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高卒ルーキー小園がプロに順応できる理由。

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野球情報満載デイリースポーツ/ドラ1小園、巨人戦でマツダデビュー 開幕1軍へ「ここからが勝負」

情報源: ドラ1小園、巨人戦でマツダデビュー 開幕1軍へ「ここからが勝負」/デイリースポーツ online


そろそろ桜の開花はいつだ?みてぇな話題が天気予報観てると聞こえてくる。桜の季節といえば卒業と進学・就職シーズンだよな。

アタクシの上のせがれもこの春から社会人。もう別れて暮らして10年になるけど、ひねくれず真っすぐ育ってくれた。お世話になる企業もそれなりに名の通った会社。せがれの母親とせがれを支えてくれた人たちに本当に感謝だよな。

そのせがれと酒を呑んだ時にこれから大事なのは会社で何をするのか?その心構えが大事なんだよと。配属先が気に入らねぇとか、上司がむかつくとか色々あるだろうけど、その会社で自分がすべきことに向かってしっかり取り組む。今の上司に恵まれず評価されなくても、頑張っているその姿を見てくれる人が必ずいる。会社に入ることがゴールではない。ここからが人生の本当のスタートだ。みてぇな話をした。

まぁアタクシも仕事柄、学生から社会人になるアルバイトさんにも同じ話をして送り出している。先週も一人巣立つ子にそんな話をした。まぁ本人がどうとらえるかは別にして、就職したことで満足していると、いざ会社に入ってその満足感を打ちのめされ、自分の考えていた社会人像と実際の社会の厳しさのギャップで5月病になる人はたくさんいる。この「心構え」ってのは本当に大事だと思うんだよな。

プロ野球の世界もそう。当然その選手一人ひとりのプレーヤーとしての「ピーク」ってのはそれぞれある。高校時代がピークの選手は大学・プロに入って伸び悩むのもいれば、高校時代は無名や控えながらも大学・社会人で頭角を現すものもいるよな。

少年野球やっている子の夢は「プロ野球選手になること」。大体こう答えるわな。実際、プロ野球選手になったけど、そこから鳴かず飛ばずの選手はごまんといるよな。中には故障に悩まされる選手もいるだろう。プロのレベルについていけない選手もいるだろう。自信を無くす選手もいるだろう。まぁ厳しい言い方をすると結局は「プロ野球選手になれた」ことで満足しちまっている選手ってのはその先の道は暗いだろうねぇ。

会社もそう。念願の大企業に入れても、3年以内の早期退職者は3割以上だそうな。アタクシみたいに自営業の人間からすれば、毎週きちんと休みがとれて、福利厚生も充実。年金だって国民年金よりも厚生年金の方が老後を考えたらはるかにいい。アタクシは生まれてこのかた「ボーナス」なるものをもらったことがない。折角狭き門を突破したんだから頑張ればいいのになんて思うよ。まぁ中に入ると色んなものが見えて来たり、やりたいことができない不満てのもあるんだろう。でも個人的な意見だけどそれも修行と思って頑張ってみるとそれの経験となって何年か後に必ず生きてくるもんよ。と思うんだよな。

おっと、脱線しちまったねぇ(笑)。

野球の話に戻すとね、やはり「プロ野球選手になる」ことが目標の選手と「プロ野球選手として活躍する」ことが目標の選手とではやはり後者の心構えを持った選手の方が一流になる確率は高いだろうねぇ。

例えば引退した新井氏はそら入団した時から「ヘタクソ」だったよ。なんとかプロ野球選手になった、なれたって感じの選手だったからな。それでもカープも根気よく面倒見たし、新井氏自身も練習に練習を重ねた結果、タイトルまで取ることができたよな。でも、こういう選手は稀なのよ。余程、精神力がないと絶対潰れてしまうだろうよ。

カープにドラフト上位で入団しても芽が出なかった選手は沢山いるよな。もちろん色んな理由があって1軍すら上がれなかった選手もいるだろう。故障で鳴かず飛ばずの選手もいただろうねぇ。恐らくそういう選手は「プロ野球選手になる」ことが目標だったんじゃねぇかなぁとぼんやりだけど思うんだよな。


前置きが長くなっちまった(笑)。ようやくここで我らがルーキー小園のハナシ。

この選手、高校生では無敵のショート。でも世の中は広い。もっと上手いショートはいくらでもいるだろう。でも小園は入団から日本を代表するショートになるとハッキリ口にしているよな。

ポジションもショートにこだわりがある。

今、カープを見渡しても出場機会を得るために複数ポジションを練習している選手が沢山いるよな。そんな環境に身を投じてもショートにこだわっているってのは自信満々というよりは、それが小園にとっての「目標」なんだろうねぇ。プロ野球選手には当然なるって前提で物事を考えている。あくまでも自分の野球人としての目標が日本を代表するショートになるってこの「心構え」ってのが素晴らしいよな。

そんな志をもった選手にプロ野球選手になれたらいいなくらいの選手が勝てるわけがない。そのくらい小園の高い意識を持ってプロに入ってきたんだろうねぇ。

夏の甲子園が終わってから、日本代表や国体での試合ではプロを意識してか木製バットを使っていたよな。こういう選手がドラフトで指名された高校生でどれだけいるだろうか?ロッテに入団した藤原くらいなんじゃねぇかねぇ?

入寮の時も木製バットを持参したという記事を見たことがある。こういう行動一つとってみても、プロで成功するという意識の高さを感じるよな。

そしてキャンプ初日の小園の下半身は凄いことになっていたよな。とても高卒野手の下半身じゃなかった。キャンプについていく、それも1軍キャンプで脱落しない為にも基礎体力をしっかり鍛えてきた証拠だよな。本当に感心するよ。

こういう意識の高さが高卒ルーキーでありながらプロに順応できる大きな理由だろうねぇ。本当に素晴らしいよな。

他球団なら即ショートでとなりそうな逸材だけど、カープには田中広輔がおる。本当に小園にとって高い壁だよな。広輔だって高卒ルーキーにショートを追いやられるわけにはいかんよな。それでも小園は臆せずショートのポジション取りを虎視眈々と狙っている。広輔もうかうかできんよな。

広輔を下げて小園をショートで起用する明確な理由はまだない。広輔がはるかに上。当然開幕ショートは広輔だろう。小園は試合経験を積ませるためにファームに回る可能性が高いよな。でもなんだろう?決して力がないからファームっていうことじゃなくて、本当に近い将来カープのショートを担う姿が想像できる。できるから、いつでも行ける準備をするためにファームで試合勘を養って、爪を研ぎ澄ませておくといった方がいいかねぇ?当然、小園自身もそういう気持ちでファームのゲームに取り組んでいくだろうねぇ。こういう選手は絶対に出てくるよな。

オープン戦は恐らく最後まで帯同するだろう。1分1秒でも1軍のプレーや選手に触れることは絶対に大事だからな。そしてファームで経験を積んでだ、秋にはひょっとしたらポストシーズンの秘密兵器なんてぇくらい成長してるなんてぇ想像してるとワクワクし過ぎて鼻血がでそうだからな、今日はこのくらいにしとくわ(笑)

小園海斗。楽しみな選手だよな。

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