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「キクアベ」の1,2番が機能して巨人を逆転連勝!!でも3つもエラーして勝てるなんて元気のない巨人に助けられた??

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島-巨人」(10日、マツダスタジアム) 好調の菊池涼が勝ち越しタイムリーを放ち、さらに忍者のようにタッチをかいくぐるプレーから、追加点のホームを踏んだ。

情報源: 広島・菊池涼がタッチをかいくぐった 安部タイムリーにつなげる
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”読売ジャイアンツ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”1/0/1/0/0/0/0/0/0″ scr2=”1/0/1/2/0/0/0/0/X”]
【巨人】 ●戸郷(1勝1敗) 大江 ビエイラ 高木 田中豊
【広島】 ○九里(3勝0敗) 大道 S栗林(5セーブ)
[本塁打] 松原1号(巨)

土曜日のデーゲームというのはいつもの事なんだけど、なかなか見ることができない。それでも仕事から戻ってきて家族で買い物に出かけるまでの間、1分1秒でもカープを見ようと急いで仕事から帰宅。さぁテレビ、テレビと急ぎ足。リビングに近づくと何やら重たい空気が流れている。「ただいま」とドアを開けると子供たち二人がしょんぼりとうつむいている。その先には仁王立ちの妻。あちゃーっ!?なんかやらかしたみたいだねぇ。お説教喰らってる。これではテレビをつけることもできずにアタクシはモジモジ(笑)。ただ、カープの見事な逆転劇は見ることができた。今日はその辺を重点的に書こうとするかねぇ。

ミスの連続でも流れが巨人行かなかった要因は間違いなく菊池の3連打

カープの先発は九里。そして巨人は戸郷。カープは戸郷に昨年結構やられているんだよな。開始前の予想では戸郷をどれだけカープ打線が捉えられるのか??ここがポイントだったように思う。初回は文字列でしか確認できないけど、四球からの連続エラーで巨人に先制された。非常にイヤな流れだよな。この回下手すりゃ大量失点の可能性もあった。しかし丸や中島、そして野手の助っ人陣の来日も遅れて野手の選手層が薄くなっている巨人はやはり攻撃の迫力に欠けている。畳みかけた場面も大城がゲッツーで何とかしのぐことができた。これはラッキーだったよな。
先発戸郷を打てるかどうか??というゲームでいきなりミスでの失点というのはベンチに重たいムードが流れる。イヤなムードだよな。そのムードを払しょくしたのは先頭の菊池のヒット。これ以上の景気づけはないだろう。重たいムードを一気に吹き飛ばし、今日も行けるぞというムードに一瞬にして変えたような気がする。続く安部、龍馬も続いてあっという間に同点。この回何点入るのか??頭の中で妄想した同志も多かっただろうねぇ。しかし残念ながら後続が続かずに同点どまり。今季は開幕から見せられている「フン詰まり打線」は相変わらずといった感じだよな。それでもミスで失った点を取り返せたのは良かったよな。
3回も松原に勝ち越しの一発を食らった。しかしのその裏の先頭打者の菊池がこれもヒットで出塁。巨人に行きそうな流れを菊池のバットで引き戻した。そんな感じだったよな。1番に座って打線を引っ張っている。この1番菊池の起用はベンチのヒット作と言っていいだろう。開幕から14試合連続ヒット。こちらもどこまで伸びるか楽しみだよな。

4回の勝ち越し劇は久々に見た「広島野球」

カープ打線はその後も戸郷に襲い掛かる。4回の勝ち越し劇は戸郷にかなりのダメージを与えた。そんな印象だよな。打順は7番の広輔。結果が出ていない打者はやはり慌ててバットを出している印象がある。初回には久々にヒットを打ったけど牽制死。なかなかうまくいかない、そんな印象だよな。広輔倒れて1死から羽月が振り逃げで出塁。この辺はいかにもカープの若手らしい出塁の仕方。もらったチャンスだよな。こうなると菊池に回せば何とかなると九里が送りバント成功。そして菊池が見事にライト前にタイムリー。期待に応えてくれたよな。失意の戸郷の隙をついて菊池が盗塁を決めた。菊池の盗塁は久々に見たような気がするけど、これが結構効いたよな。2番に座った安部が見事にタイムリー。振り逃げという相手のミス、隙や油断をついて出塁し、バントを駆使し得点圏、1番打者が還し、そのまま盗塁、そしてタイムリーとね、昭和の時代のカープの攻撃を彷彿とさせた。非常にいい攻撃だったように思う。

