スポンサーリンク

菊池涼介、来シーズンはどこのユニフォームに袖を通すのだろうか?

愛すべき赤ヘル戦士
スポンサーリンク

 「ヤクルト1-8広島」(5日、神宮球場) 広島の西川龍馬内野手と菊池涼介内野手が、今季4度目となるアベック弾で魅せた。

情報源: 広島菊池涼 西川と今季4度目のアベック弾「龍馬に続くことができて良かった」

昨日のゲームはカープが今勝てる、数少ないパターンだったよな。先発床田がしっかり抑え、打線爆発でワンサイドの展開。またはもつれにもつれてサヨナラ勝ち。この2パターンしかない(笑)。

それならやはり先発投手がある程度2,3点で抑えて、打線が9イニングの間にそれ以上取る野球というのがカープの一番勝てる野球。それが3連覇中の野球だった。それが今季は出来ていないのはやはり各打者の調子が上がらなかったというのが本当のところだと思う。

もともと中崎にしても、鉄壁の抑えではなかった。3点差、4点差つけてクローザーとしての登板が多かった。今季、調子が上がらないのもそうなんだけど、打線が引き離せない分、ブルペンの投手は苦労したし、言葉は悪いけど、3連覇中は誤魔化せたけど、今季は誤魔化しがきかなかった。そういうことだろうねえ。

それと逆転のきっかけは龍馬と菊池の連続アーチ。これでひっくり返すと一気に勝負を決められた。今季は丸の39発、そしてバティスタの25発が今はいない。やはり一発という武器も今季は影を潜めたのも低迷の原因だろう。

そんな今季の反省をしながらの観戦だった。

ひとつ驚いたのが菊池の一発。もともとプルヒッターではあるけど、外角やや高めの球を逆方向のあそこまで持っていくってのは大したパンチ力だよな。まぁ神宮球場だから入ったけど、あっちの方向に打つ技術ね、これがあるなら打率が.260台ってことはないだろうねぇ。まぁカープファンのほとんどがそう思っているだろう。

昨季の菊池の打率もひどいもんだった。最多安打を打った選手とは思えんくらい、打撃が「雑に」見える。今季もそういうシーンをたびたび目にする。

チャンスの場面で、逆方向に打てる技術があるにもかかわらず、外の球を巻き込むように大振りし、浅いフライに終わるシーンを何度も見てきた。そら、あぁいう打撃をやっていれば、この打率はうなずける。でもできるにも関わらず、大振りしていくには何か理由があるのだろうか?数字を捨ててまで引っ張りにこだわる理由は何か?菊池と飲む機会があれば一度聞いてみたい。

その菊池だが、昨オフ契約更改の場で今オフにポスティングシステムを利用し、米球界に挑戦すると表明したよな。

確かに守備は天下一品。メジャーのセカンドを見ても菊池位の肩の持ち主は沢山いるけどな、打球に対する攻めというかねぇ、打球にぶつかっていくような守備というかねぇ、上手く言えんけどあぁいう守備をする選手はいないだろうねぇ。

そういう意味では米球界も「金をとれる守備」という商品価値を見出しているのも、わからなくもないよな。

ただ、打撃の粗っぽさや、膝の故障から来る走力の衰えは否めない。果たしてポスティングで手を上げるチームが本当にいるのかどうかってのは懐疑的にならざるを得ないよな。

それとポスティングシステムはカープ球団の同意がなければ実現しない。カープ球団が今季の成績をみてGoサインを出すのかどうか?まぁ国内FAの絡みもあるので、容認の方向に行くだろうけど、その辺の兼ね合いってのがまたまた微妙なんだよな。

カープからポスティングシステムを利用してメジャーに移籍したのはマエケン。マエケンだって、球団からファンが納得する成績を収めたらという条件が付き「一浪」した。

つまり、マエケンがカープで素晴らしい成績をおさめ、ファンがマエケンをメジャーで見てみたいと思わせる形が一番いいという判断だよな。まぁこれに関してマエケンはしっかり答えを出して円満に移籍した。やはりマエケンはスゴイよな。

同じ条件で菊池を見た場合、果たしてファンがそんな気持ちで送り出せるのかと言えば、アタクシはちょっと違うと思う。

カープの優勝はほぼ絶望的になった今、色んな話が出てきているのも確か。まぁこれは菊池だけじゃなく、長野がFA宣言して出戻るとか、巨人がタナキクマル全取りなんてぇ記事も出てきた。會澤、今村、野村と三連覇戦士が続々とFA権を取得、大量離脱の可能性も示唆されているよな。

個人的には出ていくものは出ていけばいい。全員でもアタクシは構わないと思っている。彼らが出て行ってもカープはカープ。次の若い世代に沢山のチャンスが与えられるわけで、また鍛えてさ、やっつければいい。それでいいのよ。

昔は金本や新井、江藤や川口と出て行った選手にやられてしょんぼりしたもんよ。結局それがカープやカープファンの劣等感につながったのは事実。でも時間はかかったけど、その劣等感を払しょくすることができたし、カープのやり方というのも世間では高く評価された。

丸が巨人に移籍してコテンパンにやられるかと思いきや、今季も巨人に勝ち越しを決めているし、順位は別にしてもちっともやられていないよな。もう大丈夫なのよ、カープは。

ただ問題は球団の補強姿勢。ここよ。前回の記事でも書いたけど毎年誰がか抜けていて、その補強を怠っていたのは否めない。気がつきゃ周りが穴だらけ。それが現状だよな。今オフ、大量離脱ともなれば、カープ球団は浮いた金で相当な補強をしなきゃいかんと思う。まぁ松田元のこれまでのやり方なら「現戦力の底上げ」でお茶を濁す可能性は高い。そうなれば、アタクシは広島の人は怒るべきだと思うよ。もちろん、アタクシも怒る。

