FA流出は完全阻止! その理由を考えてみた。

FA流出は完全阻止! その理由を考えてみた。

 広島は1日、菊池涼介内野手(29)が今季取得した国内FA権を行使しないことを表明したと発表した。現在は侍ジャパンの一員として沖縄県那覇市内に滞在中。この日の午後に本人と電話で話したという鈴木球団本部長は「そういう(行使しない)ことになりました」と話した。 海外FA権は順調なら21年のシーズン中に取得条件を満たす菊池涼。昨オフにはポスティング制度を利用してメジャーに挑戦する希望を球団に伝えており、鈴木本部長は「ポスティングについては今後、話し合っていきます」と説明した。

情報源: 菊池涼、国内FA権行使せず ポスティングは今後、話し合いへ

昨日がFA宣言が可能な最終日。これまで菊池と長野の態度が明らかになっていなかっただけに、気を揉んだ同志も多かっただろうねぇ。

まぁ 何はともあれ、大幅に戦力を削ぎ落されることは回避できた。まぁ鈴木本部長もホッとしたんじゃねぇかねぇ?

會澤・野村・菊池・長野とFA取得した4人で一番流出の可能性が高かったのは會澤だろう。それはなぜか?

この4人の中でやはり一番成績が良かったというのが一つ。そして「打てるキャッチャー」というのはどこでも欲しいもの。商品価値が非常に高い。他球団との交渉ともなれば、カープをしのぐ条件はいくらでも出される可能性があった。

カープとしても、會澤に抜けられるのが一番痛かったかもしれん。確かにキャッチャーは坂倉、中村奨と将来を有望視される選手がいるにはいる。磯村も中堅どころに差し掛かってきてはいるけど、いかんせんまだ経験という部分では心もとない。もちろん會澤が抜ければ主戦捕手ということになるんだろうけどな、もう1,2年時間が欲しいところだよな。

そして勝負強い打撃、全体を見渡してチームバッティングもできる。石井琢朗コーチが在籍してた時はこの辺が徹底されていたけど、やはり去ってから2年経つとその辺の教えを忘れてしまっている選手も多い。菊池、誠也、會澤と何も言わんでもできる選手がだいぶ限られてきてしまった。そういう意味でも會澤の存在は非常に大きかったよな。

その會澤がいの一番で残留宣言をした。これは非常に大きかったろうし、のちに続く3人にも少なからず影響を与えただろう。

會澤自身も悩んだだろうし、他球団の話も聞きたかったろう。そう思うことは決して裏切り行為ではないし、自然なこと。それでも自分を育ててくれたカープとチームメイト、そして広島に愛情を感じ、それを最優先に考えてくれた。

丸が千葉出身。會澤も菊池もそして今後FA取得する広輔や誠也も関東出身。関東から広島は遠い。會澤だって奥さんが同郷だと聞くし、当然関東に移籍を視野に入れてもおかしくない。それでもご家族もカープに留まることを後押しし、それが決断につながったわけで、やはりご家族の考え方というのもFA移籍に関しては重要な項目であるなぁと改めて感じたよな。

今季のドラフトでも石原という肩と打力が売りの捕手が入ってきた。會澤には坂倉、中村奨も含めてね、高い高い壁であってほしい。そして、リーダーシップね。歳を重ねていけばそういった影響力というのはますます強くなるだろう。本当に會澤の残留というのはデカいと思う。

FA宣言というのはやはり自分を高く売るチャンスの場であることには間違いない。そうなると、今季の成績というのが非常に重要だよな。

その観点からみて、アタクシは野村祐輔がFA移籍するという絵が浮かんでこなかった。今季もローテ投手として期待されながらも途中離脱もあり、6勝どまり。残念ながら自身の価値を上げるシーズンではなかったよな。

昨年FA移籍した丸は2年連続セリーグMVP。そら、どこだって取れるなら欲しい選手よ。いい方は悪いけど野村のここ2年の成績を見ても残念ながら伸びしろは感じられない。確かにローテを守る能力はある投手ではあるけど、やはり4番手、5番手。ここに大枚をはたくのであれば、若手を抜擢する方がコスパはいい。

會澤に比べて悩んでいるなぁと感じたのは、恐らく契約年数なんだろう。2年契約だよな?次の海外FA権をとるころとなる。願わくばもう1年といったところだろうか?その辺が悩みどころだったんじゃねぇかねぇ?

