スポンサーリンク

一丸で1イニング9得点で巨人を突き放す!!本来ならこういう野球ができるチーム。自信をもって突き進め!!

強いカープがみたい!
スポンサーリンク

 「巨人2-10広島」(19日、東京ドーム) 広島のケビン・クロン内野手が来日初の満塁本塁打を放った。

情報源: 広島・クロンが満塁弾「得点圏での打点増やしていきたい」チーム通算200号
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”広島東洋カープ” tm2=”読売ジャイアンツ” scr1=”0/0/0/0/1/9/0/0/0″ scr2=”0/0/0/0/1/0/1/0/0/0″]
【広島】 ○九里(5勝3敗)
【巨人】 ●高橋(5勝1敗) 大江 田中豊 井納 ビエイラ
[本塁打] 岡本和11号(巨) クロン4号(広)

今朝はスカッと目覚めた同志も多かっただろう。選手の大量入れ替え後の初勝利。それも巨人相手に10-2の大勝!!朝っぱらからネット記事を見ながらビールでも飲みたい気分だよな。この選手入れ替えの副作用で中村奨成がプロ初スタメン初マスクが実現したし、相手が左の高橋にもかかわらず、1,2番は広輔、羽月と左を並べざるを得なかったし、下位打線には不振の堂林やクロンを起用するスタメンとなった。スタメン発表時のTwitterでは絶望視する声も聞こえてきたけど、なんのなんの打線が機能して10得点だよな。河田ヘッド、朝山コーチ、見てたかぁ??(笑)。

九里、点差も投球も余裕の完投勝利

打線の話に入る前にやはり完投勝利で5勝目をあげた九里をこの日のヒーローとして取り上げなきゃいかんだろうねぇ。前日は同期の大瀬良がピリッとしない内容だっただけに、このゲームでの九里の内容は非常に重要だったように思う。野手陣の大幅入れ替えの為に戦力が落ちることは必至。しかし投手陣は無傷なわけだからな、この苦しい期間は投手が踏ん張らなきゃいかんよな。その初っ端の大瀬良が不安を残す投球をしてしまっただけに、九里も…となればチームのムードもどんよりしてくるだろう。その辺を九里はよく理解してのマウンドだったように思う。受ける捕手はプロ初スタメンマスクの中村奨だけにその気持ちは非常に大きかったように思う。回を追うごとに中村奨と言葉を交わし、意思疎通を図る。時にはあの場面でこの球はダメよ、なんてぇ話もしていたように思う。若い中村奨を上手に引っ張ってくれたように思うねぇ。そういう重圧や責任を感じてのマウンドだけど、堂々とした内容だった。ピンチにも動じずに本当に打者一人一人アウトを重ねたよな。一つの四球で動揺を隠せなかった巨人先発の高橋と比べると色んな意味で「余裕」を感じた。これで5勝目、チーム勝ち頭。今季の九里は念願の2ケタ勝利ね、出来そうだよな。それとこの日のポイントは2番に入っていたウィラーの連続試合ヒットを止めたこと。これも大きかっただろう。巨人打線のポイントであるウィラーを封じ込めたのも大きかったよな。

対左なんて関係ない!!成功事例を示した1,2番

野手の大幅な入れ替えでカープ名物「対左投手打線」を組むには役者が少なすぎる。よってこの日のスタメンは広輔、羽月の左が並ぶ1,2番を組まざるをえなかった。ところがこの1,2番がポイントとなるタイムリーを打ってくれた。これで打線が波に乗ったように思う。
まずは岡本の一発で先制を許した直後、初スタメンの中村奨がヒットで出塁。巨人先発高橋もこのイニングを投げ切れば6勝目が飛び込んでくる。ただ、こういう若い投手は僅差でポイントの5回ってのは崩れるケースが多い。先頭の中村奨のヒットは動揺させるには十分だったよな。九里が送りバントを決めた。この辺をしっかりやるってのが「勝てる」投手。5勝目をゲットできたのもうなずけるよな。広輔四球のあと、アタクシは原監督思い切って代えてくるかなと思ったが最後は「左対左」を優先したのだろう。そのまま続投も羽月に1,2塁間を抜かれて同点を許した。
6回も先頭のクロン四球、堂林のヒット、野間の四球で満塁のチャンス。あ、野間ね、この日は三振と四球でバットが出てきていないなぁという印象を持った。折角の1軍のチャンスだから積極的に行って欲しいよな。
ここで中村奨。やはり甲子園の大舞台で活躍した選手というのはこういうチャンスにも硬くならず平常心で打席に立てる。「持ってる」よな。三遊間に飛んだ緩い打球。この打球で1点は確実。ところがそれが三遊間を抜けていった。この辺もね「持ってる」のかもしれんよな。これがプロ初打点。前日の林に続いてだよな。先週末、二人の期待の若手が初打点を叩き出すなんてぇ予想した人は誰一人いなかっただろうし、中村奨や林の初打点はもしかしたら今季なかったかもしれん。新しい世代に一つ一つ「記録」がついたよな。

