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フランスワ、コロナ陽性でキャンプ間に合わず!?「盗塁」のスペシャリストは勝ち切る為には絶対に欲しいピースのひとつ

強いカープがみたい!
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◆ 再入国の時期は未定  広島は7日、ヘロニモ・フランスア投手(27)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。  球団の発表によれば、ドミニカ共和国の現地時間5日、渡航直前にPCR検査を受検

情報源: 広島・フランスアが新型コロナ陽性 渡航直前の検査で判明

とうとうアタクシの住む東京で2度目の緊急事態宣言が発令された。4月の時は紙製品やレトルト食品の買い占めなんかがあったけど、さすがに2回目だし1回目よりは緩めだから、そんな動きは今のところない。
ただ、夜のピークタイムが前倒しになっている印象はある。午後3時くらいから主婦を中心に来店。午後7時くらいまでピークが続いた後、8時台になるとガクンと落ちる。平時は大体9時くらいまでは忙しいんだけど、2時間くらい前倒しで世の中動いている感じだよな。まぁそれとありがたいのは酔っ払い客が皆無になったこと。コンビニのトラブルで一番多いのがコレなんで深夜のアルバイトさんもそれがないだけでもホッとするって言ってたからな、悪いことばかりじゃないんだよな。

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守護神候補・フランスワが検査で陽性

さて、今季の守護神候補であるフランスワが来日前のPCR検査で陽性反応が出た。待機期間などを考えれば2月1日のキャンプインには間に合わない。困ったもんだよな。幸い症状はなく自宅で安静にしているということでね、大事には至っていないようだねぇ。まぁそれにしてもこれだけ世間どころか世界を揺るがす新型コロナね、もう感染した人を責めるわけにもいかないよな。誰だって感染する恐れはある。マスクしていようが、消毒していようがうつるものはうつる。地方都市では東京から帰省で帰ってきた家族がいれば村八分にされるなんてぇ記事も読んだけどな、まぁその辺はこれまでの経験を踏まえて大丈夫なものは大丈夫、ダメなものはダメという正しい知識をみんなが身に着けて「ニューノーマル」なるものに順応していかなきゃいかんだろうねぇ。
今季V奪回の為にこのサイトで何度も言っているけどやはり「勝利の方程式」。その肝心かなめの守護神候補のフランスワが出遅れるのは不安と言えば不安だよな。それに出遅れたフランスワが本来の調子を取り戻すのに時間がかかれば、昨季同様に方程式が未完成のまま見切り発車なんてぇのも想像してしまう。もう、それだけは勘弁だよな。このキャンプ中に若手や新助っ人が使えるとなればいいけど、やはりフランスワというピースは非常に重要なだけに心配だよな。ただ怖いのは出遅れを取り戻すべくオーバーペースで故障をしてしまうこと。開幕まで間に合えばというスタンスでしっかり仕上げて欲しいよな。

懐かしい「代走今井 背番号36」

カープ球団創設70周年を記念して中国新聞さんで「カープ70周年 70人の証言」という連載をやっている。全く名前すら存じ上げない人もいれば、思わず「懐かしい!」と声を出してしまう人もいる。昨日かな?アタクシの胸を熱くさせた選手が出てきた。カープ昭和の黄金期に在籍した今井譲二さん。代走のスペシャリストの元祖と言ってもいいだろうねぇ。
当時のカープは非常に接戦が多かった。終盤で僅差というゲームを「勝ちきって」きた。そういった野球の立役者と言ってもいいだろう。9回あたりでランナーが出ると決まってベンチから背番号36が飛び出してきた。そして必ずと言っていいほど盗塁を決めてくれた印象がある。この記事でも「走る勝負師」と異名をとっているがあの僅差の場面で盗塁を仕掛ける技術、走力以上に「度胸」が素晴らしかった。今のカープの選手は足の速い選手は多いけど、このスタートが切れない選手が多い。そういうのを見慣れてしまっているといかにこの今井さんのスタートを切る「度胸」の凄さってのがよくわかる。

