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終盤に何とか追いついてドローも疑問に残る代打策。コルニエルはいい経験。龍馬の2本のタイムリーもまだまだ本調子ではない??

Mageちゃんが斬る!
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 「広島3-3DeNA」(16日、マツダスタジアム) 広島のロベルト・コルニエル投手が痛恨の一発を反省した。

情報源: 広島・コルニエル、痛恨の一発を反省「ちょっと甘かった」 佐々岡監督は信頼変わらず
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”横浜DeNAベイスターズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”0/0/0/0/0/0/3/0/0″ scr2=”1/0/0/1/0/0/0/1/0″]
【DeNA】 ピープルズ 石田 エスコバー 山崎 三嶋
【広島】 床田 中田 コルニエル 塹江 栗林
[本塁打] ソト5号(D)

実は昨日からアタクシは現場を「一時引退」した。そろそろもう1店舗増やしたなぁという気になってね、その時の為に次期新店の店長になる者に経験を積ませるためにアタクシが現場から身を引くことにしてお店の一切の業務から手を引いた。在宅や各店を回ったり、従業員も増えたので総務や労務も整えなきゃいかん。そういう環境になったので時間に融通が効くようになった。昨日はゲーム開始から見ることができた。まぁ床田がピリッとしないなかでも前半はリードを奪えた。個人的には2-0や2-1といったスコアでカープが勝てばある程度評価はできたけど、7回の男コルニエルが逆転の一発を浴びて追いかける展開になった。カープが今後上位に浮上するにあたっての課題がこのゲームの7,8,9回に凝縮されていたように思うねぇ。

床田、10安打浴びながらも5回を無失点!?この内容で勝ち投手になれるわけがない

カープの先発は床田。いやいやよく打たれたねぇ(笑)。幸い長打を浴びることなくラッキーな打球やベイスターズの粗い攻撃に助けられた。ヒット10本浴びても5回を無失点に防いだ。よく踏ん張ったと言えば聞こえはいいけど、佐々岡監督も言っていたけど、2,3回でKOされてもよかった内容だったよな。先頭打者を毎回出してランナーを背負う場面が多かった。守る野手にも負担をかけただろう。この辺はしっかりやってもらいたいもんだよな。
まぁ無失点に抑えたとはいえ5回まで10安打も浴びた投手がそう簡単に勝利投手になれるわけがない。コルニエルがソトに一発食らって白星が消えたけど、そら、野球の神様が許すはずはないよな(笑)。負け投手にならなかっただけでも良ししとなきゃいかんだろうねぇ。床田の課題はいい時と悪い時がはっきりしているし、右投手の懐に投げ込む度胸と腕を磨かないとな。打たれたのは右打者が多かったと思うけど、右打者の懐に投げ込めないから外に逃げる球に合わせられてしまう。大和に3本打たれたけど、みんな外の変化球を待って右方向に打たれた。逆にオースティンやソトといった助っ人選手には懐をつけずに中へ中へ入ってちょうど打ちごろのコースに行ってしまったよな。床田がいい時は右打者の懐にズバンと行ける。この日はそれができなかった。まぁそうなると1軍の選手は打つよな。安定感が出てくるともっと勝てるだろうねぇ。

コルニエル、被弾は「7回の男」への試練??

