その実力に疑問符がつき始めたコーチ陣。オーナーが変わらない限りメスを入れられないのか?

その実力に疑問符がつき始めたコーチ陣。オーナーが変わらない限りメスを入れられないのか?

野球情報満載デイリースポーツ/東出コーチ“初仕事”選手に打撃指導

情報源: 東出コーチ“初仕事”選手に打撃指導/デイリースポーツ online

昨日はゲームはお休み。恐らく今日の広島の天気予報を見るとどうやら今日もできそうにねぇよな。

なんとなくホッとしているのはアタクシだけじゃないはず。流れを変える恵みの雨であってほしいよな。

と、いうことで今日は書くことねぇんだけど、いい機会だからな、カープ不調の要因の一つとして最近ヤリ玉に上がり始めたコーチ陣についてね、ちょっとぼやこうかと思うんだよな。

カープのコーチ陣ってのは昔から「純血主義」。いわゆるカープOBを中心とした布陣だよな。まぁ言い換えると昭和から続いている慣習をけなげに守り続けているなんてぇのは言い過ぎかね?(笑)。

確かにアタクシが子供のころのプロ野球ってのは、今のようにFA制度はなかった。まぁトレードは今まで以上に活発ではあったけどな、ある意味この頃は「終身雇用」の時代。球団に貢献した選手が監督・コーチになるってのはカープに限らずどの球団でもあった。かつてのチームのスターが監督になることで観客も増える。その時代では当たり前だった。

それが崩れたのはいつからだろう?そう考えた時に真っ先に頭に浮かんだのは王さんが巨人の監督までやりながらも、パリーグのダイエーホークスの監督に就任したのがきっかけだったような気がするな。

未だに監督は球団OBにこだわるチームもある。巨人はもちろんだけどカープ、中日、といった伝統のある球団。パリーグも西武なんかはOB監督にこだわっているよな。

長嶋さんとならぶ「巨人」の代名詞である王さんが巨人と決裂するなんてぇ、アンチ巨人からしたら気持ちよかったけど、巨人ファンはびっくりしただろう。この時代あたりから出身球団にこだわらない監督選びをする球団が増えてきた。

巨人と並んで伝統のある阪神がわらをもつかむ思いで、ノムさんや星野さんに監督を依頼した。これでダメ虎が一気に変わっていったのは記憶に新しい。ん?もう15、20年くらい前の話か?まぁ年を取るとそのくらい前は最近なんだよ、文句あるか?(笑)

その阪神が躍進していたころのカープってのは最悪な時代だった。第二次山本浩二政権は万年5位でも続投。とうとう5年目のシーズンは最下位に。ミスター赤ヘルが最後は本当にみじめな姿でユニホームを脱いだんだよな。

この年にいわゆる球界再編問題が持ち上がった。カープが無くなる?ホリエモンに買われる?1リーグ制?様々なうわさが飛び交った。

アタクシもこれではカープはいかんと思った。無くなると思った。今は銀座あたりにあるけど、あの当時は新宿に広島のアンテナショップがあってね、そこで樽募金やってると。当時小学生の息子をつれて募金しにいったもんだよ。

昔話はこのくらいにしておこう。

この頃アタクシはブログというのはやっていなかったので、カープの掲示板にカープの改革案みてぇなのをぶち上げ、いろんなカープファンと議論した。カープ再建の為には新球場を、活発なトレードで外部の血を導入しろ、ドラフトでいい投手を取れ、FAで大物取れ!とかね。今とそんなに変わらんのよ。

その中で、話題に上がった一つに「コーチ陣をなんとかせぇ」という声も多かった。金本が抜け、優秀な助っ人も抜け、結局カープは選手を育てるしかなかった。で、このコーチ陣で本当にいいのかって感じだった。あ、ちなみに今のカープの状況ってのは、金本がFAで抜けた時と結構似ている気がする。歴史は繰り返すんだねぇ(笑)。

カープのコーチに対する考え方、価値観というのはあの当時と全く変わっていない。唯一例外はタクローさんだろうねぇ。横浜を飛び出てカープと契約。そして引退後はコーチとして実績を残してくれた。

