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菊池が復帰で大きな存在感!!龍馬は走塁チョンボを帳消しにするタイムリー!!佐々岡監督が鬼になった継投策が実り連敗ストップ!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島3-0日本ハム」(2日、マツダスタジアム) 広島は今季5度目の零封勝ちで、連敗を3でストップさせた。

情報源: 広島・佐々岡監督「ピンチの場面は森浦を」六回のピンチしのぎ「頼もしいよね」
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”北海道日本ハムファイターズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”0/0/0/0/0/0/0/0/0″ scr2=”0/0/0/0/0/2/0/1/X”]
【日本ハム】 ●加藤(3勝3敗) 河野 宮西
【広島】 野村 ○森浦(2勝1敗) コルニエル 塹江 S栗林(11セーブ)

菊池がコロナ陽性、高熱のニュース初めて聞いてから2週間以上が経過した。その菊池が1軍復帰。定位置の「1番セカンド」でスタメン出場。やはり存在感が違うというかね、やはり菊池の「守備」においてはかなり投手を助けているなぁというのが戻ってきて痛感させられる。不在の間にセカンドを守った安部がダメというわけではなくて、やはり菊池の守備は異次元。それを再確認した。投手陣にとっては本当に心強いよな。ようやく連敗が止まった。誠也も2軍でゲームに出ているようだしな、交流戦巻き返して、何とか上位を狙いたいよな。

菊池は打ってもマルチ。「野球を知っている」選手の復帰は大きい

もう少し菊池の話をしよう。守備に関して言えば広輔とのタナキク二遊間がやはり安心してみていられる。これだけでも投手にとってはデカい。それと「Area33」と言われているかどうかはわからんけど、その守備範囲の広さ、難しい打球の処理方法なんかを見ると素晴らしいの一言だよな。打つ方に関しても気負うことなく開幕から続けている好調を持続できている感じだよな。8回の宮西から打ったツーベースはまさに今季の菊池の打撃。素晴らしいよな。それと走塁でも3点目をもぎ取ったトリッキーな走塁もよかったよな。この辺を見ると「野球を知っている」なぁと感心させられる。この交流戦は若い選手が多くてね、みんないっぱいいっぱいといった感じでゲームを冷静にみられる選手もカープは少なかったように思う。だから菊池が復帰して、こういうプレーを見せつけられると、「野球を知っている選手」が戻ってくると色んな意味でチームにとって大きな力になる。再確認をさせられたよな。まだ菊池も体調は万全じゃないだろう。オリンピックもある。ベンチもその辺は考慮して起用してほしいよな。

先制のチャンスに堂林、宇草が大チョンボ!?あれは堂林が走っちゃダメ

ゲームは前半戦、野村と加藤の投げ合いでスコアレスで5回を終えた。アタクシは何度も言っているんだけど、こういう展開のゲームはカープが取っていかなきゃいかんし、「得意」とする展開でなきゃいかんと思う。栗林大明神様がいらっしゃるわけでね、この中盤で得点して栗林につなげる形を早くパターン化するのが得策だとアタクシは思っている。別に一発をガンガン打つ選手がいるわけでもなく、クレバーな選手も多くない。走塁だって足は速いけど野球に活かせてない。常に泥臭くがむしゃらに点をもぎ取る。今のカープはこういう野球しかできないのよ。
そんな中、6回に先制のチャンスが訪れた。代打・堂林が久々の快音を残しツーベース。菊池の絶妙なバントでオールセーフ。無死1,3塁の形を作った。ここで打者は宇草。バットに当たれば点になる確率は高いけど、最近の宇草の打撃を見ているとスイングの時に1塁側に体が流れるような態勢になる。これでは外の球が当たらない。三振のリスクのある打者だった。ここで三振してしまうと得点の確立が大きくダウンしてしまう。ベンチは動きたくなるのも無理はないし、アタクシも当然手を打つべきとは思っていた。
2球目に宇草がバント。どうだろう??サインはセーフティスクイズ??それとも普通にスクイズだったのかわからんけど宇草がバントをしたら3塁ランナーは何かしらのアクションを起こさなきゃいかんのに3塁ランナーの堂林は「止まっていた」。宇草がバントをするのを見て慌ててホームに走り出した。結果はホームで憤死。非常にマズいプレーだったよな。この辺、打者の宇草か堂林がサインを見落とし、ないしは見間違えした可能性が高い。さて、どちらだろうか??この打席に打者の宇草はさかんにサインを確認していた。この辺をみるとサインを理解していない可能性が高いように思う。何かのサインとスクイズを見間違えか間違えたように思う。
ただ、堂林の走塁もどうなんだろうか??バントをしたのを見て「ヤベっ」って感じで走り出した。この辺を見ると堂林の見落としも考えられる。ただ、あのタイミングのスタートではアウトになるしかない。ランナーは1,3塁だからランナーが詰まることもない。「いかない」という判断も必要だったように思う。このゲーム、もし落としていたら「あの攻撃が…」と悔やまれる場面だったに違いない。まぁどっちのチョンボかはわからんけど、こういうプレーはしっかりやってほしいよな。