度胸を鍛えたのは古葉監督の厳しさから

この記事で「へぇ~そうだったんだぁ」と感心したのは当時の古葉監督の選手への意識付けというかねぇ?「こうすれば、オマエを使ってやる」という明確なメッセージを指揮官が発し、選手がそれを信じて己を磨くという好循環を作っていたことだよな。今井さんだけではなく、高橋慶彦さんには「スイッチヒッター」を要求し、それに向かって慶彦さんも練習した。今の自分があるのはカープのお陰と言っているように、古葉監督からのリクエストに選手が己を磨いてそれに応えるという形を作っただけでも古葉監督というのは名将だなぁと感じるよな。
今井さんに対しても遅くても2球目までに走れと言われていたそうな。じゃなきゃ盗塁じゃねぇと(笑)。今の人は「そんなムチャな」と思うかもしれんけど、今井さんはそれに応えられるよう研究も重ねたそうな。

なぜ2球目までに走るのか?そこにカープの「いやらしさ」があった

アタクシは他よりも頭一つ出るには「こだわり」というものは大事。そんなふうに思っている。みんなと同じことをやっていたんでは、それ以上には行けない。どんな小さなことでも「こだわり」を持ってやっていれば見てる人はちゃんと見てくれている。古葉監督は今井さんに対して遅くても2球目までに走れというのは、終盤の接戦で勝ち切る為の「こだわり」だったように思う。
確かに「代走」として起用されたからにはもちろん「盗塁」で得点圏に進むことが求められてくる。しかしランナーがモタモタしていたら、打者もやりづらい。場合によっては最悪のゲッツーといった結果も招きかねない。そういう「身内の都合」もあるだろう。
それよりもやはり相手に与えるプレッシャーというのは大きいだろう。ここで切られるとイヤがられるカードというのは持っておいて損はないもんな。
今井さんも起用されれば、初球から走っていた印象が強い。当然相手バッテリーも警戒してくるだろうに、それをかいくぐって成功させる。相手にとってみれば本当にイヤなもんだよな。昔はカープと対戦するのはイヤだというチームが多かった。カープはイヤらしい野球をしてくるなんて言われていたけど、それはまさに「古葉野球」だったんだと思うよ。

今のカープのメンバーで適任者はいるのだろうか?

V奪回の為にはカープも今井さんのようなカードを持つことに越したことはないだろう。それでは今いるメンバーで「適任者」がいるのだろうか?今井さんは50メートルを5秒6で走ったそうな。速いよな。カープで速いとされている野間は5.8。昨季のルーキー宇草も5.8。今季のルーキーの矢野が5.9。曽根も5.9だから今井さんの速さというのはスゴイよな。
でも盗塁というのは50メートル走のスピードだけでは測れないものが沢山ある。昨季チーム盗塁王は堂林。堂林より速い選手は沢山いるけどリーグ3位の盗塁数だよな。まぁ警戒されているかいないかってのもあるんだけど、盗塁は足の速さ一つで語れるものでもないよな。
野間はベースランニングなんか見ても速いなぁと思うけど、いざ盗塁となると失敗が目立つ。盗塁は成功してなんぼだし、失敗すればチャンスが潰れる。それに野間は代走要因でいてもらっては困る選手。頑張らなきゃな。
じゃ今のカープの選手でその適任者は誰だろうかねぇ?色々な意見があると思う。上本もいいけど年齢的にも下り坂だろう。やはり若い選手がいいだろうねぇ。となれば「適齢期」は曽根かねぇ?それと羽月や大盛といった選手にその道を追求させるのもいいかもしれない。もちろん若手にとってはレギュラーを狙いながらになるけどな、盗塁を極めるのは悪い話じゃないよな。この辺の選手たちってのはやはり1軍確約といった立場ではないよな。例えば内野守備の三好のように、一芸にひでた選手でも1軍のベンチに座れるのよ。盗塁を磨けばそれだけでも1軍にいられる確率はグッと上がるだろうねぇ。今井さんも一度も打席に立たずに盗塁9個くらいやったシーズンがあった。ぜひ、今のカープにも「盗塁のスペシャリスト」は絶対に欲しいピースだろうねぇ。

全員走れるというのも大きな武器。まずは盗塁の練習から!?

