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勝てた試合!?終盤1点リードで勝てるチームじゃないでしょ?それでも森下は新人王にまた1歩近づいた?

Mageちゃんが斬る!
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 「広島2-5中日」(17日、マツダスタジアム) 継投策が裏目に出て、広島が痛い逆転負け。引き分けを挟んで3連敗となった。

情報源: 広島、継投失敗3連敗 森下の9勝目が消える 打線も四回以降内野安打1本

昨日は仕事のあと、車の整備をやっていた。もちろん野球は見たかったんだけど、ずっと放置していたので思い切ってそっちの方に時間を使った。途中、スマホで経過を見ていたんだけど、終盤まで来て1点リード。8回から塹江がマウンドという情報に胸がざわついた。

ゲームを見ていないので寸評は避けるけど、ある程度数字というのがそのゲーム内容を教えてくれる。そこをたどりながらの話になるので、違うところがあればぜひ、ご指摘いただきたい。

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森下7回96球1失点!勝ち星つかずも新人王に一歩前進!

まずは森下の投球内容を数字で拾ってみる。7回を投げ切り球数が96球。被安打が5で四死球ゼロ。三振が8。完璧に近い内容だっただろうねぇ。

単純にイニング数で割れば1イニングで13,4球というのも理想。当然完投というのも視野に入っていただろうねぇ。まぁその辺は後ほど書くとして、どうだろう?この内容であれば新人王にまた1歩近づいたんじゃねぇかねぇ。とにかく内容がいい。

防御率もよくなったし、投球イニング数もこれで105を超えた。今が101試合消化しているから、防御率のタイトルも狙えるチャンスが出てきた。防御率争いまで演じた投手が新人王を取れないわけがない。そういう意味でこのゲーム、白星はつかなかったけど大きく前進しただろうねぇ。まぁ願わくば勝たせてあげたかったよな。

なぜ、森下を96球で降板させ、継投に踏み切ったのだろうか?

7回にどうしても点が欲しかった?新人王への親心?

さて、SNSを拝見しているとやはり「なぜ、森下を96球で変えたのか?」賛否両論ある。普段は完投させると酷使や登板過多、選手の肩は消耗品だ!となるけど、逆転負け喰らえばそっちの方に頭にくる。ファンというのは面白いよな。

森下のこれまでの球数、調子、そしてドラゴンズ打線に合っているかどうかというのを数字的に判断したら、8回までは問題なくいけたのではないかなぁと思う。

そこをあえて交代させたのは、ベンチが「点を取りに行った」ということも考えらえる。

7回裏。先頭の羽月が内野安打で出塁。持ち味を出してくれたよな。そして続く打順は9番の森下。ここで佐々岡監督は代打を起用。三好を出してきた。まぁそのまま守備固めへという起用だったろう。そして何としてでも1塁ランナーの羽月をスコアリングポジションへという狙いだったろうねぇ。羽月の足なら単打で一気にホームを駆け抜ける可能性が高いからねぇ。

ただ、ここで繰り出した作戦は「送りバント」だった。ここで疑問に残るのは送りバントなら代打を出さなくても森下に任せれば?という意見。実はアタクシもこの意見なんだよな。それでも森下に代打を起用したのは、より確実にバントの出来る選手をというベンチの強い意志というか、「希望」だったように思う。

そう考えられる理由はいくつかある。一つはより中日を引き離した上で塹江、フランスワで逃げ切る。そして森下に白星をという考え。これで勝てば9勝目。白星がつくつかないは結構大きいよな。なので、森下に白星をつけるために引き離したい。点を取りたい。そういうベンチの親心のように思う。

1点差では勝てない。そういう不安があったのでは?

もう一つの見方は少しイヤらしい。それはベンチが、佐々岡監督が1点差で勝てる自信がなかった。確かに点を取るという目的は同じだけど、まぁ殺人事件みたいだけど、森下を代える「動機」がむしろこっちだったのでは?と考えてみたりする。イヤらしい奴だよな(笑)。

仮に森下を続投させても1点差で勝てる自信がなかった。もちろん森下をそのまま打席に立たせて送らせても結果は同じだよな。ただ1点差なら森下<塹江、フランスワを選択したということ。ここで1点でも2点でも取ってリードを広げたい。広げれば塹江、フランスワも妙なプレッシャーをかけずに平常心で投げられる。そちらの方がより勝利に近いと判断したのだろう。

ただ、残念ながらこの回無失点で直後の8回に塹江がピンチを作りフランスワが打たれた。まぁ個人的にはどこか「弱気」に映る継投策、代打策だったように思う。

仮に森下が続投してひっくり返されたとしても新人王争いでの森下の印象が急激に悪くなることはないと思う。それまでの好投の方が印象に残るからねぇ。

ただ、森下に白星をつけるために佐々岡監督は継投策をとった。これが裏目に出た。結果、森下の白星もパー。チームも3連敗。自身が発言したように、この敗戦は「監督の責任」だよな。

佐々岡監督は「勝てた試合」と言っていたけど、本音は「1点差じゃ勝てない試合」と思っていたんだろうねぇ。

今季を象徴するような敗戦。補強ポイントが浮き彫りに

塹江に疲れがにじみ出ている。一度抹消してリフレッシュを

8回から登板した塹江。今季は中継ぎで信頼を勝ち取り八面六臂の大活躍だよな。でも、その投球内容に関しては9月あたりから悪くなってきたように思う。これも疲れから来るものだろう。なんせシーズン通して1軍にいるのは初めてだろうし、大事な役割を担っているわけだから疲れていないわけがない。おまけに今季は変則日程で連戦が多くブレイク期間がない。疲れて当然だよな。

