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松田オーナー「5位になるようなチームではない」。ってさ、そう思ってるから補強が中途半端なんだよな。

Mageちゃんが斬る!
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 広島は25日、広島市内の球団事務所で仕事納めを迎えた。今季はエースの大瀬良、来日6年目で初の未勝利となったジョンソン(シーズン終了後退団)の離脱が痛手となり、9年ぶりの5位。松田元オーナーは「コロナ

情報源: 【広島】松田オーナー「5位になるようなチームではない」仕事納めで来季復権期待

いやいやクリスマスってのは忙しい。これは毎年のことなんだけどな、「令和」の時代になってからクリスマスが少し変わってきているように思う。「平成」の時代は時の天皇陛下のお誕生日が12月23日。これが祝日で休み。なのでクリスマスの動きは23日、24日というのが小売り業界では「常識」だった。よって本当のクリスマスである25日はすでにクリスマスケーキの入手さえ難しく、小売り業界は「年末年始モード」に切り替える。そんな感じだった。
「令和」になり23日の天皇誕生日の祝日が消え、今年に関して言えば24日のイブはド平日で25日が金曜日。なので今年は関して言えば25日が一番盛り上がった。実際に24日のイブよりも25日の方がケーキは売れたし売り上げも25日の方がよかった。朝からケーキの準備やチキンの仕込みとかね、バタバタやっていたからブログの更新はお休みさせていただきました。お詫び申し上げますな。

さて、クリスマスのどさくさに紛れてカープ球団は25日に仕事納め。まぁ来季助っ人の補強も早々と決めて補強終了。契約更改ももめることなく無事終了。まぁ「いつものカープ」だよな。2年連続Bクラス。なのにだ。
仕事納めということで松田オーナーがコメントを残した。「5位になるようなチームじゃない」と。そしてあれだけ故障者が出ればこうなるわとも言っている。一見まともなことを言っているようだけど、ひねくれた見方をすれば「5位になったのは俺のせいじゃない」と言っているようにも聞こえる。これだけドラフトや助っ人外国人獲得に口を出してくるオーナーは12球団見渡しても松田オーナーしかいないだろう。ある意味オーナーでありながらも編成でもOKだしているのは松田オーナーなので編成でもトップと言っていいだろう。そういう立場の人間が「5位になるようなチームじゃない」「故障者が出たんじゃ」なんてぇ言ってるのは責任転嫁にしか聞こえないんだよな、アタクシには。

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来季も3連覇の栄光に胡坐をかき続ける魂胆がミエミエ

カープが今季5位に低迷したしたのは紛れもなく「勝利の方程式」が確立できなかったことによる出遅れだよな。大瀬良や野村といったローテ投手の離脱も大きいと言えば大きいけど若い投手が出てきたし、先発ローテに困るようなことはなかった。龍馬の故障も大きかったけど、その代わりに出てきた大盛も頑張っていたよな。そういう意味ではこの辺の故障者が優勝を逃した原因とは言えるけど、5位になった原因ではないように思う。むしろ5位の原因は「勝利の方程式」を未知数の助っ人に担ってもらうなんてぇ考えの甘さよ。この甘さはどこから来るのかと言えば、間違いなく「3連覇の栄光に胡坐をかいてきた」何よりの証左だと思うんだよな。3連覇しているチームなんだ、今季もやってくれるだろうと補強を怠った。勝利の方程式が崩壊し途方に暮れる現場を見ても編成のトップでもある松田オーナーは何もしなかった。もちろんコロナの影響で助っ人を新たに呼んでくることは困難だろう。その中でもトレードを積極的にやっていた球団もあったよな。それすらしない。Bクラス、5位になったのはまさにそこなんだろうと思う。他球団のファンから見れば、3連覇したメンバーが沢山いるのになぜ一気にBクラスに転げ落ちていったのか不思議でならんだろう。そのくらいヘボなことやっているということなのよ。勝っている間にもウィークポイントはどんどん出てくる。大型客船だって、ジャンボジェット機だってネジ一本ダメになれば沈没したり墜落するもの。元気なうちにもやっておかなきゃならんチームのメンテナンスを怠ってきたから、こうして転がり落ちていったのよ。カッコ悪いよな。もう誰が見ても球団トップの「3連覇の慢心」が低迷の原因なのよ。
「5位になるようなチームじゃない」というのは責任から逃れているように聞こえてしまうんだよな。そしてその言葉から「来季も胡坐をかき続ける」と言っているように聞こえる。まぁ実際の補強の行動からしても、それがよくわかる。困ったもんだよな。その最たるものが「スコットと再契約」だとアタクシは思っている。格安だからとか、本人が申し出てきたからとかってのはそんなのは言い訳。スコットをクビにしたらそれこそ今季の低迷は助っ人の見る目の無さが原因でしたと白状するようなもの。それは口が裂けても言いたくないのだろう。こんなのが球団の大将なんだからねぇ?困ったもんだよな。