話が脱線しちまった。菊池に話を戻そう。そうなると菊池は来季どこでプレーするのか?今オフ、ドタバタありそうだよな。

菊池が望む、ボスティングだけど、まずは球団の了承を得ること。ここがスタートライン。カープ球団がこの成績じゃぁねぇと仮にポスティングを拒否したとしよう。そうなると菊池の選択肢は二つになる。

一つは残留。たぶん単年だろう。まぁここで球団は毎年、ポスティングのチャンスを与え、途中移籍も厭わんという形の海外権取得までの複数年契約を結ぶことができるといいかなぁと。つまり国内FA移籍封じでカープか米球界かと2者択一の条件を今後も続けられるかどうか。まぁ非常に難しい話だけどな。

もう一つポスティング移籍を諦めて、国内FAに踏み切るか?ただ菊池がこの選択をすれば、ポスティングで米球界挑戦というのが、結局はこっちが本当の目的ねと捉えかねない。普通ならやらんけど、相手が巨人ならその辺、原監督をうまく使って、君を守るから飛び込んでおいでなんてぇ甘言で持ってかれる可能性もアタクシはあると思う。

カープ球団がポスティングを承認した場合はどうなるだろう?

ポスティングのおさらいをしておこうかね。カープは菊池にこいつはこの値段と価格をつけてポスティング市場に出品する。この値段がいくらかというのもポイントになる。マエケンは上限いっぱいの2000万ドルで、買い手がついた。はたして菊池はいくらになるのだろうかねぇ?

「よっしゃ、それ買おう」という球団が出てくれば、交渉成立。米球団は譲渡金をカープに払い、菊池は自由契約となる。あとは菊池と米球団の交渉ということになる。それがメジャー契約なのか、マイナー契約なのかはもう、日本球界はタッチできない。

こうなるとカープに残留かアメリカのどこかでプレーする選択肢が生まれる。まぁそう考えると来期菊池が色んなユニフォームに袖を通す可能性があるということだよな。

まぁ カープファン的には巨人のユニフォームに袖を通さなきゃいいと思っているだろうし、アタクシは今季の菊池を見て、メジャーが欲しいという球団が出てくるのかってのには非常に疑問を持っている。もしかしたら菊池自身も今季やってみて方向転換も考えているかもしれんよな。

それと菊池の値段。これもカープ球団としては設定がかなり難しそうだよな。菊池のこれまでの貢献度、菊池のプライドという面を考えれば2000万ドル上限いっぱいとしたいところだけど、それで買い手がつくかどうか?この辺、非常に難しいよな。

個人的には菊池に限らず、カープに来てくれた選手はずっとカープの選手でいてほしい。でも選手がそれを望まなかったりマエケンや菊池のような夢を実現したい選手には気持ちよく送り出してあげたい気持ちも当然ある。

他球団へ移籍しても構わない。いいんだよ、巨人に行きたければ行けばいい。さっきも書いたけど誰が抜け、誰が入ろうとカープはカープ。でも、例えば新井さんのように、ヤクルトの青木のように、いろんな経験をして最後にまた古巣に戻って若い選手たちに何かを伝えてくれるものいいよな。

それとファンも変わらなきゃいかんと思う。ちょっと巨人を筆頭に金持ち球団に取られることに悲観的になりすぎ。まぁこれまでのFAの歴史を考えれば、完全にカープファンには「貧乏球団」というレッテルと劣等感があるのは仕方ない。でも、もういいでしょ?リーグ三連覇は金持ち球団の巨人以外はしていないし、もっともっと誇りを持っていいと思う。

選手たちも十分カープ球団、カープファンには感謝していると思う。でもFA権は選手が頑張って取得した権利。残り10年もない現役生活、好条件でプレーする選択は決して「金の亡者」だとも思わんし、「結局は金ね」とも思わん。選手が野球選手としてやりたいことをやらせて上げられるのはFA権を取るしかないのよ。入る球団は選べないんだから。

個人的には菊池はポスティングで夢を実現してほしい。でも今の成績で本当に実現できるの?と心配になってしまう。昨日のように右に左に真ん中にバットに当てる技術があるんだからな、もっともっとできることが沢山あるはずなのよ。アタクシはその沢山できることの少ししか菊池は出していない気がする。もっとできるはず。数字を残せるはず。そういう菊池だったら、アタクシはメジャー移籍を手放しで喜びたい。そう思っているよ。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. 鯉の新井 より:

    Mageさん、こんにちは。鯉の新井です。
    永川選手が引退だそうでまずはお疲れ様と
    言いたいですね。低迷期を支えた選手がまた
    一人去って行くと寂しくなりますね。

    それと菊池選手はメジャーに挑戦するのは
    素晴らしいことですが得意なバントの機会も
    無くなるだろうし守備もかなり極端なシフトを
    引くメジャーで持ち味の守備力が発揮できるのか
    疑問に思う点もありますね。
    それとポスティングのルールが去年のオフから
    変わって入札制ではなく契約総額に応じて譲渡金が
    決まる仕組みになっているようです。今年行った
    菊池雄星で11億だったそうですから日本の球団には
    旨味が減っているためカープがポスティングを認めるか
    どうかも注目ですね。

タイトルとURLをコピーしました