野村だって3年前に16勝3敗と最多勝率のタイトルを獲得した。攻撃陣と救援陣がしっかり機能すれば、ローテを守るだけで勝ち星は伸びるだろう。せめて6回を投げ切る、7回を投げ切る心技体のスタミナね、ここを伸ばしていけばまだまだ「価値」のある投手だろう。このFA残留がきっかけになってくれるといいよな。

長野に関して言えば、期限ぎりぎりになった時点で残留だろうなと感じた。これまでも交渉はしてきていただろうし、もし行使するとすれば、ここまで長引かずになんらかのアクションがあっただろう。

それに、野村同様今季の成績が芳しくないことを考えれば、本人も悔しいだろう。それに緒方監督を筆頭に長野というビッグネームに対しての接し方というのがあまり上手くなかったような気がする。

9月に出てきてきちんと数字を残しているところを見れば、もっと早くどんどん使っていくべきだったのでは?本人の調子が上がらないという判断で一度ファームに落としてから時間がかかったけど、この辺は試合に出れば結果を残す選手だけにちょっと気を使いすぎた感が否めないよな。

来期は監督も変わり、そういった遠慮もなくなるだろう。むしろその方が長野もやりやすいだろう。開幕からバリバリやってほしいし、西川1番が今季定着した感じだけど、1番長野というのも面白い。この辺を意識してやってほしいよな。

ただ、問題は年俸。今季は2億2千万といわれている。カープ式査定で行けば大幅なダウンだろう。長野がどこまで受け入れるかというのが注目だよな。折り合いがつかなければ自由契約になる可能性もゼロではない。この辺、球団は難しいかじ取りを迫られるだろうねぇ。

菊池に関して言えば、もともとポスティングでメジャーという路線を昨オフに発表しているだけに、順当と言えば順どうだろう。

ただ、ポスティングを諦めて国内FAするという見方は消えなかった。まぁ金満球団がその辺、触手を伸ばしてくる可能性を捨てきれないというのはあったよな。

でも、某水道橋の球団は菊池ではなく、来季にFA取得する山田哲人が本命ともささやかれている。そもそもポスティングを依頼しておきながらFA宣言なんざぁある意味最低の話よ。そういう観点から言えば、一番気を揉まなかったように思う。ポスティングの交渉はMLBのウィンターミーティングに間に合えばいい。これからの球団との交渉で残留かポスティングのどちらかの動きになるということだよな。

まぁそれでも金満球団に選手を強奪されることに大きなコンプレックスと劣等感を持っているカープファンからすれば、「まだ、まし」といったところだろうねぇ。まぁその辺は今後に注目だよな。

やはりFA宣言というのは表向きは「移籍の自由」ということなんだろうけど、やはりその裏には「どれだけ好条件を得られるか」という部分もやはり大きいと思う。その年に活躍すれば当然「売り手市場」なんだろうけど、そうでない選手は足元見られる可能性が高い。売れ残るという不安だってある。野村や長野にFA宣言残留を認めたのかは定かではないけど、もし宣言残留を認めないとなれば、二の足を踏んでしまうのもわからないでもない。FAするかしないかというのはやはりその年の成績という部分で大体見極められる。

FAラッシュとなった今オフはめでたく流出を防ぐことができた。これは今季カープがBクラスに沈んだこととアタクシは結構関係があると思うよ。そう考えるとちと、複雑だよな。

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