打撃に関する考え方ってのは独特だけど、これはタクローさんが若い選手の多いカープに入ってから試行錯誤を繰り返しながら編み出したコーチングだと思うんだよな。だからヤクルトに移籍しても同じことをやろうしてもうまくいかないだろう。でも、今シーズン終盤から来期にかけては結果を出し始めると思う。まぁヤクルトもこの成績だからな、首脳陣刷新は十分に考えられるけどな。

河田さんもカープからトレードで西武へ。その後はずっと西武のコーチでパリーグ畑の方が長かったコーチ。外部のことを知っているコーチってのはこれまでのカープの中では非常に貴重な存在。チームを変えてくれた、強くしてくれたのは間違いないよな。

それ以外は全部OB。それもレギュラー張っていた選手は少なく、いわゆる「エレベーター選手」でコーチ陣を形成している。これは今も昔も変わらない。

本当かどうかはアタクシは広島に住んでいないので何とも言えんけど、結局は松田オーナーのお眼鏡にかなわんとコーチになれん。一言で言えば「イエスマン」。まぁこの話は昔からある。

例えば高橋慶彦さんは松田オーナーに盾突いてカープを追われた。衣笠さんが監督になれなかったのもそう。

それでもみんな猛練習を積んでここまでになったのはカープのおかげ、恩返しをしたいと思っている往年の名選手はいっぱいいるはず。それをカープは昔から活用できていないんだよな。

今のカープコーチ陣で現役時代の実績のあるのがどのくらいいるのか?まぁ佐々岡コーチくらいかねぇ。沢村賞、最多勝、ベストナイン、リーグMVPとね。まぁこのタイトルは全部1991年に獲得したもの。それでもそれ以外の年も先発に、抑えに頑張ってくれたからしっかり「記憶に残る」選手ではある。

東出コーチはベストナインを2度、広瀬コーチはゴールデングラブのタイトルは取った。けど東出コーチの打撃は決していい記憶ない。非力でホームランはまず打たん。東出のホームランで印象に残っているのは甲子園で決勝ホームランを打ち1-0で勝った試合くらいかな?あとは単打だけ。ツーベースだってあまり見たことないもんな(笑)打撃が上手いと感じたこともない。

広瀬コーチも失礼だけど輝きを放ったのは1,2年。あとは故障に泣いたり、打撃がどうしても安定しなかった。

迎コーチはオリックスからトレードで来てそのまま引退。右の代打要因といったところだろうねぇ。

山田コーチは確か中日からトレードで来た。音という左の好打者と一緒だったけど、印象としては音の方が残っている。山田もどちらか言えば守備要因。コーチをやっていたのは知っていたけど、まだいたとは思わんかった(笑)。

植田コーチは控え捕手。達ちゃんがバリバリの時。2番手に左打者で打撃のいい山中、確か堀場という捕手もいた気がする。植田コーチは3番手、4番手。まぁ今のカープで言えば白濱かな?

達ちゃん引退後は南海から移籍してきた西山がマスクをかぶることが多くなり西武に放出した。現役時代の印象はあまりないんだよな。

あ、高ヘッド、忘れていた(笑)。高コーチも現役時代は守備要因だったかな?現役時代から線が細くて非力だった印象が残っているけど、プレーでの記憶は全くない。

お世辞にもコーチになれる実績を持っているわけでもなく、それでも長きにわたってコーチ業をやっている。時には2軍、3軍、そしてまた1軍みてぇな感じだよな。顔ぶれが変わらんと選手にも刺激にならん。なぁなぁになるってもどうかと思う。だからコーチは頻繁に変わってもいいと思うんだよな。

今や8連勝中と波に乗り始めた中日。ここのコーチ陣ってのはスゴイなと思ったよ。まずヘッドコーチに西武でリーグ優勝、ロッテでも監督を務めた伊東さん。ベストナイン10回、ゴールデングラブ11回、正力賞ももらっている。

波留打撃コーチは横浜でマシンガン打線のトップバッターを務めたパンチのある打者。村上打撃コーチは近鉄、いてまえ打線の中心選手。両者ともガッツあふれた姿が印象的だった。カープにはいないタイプの打者だった。