さて7回に登板したコルニエルだけど、一発は浴びたけど前向きに考えれば色々課題が浮き彫りになった内容だったように思う。ベンチもこの結果で7回を外すことは考えていないようだしな、この日はいい勉強になっただろう。アタクシなりにだけどここが改善できればというのはいくつかあるように思う。
一つ目はこのゲームは2点リードで登板。コルニエルにとっては初めての経験だろう。この辺力が入ったり、妙な緊張感があったように思う。コントロールも荒れていたし、真っすぐも物凄いシュート回転している球がいくつかあった。力みがある証拠だよな。これは場数をこなせば平常心で行けるだろう。反省点のひとつだよな。
コルニエルのいいところってやはり四球で大崩れしないタイプ。特にリードの場面で投げる時には先頭打者ね、ここを「丁寧に」打ち取る必要があるよな。先頭の大和をセカンドフライに打ち取ったけど、やはり力みが感じられてストレートが高め高めに行っていたように思う。続くオースティンには追い込みながらもスライダーを見切られたと思ったのかその後は真っすぐで押した。力勝負だよな。しかし助っ人選手は150キロ以上の真っすぐならわかっていれば打ち返す力がある。球数が増える度に高さが打ちごろのコースに集まりすぎていた。まぁ四球は嫌なんだろうけど、もう少し低めかむしろ高めの釣り球を早いカウントから使ったら面白かっただろうねぇ。
続く佐野に対しても同じような球が多かった。この辺ね、少し頭に血が上っていたようにも見えた。まぁこういった場面は初めてだろう。この辺を反省して次に生かして欲しいよな。
ソトに打たれた球も石原がインコース要求が外の甘いところに入ってきた。ソトが腕を伸ばして一番力が入るコースに投げてしまったよな。あの真っすぐの速さでインコースに投げ込めれば打者は脅威。この辺を投げ切れる力はあるとは思うけど、大事な場面で投げ切る技術と「ハート」ね、ここを磨いてほしいよな。

7番降格の西川龍馬が2本のタイムリーもまだまだ??

さて打線の方だけど、これまで中軸を打っていた龍馬がこの日は7番に降格。5番に小園を入れるオーダーを組んだけど、これが2度の得点に絡んだ。先制と同点打だよな。この入れ替えは「成功」したのだろう。
2本とも外の低め、ワンバンドしそうな高さの球をレフト前に落とした。龍馬ならではの「打法」だよな。そしてその微妙な打球に対してそれぞれの場面で2塁ランナーだった小園が判断よくホームへ滑り込んだ。好走塁だったように思う。このコンビで得点できたのは良かったよな。
これで龍馬も少しホッとしたとは思うけど、1塁ベース上に映し出された表情は冴えなかった。まぁあの打撃も龍馬の打撃なんだけど、本来はもっとやらなきゃいかん打撃が出てこない。ここに引っかかっているのかなぁと。それはなにかと言えば逆方向に引っ張る打球。逆方向に強い打球を打つ。これができていないし、この打球を見ない限りはアタクシは西川龍馬じゃない。そんな気がしている。ただ、この2本のタイムリーをきっかけにそんな打撃ができる日も近いかもしれん。焦らず少しずつ結果を積み重ねてね、逆方向に引っ張るホームランを見せて欲しいよな。

2死3塁の場面で代打・長野はちょっと解せない

7回にひっくり返されたけど、個人的には「負ける気がしなかった」。まずベイスターズのブルペン陣の不安定さがある。ここの所ブルペンが打たれて勝ちきれないゲームが続いていたし、攻撃はあと3回ある。1点差なら十分だと思ったし、8回塹江、9回栗林の起用を見ればカープベンチも同じ気持ちだったように思う。
チャンスはすぐに7回裏に訪れた。クロンが目の覚めるようなあたりのツーベース。エスコバーの剛球に負けないパワーを見せてくれたよな。ここで代走に大盛を起用。続く菊池のショートゴロね、これ大盛はセオリーを破ってサードへ走ったど、大和が球を持ち替えもたついてツーアウト3塁の場面を作った。ここで羽月に代わって代打の長野を起用した。どうだろう??この長野の代打で期待が膨らんだ同志がどれだけいただろか??もっと言えば、長野と羽月どっちがベイスターズが嫌がるかと言えばアタクシは羽月のように思う。それはなぜか??
ひとつは長野が実戦からかなり遠ざかっているということ。なんでも5月5日以来というから10日以上ゲームに出ていない。試合勘が鈍っているというかねぇ、アタクシはすんなりゲームに入っていくのはいくら長野でも難しかったように思う。この場面で長野を打席に送るのは少し酷のように思った。長野がここの所代打やスタメンで出ているのであれば見方は変わるけど、大事な場面で試合勘が鈍っている選手を起用するってのはどうなのかなぁと。もちろん「長野」という名前だけでも相手は警戒するとは思うけどね。
アタクシは羽月の方が面白かったというのはランナーが3塁とうのがミソ。長野よりも羽月の方が確率が高いのは「内野安打」。雨の影響でグランド状態も完ぺきではないし、羽月をそのまま起用して初球でもバントの構えでもしたら相手は警戒を強める。ファースト、サードが1歩でも2歩でも前に来ればヒットゾーンも広がる。足の速さで相手の守備のミスを誘うことも長野に比べれば可能性は広がるように思う。まぁこれは佐々岡監督だけではなく緒方前監督も代打策に関してはなんとなく「名前順」のような起用法が多いよな。もっと場面場面で相手がどう来られたらイヤか??左右ばっかり考えていないでその辺を突いた選手起用をやるとももっともっとカープを嫌がってくれるし、それも大きな武器になるように思う。この7回ね、アタクシは羽月で行って欲しかったねぇ。

