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レジェンド・カネやん死去。やんちゃな親分肌のような存在もカープには必要では??

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 プロ野球の国鉄(現ヤクルト)、巨人で歴代唯一の通算400勝を達成し、ロッテ監督も務めた金田正一(かねだ・まさいち)さんが6日午前4時38分、急性胆管炎による敗血症のため、東京都内の病院で死去した。86歳だった。巨人が発表した。

情報源: 「こらっ、投手が半袖を着るもんじゃないぞ!」現役時代カネやんに叱られた…北別府さん明かす – スポニチ Sponichi Annex 野球

寝る前にプロ野球界のレジェンド死去のニュースが飛び込んできた。カネやんこと金田正一さんが亡くなった。ここの所は露出はかなり減っていたし、平成世代の方にはピンと来ないかもしれんけどな、前人未到の400勝投手。昭和のプロ野球を盛り上げた大投手よ。

アタクシが野球を見始めたころはすでに引退されていたので現役時代というのは知らない。父から聞いた話だととにかく背が高く、力感の無いフォームからズバッと剛速球を投げ込んでいたそうな。

その後は日テレ系の巨人戦の解説者としてお茶の間で人気。今では嫌われるいわゆる「根性論」丸出しの解説。「昭和」を感じさせる人だった。

やんちゃで面倒見のいい親分肌。まさにそんな印象の方。引退後も引用記事であるように北別府さんも金田さんにお世話になったみたいだねぇ。

その後はロッテの監督も務めた。とにかく熱い監督だった。乱闘でもしようものなら、我先にとマウンドに駆け上って相手が外国人だろうが突進する姿が印象的だった。

金田さんはカープと全く縁がなかったわけではない。金田さんの弟で金田留広さん、そして甥である金石昭人さんもカープでプレーした。

金石さんはカープで活躍した後、日ハムでは抑えのエースとして一時代を築いた投手。今はカープ戦の解説にもちょくちょく出ているよな。

金石さんはPL学園の出身。「逆転のPL」と言われ夏の甲子園で優勝した時のメンバー。この時のエースは大学進学後カープに入団、代打の切り札、のちに4番打者として活躍した西田さんの控え投手だった。当然、全国ではこの時は無名の投手。

今では廃止されたドラフト外で入団。そのカープ入団のきっかけを作ってくれたのが叔父の金田正一さんだった。当時の耕平オーナーに話をつけてくれたらしい。

とは言っても、金田さんが金石さんに無断で決めた話らしい。事後報告だったことをテレビかラジオで聞いたことがある。こういうところが親分肌を感じさせるエピソードだよな。オレが決めて来たんだから、そこへ行け!と問答無用だったらしい(笑)

解説では打たれる投手に対し「走り込みが足らん!」と張本さんの喝!ばりに怒っていた(笑)。独自の考え方である「ランニング イズ マネー」という考え方は今では古臭く感じるかもしれんけどとにかく投手は走って走って走りぬいて下半身を鍛えるのが一番という考え方の第一人者だったよな。

まぁとにかく400勝というのはスゴいよ。もうこの記録は破られないだろうねぇ。プロ野球にその足跡をしっかり残してくれた金田正一さん、ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。

さて、昨日のCSファーストステージのDeNA対阪神。いい試合をしているよな。土壇場で福留が山崎から同点アーチ、その後乙坂がサヨナラツーラン。両チームとも「負けてたまるか!」という意地が感じられた。ポストシーズンらしい戦いだよな。

もし、カープだったらこんな試合ができただろうか?ふとそう思うと首を横に振ってしまう自分がいる。もしカープがDeNAの立場たっだらもっと早く試合をひっくり返されて逆転負けを食らっていただろう。

もし、カープが阪神の立場なら、序盤のリードをひっくり返す力があっただろうか?公式戦終盤の10試合の内容を見ればどちらも望み薄って感じだよな。

なんだろう?みなぎる力がこの両チームには伝わってくるけど、カープにはそういうものを感じ取ることができなかった。

そう考えるとやはりCS最後の椅子に座るのはカープより阪神の方がふさわしかった。この両チームの闘いを見て改めて感じたよ。カープが短期決戦で弱いのはこういう「絶対に勝つ」という闘争心というのも課題と感じたよな。

そんでもってカープは若手中心で宮崎のプロアマ交流戦でアマに負けたそうな…

もちろんガチの勝負じゃないし、フェニックスリーグに向けての肩慣らしであることは理解している。勝ち負けは関係ない試合ではある。でもプロはアマに負けちゃだめよ。どんな試合でもさ。プロの意地はないのか!?と。

小さいことかもしれんけど、負けられない試合に絶対に勝つ為には、こういう小さいことから始めないとな。

シーズン終盤にどれだけ「負けられない試合」を負けてきたことか(笑)。そこを勝ち抜いてこそ、ポストシーズンでいい試合ができる。そういう闘い方を見せられるチームがCSに行くべきよ。そして短期決戦を勝ち抜く力が備わるのよ。

「この試合絶対に勝つ」だったり「打てるものなら打ってみろ!」といった精神論は古いのかもしれん。つらい走り込みだって、今ならもっと科学的に下半身を鍛える練習法があるのかもしれん。根性論は科学に勝てないのかもしれん。でも古臭い「昭和」にも「令和」の時代に通ずる何かはあるんだとは思う。

「打てるものなら打ってみろ!!」の典型だった金田さんの訃報を聞いてね、なんとくカープに足りないものを教えてくれたような気がするんだよな。

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