キクアベの1,2番が機能。安部の頑張りはうれしい限り

好調の菊池が目立つけど、2番に入った安部も非常にいい仕事をしている。この日も4打数3安打とチャンスメイクに4点目のタイムリーと大活躍だよな。不調の堂林を横目にサードのポジションを奪った形だよな。1か月前にこの安部の活躍を予測したカープファンは少ないだろう。
キャンプも2軍スタート。オープン戦も出場無し。3連覇戦士の安部としては非常に屈辱的な春だったように思う。腐りもしただろう。それでも開幕してクロンの故障というのもあって、それでもその中で若手の抜擢でお呼びがかからないことは十分に想定できた。そんな中でもひた向きに野球に取り組んで来たのだろう。その悔しさや屈辱、そして負けてたまるかという反骨心とね、色々な感情が折り重なって安部をまた成長させたような気がする。恐らくだけど相手が右投手ならこの1,2番、「キクアベ」で当面は行くだろう。この光景を見て、広輔は奮起してほしいし、矢野や曽根はこれを引きずりおろすくらいの意気込みで野球に取り組んでくれれば、カープの将来は明るいものになるように思うねぇ。

九里亜蓮、白星をつかみ取る6,7回の本来の姿

さて、投手陣に話を移そう。先発の九里は正直5回まで本来の投球ではなかった。苦しいながらもなんとか5回は投げ切った。この辺は巨人打線の低調さというのも手助けしてくれたとは思うけど、やはり2ケタ勝つにはこういう相手にしっかり勝つというのも必須条件だろうねぇ。勝ち投手の権利を得た。でもそれで浮足立つような投手なら二けたは勝てん。むしろ九里は勝ち投手の権利を得てからの6,7回は本来の投球を見せてくれたように思う。前半の投球内容、球数を考えたら、6回で降板でもよかったのかもしれん。それでも7回を投げ切ってくれたのは非常に大きかったように思う。これで3勝目。九里本人もそうだけど、アタクシも九里の二けた勝利は悲願。ぜひともこのペースでシーズンを全うすれば、きっとこの目標は達成されるだろうねぇ。二けた勝利とは言わず15勝くらいしてほしいもんだよな。

九里が7回を投げ切ったことで生まれた「8回大道」

このブログでは今季、勝利の方程式は固定した方がいい。そう訴え続けてきた。しかしながら今日は2点差で終盤。昨日同様7回森浦、8回塹江、9回栗林の継投策に入る。そんなふうに思っていた。なので7回も九里をマウンドに送ったのは反対ではないけど「アレ?」とは思った。結果的に九里は7回を完璧なピッチングで反撃の芽を断ち、8回からは大道をマウンドに送った。この辺は栗林以外は連投を避けようという横山、永川両投手コーチの考えというかね、リリーフにもローテーションを取り入れて登板過多を防ぐ工夫が施されているように感じた。まぁその辺は今のところ上手く機能しているように思う。その根底にあるのは先発投手の頑張りがあるからなんだろうねぇ。佐々岡監督も先発が失点しようが100球をメドに投げさせるといった姿勢に一貫性を見出すことができる。かなり投手陣の整備というのは昨季に比べれば大幅に進歩しているように思う。投手コーチが両人ともリリーフの経験者というのが、影響しているかもしれんねぇ。九里が7回を投げ切ってくれたおかげで8回はこれまでの塹江というカードではなく大道というカードを切ってきた。やはり先発がある程度投げればリリーフのバリエーションが増える。この辺をしっかり構築していこうというベンチの思惑は非常にいいことのように思う。その大道の投球を見ることはできなかったけど、2点差で相手は巨人というだけでかなり厳しい登板だったように思う。この辺をしっかり投げ切れたというのは今後を考えると非常に大きな成果を得たように思う。大道も勝ちゲームで出すことができる。非常に大きなカードを手にできたように思う。8回あたりは打線を見て塹江か大道かという選択肢が増えるし、8回を塹江と大道の二人でという選択肢もできる。このゲームでの大道の好投は今後のカープのブルペン陣に非常に明るい光が差したように思うねぇ。

先発3本柱が揃って白星。優勝争いのカギは野村、床田、そしてニューヒーロー??