選手はすでに反省して来季は日本一を真剣に狙っている

選手も今季の5位という結果は3連覇の慢心だとはっきり口にしている選手もいる。チームのアニキ的存在になってきた會澤が週間プレイボーイに連載されているカープOBの江夏豊さんとの対談でハッキリと言っている。
江夏豊に「強いカープ」の復活を誓う! 広島東洋カープ・會澤翼「若いキャッチャーが出てきて、僕自身、『まだまだレギュラーの座は安泰じゃない』という気持ちにさせてもらえる」
この対談でもセリーグの他球団が「打倒カープ」に燃え対策を練ってきていることを肌で感じていたようだねぇ。それに対抗することができなかったのは明らかに「3連覇」の栄光から来る「慢心」だったと言っている。恐らく、會澤だけではなく他の野手や大瀬良、野村といったところも同じように感じていただろう。今季1勝もできなかったジョンソンもその辺の「慢心」があったのかもしれん。
そう感じた選手たちの方が高い意識を持って来季に向けて準備をしてくるだろう。そして契約更改の場でも「優勝」や「日本一」といったフレーズが選手たちから出てきた。この辺は「俺たちはこんなもんじゃない」というプライドが垣間見える。そして来季こそその力を発揮するためにこのオフや来季の自主トレなどで新しい取り組みをどんどんやってくれるだろう。選手たちの方が早くその「慢心」に気づき行動してくれているように思う。頼もしい限りだよな。

勝利の方程式確立に向けての「補強」はされていないまま

選手は高い意識を持ってやってくれている。今季は若い選手、特に投手の成長を感じることができた。そういう意味では来季楽しみな投手が多い。この辺で勝利の方程式を確立することができるかもしれん。
ドラフトでも即戦力の投手を上位3人指名することができた。彼らの中で勝利の方程式に組み込まれる投手がいるかもしれん。でもそれは「現場」である佐々岡監督を筆頭とする首脳陣の仕事だよな。それが上手く機能してくれれば「問題」はないように思うし、そうなれば十分リーグ優勝はできるだろう。
でも、アタクシはそれだけでいいとは思わない。大事なのは球団の姿勢。球団の「熱」ね、これが欲しい。このオフも定例行事のように期限優先で助っ人決めた印象は否めない。勝利の方程式を担えるような160キロ投げる投手は取らんかったし、どちらも中継ぎタイプ。他球団から中継ぎで実績のある投手の獲得も動かなかった。今季の反省を生かした補強はクロンだけ。いやいやクロンを獲得に成功したら「もういいよね?」といった熱の低さをどうしても感じてしまうんだよな。