巨人⇒阪神⇒交流戦をカープは戦い抜けるのか!?

昨日のゲームは勝っておきたかったけど、勝てる野球ができなかった。もったいないよな。何度も書いているけどカープはこういう接戦のゲームを取っていかないと順位も上がらないし、強くならない。悔やまれるよな。これで借金4は変らずの4位。今週は東京ドームで巨人と2連戦のあと地元で阪神を迎える。もう阪神はカープを得意にして上から目線で来るだろう。ギャフンと言わせたいよな。この5試合で限りなく借金を減らしたい。4勝1敗で借金1、5連勝なら貯金が1。そういう形で鬼門の交流戦に入りたいよな。こうした力が上である相手に対してどうやって戦うのか??圧倒されて終わってしまうのか??しぶとく食らいついて相手にイヤな印象を与えることができるのか??大きなポイントのように思う。そういう意味ではこのゲームの7回の代打策ね、相手と同じよう事をやっていたら絶対にダメ。自軍の戦力は劣っているんだから少しでも相手がイヤがることをやらなきゃダメ。正攻法ばかりではいかんのよ。自軍の戦力と調子を見極めてね、使い方によって10の戦力を12にも15にもできるはず。色々知恵を絞って戦っていかなきゃカープは上位には行けないのよ。今週の巨人、阪神との5ゲームはね、色んな意味で今後のカープを占うカードになりそうだよな。

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コメント

  1. ゆきぽよ92 より:

    毎朝ブログ記事のアップを楽しみにして待っている、ゆきぽよ92です。magechanさんのお仕事の関係で時間に余裕ができたとのこと、ちょっとうれしいです。記事を読んで、そうよねえと思うことばかり。羽月選手と小園選手のプレーには生活感が感じられ見ていて楽しいです。
    でも、継投、代走、代打などの判断基準は過去の伝統を引き継ぐだけで工夫もない
    小園選手の牽制アウトが残念でした。カープの牽制アウトは減らせないのでしょうか?選手の問題なのですか?

    • ゆきぼよ92さま
      牽制死が多いのは色々理由があると思います。まぁ一つは選手個々の走塁のセンスですね。カープの場合は足の速い選手は多いのですが、その辺のセンスが光る選手はいないですねぇ。他球団では阪神の近本、中日の大島あたりが浮かびます。この辺は練習で鍛えられるものではありませんけど。
      後は1塁コーチャーですね。相手投手の牽制のクセだとかが一番見える位置にいるわけですから、この辺の洞察力で選手に指示を出したり、声をかけてあげられているかも重要ですね。それとサインで盗塁する場合に相手に悟られてしまうことがあるように思います。特に若い羽月や大盛といった選手はサインがでるとどうしても力が入るというか相手に伝わってしまうんですね。野球は探り合いのスポーツでもあります。そこが面白いんですけどね。

      コメント、ありがとうございました。

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