阿波野コーチは近鉄のエース。あの伝説10.19の川崎球場ダブルヘッダーの時代のエース。ちなみにこの時の近鉄のメンバーというのは指導者としても優秀な人が多い。キャッチャーの梨田さんはいくつもの球団の監督を務めたし、吉井コーチは日ハムやロッテで投手コーチをしている。あの緊張感、大接戦、負けたら終わりのサバイバルを経験している猛者の一人だよな。

守備コーチの奈良原コーチは守備の達人といわれた選手。菊池のような派手さはないけど西武のショートとして一時代を築いた。

そしてこのコーチ陣、共通するのは他球団を何球団も渡り歩いた人ばかり。コーチ経験が豊富な人が多い。

個人的にはこういう経験豊富な、あ、カープのコーチ陣達も長くやっている人が多いから経験としてはそれなりだけど、視野というかスケールが小さいんだよな。赤い帽子しか指導してねぇんだから、やはりその差ってのはデカいよな。だからこそ、経験豊富な外部の血を入れることによって選手・コーチお互いの化学反応を期待したい。今のカープのコーチ陣をみるにつけ、そう感じてしまう同志も多いだろう。

例えば1塁コーチ。アタクシはここには盗塁の数をそこそこ残したコーチに座ってほしい。申し訳ねけど山田コーチにそれは期待できん。リードの取り方とかスタートのタイミングとかね、グランド上で指導、指示できるのが1塁コーチの役目よ。レガースやひじ当てをボールボーイに渡すのが仕事じゃねぇっての。

3塁コーチも走塁のセンスがある人がいい。昔、高コーチは壊れた信号機なんてぇ異名をつけられたけどな、そういう状況判断にたけたコーチというのは現役時代の経験がモノを言う部分が大きいと思う。

投手コーチはパリーグ出身者にお願いしたい。もしくは中継ぎの経験がある人がいい。そして一番大事なのは監督にモノを言える人がいい。まぁ佐々岡コーチは優しい性格だからどうしても調和を重視して監督の決断待ちといった感じだよな。

順位次第では緒方監督は辞意を申し出るだろう。それを松田元が突っぱねる可能性は非常に高い(笑)。ならば緒方監督が大幅なコーチ人事の刷新や、監督に肝いりのコーチの入団などを条件にしてもう1年やるって話なら動くかもしれんけどな、まぁこの3連覇で松田元にモノを言える人はほとんどおらんだろうねぇ。それがカープの闇の部分でもあるんだよな。

ある意味、カープの現状ってのは一つの時代の終焉を見ているようなんだよな。何も緒方監督がこのチームを作ったわけではない。ブラウン監督のトリッキーなオーダーもある意味刺激になっただろうし、野球の考え方ってのも新しいエキスを吹き込んでくれた。何よりも闘争心を持ってプレーするってのはあの人の退場回数を見ればわかるよな(笑)。

野村謙二郎監督は策士策に溺れるタイプだけど、選手を鍛えるという意味では大きな功績を残してくれたと思う。ブラウンが畑を耕し、野村謙二郎が種を撒き、水を撒く、そこに石井琢朗コーチや、河田コーチが飼料を撒いて、新井さん、黒田さんが選手の細かい部分をケアしてあげてプレーに専念させて出来上がったチーム。その結果が3連覇なのよ。

まぁ今のコーチにやり方変えろってのは無理だろう。だからコーチ陣の刷新というのは必要。そもそもカープのコーチ陣てのは他チームに比べても人数も少ない(笑)。前出の中日は1軍が監督含めて11人、2軍は12人もいる。カープは1軍9人2軍9人。廃部寸前の野球部みてぇだよな(笑)。

育成球団の道をこれからも歩んでいくなら、もっとコーチはいてもいいと思うし、育成だけじゃ勝てない部分ってのは指導者の経験や勝負勘ってのも絶対に必要になってくる。短期決戦や交流戦で勝てるチームにするにはそういったエキスは絶対に必要なんだよな。

まぁ、今季はチームの過渡期と思えば最下位でもいい。でもこれで黄金時代を終わらせてはダメ。選手の入れ替えも必要だけど、さらに優勝を狙うチームにしていくには外部の血も必要。もう何年も前から言ってはいたけど3連覇したんで言わんかっただけ。それもこれもカープは松田元次第。個人的にはこっちの時代は早く終わってほしいと思うよ。

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