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どうした!?エース??大瀬良が崩れてペースつかめず借金は再び13。打線も田口を攻略できず

強いカープがみたい!
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 「広島-ヤクルト」(22日、マツダスタジアム) 先発した広島の大瀬良大地投手(30)は、6回を投げて6安打6失点(自責点3)で降板。5試合ぶりの白星を目指したマウンドだったが、自身のミスが絡んだ序盤の失点が重く響いてしまった。

情報源: 広島・大瀬良が6回6失点 4月9日以来、遠い3勝目
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”東京ヤクルトスワローズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”0/4/0/0/1/1/0/0/0″ scr2=”0/0/0/0/0/1/0/0/0″]
【ヤクルト】 ○田口(4勝4敗) 坂本 星
【広島】 ●大瀬良(2勝3敗) 高橋樹 島内 バード

リーグ戦再開最初の3連戦、DeNA相手にカード勝ち越した。3戦目も9回に怒涛の追い上げを見せ打線が活発だった。これを見て地元での6連戦の初戦、ヤクルト先発田口を打ち崩せるのでは??という大きな期待を持ってこのゲームを心待ちにしていたカープファン同志は多かったんじゃねぇかねぇ??ところが先発・大瀬良がピリっとせず、主砲誠也はワクチン接種による副作用が出て欠場。確かに若手を中心に打線が活発であることは間違いないんだけど、やはり誠也がいないと今一つ「圧」がない。この辺が残塁の山を築いてしまった要因のように思うねぇ。まぁただ、このゲームは1にも2にもエース・大瀬良の背信投球でムードが悪くなり、そのまま終わった感じだよな。

大瀬良に感じられない「自信」と「強さ」

今季から投手陣のキャプテンを務めることになった大瀬良。まぁSNSや当ブログにいただくコメントを見ても大瀬良も誠也もキャプテン向きではないのでは??というご意見をいただく。まぁどっちが先かはわからんけど、大瀬良も誠也も自分のことで精いっぱいといった感じだよな。キャプテンだから不調なのか??不調だからキャプテンとしての職責を果たせていないのか??アタクシはプロは「結果」だと思うんでね、大瀬良も誠也も「結果」でチームを引っ張っていくしかないと思う。「結果」が出れば他の選手にも目を向けられるし、言っていることも説得力がある。しかし結果が出なければ、当然自分のことで他には目が行かなくなるだろう。この辺にキャプテン制の難しさを感じるよな。
昨日はテレビをつけたらすでに4点差。「何やってるんだ??大瀬良!!」と途中から中継を見た同志はこう言っただろう。アタクシもそう。このエースと呼ばれる男が、チームが上昇気流に乗りそうなゲームで序盤から失点を重ねるってのは本当にムードが悪くなる。困ったもんだよな。
最近の大瀬良の投球を見ているとまだどこか悪いんじゃないか??そう感じる時がある。スライダーやカーブといった横変化の球ね、これを引っかけて明らかなボール球を投げるシーンが目立つ。ヒジなのかそれとも下半身なのか??どことなく何かを気にして、ゲームや投球に集中していないように見える。まぁ素人の目だからどうかはわからんけど、その仮説からどうしても今季の大瀬良の投球にね、「自信」と「強さ」を感じ取ることができない。エースと呼ばれる投手がこれではなかなかチームは乗れないよな。ましてや週の始まりの火曜日を任されているのであれば、なおさらビシッとやってほしいんだけど、どうも出鼻をくじかれる感じでね、乗っていけないよな。

佐々岡監督も揺らぎ始めた??エースへの信頼

ゲーム後の佐々岡監督のコメントね、特に投手に対しては辛辣なものが多く、アタクシのtwitterのフォロワーさんや当ブログの読者の方から、特に女性には不評でね、思いやりに欠ける、やる気がなくなるといったご意見が多い。まぁ個人的には監督がコメントを通して選手へメッセージを送るってのは大事だと思うけど、それが全てではなく見えないところでフォローはしているとは思う。佐々岡監督のいう「1週間何やってんだ!?」っていうのは先発ローテの投手に対しては当たり前のことだと思うし、しっかりゲームを作ってほしいから週1回しか投げないのであって、批判にさらされるのは当然。給料だって毎日投げているリリーフ陣の方が大変なのに評価は先発投手の方が高いからな、アタクシは「言われて当然」だとは思う。昨日の佐々岡監督の大瀬良に対するコメントを見ていると、いい加減ピリッとしてほしいという本音の部分が出ていたよな。そりゃ、そうよ。リーグ戦再開してカード勝越してきた。地元での6連戦だから初戦を取れば勢いもついてこよう。それがよーいドンからさほど時間もたっていない序盤に4失点ではね、なかなか乗っていけないよな。エースと言われている投手としてはかなり物足りない内容だったよな。

打線は田口の前に残塁の山。林、チャンスで凡退は4番の重圧??

