いつも通りの野球しかできない緒方監督に来季を託していいのだろうか?

いつも通りの野球しかできない緒方監督に来季を託していいのだろうか?

 「広島1-4中日」(27日、マツダスタジアム) 広島はレギュラーシーズン最終戦を落とし、自力でのCS進出の可能性が消滅。試合後のセレモニーでは、緒方孝市監督(50)がファンの前でざんげし、来季のペナント奪回を誓った。CS進出は阪神の残り試合での結果次第。阪神が1敗でもすれば、広島の4年連続CS進出が決まる。

情報源: 緒方監督ざんげ…カープCS神頼み「順位も確定できず申し訳ありません」

昨日は赤松の引退試合ということで今季最終戦の黒星に関してはあえて触れなかったけどな、今日はしっかり触れようと思う。

4連覇を目指したカープが70勝70敗3分の勝率5割でフィニッシュ。Aクラスもまだ確定できていない。阪神次第ということになる。

まぁ個人的には、緒方カープに関しては限界を感じている。恐らくこれ以上の伸びしろを期待しても無理だろうねぇ。

短期決戦の弱さ、勝負弱さ、流れをこちらに持ってくる采配は皆無、危機回避の思考回路は無し、そういったものをカープファンはたくさん見せられた。もうお腹いっぱいだよな(笑)。

今季最終戦はそれを凝縮したような内容だった。特に投手交代に関しては何が総力戦だ!?と言いたい。

まぁ ある程度はこうなるとは予測はしていたよ。試合前の記事勝ちにこだわって勝てるのかの大一番。心配なのは投手総力戦での継投策。でも書いたけど、野村も床田もベンチ入りさせるのはいいけど、使いこなせるの?と。そこが一番問題なんだよな。そしてそこが今季に関して思いっきりズレまくっていたわけよ。

それが凝縮されていたのが逆転を許し3点差にされた7回表だよな。

先頭を出して送りバント。内野ゴロでランナー3塁に進塁。そして打者は8番の木下だよな。これまでのジョンソンの投球を見れば安パイの展開だったろう。

ところが解説の達川さんも言っていたけど、この打席、木下はジョンソンに非常にタイミングが合っていた。

よく真後ろに打つファールはタイミングが合っている証拠と昔から言われるようにジョンソンの真っすぐやスライダーに合っていたよな。これに関してはジョンソンは少しイヤ感じがしていただろう。

木下もよく粘っていたし、石原もイヤ感じがしたと思う。こういう打者を打ち取るには予想もしない変化球を投げたり左右ではなく高低を使っていく、そしてイヤなら無理に勝負はしない、色んな選択肢があると思う。

何球目か忘れたけどカウント2-2でジョンソンはカーブを投じた。非常にいいアイデアだった。木下のバットが空を切ったかに見えたけどかろうじてバットをかすった。あれで石原がキャッチしていればよかったんだけど、かすったおかげでキャッチできんかった。

次の球は恐らく高低を使おうという意図があったのかなぁと。インハイ、もしくは真ん中高めの速球で空振り、または見逃されたら外角低めに真っすぐで打ち取るシナリオを描いていたのだろう。その真っすぐがストライクゾーンに来ちまった。

タイミングは完全にあっていたのでそら、はじき返される。打たれた直後のジョンソンの落胆ぶりをみると恐らく勝負球ではなくコントロールミスなのかなぁと感じた。これで勝ち越された。

中日のリードをこの1点だけにしておけば、まだまだ勝負はわからない。なんせ中日がこのカープとマツダスタジアムの組み合わせに強烈な苦手意識を持っている。ナゴドでは3タテだってできるのにマツダではからっきしダメ。当然、そういう意識がついて回ってくる。

ならば、これ以上は点をやらんという意思表示をカープベンチは選手起用で示さなきゃいかんと思うんだよな。この回1度マウンドに佐々岡コーチが行っているから行けないしな、結局、なんかその流れでフワ~っと次打者の堂上を迎えた感じだよな。

これっていつもの風景だよな。総力戦で行くってことをベンチが忘れているんじゃねぇか?そんな気さえした。

こういう場面で指をくわえてみている間に点差を広げられる。もちろん投手のやりくりが必要なシーズン中なら仕方ない部分もあるけど、最終戦で床田、野村をベンチに入れておいても全く動かない。ジョンソンに遠慮でもしているのか?と。