開幕当初から確立されていた大瀬良、九里、森下の3番柱が着実に白星を積み重ねている。頼もしいよな。今週も3勝しているけど、この3本柱が機能している。となれば、カープ浮上のためには「それ以外の先発投手」がカギを握っている。そんな気がしている。となれば、明日の先発野村祐輔や床田がどれだけ勝てるか??かなり重要なことのように思う。
それと、中村祐太が登録抹消になった。6番目の椅子が空いたことになる。ここに誰が入ってくるか??案外ポイントのように思う。この6番目の椅子の筆頭は遠藤だろう。しかし、遠藤もファームでの登板でいい結果を残せていないようだねぇ??
当分1軍昇格は難しそうな感じだよな。となれば誰が出てくるのか??一つは若手に期待だよな。高橋昂也あたりが上がってくると面白いだろうねぇ。それと新助っ人のバードとネバラスカスの来日も決まった。多分交流戦あたりから1軍に合流といったスケジュールになるだろう。この辺が先発の椅子に入ってくる可能性は十分あるだろう。
そういう意味では明日の予告先発の野村は頑張らなきゃいかんし、結果が求められてくる。巨人を3タテするのも大事かもしれんけど、明日の野村の内容にはこだわってほしいというかね、カープが上位浮上の為には野村がしっかりしてもらわんと困る。その判断をする上で非常に大事な登板になると思う。相手は今村だけど、勝ち負け関係なく、野村がローテーションをしっかり守れる投手なのかどうかってのを見極める上でも大事な登板のように思う。しっかり投げて、巨人に3タテ食らわしたいよな。

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コメント

  1. 九里も頑張ってますね。田舎の米子は大騒ぎだ。
    今年の投手陣は多士済々。誰かが調子落としてもすぐに代わりが出てきそうに思います。
    初優勝の頃は、攻撃陣の援護が投手を育てた印象でしたが、今年は、逆になってくれることを願っています。

    • 衣笠さんが4番だったさま。
      いやいや九里は本当にいい投手になりましたよ。今季は念願の二けた勝利は間違いないと思っています。なんだろう、マウンドで物凄く余裕を感じるし、こうすれば大丈夫といったものを身に着けたように思います。最多勝なんか取ったら米子はどうなっちゃうんでしょう??(笑)。
      まだ始まったばかりですけど、このローテが1年続くとは思えません。先発陣でもどんどん若い投手が出てきて欲しいですね。助っ人のバード、ネバラスカスが加入、フランスワが復帰となればかなりの投手陣になりそうです。後はおっしゃる通り打線です。阪神が走りそうですが何とかくらいついて行きたいですね。
      コメント、ありがとうございました。

  2. MAX より:

    こんばんは。
    安部は休み休みならたまにいい活躍ができるかもしれませんね。
    クロンが戻ってきてもバックアップで残ってもいいかなと思います。

    反面田中は体大丈夫?って思います。
    首脳陣がキーマンに名指ししたからなのかFAしなかったから一軍で使うみたいなのか知らないですけど、打席与えるだけ無駄、シーズンの最初の方は仕事したけど今となっては帳尻ヒットばかり、守備やらかす、走塁も牽制死ばかり。
    ファンバカにしすぎだろって思いますし、かつての鳥谷と被ります。
    安部の方がバックアップで残れますし、田中はショートのみですし、休ませた方がいいんじゃないかなと。
    少なくとも優先起用はしなくていいと思います。

    菊池は好調なのでそれをできるだけ長く続けてもらいたいですね。
    でもランナーいる場面で長打ほしいので、2番の方が良さそうですけど。

    明日のノムスケは5回、6回までを抑えてもらって、それ以降はリリーフ動員でいいと思いますよ。

    • MAXさま。
      相手が右の先発なら安部で行きそうですね。となると左投手の時の2番が問題になりますね。ここを広輔にするのか??MAXさまが以前おっしゃっていた右の内野手の人材不足がここで出てきますね。堂林あたりを2番に置くのでしょうか??それとも右左関係なく安部で行くのか??今後のベンチの起用に注目ですね。
      長打力のある2番も魅力です。ただ、アタクシが菊池1番にした方がいいと思うのは菊池が2番の仕事をできちゃうからなんですよ。これ打撃優先の攻撃的2番の打者ともともと2番打っていた選手ではベンチもサインの出し方など変わってくるでしょう。2番ができる菊池なら、エンドランやバントなど制約が絡む。と、なると絶好調のバッティングを活かしきれないのではないか??昔、嶋が2番に起用されて首位打者を取りましたが、菊池はこういう打者ではないところがポイントなのかなぁと。まぁ色々な意見があって面白いですね。
      コメント、ありがとうございました。

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