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難敵・西を初回で攻略し5連勝!!今後が楽しみな「意味のある」5点目、6点目、7点目、8点目、9点目の取り方

Mageちゃんの「熱視線」
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 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪) 最高のスタートじゃ。1カ月の五輪中断期間を挟んで後半戦が開幕し、5位からの上位進出を目指す広島は、小園海斗内野手(21)が初回1死一塁から、右中間に先制の適時三塁打。前半戦終盤から3番を担う若鯉が後半戦初打席でチームの天敵・西勇を砕き、今季初の5連勝を導いた。

情報源: 広島5連勝!後半戦最高発進じゃ 初回猛攻呼んだ小園が先制三塁打

やっぱりカープはいいよな。いよいよ後半戦がスタートした。当然カープだけではなく、阪神だってこの後半スタートには並々ならぬ決意をもって入ってきたことだろう。カープが苦手にしている西を持ってきて勢いをつけようという算段だっただろうねぇ。カープだって今、連勝しているし、主力が五輪で大活躍してくれた。よし、やってやる!!という気持ちにもなるだろうしね、これだけ戦力が揃って後半戦を迎えられたことでどことなく「落ち着いて」野球をやっている感じだったよな。先発の大瀬良の安定感や若手の小園、林、ベテランの松山、主砲の誠也といった面々がそれぞれの持ち味を出して結果を出してくれた。これまでどちらかと言えばカープに対して「上から目線」で戦えていた阪神はこれまでのカープとは違う何かを感じ取ったような気がするねぇ。それほどにカープはいい野球をして後半戦白星スタートを切ったよな。

大瀬良7回1失点で4勝目!!少し球が高かったのはなぜだろう??

先に先発の大瀬良のことを書いておこう。7回を1失点。4回までは完全に抑え込んでいたよな。ピンチを迎えても冷静に対応。この辺ね、心技体充実しているようにも見えた。
大瀬良曰く、真っすぐに手ごたえがあったそうな。そうよ、投手の基本は真っすぐ。真っすぐあっての変化球。この調子のよかった真っすぐからカットやスライダーを駆使して阪神打線を完全に沈黙させたよな。
ひとつだけ気になったのは球の高さね、いつもの大瀬良より全体的に球1個分高いように見えた。この辺のコントロールをみると打線二回り目で長打を食らうかなぁと心配した。最初は調子が悪いのでは??と勘繰ってしまった。ところがこの高めに来る真っすぐの威力が回を追うごとに伝わってきた。多分、最初は意図的に高めに投げていたわけではないだろうけど、真っすぐの手ごたえから高めの真っすぐ、カットを意図的に投げていたように思う。その球を阪神打線が手を出して詰まらされて凡フライという場面が多かったよな。コントロールミスでの高めと意図的に投げる高めでは威力が全然違う。大瀬良もこういう投球ができれば、後半戦白星がもっと伸びるだろうねぇ。ナイスピッチングだったよな。

西の立ち上がりを攻めた打線は見事!!

大瀬良の好投を引き出したのは何といっても初回の4点だろう。打線が見事につながったよな。もともと西は立ち上がりが課題の投手。他球団はこの立ち上がりをとらえるんだけど、カープは西の立ち上がりをずっと攻めあぐねてきた。2回以降は立ち直ってスイスイ行かれるパターンでやられていたよな。このゲームに関して言えば「そうはさせない」という気持ちが伝わってくるような攻撃だったよな。特に1死1塁からの小園のスリーベースね、これ、西は結構ダメージデカかったように思うねぇ。小園はとにかく初球から振ってくるカープには珍しいタイプの打者。この積極性がいい結果を生んでいるよな。それによく3塁まで走った。好走塁だよな。1死3塁と1死2塁ではやはり西に対するプレッシャーは相当違う。この小園の走塁がビッグイニングを作ったと言ってもいいだろうねぇ。
1死3塁から誠也が四球を選び、坂倉のゲッツー崩れで2点目。坂倉もよく走ったよな。まぁ前半のカープならこれで打ち止めだったろうけど、林がヒットでつないで松ちゃんの長打で2点の追加。これも大きかったよな。
小園、林、松ちゃんとみんなセカンドの頭を超える打球だった。この辺はどうだろう??西攻略のイメージを各左打者が持ちながら打席に立ったのだろうかねぇ??とにかくこの追加の2点が大きかったよな。
打順も7番松山、8番西川と下位打線が「名前と顔」で勝負できる打順を組んだのもアタクシはいいと思う。確かにこの二人は打撃は決していいとは思えないけど、二人ともかつては4番を打った打者。相手投手が警戒しないわけがない。そういう意味でもイヤらしい打順だと思うねぇ。
今季もこれまでこういったいわば「アクシデント的」に初回に得点するケースは何度もあったけどな、カープが勝ち星が伸びなかったのは次の矢が放てずに中盤追いつかれてひっくり返される。逆転負けが多いのもこの「次の矢」ね、これが放てない課題があった。このゲームはその課題を克服できたのでは??と思わせる見事な攻撃を見せてくれた。アタクシはこの5点目、6点目、7点目、8点目、9点目ね、これを大きく評価したいと思うねぇ。

