佐々岡新監督が不評な理由。それはカープ球団が「変化」を望んでいないとわかったからだろう。

佐々岡新監督が不評な理由。それはカープ球団が「変化」を望んでいないとわかったからだろう。

 広島の新監督に佐々岡真司投手コーチ(52)が就任することが4日、確実になった。マツダスタジアム内の球団事務所で就任要請され、事実上受諾。週明けに「佐々岡カープ」が発足する。

情報源: 【広島】佐々岡氏、新監督就任確実に…癒やし系指揮官で優しく変革

昨日の朝の段階では、今週は新監督の関しての動きはなし、なんてぇ報道だったけど、その後に佐々岡投手コーチが昇格することでほぼ決まったみてぇだねぇ?

さっそくSNSを覗いてみるとやはり否定的な意見の同志が多いようだねぇ。

アタクシ個人的には、佐々岡監督というのも素直に見てみたいと思う。なんせ投手出身の監督というのはかなり久しぶりだしな、もともとアタクシはカープが変わるためにも投手出身の監督というのを切望していたし、それに関しては楽しみな部分も多い。

しかしその反面、大きな変化に乏しい首脳陣になりそうだよな。恐らく、同志の間で不満なのはそこに期待が持てない。そういうことだと思うんだよな。

一般的には3連覇した後Bクラスなら、過去の実績云々抜きにして監督は退陣を少なくとも自ら申し出るもの。なので緒方監督の辞任というのはなんらおかしい話じゃないし、順当な流れだろう。

カープのことだから、三連覇の功績でもう1年というのは十分あり得る話だった。でも同志の中でもカープのそういう発想に疑問を持っていたものが多いだろう。当然、辞任を受け入れる形になったよな。これが当たり前と言えば当たり前。

後任監督にはたくさんの人の名前が上がり心躍らせた同志も多いだろう。それでも佐々岡、高両コーチの昇格が順当という声が根強かったよな。

基本カープファンは「カープ」という球団をものすごく理解している。これは他球団ではないと思う。もちろんコアなファンはどの球団でもいるだろうけど、ことカープに関してはファンではなく広島の方がそれを理解しているという点が他球団との大きな違いだよな。そしてものすごく理解しているからこそ、「変わらなきゃいけない」という思いも強い。

今回の監督人事では野村元監督、新井さん、黒田さん、そして金本さん、達川さん、中には落合元中日監督の声まで上がっていたよな。

野村元監督は今の主力組を鍛えたことで知られる。チームが過渡期に入った段階では最適だろうと。でも残念ながら野村元監督は「勝てる監督」ではないかなぁと。もちろん解説者として外から野球を観たり、野球を勉強して2度目は「勝てる監督」になるかもしれん。でもやはり前任時のやり方をみると、緒方監督とさほど変わらん気もする(笑)。

黒田さん、新井さんは指導者の経験はないし、過渡期のチームを引き継がせるのはとても難しい。むしろ低迷期に入ったり、ある程度チームが出来上がったうえでやらせるのがいいだろうねぇ。

金本さんや落合さんに関しては球団首脳が首を縦には振らんだろう。外部招聘となれば、それなりの環境をその監督の為に用意しなきゃならん。特に落合さんに関してはコーチだけにとどまらず、選手の編成に関しても権限を求める可能性が高い。もちろん外部招聘というのは「チームを変えたい」からするのであって、球団もそういうことも容認しなきゃならん。

でも、それを容認するということはある意味「カープではなくなる」と感じるファンも多いだろう。無論、そういう要求には応えられないから松田元は外部招聘という選択肢を頭から外している。内部昇格濃厚と感じたファンはカープ球団のこういうところを理解しているからに外ならんのよ。

結果的に緒方監督一人で今回のV逸、Bクラス転落の責任を負う形になった。これに不満の同志も多いだろう。監督だけ代えて後が同じなら、進歩の可能性を感じる同志は少ないからな。佐々岡新監督を歓迎しない風潮というのはここから来ているんだろうねぇ。