今季から河田ヘッドが復帰した。ヤクルトベンチから見たカープをみて「盗塁の練習してねぇな」と感じたそうな。河田ヘッドのことだからキャンプで盗塁の練習は沢山取り入れるんじゃねぇかねぇ?
今までは盗塁のスペシャリストの話だったけど、チーム全体で「走ってくる」という印象を与えるのも大きな武器になるだろうねぇ。実際にカープは「走れる」選手は多い。でも「走らない」だけなんだろう(笑)。
広輔だってかつての盗塁王だし経験も豊富。足の具合もいいのであればどんどん走ってほしいしな、チーム盗塁王の堂林や誠也だって意識を持てば盗塁を増やせるだろう。龍馬だって遅くないしな、みんなが「走るぜぃ」というムードを出しておくのも相手にとっては「イヤらしい」と感じるだろう。常にそういうオーラを発し続けるチームであってほしいよな。
一気に変えるのは河田ヘッドだって難しいだろう。でも走塁・盗塁の意識付けは今キャンプからできるだろう。そしてスペシャリストも養成していけば、昨季のような「勝ちきれない」ゲームが数試合は「白」に転がることもあるだろう。
カープにもこれまでは盗塁のスペシャリストは存在した。今井さん、福地(現ヤクルト2軍コーチ)、赤松(現コーチ)とスラスラと名前が出てくる。でも今のカープには残念ながらそのピースは欠けている状態。今季そういったスピードスターが出てくるのか?カープの順位を決める大きな要素になるかもしれんよな。

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コメント

  1. 衣笠さんが4番だった より:

    ごめんなさい。浩二さんは盗塁王取ってなかったです。「走る4番打者」のイメージが強かったので…。
    古葉さん自身も盗塁王取ってますよね。
    成功率5割でもヒットを続けるより、点を取る確率は高いので、どんどんチャレンジして欲しいです。

    • 衣笠が4番だったさま。
      いえいえ、浩二さんは俊足好打3拍子揃った選手でしたから間違えるのも無理はありませんよ。気になさらずに。
      セ・リーグのチームはどうしてもバランス重視と監督の意図が大きく反映されている印象があります。おっしゃるよう1番から8番まで足を武器にするチームがあっても面白いですよね。
      そして今の野球を見ているといかに古葉さんのチーム作りや選手を見極める目の鋭さなど、改めて感じさせられます。またカープにこういう監督さんが就任したらもっと強くなるでしょうねぇ。そんな日が来るのでしょうか?(笑)
      コメント、ありがとうございました

  2. 衣笠さんが4番だった より:

    そう言えば、衣笠さん、浩二さんも盗塁王取ってましたよね。
    カープは、ルーツさん、古葉さんの時から、走ってナンボのチームだと思っています。
    チーム総力を挙げて取り組めば、走れるヤツで8人スタメン揃えられるのでは?

  3. MAX より:

    こんにちは。
    盗塁しなかったのは、成功率低いからやめようって思ったからかなあとも思ってます。
    盗塁は成功率低いならしない方がいいですし。
    佐々岡政権は緒方政権時代のアホ盗塁を批判したいんだと思いますよ。

    まあ盗塁したからと言って本盗しないかぎり点は取れないですから、走るならほぼ確実に成功させて欲しいですね。
    それこそ成功率8割は絶対かと。どんなに悪くても7割5分。

    河田ヘッドは曽根に増田大輝になって欲しいと期待してたみたいなので期待したいです。
    右打者なら上本でしょうか。

    • MAXさま。
      アホ盗塁と言えば野村謙二郎政権時の方がひどかったように思います。緒方政権でも理解不能の盗塁はありましたが個人的にはその頃よりは落ち着いたといった印象です。
      MAXさまがおっしゃる盗塁の成功率は大事ですね。走られたら終わりというプレッシャーを相手に植え付けられます。プレッシャーをかければ相手投手は真っすぐ系を投げる確率が上がりますから打者も絞りやすくなりますもんね。この確実性も十分武器になりますね。
      コメント、ありがとうございました。

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