打線は相手が左の田口ということでDeNA戦で機能した打線を崩すのでは??そんな心配をしていたカープファン同志は多かっただろう(笑)。誠也の欠場で長野がライトに入り、4番に林が「昇格」した。それ以外は大きな変動もなくベンチの「成長」はうかがえたように思う。序盤から田口を攻めた。初回から4回まで毎回先頭打者が出塁して攻めた印象はあるもののなかなかあと1本が出なかった。まぁこの辺はヤクルトバッテリーが1枚上だったという印象をアタクシは持っている。この日の田口はカーブを非常に有効的に使っていたように思うねぇ。緩急というやつ。真っすぐを丁寧に両サイドに投げ分けて、このカーブと左打者にはチェンジアップね、これで翻弄した印象だよな。ただ、ヤクルトに5点目が入る前にカープが得点していればまた違う流れを生んだように思う。特に初回、3回のチャンスで4番林が打てなかった。解説の笘篠さんは「4番の重圧」といっていたけど、まぁその辺は当たらずとも遠からずといった感じでね、特に3回は三球三振で田口に翻弄されてしまった。まぁこれも経験。これで打撃を崩すかと思われたけど、3打席目、4打席目はヒット。この辺は切り替えの上手さを感じるよな。まぁ仕方ないと言えば仕方ない。次に期待といったところだろうねぇ。

大量リードを返していくなら1点ずつコツコツやるのも相手はイヤなもの

野球は投げる、打つだけじゃなく、頭も使うスポーツ。この辺が日本人に愛される一つの要因だろう。その野球にはセオリーというものが色々あるのはご存知の方は多いだろう。このゲームでも2回に4点を先制された。ここでカープベンチは一つのセオリーを堅実に守ったような攻撃を繰り返したように思う。まぁこの日6番に入ったのが長野というのもそうさせたような気がする。この6番がもし違う打者なら、1点ずつ返していく攻撃ができたかもしれん。まぁ結果論だけどな。
例えば4点を失った直後の2回裏。先頭の坂倉がヒットで出た。失点後すぐに1点でも返せば流れを相手に渡さずに済む。続くは6番の長野はセカンドゴロ。ランナーは2塁に進塁したんで結果オーライだけどな、この辺ランナーが坂倉でもエンドランといった動きを見せた方が相手にプレッシャーを与えられたような気がしている。最後は菊池が三振で終わったけどな、この間ランナーを貯めるも田口に対してノープレッシャーだったように思う。この辺に大量点差の展開はとにかく打ってランナーを貯めてドカン待ちのようなセオリーを思い切り守ったように思う。
3回も無死1,2塁で林が三振、坂倉ゲッツー。ランナーが小園と野間だっただけに何が動いてもよかったように思うし、4回も長野が無死からヒットで出塁もただ「打つだけ」で無得点。チャンスは沢山あるんだけどセオリー通り打つだけ。何度も先頭打者を出しても田口に対してノープレッシャーだった。田口も楽だったろう。
カープベンチはこうしてリードされると思考回路が停止するというかねぇ??そのための河田ヘッドなんだろうと思うけどな、この辺に野球の下手さを垣間見ることができる。甘いというかね、スキがあるというかね、ツメが甘いというか、厳しさに欠けるというかね、こういうことがミックスされた印象がどうしても否めない。流れをこっちから変えて引き戻そうという部分に関しては本当に野球が下手だと思うねぇ。
展開的に5点目を大瀬良が取られる前に1点、1点と先頭出たランナーを還していく野球も必要だろう。ましてや序盤なんだからな。ドカンと4点一気に取れたのは失礼だけど相手がDeNAだったから。破壊力はあるけど野球は大味。でもこの対戦のヤクルトは弱いとされながらもこの戦力でリーグ2位。やはりそういった隙は見せてくれないよな。ならば、色々仕掛けてペースを崩すしかないだろう。この辺はリーグ戦再開最初のカードで大味な野球をやってベンチの感覚がマヒしていたのかもしれない。アタクシはやり方によっては結果が変わっていた。そんな印象の残るゲームだったよな。

先発陣がしっかりしないと上にはいけない

交流戦では先発投手に白星なしという不名誉な記録を作っちまった。困ったもんだよな。まぁ九里と森下の二人を欠いて大瀬良も登板間隔が空いたりとこの3本柱が気持ちよく投げられなかったのが一つの要因だろうけど、もう3人とも普段通りのローテに戻っているからな、そろそろ結果を出してもらわんと困るよな。そういう意味では大瀬良の投球は残念だし、勢いを削ぐ形になった。今日の先発・九里で何とか引き戻したいよな。若い投手が出てきてはいるけど、彼らが輝いて勝利に導くには「やるべき人」が仕事をして初めて光を放つ。投手で言えば大瀬良や九里だろうし、野手で言えば龍馬や誠也なのだろう。ここがしっかりしないと若手の活躍が勝利につながらないのよ。そういう意味ではしっかりやってもらいたいよな。これでは上には行けないよ。
それと対ヤクルト戦5連敗。カープがヤクルト躍進に一役買っている側面はある。なんとか引きずり降ろさんといかんよな。