佐々岡新監督も引退後はカープ中心の解説者、そしてカープのコーチと外を知らない人。当然監督の要望でどこからかコーチを引っ張ってくる人脈も多いとは言えないだろう。内部昇格でコーチ人事も球団主導でとなるだろう。

監督のイエスマンという意見もこれまであったけど、厳密に言えばそうではなく、カープ球団、松田元に対するイエスマンの集まりが今の首脳陣なんだよな。結果、監督の首を挿げ替えただけで何も変わらない。まぁ過渡期に入ったカープのかじ取りを任せたいと思う同志は少ないだろうねぇ。

結局決め手は鈴木本部長が新監督人事について発した「ウチのことをわかっていないと難しい」という言葉に集約されている気がする。つまり、カープの監督というのは人事は球団で決めますよ、コーチの配置も球団で決めますよ、大きな補強をしませんよ、それでも監督やってくれる人じゃないと無理と言っているんだよな、そら、外部の人や金本さんのように補強を積極的にやってきた阪神みたいなことはやりませんよって話だよな。ここにも球団の「変化」が全く感じられんのよ。これこそが佐々岡新監督の人事が不評の理由だろうねぇ。

チームが変わるきっかけと言えばやはり監督交代のタイミングが一番期待が膨らむ。それを望んでいた同志にとっては「最悪」の人事ということだよな。

まぁただ、まだ試合もしていなければキャンプもしていないし、戦力の補強やドラフトもこれからで、「佐々岡じゃダメ」っていうのは乱暴だと思う。

カープが変わる可能性は低くなったけど、弱くなる可能性も、来季優勝する可能性もまだまだ未知数だよな。

まずは投手出身の監督ということ。恐らくだけど佐々岡監督がコーチ時代、やはり緒方監督の投手起用やブルペンのプランに首をかしげることが多かったと思う。その辺のストレスがなくなるのはいいことだし、ブルペンに待機する投手陣もやりやすいだろう。後は投手コーチが誰で、そことのコミュニケーションがうまくいくのか?投手に関してはそこだろうねぇ。

野手、攻撃に関しては高コーチと二人三脚といったところだろう。昔は鬼コーチとして鳴らした高コーチもすっかり落ち着いてきた(笑)。これまでは緒方監督と選手の防波堤的な役割があっただろう。これが新監督と二人三脚でチームを前に進められるかに注目だよな。

それと佐々岡監督の人柄というのはもしかしたらタレント揃いのカープに新しい可能性を広げてくれるかもしれん。

これまでカープの監督というのは緒方監督、野村監督といわゆるボスタイプだった。ある意味監督が言うことは絶対というムードがあった。なので選手の個性が生かし切れていない、そんな印象を持った。

特に緒方監督が年数を重ねる度に野球がつまらなくなってきた。自由度というかねぇ、盗塁の数なんかはその影響が出ているよな。

佐々岡・高の二人三脚はある意味、そういったボスの睨みという重しがない。そういう意味では走攻守揃った選手が多いカープにとって、力を発揮しやすいムードになるかもしれん。

まぁやってみんとわからんよ。(笑)

いずれにしてもカープ球団、松田元、鈴木本部長はある意味今回の監督交代劇でも「変化」を拒んだ。これは言えることだろう。「変化」を望んだファンにとってはある意味「絶望」すら感じている人もいるだろう。カープを応援する気にならんという人も多いだろう。

カープなら監督なんて誰でもいいと、盲目的に応援するファンにとっては佐々岡監督でいいのだろう。

もし、カープがこれから低迷期に戻るようなことがあれば、改革派と保守派の考えにどんどん開きが出てくるだろう。こうなるとどうだろう?マツダスタジアムが満員になる風景というのは少なるかもしれん。少なくとも松田元がオーナー職にいる限りはカープに「変化」は期待できないと距離を置くファンもいるだろう。色々考えさせられる新監督人事だったよな。

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