絶対に先の塁には進めない、ホームには来させない、投手が投げる前から攻撃する側に重圧を与えるようなことをすることも大事な「守り」だと思うわけよ。

逆にカープはソフトバンクの守りに沈黙してしまったよな。そう甲斐の強肩の前になすすべなく終わっちまったよな。

アタクシも甲斐という捕手を見たことなかったけど、すごい肩をしているよな。城島以来の衝撃を受けた。セリーグにはいないキャッチャーだよな。

アタクシは初戦から盗塁死しようがお構いなく走るべしといってきた。甲斐の強肩を見せつけられても盗塁を仕掛けることは有効と考えていた。なぜなら盗塁はキャッチャーだけの力ではないからなんだよな。投手のモーションやクセといったキャッチャーにはどうにもできない部分もある。つまり盗塁を仕掛けることによって投手を崩していくためには有効と考えていた。まぁカープは一つも盗塁を決められなかったわけだから、甲斐の肩だけではなく、投手も優秀だったてことだよな。これぞ投手を中心とした守りの野球なんだろうねぇ。

なかなか決まらない盗塁にカープベンチが先に切れちまったよな。5戦目、6戦目あたりになるともうヤケクソ気味だった(笑)。特に第6戦の安部の盗塁死ね、前回の記事2回の盗塁失敗で流れが完全に遮断。監督のゲームメイク力の差か!?新井選手、本当にお疲れさまでした。でも書いたけど最終的にはあの盗塁死でカープのベンチムードはどん底になった。守りでカープを黙らせた。そんな印象だったよな。

外野の連係プレーもソフトバンクは素晴らしかったよな。カープ自慢の走塁を2度ホームで刺した。あの辺も肩の強さだけじゃなくて、中継のポジショニングや声の連携というのも出来ていたんだろうねぇ。

カープは今後、いかに失点をしない体質を作るのか?緒方監督が「投手を中心とした守りの野球」を実現するのなら必要な部分だと思うよな。

そういった指導が現コーチ陣に期待できるのか?この辺のコーチ陣も改革というかね、いつも同じ顔触れではなく選手同様「競争」が必要だろうねぇ。やはり日本一を経験している投手コーチは是が非でも欲しいよな。ま、松田オーナーにはご一考願いたいですな。

今シリーズは明らかにカープは「守り負け」。この差は結構デカいと感じたよな。


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