話を戻そう。中村奨のタイムリーのあと九里がここもしっかり送りバントを決めた。巨人ベンチはここで高橋を諦めて左殺しの大江を広輔にぶつけてきた。この辺、結果論になるけど5回のピンチで高橋を諦めていたら展開は変わっていたかもしれんよな。大江は打ちづらい。この打ちづらさをテクニックで外野フェンスまで持っていった広輔ね、打撃は力だけじゃないんだということを証明してくれた。クロンや誠也が強振しても外野にすら飛ばないのに、広輔は低めの変化球をバットに乗せる感じでコンと掃ったような打撃でもあそこまで飛ぶ。打撃というのは面白いよな。個人的にはこの広輔のタイムリーね、これで巨人ベンチはガクッと来ただろう。そのくらい大きな4,5点目だったよな。
もちろんこの日の高橋の調子というのもあっただろうけど、左の先発にたいして 左を並べた1,2番が機能した。これまで一生懸命右打者を並べてきた首脳陣に対して強烈なパンチを食らわしたことだろう。やはりスタメンっては左右でもなく相性でもなくその時その時の選手の調子やメンタルが上向いている選手を使う。そっちに比重を持って行った方がチームは流れに乗っていけるように思う。まぁみんなが戻ってきたら同じこと繰り返すんだろうけどね、この悪しき伝統はそろそろやめて欲しいもんだよな。

4番誠也にもタイムリーが出て乗り遅れずに済んだ

さてこのイニングは不調である選手にもヒットが出た。堂林もこの9得点に絡んで来たし、主力が抜けて重圧のかかる4番の誠也にも満塁からタイムリーが出た。これは何気に大きいと思う。大きいのは狙わずにカウントを取りに来た外の球を素直に逆方向に打ち返した。ここまでの誠也はやはり力みが感じられたよな。新打法のフォームもそうだけど、どことなく硬い印象があった。フルスイングしても打球が飛ばない。追い込まれてからはバットが出てこない。そんな印象だった。しかしこの打席はフルスイングせず来た球に素直にバットを出した印象だった。まぁこれも広輔が先に突き放すタイムリーを打ってくれた影響はあるだろう。調子が悪い、チャンスに打てない印象が強くなってきている今季だけど、なんやかんや言っても3割は打っているし、力はある。後はチームに貢献できるかどうかだけどな、チャンスでも冷静に打席に立てる回数が増えれば自ずと打点も増えてくるだろう。よかったよな。
逆に3番に入った長野や7番に入った野間はこの打線の流れに乗り切れなかった。特に長野は打席に立たんと調子が上がってこない。惜しいサードライナーがあったけどな、早く1本出してチームの危機に力を貸して欲しいよな。

クロンはさすがのパワーで満塁弾!!打てなくても明るさでチームを救え!

とどめはクロンの満塁弾。打った瞬間だったよな。レフト上段に飛び込む打球を見てね、クロンもこの流れに乗ってくれたなぁと満塁弾以上に打線の流れで打てたのがね、アタクシはクロンにとって大きいように思う。どちらかとういうと流れを止めてしまう打席が多かっただけに、チームに貢献できた気持ちが湧いてきただろう。こういう打席が増えるとクロンも乗ってくるだろうねぇ。
相手投手井納は田中の故障で急遽マウンドに上がった。準備万端ではなかったのだろう。カープにとっては大きなチャンスになった。しかしカープ打線というのはことごとく相手からもらったチャンスをモノにできなかった。巨人戦でも原監督の繰り出す攻撃的な継投策の前になすすべなく抑えられていたよな。このイニングも原監督は4投手を繰り出して抑えにかかった。これを見事にはねのけて一挙の9得点。主力が抜けてもポイントの選手が結果を出せば点は入る。そんなもんよ、野球ってのはさ。

若手中心でも点は取れる。巨人に勝てる。さぁ阪神も飲み込んじゃえ!!

