バティスタのパワーとクレバーさに脱帽。西川龍馬に1番打者の適性を感じたセーフティバント

バティスタのパワーとクレバーさに脱帽。西川龍馬に1番打者の適性を感じたセーフティバント

 「広島-阪神」(2日、マツダスタジアム) 広島が六回、バティスタの満塁弾などで、阪神・先発の高橋遥をKOした。

情報源: バティスタ、満塁弾で阪神・高橋遥をKO 西川適時打で一挙5点

カープってのは昔から左の本格派を苦手としてる。古くは中日の今中さん、先発やっていたころの阪神能見、今ではDeNAの今永あたりは全く打てそうにない(笑)。

昨日の阪神先発、高橋遥人も恐らくカープが打てなさそうな投手。前回の甲子園では三振の山を築かれたのは記憶に新しい。

とにかく真っすぐの質がいい。その真っすぐを中心にスライダーとツーシームかな、後は少しチェンジアップを投げる。これは左打者に有効だよな。

でも被打率で言うと右打者の方を抑えているみたいだねぇ?まぁ一つ言えることはタイミングが右打者の方が合わせづらい。そういうのはあるかもしれん。

高橋遥人は足をあげてからテイクバックでワンテンポ「ため」がある。カープOBの大野さんがそうだったよな。足をあげてテイクバックと同時に軸足に力をためて投げ込むフォーム。あの大野さんほどではないけどな。それとセットで投げる時ってのはなかなか投球動作に移らない。少し時間をかける。これもある意味一つの「ため」なんじゃないかなぁと勝手に思っている。

そのためとは真逆に腕の振りが早い。もしかしたら右打者の方が球の出所が見づらいのかもしれん。

カープの打者はこの「ため」と「腕の振り」にタイミングを合わせられない。振り遅れている打者もいれば、早く打ちに行ってるけど球がまだ来ていないというのもあるから、恐らくそうなんだと思う。

だから高橋遥を攻略できる選手とできない選手がいる。で、カープは攻略できない選手が多い。だから苦手ということなんだと思うわけよ。

タイミングが合わせられているのは西川と誠也。たぶんこの二人だけだと思う。まぁ二人ともマルチヒットだもんな。

全くあっていなかったのがメヒアと會澤、そしてバティスタ。特にバティスタは滅茶振りが目立った。何でもかんでも振りに出ていたよな。1,2打席目の三振を見れば、タイミングが取れなくてイライラしていたのがよくわかる。

でも、バティスタという選手は本当に頭がいい。クレバーで勉強熱心。うちの息子にしたいくらい(笑)。

3打席目でようやく、なんとなくだけどタイミングをつかんだ。それが3打席目のサードゴロだよな。これがきっかけになったような気がする。「あ、当たった」てな感じでその感触とタイミングをしっかり頭の中にインプットしたんだろうと思う。

そして4打席目のグランドスラム。見出しの写真を見てもバットの芯を思い切り外している。外しているけど、タイミングがあった。後はバティスタのパワーでスタンドまで持っていった。このパワーはやっぱ、凄いわな。

逆に打たれた高橋遥はショックだったろう。普通の打者ならドン詰まりの内野フライだろう。打ち取ったと思っただろうねぇ。

まぁこれで試合が決まったわけだけど、今後も高橋遥との対戦はあるだろう。この投手が去年2勝、今年も2勝(4敗)というのが信じられない。勝ち星が何よりの成長の糧なんだから、阪神ベンチも少し白星つけられるような配慮をしてあげたらと思うけどな、阪神は後ろがしっかりしているからな。ま、カープ的にはおとなしくはしてほしいけど、一野球ファンとしては非常に魅力的な投手だと思うけどな。

西川龍馬の1番打者としての適性能力というかねぇ、しばらくは1番で使うべき。そんな活躍だったよな。

まずは初回、先頭打者としてヒットで出塁。これね、1番打者が初回ヒットで出ると、「よし、今日はイケそうだ」とチームメイトは思うんだよな。これってベンチのムードを盛り上げるには最高なのよ。このムードで初回先制できれば、今日はイケるとプレーが前向きになれる。

それと、打撃職人的な印象だけど、視野の広さにも感心した。まぁベンチの指示もあったかもしれんけど、阪神の1,2塁手は二人とも助っ人。投手は左投手の高橋遥。左投手は投げた後、一塁側に背を向けることになる。そこにマウンドとファーストの間にセーフティーバントをやられると右投手より左投手の方が背を向けている分対応が遅れる。そしてファースト、セカンドは助っ人。特にセカンドのソラーテは来日しても日がたっていないし、連係プレーなんか二の次なんだろう。この辺をうまくついてきたあたり、龍馬の曲者としての存在感も感じられる。いい1番打者になれるんじゃねぇかな?野間も自分の打撃だけではなく、1番センターの位置をつかみ取るには足りないものがまだまだたくさんある。ちょっと差をつけられてしまったかな?