チョンボを帳消しにした龍馬のタイムリー

このチョンボでカープ側にちょっと嫌なムードが漂った。この日3番に入った中村奨はバットが出ずに見逃し三振。この場面を無失点に抑えると流れが日ハムに傾くようなイヤ~な流れだよな。
これを食い止めてくれたのが龍馬。レフト線を抜ける鮮やかなタイムリーヒット。1塁ランナーまで生還して2点を先制した。これでサインミスは帳消しとなった。堂林や宇草もホッとしたんじゃないかねぇ??龍馬も「4番の仕事」をやってのけた。こういうミスを帳消しにしてあげるのも中軸を担う選手の仕事だし、これをすることでベンチやチームメイトの信頼も得られる。龍馬はいい仕事をしたよな。

またまた炸裂!!左投手対策打線に大きな疑問

この日の日ハムの先発は左腕の加藤。以前も苦しめられた経験のある投手だよな。これに対しカープベンチはロッテ戦では見せなかった左対策がまたも炸裂した。まぁそれに関してはもう病気みたいなもんで諦めているけど、この右打者中心の打線を見るとかなり無理がある。そこまでするのであれば、松ちゃんや前日に長打を2本打っている野間を使ってもいいじゃね?と思ったよあ。クリーンアップが3番中村奨、4番龍馬、5番に磯村を入れてきた。これって相手からみて「怖い打線」とは絶対に感じないだろうねぇ。スタメンから出遅れている。そんな印象さえ受ける。
磯村スタメンには異論はない。打撃練習で好調だったかもしれない。それでも磯村の5番はないと思う。今季1本しかヒットを打っていない選手。久々のスタメンマスクで守備に専念したいだろう。それを右打者だからと言って5番にすえるってのはね、磯村本人が一番戸惑っていたように思う。こういうことをベンチが平気でやるんだからねぇ、もう重症だよな。

野村は好投もまたもや白星がつかず。佐々岡監督「鬼??」の継投策で森浦が7球で2勝目

何度も書くけど、今のカープが一番勝てる方法は先発投手が最少失点で食い止め打線が点をもぎ取り栗林を中心としたブルペンで守り抜く。点を取るのがヘタクソだからな、この方法しかないとアタクシは思っているし、この野球がカープの野球としてチームを作っていく必要性を強く感じている。そういう意味では先発の野村は非常によかったように思う。左打者に対してのチェンジアップ、右打者に対してのスライダーがキキレッキレだったよな。日ハム打線を翻弄した。まさに自分の投球ができたマウンドだったように思う。しかし残念ながら白星とはならなかった。6回、連打で無死1,3塁のピンチ。まぁここで失点を覚悟したカープファン同志も多かっただろう。これまでの野村ならゲーム中盤で連打を食らう場面は何度も見てきた。これまで無失点に抑えていただけにベンチも野村頑張れというのが正直なところだったろう。続く渡邊を三振に打ち取った。これは非常に大きかったし、この日の野村の状態の良さを表現してくれたように思う。
すると、ここで佐々岡監督は左が続く日ハム打線に対し野村から森浦にスイッチした。普通の監督なら十分あり得るけど、佐々岡監督にしては珍しい投手交代だったように思う。これまでの佐々岡監督なら野村の好投に対して、野村が納得するまで、つまり「打たれるまで」代えなかったと思う。アタクシを始め多くのカープファン同志が「引っ張りすぎ」を言い続けてきたし、そういう傾向の強い「投手出身」の監督だよな。ここを切り抜ければ成長できる、力になる。先発投手に白星をつけさせてあげたいといった「親心」が先に来る監督。人柄がにじみ出ているよな。でも、それが勝負の世界は足を引っ張る。これまでも何度も失敗を重ねてきていたのはその辺から来るものだろう。
これまでの佐々岡監督なら野村が失点するまでといった形をとったろうけど、連敗中だしな、勝負に出た。ここでの交代で野村の気持ちは佐々岡監督は痛いほどわかるだろう。このゲームは何としてでも勝たなきゃいかん。野村の好投・無念の途中降板に報いるためにもこのゲームは絶対に勝たなきゃいかん。恐らく投手陣だけではなく野手陣にもそんな気持ちは芽生えただろう。佐々岡監督にしては珍しく選手起用でチームにメッセージを送った。そんな交代劇だったよな。
野村も今季まだ未勝利。次回もチャンスがあれば、今日くらいの投球をすれば白星ややってくる。腐らずやってほしいよな。

