沢山の「絶望」を感じた日に思う、なぜカープは戦えなくなったのか?

沢山の「絶望」を感じた日に思う、なぜカープは戦えなくなったのか?

 「巨人12-4広島」(29日、東京ドーム) 広島が巨人に大敗。首位と7・5ゲーム差で、リーグ4連覇は絶望的となった。緒方孝市監督は「今日はカープの野球というか、うちの野球ができなかった。エースが打たれ、外野手も球際の弱さをみんな出すし…。大事な試合でファンの皆さんに申し訳ない。広島に帰ってからが大事。また明日からしっかり戦っていきたい」とファンにざんげした。

情報源: 緒方監督 大敗で4連覇絶望的に…「申し訳ない」ファンにざんげ

昨日の記事東出コーチ、佐々岡コーチに伺いたい、「総力戦」の意味。でも少し書いたんだけどな、巨人は先週のDeNA戦から打線が下降気味だった。ジョンソンも巨人打線を抑え込んだ。しかしながら野村がとうとうマグマがたまりにたまった巨人打線を噴火させてしまった。その流れを大瀬良も食い止められなかった。カープファンは大瀬良にこの流れを食い止める姿を期待していただろう。期待していただけに、あのメッタ打ちを食らう姿はやはりショックだよな。

正直、アタクシは3回の裏の途中で子供たちにチャンネル権を譲った。子供たちと一緒にテレビを見て再びチャンネルを戻すことはなかった。なぜなら、もう大差で負けていても、盛り返す力がないと悟っていたからなんだろうねぇ。やっている野球がもう破綻している。逆転を期待するのもはっきり言ってバカらしい。3連覇中の「逆転のカープ」の姿はもうない。今季のカープはもう、戦えるチームではなくなっている。なぜ、そうなったのか?

色々理由はあると思う。

まずはたくさんの同志が嘆いている選手の起用法。なぜ長野を使わないのか?なぜ野間を使うのか?なぜ中崎を使うのか?なぜ広輔を使い続けるのか?あまりにも不可解な起用が多すぎたよな。チームが乗れない大きな要因になった。

長野以外は3連覇の主力。当然開幕前、緒方監督はこのメンバーを中心にといった考えだったろう。だから選手もそういった活躍が求められる。つまりこの辺のメンバーは計算していたと思う。

ところが中崎は前年から不調、広輔も結局は膝の故障を抱えたままでプレーし、本来のパフォーマンスを出し切れなかった。野間に至っては去年の活躍で天狗になったのか?もしくはその逆でプロとしての自覚に欠けているのか?なんとなく野球に集中していない感じがする。ベンチの起用やファンの罵声というものが重荷になって、プレーが中途半端になってしまっているよな。

緒方監督はそういったメンバーを引っ張りすぎた。この引っ張りすぎたことによって、チーム内でも不信感が生まれたのだろう?広輔の膝の状態はある程度チームメイトは知っていただろうし、なぜ使い続けるのか?広輔の足や将来を心配するチームメイトもいただろう。打てねぇのをなんで使うんだ?と内心苦々しく思っているのもいただろう。

中崎もそう。あれだけ球が行っていないのになぜ使うのか?白星を消されて内心複雑な先発陣もいよう。もちろん口にしたら、監督批判になるから言わんけど、そういうモヤモヤがあってプレーしていた選手も少なからずいただろう。

長野の起用法に疑問を持つチームメイトもいると思う。カープに来てもムードメーカー的な存在になっている。長野の経験やネームバリューを生かす起用をもっと早くしていれば、この悪い流れに入らず済んだかもしれん。そう後悔する同志は多いだろうし、チームメイトでもそう感じているのも多いと思う。

こういう、なぜ?どうして?が多いとどうしても一枚岩で一つの目標に向かうのは難しい。まさに今のカープの姿はそれを表しているよな。

監督の腰の重さってのも今季に関しては悪い方に出た。アタクシは緒方監督の采配も決して悪いとは思わない。ま、いいとも思わんけど3連覇した監督だからな。「一戦一戦」「切り替えてまた明日から」何度も聞いたフレーズだよな。

古いファンはカープの暗黒時代を知っている。どこが自信がなく、劣等感を感じながらプレーしていた時代を知っている。

よく、カープは「鯉のぼり」の季節までなんてぇ揶揄された。一度悪い方向に行くともう転げ落ちるようにBクラスにまっしぐら。前の日の逆転負けとかメッタ打ちにされたなんてぇの引きずっていたのがありありとわかった。

その中で緒方監督もプレーをしていた。特に打っても打っても投手が打たれる時代を経験しているだけに、切り替えの大切さというのは身に染みてわかっていたんだろう。前任の野村謙二郎さんも切り替えというの盛んに使っていたのは、同じような経験と当時肌感覚で切り替えの悪さというものを感じていたからだろう。

だから多少の失敗で選手を引っ込ませたりファームに落とすことをあまりしない。懲罰交代も他の監督に比べると決して多いとは思わない。我慢して使う方だと思う。野間にビンタ?個人的にはどこの球団もある話だと思う。

ただ、何事にも限界というか「ここまで」というラインがある。それが曖昧になってきてしまった。いつのまにそれが采配にも影響してきた。アタクシがよく引き出しが少ないと緒方監督のことを言うが、結局、選手を信じすぎるあまり、動けなくなった。優勝を重ねるほど動けなくなった。緒方監督は頑固なイメージがあるけど、アタクシはこっちの方が本音のような気がする。ここに緒方野球の限界というものを感じるんだよな。