まぁ確かに10年15年前に比べればカープ球団もかなり変わったことは認める。FA流出を丸だけにとどめたのは過去の失敗を活かした成果だと思う。でもFA資格選手の残留はある意味、不良債権化するリスクも背中合わせ。そこも想定して補強策というのを進めていかなきゃいかんだろう。それと人的補償で長野を獲得したようにベテラン選手の価値というのも理解できるようになった。この辺は黒田さんや新井さんの影響が強いだろう。若手を鍛える一辺倒ではなくなったのはいい傾向だと思う。
ただ、補強ポイントのズレというのは相変わらずのような気がする。今季のドラフトは2位で左腕を獲ったけど、左腕投手獲得の動きは相変わらず鈍いしな、投手のタイプも似たタイプが多い。野手も誠也の存在で目立たないけど、羽月や大盛を見てもわかるように「小粒化」は否めない。スケールの大きい選手が少なくなっているようにも思う。この辺は球団の方針が大きく影響しているだろうねぇ。足のある選手をそろえることは否定しない。でも何も均一化する必要はない。一発狙いの選手がいてもいいし、ムチャクチャ球が速い投手がいてもいい。まぁこの辺も球団トップである松田オーナーの意向が色濃く反映されている部分だろう。まだまだやることは沢山あるように思う。そのやらなきゃいかんことを「やらない」のか「できない」のかわからんけど、仮にその行動にストップをかける要因があるとすれば、それは間違いなく「3連覇の慢心」「3連覇の戦力に胡坐をかいてる」ことなんだと思う。まだまだ菊池や広輔も元気、松ちゃんも元気。でも衰えは信じられないスピードでやってくる。「まだ大丈夫」なんてぇやってれば間違いなくチームの劣化を招く。毎年打てる手は打っておく、塞げる穴は塞いでおいた方がいいのよ。それすら怠っているように思う。この辺も「慢心」なんだろうねぇ。
本当なら松田オーナーが「5位になった原因は全てワシ」と言えばまだ救いはあったけど、その声が聞けなかったのは残念だしな、それこそ「球団がアホ」だから現場が頑張らないといかんだろう。救いは選手が今季の5位の原因を冷静に分析してくれていること。佐々岡監督を筆頭に現場が一丸となってね、頑張ってV奪回、日本一を成し遂げて欲しいよな。でも、その結果松田オーナーの慢心と胡坐が続くのは複雑だけどな。

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コメント

  1. tarboh より:

    Mageちゃん様
    球団、首脳陣や選手に対して建設的な批判は、一向に構わないしどんどん展開すべきと思います。ファンの心情を代弁してくださっている向きもあるわけですし。ただ、今回のblogは感情的に書きなぐっていらっしゃるのか、「よくもまぁ、ぬけぬけと」という感情がおきました。正直に述べると不愉快になったというか。

    >クリスマスのどさくさに紛れてカープ球団は25日に仕事納め。
    ⇒ 球団トップをはじめ首脳陣や選手を建設的に批判するの一向に構わないが、この書き出しはいかんでしょう。そもそもクリスマスが「どさくさ」なのか?

    >その中でもトレードを積極的にやっていた球団もあったよな。それすらしない。
    ⇒ここまで強くいうのであれば、トレード要員を具体的にあげて意見を述べるべきだ。あなたの考えるトレード要員(5人ほどはいるのだろう)を書き出して、どのようなトレードをすべきか論じ欲しい。できますか?

    >その最たるものが「スコットと再契約」だとアタクシは思っている。格安だからとか、本人が申し出てきたからとかってのはそんなのは言い訳。~~~~ こんなのが球団の大将なんだからねぇ?困ったもんだよな。
    ⇒、スコットと球団との間でどのような取り決めが行われたのかは不明ではあるが、負けゲームの敗戦処理で投げてくれるのであれば、それはそれでありがたいのではないか。不満はあるのでしょうが、スコットとカープ球団との間で決定した事を受け入れればいいのでは。なんかえらそうに。