何としてでもカード勝ち越しを決めたい両チーム。カギは先発投手??

このカード、カープも日ハムもチーム状態は非常に苦しいよな。カープはご存知の通りコロナにやられているし、日ハムも主砲の中田を欠き、太田も不調。若手中心のオーダーを組まざるを得ないくなっている。ここの所5カードくらい負け越しが続いている。1勝1敗で迎える今日のゲームね、両チームにとってはカード勝ち越しをかけた大事なゲームになるだろうねぇ。ただ、両チームとも先発投手が心もとない。カープは床田。前回の西武戦では不甲斐ない投球をしてしまったし、開幕して最初に勝ってから白星に恵まれていない。対するはベテランの金子。こちらも未勝利ということで今季苦しんでいる両先発だよな。この先発の出来が今日のカギを握っているように思う。できれば立ち上がりから金子を崩したいよな。個人的には攻撃的なオーダーを組んでもいいように思う。スタメンにも注目だよな。交流戦も3カード目。西武戦は最後に持ち越しだから実質は2カード目。何とか勝ち越して交流戦の星を五分に戻したいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    佐々岡監督は叩かれたらちょっと継投してみたりとか選手上げたりしてるイメージです。
    どういう野球がしたいのかがほんとわかりません。

    左右病はほんとやめてもらいたいです。
    そんなことしてたら若手育たないと思うんですけど。

    • MAXさま
      佐々岡監督に「自信」がないのでしょう。またこれはカープ球団ならではの考え方だと思いますが、特に投手に関しては「育成」の要素も他球団より強いかと。我慢して切り抜ければかけがえのない「経験」になります。育成度外視に勝利のみを追求する球団、監督であればもっと決断は早いのでしょう。
      逆に打者に関していえば、MAXさまのおっしゃる様に相手先発の左右でスタメンをコロコロ代えるようでは、「打者」は育ちませんね。似たようなタイプの選手が多いのも災いしているかもしれません。この辺はスカウティングから見直さないといかんでしょうねぇ。色んな意味でカープの伝統から来るもののような気がしています。
      コメント、ありがとうございました

  2. ゆきぽよ92 より:

    「左右病」なんていう呼び方が良いのか悪いのかわかりませんが、こだわらないとダメなんですかねえ?カープの現状としては、このこだわりが最善の策なのでしょうか?打順を組む時の要素は他にはどのようなものがありますか?
    それと、攻撃パターンのサインは誰が決めて、誰が出しているのでしょうか?
    愚問ですみません。
    ちぐはぐが多すぎて、見ていて少し情けないいんです。

    • ゆきぽよ92さま
      一言で言えばカープの打線の組み方ってひとりよがりというか、自己満足のレベルですよね(笑)
      相手先発がどんな投手なのか??カープで言えば左の床田は昨季は左打者に打たれていました。左投手だから左打者の方が有利というわけではありませんよね。逆にカープの左打者だって左投手を苦にしない選手は沢山いるはずです。そういうデータをスタメンオーダーに反映してほしいですね。ここのところのスタメンを見ていると、無理くり右打者を並べている印象で「打線」にはなっていません。個人的に1~6番くらいまでは相手の左右に関わらず固定されているのが強いチームだと思います。攻撃の采配についてですが、基本的には監督が最終決断をします。カープの場合は河田ヘッドが監督に意向を聞いて、最善のものをチョイスする形だと思います。ランナーが出て、監督が「バント」と言えばバントで決まりですが、打たせるとなれば、河田ヘッドがバリエーションの中から最善のもの考えてサインを出す。そんな感じだと思います。

      コメント、ありがとうございました

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