それでも塹江の代わりがいないのがカープ投手陣の現状。このブルペンの層の薄さというのが露呈したシーズンだよな。

まぁ振り返ってみれば勝利の方程式に想定していた助っ人が全く役に立たなかった。この辺、助っ人の契約時期や選手の選定を見直さなきゃいかんだろうねぇ。

塹江は好投している時もある程度四球は出していたように思う。それでも後続を抑える球の力があったし四球自体が問題にならなった。でも今の四球の出し方はコントロールに苦しんだ時期に戻っているように思う。だから四球がらみの失点やピンチが増えてくる。

塹江自身はそれに気づいていると思う。だからこそ、焦りや不安がどうしても投球にあらわれてしまうのだろう。佐々岡監督が「あの四球が痛い」といっていたけど、そこからゼロに抑える気力と集中力が低下しているのが原因のように思うんだけどねぇ。

もう、それでもAクラスを狙うなんてぇ言ったら笑われる。ここらで一度、塹江を思い切って抹消して休ませていいように思う。ベンチにいれば使いたくなる投手だからなおさらそのように思う。

来季への課題は当然「中継ぎ強化」「新方程式の確立」

詳しくは火曜日の記事で書こうと思うけど、昨日のゲームは今季のカープを象徴するような負け方。今季は何度も見せられているよな。当然同志の皆様とも来季への課題は大体一致しているだろう。「中継ぎの強化」であり「新方程式の確立」だよな。

特に中継ぎの強化は重要に思う。ポイントは「強い球を投げられる右投手」と「変則左腕投手」だと思う。

まぁ詳しくは書かないけど、正直言って現在の中継ぎ陣にプラスそういった投手を入れるのではなくて、1軍のブルペン編成をそういったメンバーにしていくというのが大事だと思う。

個人名を出して申し訳ないけど、中田廉や保っさんあたりの球速と球の力では余程コントロールがよくないと1軍では使えないと思う。

左の高橋樹もあれでは中継ぎは厳しい。敗戦処理や先発のアクシデント以外での出番は厳しいだろう。少し腕を下げるとか1軍で「生き残る道」をそろそろ模索する時期に来ているかもしれない。

それと方程式だけど、とりあえず助っ人は抜きで今いるメンバーで構成していくべきだろうねぇ。そして今季のように「競争」ではなく方程式は指名してベンチが決めてあげた方がいいだろう。

若い速球派の投手をトレードでかき集めるのもいいだろう。まぁそのためにやらなきゃいかんことがあるんだけど、それは火曜日の朝の記事で書こうと思う。

いずれにしても投手陣に関しては先発から中継ぎ、勝利の方程式に配置転換も含めてガラガラポンする必要は絶対にあると思うよな。

3年で立場が逆転したカープとドラゴンズ

昨日のゲームもそうだけど、今季中日に対して手痛い逆転負けが多いように思う。

昨日のゲームなんかはまさにその典型といった方がいいだろう。ドラゴンズが与田監督2年目で力をつけている。それが今の順位なんだろうと思う。

「逆転の広島」の異名をとった3連覇の時代。カープは中日やヤクルト、巨人といったお得意様相手に、この日のドラゴンズようなゲームを幾度となく見せてくれた。相手チームも特にマツダでのカープ戦はビクビクしながらプレーしていたそうな。

今のカープにはもう、その面影がない。投手は粘りがなくあっさりと失点する。打線も1点が重い。あと一本が出ない。リードしていても次の1点が取れずに、終盤逆転を許す。もう、カープとドラゴンズの立場も野球もガラリと入れ替わった。そんな印象を持った同志も多いんじゃねぇかねぇ。

ドラゴンズはAクラスで終われば8年ぶりだそうな。落合監督が率いてずっとAクラスの常連だった黄金期から立ち直るのに8年かかっている。それだけチームの立て直しには時間がかかる。

ドラゴンズも親会社の影響で昔のようにFAで選手を獲ったりというのは控えている。有能な指導者を招き、若手を鍛えここまで来た。立派だよな。

カープは残念ながら一気に弱くなってきている。3連覇のメンバーもどんどんいなくなってきているのにまだ、その栄光に胡坐をかいているように思う。まぁそれは現場ではなくてフロントね。まぁ詳しくは火曜の記事で書きますな。

せっかく菅野を撃破して3連勝したのにまた3連敗。まぁこれでは順位は上がらないよな。もう順位は気にしないし、むしろ最下位で終わった方がいいように思う。強いカープに戻るためには来季が正念場。カープ球団を本気にさせるには5位じゃダメ(笑)。最下位で終わった方がいいと思う。

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コメント

  1. duke より:

    強く同意します。誠に真摯な意見を有難うございます。尊重いたします。地元ではまさに仰るとおりで、オーナー忖度で溢れています。批判が許されないどこかの国の政権と似ています。当方、大石清選手の頃から見守っていますが、ファンのあり方に一石を投じる素晴らしい見識と思います。

    • dukeさま。はじめまして。
      大石さんの時代からということで人生の大先輩から温かいお言葉をいただき恐縮しております。
      自分の街にプロ野球チームがあるって本当に素晴らしいことです。
      そのチームをよくするのも悪くするのも地元の優しさはもちろん厳しさも必要ですよね。
      勝てば我が子を褒めるように喜び、負ければ一緒に考える。そしていつも強いチーム。これが地元の誇りになる。負けてもヘラヘラしているようじゃぁ強くなりませんよね。
      私は広島市民ではありませんが、広島の人が誇りを持てるカープであり続けて欲しいんです。微力ながら「声」を上げていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

      コメント、ありがとうございました

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