正直、コロナショックで連敗が続くのではないか??そんな心配をした同志も多かっただろうし、アタクシもこのままズルズルいってしまうのではないかという不安は大きかった。そんな中で巨人に大勝という結果が出た。これは自信にしてほしいよな。特に昨日の10得点では羽月、中村奨といった若手のタイムリーもあったし、ベテランの域に入りかけた広輔のタイムリーも大きかった。主軸の誠也、クロンも打点を叩き出した。色んな世代が色んな役割の選手がそれぞれに結果を出した。いい勝ち方だったよな。このゲームで生まれた「勢い」の火種をね、まだまだ小さくて風が吹いたら消えてしまいそうな火種だけど、これを大事にしていきたいよな。金曜日から首位阪神との対戦だよな。特に初戦ね、アタクシはぜひ勝ちに行って欲しいし、この「勢いの火種」をさらに大きくさせて欲しい。大事な3連戦だよな。
普段ゲームに出ていない選手も出場機会が増えてくるだろう。三好の華麗な内野守備、スローイングは見事だったし、最後のライトフライをスライディングキャッチした曽根もノビノビプレーしていた。みんな燃えているんだよ。この炎をもっと燃やして燃やしてね、交流戦に突入してほしいよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. 黒瀬 桂司 より:

    昨日はまさかの大勝でしたね☆
    主役は九里と中村奨成でしたが、目立たないところで迎コーチが活躍していた気がします。

    昨日はネクストバッターひとりひとりに声がけしていました。
    恐らく繋いでいけという指示だったのかもしれません。
    そのおかげでいつもより四球も多かったし、6回表のビッグイニングでは誠也が最近ではあまり見られなかったライト方向への軽打を見せてました。

    迎コーチは今まで補佐的な役割でしたがコロナで昨日から主体的に打撃を指示するようになって、それがいい方向に出たと私は勝手に解釈しています(^^)
    明日からの阪神戦もぜひ繋ぐ野球を続けて欲しいですね。

    • 黒瀬さま
      さすが、目の付け所が違いますね。迎コーチは3連覇時代に石井・東出コーチとともに逆転のカープ打線を支えてきたコーチですね。石井コーチ退団のあとは東出、朝山コーチの補佐的な役割だったのでこれまで遠慮があったのかもしれませんね。確かにあの9得点は3連覇時代を彷彿とさせるものでした。振り返ってこのゲームがきっかけだったと言われるゲームになるかもしれませんね。阪神戦もこの調子で秋山を打ち崩して欲しいものです。
      コメント、ありがとうございました。

  2. ゆきぽよ92 より:

    スタメン発表時には、「誰が決めたんじゃろう」と思っていた一人です。
    林選手をはずしていたので、「いつものカープのパターンかあ」と文句ばかり言ってました。
    記事にあったように、多くの選手がイキイキとしていたように思います。
    この勢いでいってほしい。
    今日は2回目のPCR検査の日です。
    気になります。

    • ゆきぼよ92さま
      はい、スタメン発表時は否定的な意見が多かったですよね。
      でも、アタクシは広輔、羽月の1,2番はいい決断だったと思います。このコンビでチームを引っ張って行って欲しいものです。
      広島もコロナ禍で大変ですね。検査で何事もないことを祈っています。
      コメント ありがとうございました

  3. 九里くん、やってくれました。米子の誇りです(笑)。
    打線も上がるしかない(今がほぼ最悪で下がりようがない)。
    森下と2人で最多勝争いってならないかなあ。

    • 衣笠さんが4番だったさま
      いや~九里やりましたね!!勝てる投手に成長してきたと思います。
      もともと体はタフな投手ですが、ハートもタフになってきた印象があります。
      最多勝、行けますよ。これからも楽しみですね。
      コメント、ありがとうございました

タイトルとURLをコピーしました