    >他球団から中継ぎで実績のある投手の獲得も動かなかった。
    ⇒(ここも同じ)誰のことをいっているのか。具体的に書きましょうよ

    乱筆乱文で申しわけありませんでした。

    • tarbohさま。貴重なご意見ありがとうございます。

      アタクシの文章、ひどいですよねぇ(笑)。よくお叱りを受けるのですが、ずっとこの調子で10年位やってまして、貴方様のようにご指摘していただく方も多い反面、こういう書き方を褒めてくださる方もいらっしゃいます。時にはエラそうに聞こえるかもしれませんけど、おっしゃる様に感情的に書きなぐる時もあります。それが問題だとは思いません。自分のブログですから謝罪する気も改善する気もございません。不快に感じられたということですので、これからはこのブログとは距離をとることをお勧めします。

      クリスマスのどさくさとかトレードで獲得する選手の名を上げろといおっしゃってますけど、ファンはそこまで責任もってブログ書かなきゃいかんのでしょうか?

      3連覇から転げ落ちるように2年連続Bクラス。ファンからすれば「何やってんだ!?」ですよ。しかしカープ球団からはそういったファンの気持ちをスルーするように「いつも通り」に今季の仕事を終えた。本当にそれでいいのか?ということを申し上げているのです。偉そうにといいますが、ファンはそういうことを言う資格はあると思います。それを書いたまでです。強くなろうとしない球団に一言二言言ってもいいのではないでしょうか?

      スコットの件はですが貴重な外国人枠を使って敗戦処理なんてぇ、それこそ金の無駄遣いです。それなら若い投手をどんどん1軍で経験させた方がチームの将来の為にはいいでしょう。スコットを1軍で使うつもりで球団は契約したんでしょうか?アタクシは期限ありきで助っ人決める球団姿勢ってどうなの?と思います。登録人数の件もありますし、年を越してでも粘り強くいい助っ人を探すという行動も2年連続でファンを失望させているのですから見せるべきではないでしょうか?アタクシはそういうことを言ってるんです。いつも通りでいいのか?と。

      このブログを長くやっていると松田オーナーや球団の補強姿勢を批判する記事を書くとこうしたコメントをいただきます。貴方様のように具体的な例を上げろ、選手名を上げろとおっしゃいますが、それはアタクシが言うことじゃないと思います。追及しているのはカープ球団の強化姿勢なのですから。このブログのコンセプトは「強いカープがみたい」。強くなるために球団の尻を叩くつもりで書いていおります。今まで通りのカープで良いという方は不快に思うでしょうねぇ。
      ただ、今回いただいたコメント、ありがたく頂戴いたします。コメント、ありがとうございました。

  2. MAX より:

    こんにちは。
    外国人の補強は未知数な上にこのご時世やりにくい、トレードも相手ありきなので、ちょっと難しい所はあるかなと。
    それよりも個人的には戦力外にした選手が少ないことの方が疑問なんですが。
    コロナで金ないなら選手切って育成増やした方がいいんじゃないかなと。
    選手枠も68ですから追加補強もしにくいですし。
    もしかしたら金銭トレードや2:1トレードの話もあるのかもしれませんけど。

    あとFAせずに残留ってのは別に補強ではないんですよね。
    ヤクルトも選手が残留してくれたとドヤ顔してましたが、逆に言えば穴埋めしようとプラスに動くことはないんですし。

    • MAXさま
      返事が遅くなり申し訳ございません。いつもコメントありがとうございます。

      戦力外の選手が少ないというご意見は本当にそう思います。2年連続Bクラス。それも3連覇からの転落ですからカープ球団は危機感を持たなければいけませんよね?
      選手枠が68ですか…これだとあまり大きな動きは期待できませんね。おっしゃる様にトレードを活発にやっていくのが現実的でしょうねぇ。ただ、カープ球団がそういう動きを獲るかどうかと言えば、難しいでしょうねえ。もしそういった動きをしてくれるのなら、少し見直すんですけどねぇ(笑)。
      本当にFA選手の引き留めというのは体力使うんでしょう。おっしゃるように残留は決して戦力アップにはなりませんから、残留させて次の手を打たんと行けませんよね。これはヤクルトだけではなくカープにも言えるよな気がします。

      コメント ありがとうございました。

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