カープはこれからFAとどう向き合うべきなのか?

カープはこれからFAとどう向き合うべきなのか?

広島の街で久しぶりに巻き起こったFA狂騒曲は、丸佳浩が巨人移籍を表明して静けさを取り戻した。それまでが騒がしかっただけに、寂しさに打ちひしがれているように、広島の街は静まり返っていた。

情報源: 丸佳浩とカープ、必然の別れ。FAは忠誠心の踏み絵ではない。

丸のFA移籍のニュースから1週間経とうしているけどな、相変わらずFacebookやTwitterなんか覗くとね、まだまだ同志の皆様、腹の虫がおさまらねぇ!そんな投稿で溢れているよな。そら、せっかくリーグを代表する選手になったとたんにFAで移籍されたらたまったもんじゃねぇよな。特に丸のユニを持っている同志は扱いに困るよな。中には雑巾にどうぞなんてぇ見出しでメルカリに出品している者もいる。まぁ気持ちはよ~くわかるよ(笑)。

逆にそのような動きや丸への誹謗中傷をいさめる者もいる。まぁ大好きなカープに関わった選手なんだからそれを見ていい気がしないというのもわからないでもない。

アタクシはまた怒られそうだけど、丸のFA移籍というのはカープファンとしては正直頭に来る。それもよりによって巨人ってのがね、これが一番頭に来る。同じような気持ちの同志がほとんどだと思うんだよな。

弱い時代からのカープファンならね、アタクシを含めて主力がFAで金満球団への移籍ってのはある程度免疫がついていると思う。だから丸がFA宣言した時点で出るだろうなぁと。「別れの予感」を感じたと思うわけよ。でもあの当時と今では大きく違う点がある。それは今のカープの強さ、優勝争いができるチームってこと。

弱い時代、金本や新井は「優勝」したい。だからカープを出て行った。アタクシはこの気持ちはよくわかるのよ。あの当時のカープにはその気配すらなかった。松田オーナーも「優勝しなくていい、最下位でいい」と公言していたからな。そら球場で頑張っても勝てずにヤジられてうつむく毎日はイヤなもんよ。勝つ確率の高いチームにいって拍手喝采浴びたいもんよ。「プロ」だからな。

今のカープは3連覇している。これを「弱い」と感じる人は頭がどうかしている。だれがどう見ても「強い」のよ。来季だって4連覇、優勝争いには間違いなく絡んでくるだろう。

だから、もう「強いチームに」という理由で出ていかれることはない。丸がFA宣言しても当然残留という選択肢を選ぶ確率も弱かった時代よりはるかに高い。年俸だって決して安いわけじゃない。アタクシは適正価格だと思うわけよ。

わかりやすく言えば、選手がFAで他チームに移籍する理由が以前に比べれば数段少なくなった。つまりカープという球団は相当魅力的なチームになったということ。それをファンは肌で感じているからこそ丸の残留の芽は十分にあると踏んでいた。

アタクシはFA免疫がついている方だから移籍となってもロッテなら仕方なしと思っていた。そういう同志も多かったと思うわけよ。その裏にまさかカープの敵である巨人に移籍するんてぇ、あの丸が考えるはずがない、そんなことをやるはずがないと勝手にに思い込んでいたんだろうねぇ。

しかし丸が選択したのは巨人。よりによって巨人。そうか、はやり金か。あの丸も結局は金かと。

思い込むのは勝手といわれてしまえばそれまでだけどな、結局はその思い込みが一方通行だった現実を知った時の虚しさ、情けなさって気持ちのぶつけどころが「裏切り者」という表現になっちまった。ロッテを選んでいれば、ここまで盛り上がらんかったろう。一言で言えば丸は金を積めば平気で裏切る男だと思われちまった。いっそ「子供のころから憧れだった巨人に声を掛けてもらったので残りの野球人生は巨人に世話になる」といった方がすっきりしたんだろうと。前回の記事で書いたように、もう心は巨人に行っていた。あとは世話になったカープファンに伝えるタイミングをどうするのか?ってのが丸の悩みのメインだったのよ。もう決まっていたのよ。結局はその態度がカープファンの反感を買っちまったってこと。作戦ミスよ。

まぁ これで丸のことは書き納め。あとは丸が引退した時に少し触れるくらいで終わらせたいねぇと思っているんだけど、もし触れることあるとすれば、来オフのFAでカープ球団がまたしくじった時この話題が出るかもしれん。
来季は菊池、會澤、野村、そのあとは広輔と3連覇の主力が次々とFA権を取得する。松山だって宣言せずに残留だからいつでも使える。出ていく選手ばかり非難するってのもどうかと思う。丸の問題でもこれだけ反響があったわけでね、これを繰り返すのは球団もファンも望んでいないはず。と、なればカープ球団が今後このFAとどう向き合っていくべきなのか?ここを考えんと同じことの繰り返しになるような気がするんだよな。

