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浮かぶも沈むも大事な9連戦。微妙な立場になってきたタナキクはこれから何をすべきか??

V奪回のキーマン
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情報源: タナキク、広島二遊間同時受賞は初/GGアラカルト – 野球写真ニュース : 日刊スポーツ

関東も梅雨明けした。毎日暑い日が続いているよ。チャリンコ通勤のアタクシはすでに顔とハゲあがってきた頭、そしてひじから先だけ日に焼けてね、ちょっと人前には裸になりづらい色分けになってきた(笑)。ようやく夏といった感じですが、同志の皆様も体調には十分お気をつけくださいませ。

体調と言えば、アタクシも50過ぎて色々な変化ができてきた。寝たくても朝早く起きちゃったりな、夜中にトイレにもいくようになった。順調に年寄りになってきた(笑)まぁ人間生きていれば、こういう変化の積み重ねで老いていくし、それを受け入れなきゃいけないんだろうねぇ。

20代、30代半ばまで、アタクシは毎晩酒を煽っていた。サラリーマン時代は終電なんて当たりまえ。さすがに昼間っから飲むことはなかったけどな。この仕事を始めてからも5年位は若いバイトをつれて朝までカラオケ、そのまま仕事なんてぇ無茶をやっていた。それが35歳くらいになると途端に無理ができなくなった。その辺から、酒の量も減ってきたし、飲み歩く回数も減ってきた。最近では若い人よりも、比較的年齢の高いパートさんとか社員とじっくり話をする、というよりは話を聞く酒に変わってきた。

酒飲みという例えが適切かどうかは別にして、やはり人間というのは歳を重ねると「今まで通り」とはいかん。どんなにスゴイプロ野球選手でも必ず「引退」が待っている。あとはどれだけ長くプレーできるかは、チーム内の自分の立場や必要性を理解し、時には黒子に徹することも必要だよな。

今、その帰路に立たされている選手がいる。もうピンと来た方もいるだろう。なんせ、この記事の見出しに名前、出てるからねぇ(笑)。言わんでいいかもしれんけど、念のため書いておく。三連覇の立役者、菊池と広輔だよな。

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打率1位のチームが点を取れないワケ

今のカープは順位は下から数えた方が早い。でもチーム打率はリーグトップ。勝つときは大量点で勝ち、1点差ゲームにはまだ勝っていない。つまり「勝負弱さ」が今の順位を表しているよな。では、その原因はなんだろうか?

色々考えられる。先の塁を目指した走塁ができない。自己を犠牲にしてチームの為に考えた打撃ができなかったりね、まぁ色々あるんだろう。でもファンの肌感覚として「コイツが打てない」という印象を持たれている選手もスタメンにチラホラいる。真っ先に名前が上がってくるのは田中広輔だし、菊池なんだろうと思う。

この二人の打率は.250以下。広輔は3割打ったことはないし、270,280位の打者。菊池はかつては最多安打も記録した選手。そのひとかけらでもいいからゲームで見せてくれればもっと点は入っているんだろうねぇ。結局、この二人が攻撃の線をプチっと切っちまっている。そう感じている同志も多いでしょうなぁ。アタクシもその一人。

監督はなぜ、タナキクを使うのか?

では、そんなタナキクを佐々岡監督はどうして使い続けるのか?

まぁ答えは簡単で、佐々岡監督は三連覇メンバーを中心に戦い、その貯金をうまく活用して若手、次の世代の台頭に期待し、三連覇メンバーと優勝経験のない選手を上手くミックスさせてチームを作り上げていこうと考えているからなんだと思うんだよな。決して三連覇メンバーで戦うことが「楽」だとか「口出せない」とかいうことではないと思う。

そして、「投手を中心とした守りの野球」をする上で、センターラインは非常に大事。守りの野球ができているかどうかは別にして、そのセンターラインを三連覇メンバーで固め、誠也以外のポジションに若手や、新しい力を注入していく。そういうイメージだったんだろうと思う。タナキクの二遊間にこだわるのはそこだと思うわけよ。

タナキクも立場を考える時に来た

チャンスに菊池や広輔にまわってきたとき、「期待薄」と感じてしまう同志も多いだろうねぇ。特に広輔は大事な場面で何も生まない「三振」が目立つよな。

菊池に関しても犠牲フライでいい場面、内野ゴロでいい場面でも大振りで三振や内野フライが目立つ。この辺、言葉は悪いけどよかった時を取り戻したいという気持ちの表れでもあるように思う。タナキクよ本当にそれでいいのか?といいたい。