ジョンソンだってこの試合の意味というのはしっかり理解していただろう。いつもとは形相が明らかに違った。この試合に何としてでも勝つという気迫が伝わってきた。でも木下に打たれた時点でそれがキレちまった。

しかしベンチからはそれが伝わってこない。結果は見ての通り、堂上に一発を食らった。なおも大島にヒットを打たれてようやく腰を上げた。何が総力戦だ?いつも通りじゃねぇか!?と。

木下とあえて勝負をしないという選択肢もアタクシはありだと思う。この試合に絶対に勝つということならね。ジョンソンに合っていたわけで、そういう打者と無理やり勝負せんでもいい。そして代打で堂上が出てきた時点で交代というシナリオがあってもいいと思う。確かに点差を広げるランナーだけど、本当に勝ちたいのならそういう賭けも必要。結果はどうなっていたかわかんけど、ジョンソンを代えるタイミングはあそこだったと思うんだよな。

ベンチはたぶんジョンソンにはこの回投げ切ってもらってというシナリオだったんだろう。下位打線だし問題ないと。こう決めつけてしまうと、予想外のことに対応できないのが緒方監督なんだよな。なんとか踏ん張ってくれという采配(笑)。つまり想定外のことが起きると全く対応できない。そういうことなんだよな。

大島に打たれた後に出てきたのが床田というのも情けない。床田がどんな気持ちでマウンドに上がったんだろうか?もっともっと痺れる場面での登板を予測していただろう。なんせ、「総力戦」なんだからな。

やはり「勝ち」行く野球ができない。引き出しがない。采配でメッセージが出せない。過渡期に入ったチームにはこの監督では難しいだろう。

最終戦ということで緒方監督のスピーチがあったわけだけど、その中で来季の巻き返しを誓うような発言があった。まぁそれはファンに向けてということだろうけど、実際には続投というのは厳しいだろう。

ただ、松田元は続投要請をするだろう。3連覇した監督なんだからと。

3連覇中は戦力も充実していた。投打だけではなく、メンタル面をカバーできる選手が何人かいた。打撃不振からの脱出に向けて色々アイデアを出すコーチもいた。だから緒方監督でよかったという側面はあっただろうねぇ。

でも優勝を重ねる度に戦力ダウン、人材がいなくなっているのが現実。球団はそれに対して何も手を打たない。この結果はカープ球団も重く受け止めなきゃならんだろうねぇ。

緒方監督へ続投要請をするとすれば、これは球団がもう優勝はしばらくしないよ、目指さんよというメッセージだろう。これは弱い時代、観客の入らない時代からカープ球団はそういう姿勢なのよ。

しかし時代は平成、令和となり、強いカープと言うのを、3連覇というのを見せられたファンが果たして、これまでと同じ反応をするわけがない。ある意味カープ球団への風当たりというのが強くなる可能性がある。個人的にはそうなってほしいと思うし、その声にカープ球団は応えてほしいと思う。

カープの強化という意味でもそう、チケット問題もそう、これまでは3連覇という隠れ蓑があった。だからファンも我慢できた。これが勝てなくなった時にファンの対応というのはこれまでとは違ってくる。

もし阪神が負けてカープが3位に滑り込んでしまうと、この辺というのが非常にあいまいにされそうだよな。自力で3位を決められなかったという点だけでも十分、退任の理由になると思うけどな。

もちろんCSに出れば応援はする。するけど、今季の責任は誰かがとらないといかんでしょ?でなければ黄金時代は続かないよな。

ソフトバンクは昨季日本一になったにも関わらず大量の戦力外通告をした。これは明らかに強さを継続していくためには血の入れ替えというのは絶対に必要という考えからなのだろう。

カープはそういう部分に関しては甘いというか危機感というのがない。いい意味でも悪い意味でもね。でも、3連覇から勝率5割になったのは明らかに戦力がダウンしている証拠。何か工夫や考え方をガラッと変えていかないといかん時期だろう。そういう時期に采配に工夫や引き出しの少ない緒方監督が適任だとは思わない。さぁカープ球団はどんな答えをファンに見せてくれるのだろうか?

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