まぁでもやっぱり大瀬良だろう。無四球の完封。それほど調子はいいとは思わんかったけど、力むことなく冷静さが際立ったマウンドだった。

勝てなかった時期、一発攻勢に泣いたってのが多かった。その辺をカッとならずに冷静に自己分析したんだろうねぇ。勝ち始めてからは被本塁打が劇的に減った。

夏場、そして勝負の9月を勝ち抜くためには、エースが登板する日はどうしても計算してしまう。計算するからこそ、エースで負けると結構、凹む。

ある意味、この日の大瀬良の冷静なピッチングってのは、ペナントが佳境に入ってくると熱くなる傾向にある中、非常に重要な存在になる気もする。この日は比較的一発の少ない阪神相手ということも冷静さを保てた要因だろうけどな、DeNAあたりにこうした冷静な投球を見せてくれると心強いよな。

DeNAが巨人に逆転勝ち。これで2.5差。カープが3差で3位。いよいよ詰まってきたって感じだよな。こういうセリーグは久しぶりだし、この混戦を切り抜けてカープが優勝するのをずっと待ち望んでいた。ハラハラドキドキの毎日。一つ勝てば盛り上がり、一つ負ければおいていかれる恐怖感に苛まれる。

ぶっちぎり優勝に慣れてしまっている、最近のファンには大変な展開だよな。でもアタクシはここを抜け出して優勝したら、恐らく今シーズンのカープが4連覇の中で一番強いと思う。強さというのは攻めるだけではなく、劣勢の時も踏みとどまって盛り返していくのもアタクシは立派な強さだと思う。今日負ければ自力優勝が消えるというところから盛り返してきた。それも直接対決でそれを切り抜けた。強いと思うよ。11連敗したら普通、シーズン終わりよ(笑)。でも9連勝で盛り返す。こんなチーム見たことねぇよ。まぁ貯金14を全部使い果たすのもあまり見ねぇけどな(笑)。

巨人以外はみんな、大型連敗を喫している。今の巨人も2位、3位との6連戦で貯金を4つ減らせばそら、大型連敗しているのと変わらない。菅野で初戦を落としたことでそれが現実味を帯びてきたよな。

でも、まだ早い。巨人がどこで落ち着くかによるけど、9月に入るまではカープは3ゲーム以内にいれば面白いと思う。首位に立つと守り切るにはまだ試合数が多すぎるし、直接対決も多すぎる。ただ首位での野球の仕方、2位の叩き方ってのはカープが一番よく知っているだろう。でも、もう少し待ちたい。

巨人は今、首位を守るために必死だけど、いっそDeNAを先に行かせた方が楽かもしれん。混戦での首位ってのは居心地が悪いしDeNAも首位にいる難しさってのは未経験の選手がほとんどだからな。

たぶん巨人が今週の6連戦を3勝3敗で切り抜けたら、一度落ち着くような気がする。一進一退で勝負の9月を迎える。

カープが独走していた過去3年ってのは、9月になるとCS争いの方が盛り上がった。でも今季は今の上位3チームがそのままCSになるだろう。そうなると優勝争いが9月の最後の最後までわからない。こういう展開が一番いい。楽勝に慣れている最近のカープファンは胃薬が手放せないだろう。もしかしたら心臓発作が起きるかもしれん位、手に汗握る毎日を過ごすことになる。これが一発勝負のアマチュアと違う面白さ。プロ野球の醍醐味だよな。

まぁよそのことばっかり言ってもしょうがねぇ。今季のカープは一度歯車が狂うと修正まで時間がかかる。今の段階でそれが出るとシーズン終わっちまうよな。とにかく1戦1戦だ。今日の先発は床田。相手は西だろう。西をどうやって攻略するかがカギだろうねぇ。

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