こんな打撃をしていたら、広輔はすぐに小園にとって代わるだろうし、菊池も出番が少なくなるだろう。だって、打てないのなら「代打」の価値もないということだからねぇ。

この二人は野球は知っていると思う。そろそろ己を捨てて「チームの為に」汗を流す立場にシフトしていくべきだろう。今がその時のように感じるんだよな。

菊池も何もバンドだけじゃない。インコースのボールを右打ちする技術も持っている。セーフティバントだって足は健在なんだから、そういうトリッキーなプレーだってできるはず。

広輔もそう。「打たなきゃ」という気持ちが強すぎる。確かに8番という打順は次が投手だからチャンスには「決めなきゃ」という気持ちがでてしまうのも解る。でも自分に決める力がないのであれば、粘って四球を選んだり、打席で投手を揺さぶるとかね、広輔だって足は健在。本来なら内野安打もあり得る「イヤな打者」なはずなのよ。

この二人に関しては「自分が決める」というよりは、「チームの為に何かをする」という行動をとってくれると打線がつながるような気がするんだよな。

誠也の負担を軽くする役割を

このブログでは盛んに今季は「誠也のチーム」と書いている。現にそういった傾向が表れているよな。ただ、誠也もまだ25歳。チームのすべてを背負わすのはかなり荷が重いよな。

今、スタメンで名を連ねているメンバーで「チームの為に」という打撃をしているのは會澤くらいで、時には誠也がその役割を担っているシーンも目立つ。

本来なら広輔も菊池もこういった働きをしてもいいキャリアと年齢。アタクシはこの二人に「誠也のサポート役」としての働きを求めたいと思う。誠也が打撃だけに集中できる環境を作ってあげる側にまわる方がチームがいい方向にいくのではないだろうか?

三連覇の時、チームを横から支えてくれた新井さんの存在というのは本当に大きかったよな。今、その役割を担う選手がいない。むしろ、その役割を誠也に背負わせてしまっている側面もあると思う。アタクシが「誠也のチーム」と称しているのは何もいいことだけじゃない。様々な負担を誠也が背負ってしまう部分も含まれている。本当はこれじゃいかんよな。

特に菊池は新井さんにかわいがってもらっていた。どうすればチームがまとまり、どうすればチームがいい方向へ行くのか?そのエキスをたっぷりもらっていたのは菊池のような気がする。

もちろん「オレはまだまだできる」という気持ちもあるだろう。しかしプロは結果が全て。方向転換の時期に来ていると思うよ。

選手が自主的に立ち位置を変えるというのは本当に難しい。自ら第一線を退くような行動は抵抗があるし、引退を早める可能性もある。本当に難しいよな。でも、もう、その時は来ていると思う。

こういう時こそ監督の出番

ファンも同じように感じているのなら、首脳陣もどことなくこの二人に「秋風」が吹いているのを感じ取っているだろう。こういう戦力をどう使っていくのか?そのまま黙ってこの二人と心中するのか?この辺、監督としての資質が問われるだろうねぇ。

誤解しないよう言っておくと、アタクシは別に菊池、広輔に控えにまわれ、若手に道を譲れと言っているわけではない。プレースタイルの思考を「個人」から「チームの為に」という方向にシフトしてれと言っている。セリーグを見渡してもタナキクに勝る二遊間はいない。むしろここを解体した方が他チームには朗報だろう。

打順を2番と8番入れ替えのもいいかもしれない。とにかくチームの引き立て役、黒子に徹っしたプレーで、主役である龍馬、誠也、堂林といった選手を活かす役割ね、これをこの二人が徹底してくれると、もっと点が入るような気がするんだよな。

もちろんこれまでの経験とまだまだやれる力はある。それをきちんと認めたうえで佐々岡監督がこの二人にどんな形でもいいから伝えることができるか?こういう時こそ監督の出番だと思うけどねぇ。

浮かぶも沈むも大事な9連戦

さて、今日から真夏の9連戦。本来ならペナントも折り返し、勝負の9月へ向けての闘い、ふるい落としが始まる時期。でも今季に限ってはまだまだ試合数は残っている。そういう意味では、カープにとってはチャンスはある。まぁそれでも生き残りをかけた9連戦と言ってもいいよな。

ここの所、毎週ご丁寧に借金を1つずつ増やしている。まだ、ガタガタっとはいってはいない。挽回するチャンスは十二分にある。

今シーズンは6連戦が多く、少し負けが込むと立て直しが難しい。でも逆に言えば、連戦の頭を取れば、それが連勝につながるチャンスもあるということ。

5,6連勝すれば5割も見えてくるし、チームの勢いも変わってこよう。この9連戦をそんな感じで戦い抜ければまだまだ分からんよ。

でも逆もある。スタートでつまづくと今度は大きな連敗を喫する可能性もある。カープにとっては大事な9連戦になるだろうねぇ。

内容で圧倒された巨人戦の最後を取れた。これをきっかけにこれまでにない「連勝」で勢いを取り戻して欲しいよな。

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