当ブログはコメント欄ってのはあまりにぎやかではないんだが、アタクシにメールで意見を下さる読者の方が結構いらっしゃる。その返事を書いているときにふと思ったんだけどな、このFA移籍で鬱憤の溜まったカープファンを今後のFA問題ある程度納得させることって何だろうか?と。その答えが今後カープがぶち当たるFA問題を切り抜けることになるのではと。それは何か。

一つは来期以降のFA資格を得た選手の全員を残留させること。できれば宣言残留が望ましい。

その為には今行われている契約更改ね、これがカギになるだろうねぇ。

カープ球団がその気なら、当然来季FAの菊池、會澤には「複数年契約」を提案するべきだろうねぇ。これに対し選手側がどう出るかってこと。単年契約なら丸と同じようになる可能性は高まる。ならその準備をしっかりしないとな。FA宣言したら宣言残留は認め、争奪戦になればマネーゲームに挑むことも必要だろう。あ、これはあくまでFA問題でファンをある程度納得させるためにカープ球団が取るべき行動であって、カープにその気がないのなら絵にかいた餅的理論であることは忘れずに(笑)

それでも他チームに移籍となっても、必要な選手はマネーゲームも辞さないという姿勢をカープは見せるべきだと思うんだよな。実際、カープは誠意を見せながらも結局は「金」で決められてしまった訳だから、「金」で勝つってこともあるよ、というのは絶対に必要だと思うんだよな。悲しいかな選手に「残ってほしい」「誠意」ってものの物差しが「金」であることは今回のことでよーくわかっただろう。黒田のケースは本当にレアケースだってことよ。

もう一つはカープがFAで選手を獲得すること。

まぁ誰でもいいってことじゃねぇけどな、少なくともカープが選手を取られるだけのチームではないんだよってのを知らしめることは絶対に必要だと思うんだよな。

これまでは本当に経済的な理由でFAを取ってこなかったけど、丸に17億出せるなら十分FA戦線に参戦できる力があるってこと。もちろん選手は選ぶべきだろうけど、もうFA補強はやるべきだろうと。これをすることでファンも一つのコンプレックスを払しょくすることができる。

出るばかりでなく、カープに入ってくれる選手がいるってだけでかなりFA問題ってのはファンにとっては動揺を抑えられると思うんだよな。

まぁ今年はFAは大体片付きつつあるんで今からってのは難しいけどな、例えばオリックスを自由契約になった金子千尋なんかはFAではないけど手を上げてもよかったような気がする。こういういい選手を獲得するって意思表示をするだけでもいいと思うんだよな。同じく西もね、カープは先発足りないんだから、動いてもいいとは思うんだよな。

育成も大事だけど、それ以外の補強ってのもカープ球団は積極的に動くべきだろうねぇ。球団ももうワンランク上の球団経営に乗り出す必要がある。そう思わざるを得ない今回のFAだよな。

何もFA資格を持った選手を全員とは言わん。丸だってカープに取っては必要な選手だと思うし、是が非でも残留させることがファンへの正しい答えだと思う。もちろん選手の権利だから行きたい球団があれば仕方ない部分もあるけどな、なんとしてでもっていう姿勢をカープはもっと見せるべきだと思うよ。

菊池だってチームの顔だし、會澤も打てる捕手としては本当に重要な戦力。絶対に手放してはいかんよな。

ただね、悲しいかな丸、菊池、會澤、その後は広輔、やがては誠也。これ、みんな関東の出身なんだよな。この辺の出身地ってのもFA問題に影響してくるんだろうねぇ。そうなる今後のドラフトも地元中心で固めるって方針も必要になってくるかもしれんよな。関東の選手と地元の選手、同じ力なら地元って感じでね、その辺も案外ポイントだったりすると思うよ。

まぁいずれにしても、カープ球団はこのFA問題ってのは避けて通れる道ではない。育成球団であるがゆえにその育成が上手くいくといずれはこの道にぶち当たる。毎度毎度ファンを悲しませていいのかと。カープはなんかしらの答えや方向転換を出すべきだと思うよ。

とは言え、育成に力を入れるなというわけではない。主力が抜けるダメージもあるが若い選手が出てくるチャンスでもあるし、それがカープの魅力であることも確か。でもやはりバランスは大事。育成していきながらもFAに向き合う姿勢をね、カープは真剣に考えるべき。アタクシはそう思いますな。

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