コーチ陣との溝ってのも感じる。アタクシは畝コーチにはダメ出ししていた。佐々岡コーチに期待をしていた。年齢も緒方監督よりも2個上で一緒にプレーしてた。だからアタクシは緒方監督にモノを言える投手コーチと期待していたんだよな。

ところが投手起用に関してはあまり変化がなかった。3連覇中と同様のリリーフ投手は一人1イニングの形を貫いた。

勝っているときはいい。3連覇ともぶっちぎりだから、今季のように夏場以降に負けられない試合という経験もないに等しい。

野手出身の監督というのは基本、投手を信用していない(笑)。だから細かい継投策というのは非常に苦手というかリスクを感じる。これが捕手出身や投手出身の監督はやる。個人的には佐々岡コーチならそういった進言をやってくれると期待していた。そう何度もぶっちぎりの優勝なんてできやしない。必ず、一人一殺とか、相手が嫌がる継投という芸当もできないといかんからねぇ。まぁ結局佐々岡コーチはそれを実現することができなかった。監督のやり方に合わせたのか?それともモノを言えないベンチの風潮なのか?わからんけどな。

これまでアタクシは公に言わんかったけど、「なぜ、野間を使うのか」?SNSでは緒方監督が野間を贔屓にしているからだという。でも、スタメンって普通打撃コーチが決めて、監督の了承をもらう。監督が気に入らなければ、監督の指示でスタメン変更はあり得るけど稀だと思う。だからこれはアタクシは打撃コーチの今風に言えば「忖度」のような気がずっとしていた。それと長野をなぜ使わないのか?もそう。

野間は緒方監督がドラフトの順位を変えさせるほどほれ込んだ素材。将来、背番号9を背負わせたいと思っている。恐らく緒方監督の言動の端々にもそれを伺わせるものがあるのだろう。身近にいるコーチ陣ならなおさら感じただろう。

長野は逆。緒方監督は巨人からFA獲得を噂された過去があり、それを振り払いカープ一筋の道を歩んできた。FAがらみでカープに入団してきた選手を快く思わないかもしれん。

…と、ヘッドコーチや打撃コーチが忖度して野間を積極的にスタメンに使い、長野の1軍昇格をためらい続けていたのでは?下世話な話だけど、そう勘繰りたくもなる。

何故かといえば、今のコーチ陣はやはり緒方監督のイエスマンの集まりに成り下がっている。わかりやすく言えば上司の機嫌ばかり伺う中間管理職の集まりみたいなね、そら、それを見ている下の者はやる気無くなるわな。

まぁね、4連覇を逃したわけだから、首脳陣の責任問題には当然発展するだろう。普通のチームなら監督辞任を了承し、新しいスタッフでとなるだろう。

でも、カープは違う(笑)

これまでの3連覇の評価で緒方監督が辞任を申し出ても突っぱねる可能性があるし、コーチングスタッフも1,2軍の入れ替えで抜本的な改革に着手することはないだろうねぇ。中途半端にAクラスに残ってCS出たらあり得るよ。

だからアタクシはBクラス転落でもいいと思う。その方が首脳陣の大幅な入れ替えが期待できる。

FAで出る選手もいるだろう。まぁそこはシーズン終わってから書くとしよう。

昨日の試合、3回途中しか見てないけどな、まぁ球審が酷かったよな(笑)。別に審判のせいにするわけではないけど、大瀬良が非常に投げづらそうだった。

それと2回先頭の阿部へのデッドボール。追い込んでおいての仰け反らせるインハイだった。まぁあれ、普通の選手なら避けれたと思うけど、阿部は避けられなかったというのが正解だろうねぇ(笑)。でも、あれで大瀬良はインコースに投げられなくなった。

この二つの要因で大瀬良はリズムを崩した。まぁそういったものを乗り越えて大事な試合でマウンドで仁王立ちするのがエースだと思うけどな。中5日だったからなんてぇ話もあるけど、本当に優勝したいなら、そんなこと気にしていたらいかんだろう。

この3連戦、アタクシはカープの選手たちからどうしても勝ちたいという気持ちが伝わってこなかった。なにか恐々野球をやっている。勝ちたいという気持ちよりも追い詰められた気持ちの方が勝っていたのかもしれない。実はこれは京セラで2試合連続で逆転負けを食らったころから。あの逆転負けでなんとなく選手がビビりながら野球をやっている。あれから、ヤクルト戦以外は全部カード負け越し。振り返るとそんな印象だよな。

これで優勝はほぼ絶望だろうねぇ。選手の喪失感も大きいだろう。恐らく今日からのDeNA戦もコテンパンにやられるだろう。2位も絶望となる3連戦かもな。

この時期になると色んな「絶望」がある。カープの4連覇の絶望、バティスタのドーピング問題で今季絶望、広輔も膝の手術で絶望とね、暗い話ばっかりだよな。

このブログ、サブタイトルに「Road to the Golden Age」とある。黄金時代への道という意味だよな。いつまでもカープの黄金時代が続くようにと願いを込めてつけた。

Bクラスに転落したら、このタイトルを変えるかどうか?とりあえず来期はこのままでいこうと思う。なぜなら、絶望という経験からもしカープが這い上がることができれば、3連覇のメンバーではなく新しい「黄金世代」が出てくれば、アタクシは今季のBクラスは「黄金時代」を続ける強さを身に着けることができるきっかけになるのではないか?そういう期待を持ちたい。連続Bクラスになるまでは外さないつもりよ。

絶望を希望に変える力ってのは嘘つかんよ。残り試合はその「希望」を探しながら書いていくとするかねぇ

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