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コメント

  1. MAX より:

    BSで見てましたけど、初回菊池が二塁打打ったのに、野間はあっさり凡退して進塁打すら打てませんでした。
    解説の和田一浩にも酷評されててほんと呆れましたね。
    その後小園はすぐ進塁打決めましたが。
    西川と野間は存在意義ないですよほんと。

    林のやらかしは捕れよとも思いますが、若手を起用する以上は仕方のない部分はありますよね。
    ヤクルトの村上も出始めの頃は守備イマイチでしたが、前監督が我慢強く起用したから今があるわけですし。
    ホームランを期待できる打者は我慢強く使うことも必要だと思います。

    鈴木誠也復帰したら、外野は長野と誠也、レフトは中村奨成か正随でいいと思います。

  2. くろせ より:

    こんにちは。
    昨日のカープは打線もつながらなかったですが、おっしゃる通りそれ以前に大瀬良が試合の主導権を完全に手放してましたね。
    どうも怪我で離脱して復帰したあたりから大瀬良からやる気というが覇気を感じないんです。
    体調が万全でないのかもしれないのですが私はもう1つの心配もしてます。
    それは大瀬良が今年FA権をとることです。
    そしてFA権をとる年に怪我でしばらく離脱というのが丸の時と状況が似てるんですよね。
    丸はご存知の通り巨人に行きましたがルールで決められた交渉期間より前の、つまり怪我で離脱した時に巨人が間接的に接触してたんじゃないかと今でも私は思ってます。
    もちろん証拠はないですが笑
    巨人も先発投手が欲しいので大瀬良が怪我で離脱した時に接触して大瀬良の気持ちが揺れている。←考え過ぎですかね笑
    いずれにしても大瀬良が復活してくれないとカープの逆襲はありえないのでそろそろエースのピッチングを見せて欲しいですね!

    • くろせさま
      アタクシも丸の移籍に関しては密約があったと思っています。恐らくおっしゃる様な時期に巨人から接触があったのでしょう。くろせさん同様に証拠はありませんが(笑)個人的には大瀬良はカープは出ないと思います。出ても九州の球団じゃないかなぁと思っています。
      カープが上位に上がるのはもちろん大瀬良がエースのピッチングをみせてくれるのが最低条件です。しかし…見通しは暗そうですね。
      コメント、ありがとうございました

  3. 一禅小和尚92 より:

    コメントの返信ありがとうございます。モヤモヤを解決していただけてさらに試合が楽しめます。
    今日も記事の中に、これから私が(カープ)野球を観るときのポイントとなるフレーズがたくさんありました。
    「野球は、頭も使うスポーツ」
    「カープベンチは一つのセオリーを堅実に守ったような攻撃を繰り返したように思う。この6番がもし違う打者なら」
    違う打者❓️これが本日最強の疑問です。
    この辺がまるでわからんのです。
    さらに続きます(うなずきの連続)
    「流れを相手に渡さずに済む」
    「相手にプレッシャーを与える攻撃」
    「ただ「打つだけ」で無得点。チャンスは沢山あるんだけどセオリー通り打つだけ。投手に対してノープレッシャーだった。投手も楽」
    「カープベンチはこうしてリードされると思考回路が停止する?
    野球の下手さ、甘い、スキがある、ツメが甘い、厳しさに欠ける」
    「流れをこっちから変えて引き戻そうという部分に関しては本当に野球が下手」

    昨日の試合、大瀬良投手の不調は明らかでしたよね。でも、攻撃面に対するベンチの動きはどうだったのでしょうか?
    勝つために攻撃をするというベンチの意図→ベンチの意図を理解してそれを具現化する選手
    こういう場面をたくさんみせてほしいです。

    • 6番長野の話ですが、正直言ってカープ首脳陣は長野にまだ「遠慮」があるように思います。当然普通に打ってランナーを貯めてという点差がついた場面での攻撃はセオリーなのですが、ここに何かセオリー以外の攻撃を仕掛けられれば相手も変わってくるという発想になれば、6番長野にもバントやエンドランといったことをやらせなきゃならない。でも長野はバントは上手くないですし、エンドランも空振りが多く三振ゲッツーの可能性もある。そういったリスクもある中で、「チーム」として長野にそういった仕事を今の首脳陣は指示できないんですよね。「6番打者がもし違う打者なら…」というのはそういったベンチへの皮肉を込めた文です。
      チーム一丸なら長野だろうが誠也だろうがベントをさせる。ベンチが遠慮なく指示を出し、選手が応える。その環境にならない限りはカープは強くならないでしょうねぇ。佐々岡監督の勝負勘がないのもこの辺の甘さから来ている側面はあると思いますよ。
      コメント ありがとうございました。

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