野間の1発は西に対してのKO弾!!これで勘違いしなければいいけど…

阪神先発の西は「やはり」といっていいだろう2回以降カープ打線を黙らせた。打たれた左打者に対してあれはシュートなのかなぁ??ホームベースの外側ギリギリをなめて外に逃げる球ね、これが非常によかったし、この日の球審はこれをストライクと言ってくれたのが立ち直りの要因だったように思うねぇ。これまでのパターンだとここから1点ずつ返されて自滅というパターンが多かった。早い段階で先に点を取りたい展開だよな。この1点を先に取る為に一番いいのは「一発」なんだよな。ところがカープはこの「一発」なかなか出ない。長打力不足、得点力不足の要因だよな。だから負けるのよ。
この一発が意外な選手から飛び出した。1番センターに抜擢された野間の短くもったバットから生まれた。低めに落ちる球をコンパクトに救い上げた。アタクシは最初フェン直くらいかなぁと思っていたけど、結構飛んだよな。この一発は西をKOするに値する一発だった。
やはり野間が元気だと野球が面白い。守りでも好プレーがあったよな。カープファン同志にはアタクシも含めて野間への評価ってのは厳しいんだけど、中には緒方前監督の「お気に入り」ってのが気に入らんという同志もいると聞く。アタクシが野間を評価しないのは「ポカ」の多さね。「もったいない」という感情がどうしても先に来てしまう。野球に集中していない印象を持たれてしまうのが本当に「もったいない」と思うのよ。このゲームに関して言えば非常に集中していたように思うし、この日のように集中してくプレーしてくれれば、アタクシはもっと数字を出してくれると思う。まぁこの一発に気をよくして勘違いせずにね、自分の仕事を残り試合全うしてほしいよな。

投手への四球、エラーから犠飛でもぎ取ったトドメの1点

阪神ベンチは先発の西を6回で諦めた。まぁこの時点で100球を投じているから交代は当然だろう。岩貞をマウンドに上げた。この岩貞が阪神のブルペンでどういった位置づけなのかわからんけど、勝ちパターンも担ったことのある投手だけに、阪神・矢野監督も「まだまだあきらめない」という起用だったように感じたねぇ。
ところがその岩貞が1死から大瀬良に四球を与えた。まぁカープ投手陣も交流戦で打つ気のないパ・リーグの投手によく四球を出していたけど、こういう四球ってのはね、チーム状況をよく表しているように思うねぇ。阪神の守備陣もちょっとこれにはイラっと来たように思う。野間が内野安打で1,2塁からバッテリーエラーで1死2,3塁。ここで2番に入った菊池が追い込まれながらも甘い球を待ってセンターへの犠牲フライで6点目。アタクシはこれは非常に大きいと思うし、阪神ベンチには止めを刺したといった1点だったよな。相手がくれたチャンスに対して点を取りに行って取れた。さすが菊池といった感じだよな。逆に阪神ベンチは何やってんだ⁉となる。この辺ね、ベンチの心理状況が伺える象徴的なシーンだったよウに思うねぇ。

最終回も若手投手を攻め立ててフィニッシュ!!

7回の1点で勝負あったといった感じだろう。これで5点差。ただ、カープの場合はこういうセーフティリードとなると「誰が投げるのか??」という部分に一抹の不安がある。栗林を出すのはもったいないしな、かと言って今季は大量リードを追いつかれたりってのをやらかしているだけに、もう少しリードを広げておきたいというのはあったように思うねぇ。
案の定9回にマウンドに上がったフランスワはいいところなく降板したしな、やはり点は1点でも多くと言うのがベンチの本音だろう。その9回のマウンドに阪神は若手の斎藤を送った。この斎藤にカープ打線は容赦なく襲い掛かった。1死から龍馬、広輔の連打でチャンスを作った。広輔は代打出場が多いけど、エキシビジョンマッチから打撃は上がってきているように思うねぇ。その後野間が1塁線へタイムリー、2死になって小園四球で満塁。ここで誠也がセンター前のタイムリーを打った。この後半戦の初戦で誠也にタイムリーが出たというのもアタクシは8点目、9点目、だったけど非常に意味がある点だと思う。これで誠也もスッと後半戦入っていけるだろう。無駄打ちではなく非常にいい点だったと思うねぇ。

こうしてみると9点と言うのは「取りすぎ」というカープファン同志も多いだろう。今日のゲームは完封されるなんてぇ心配をするのはアタクシだけじゃないだろう(笑)。しかし、このゲームに限っては非常に点の取り方に「意味」や「意図」を感じたし、無駄な点は一つもなかったように思う。取りたいところを一発で取り、相手のミスから点を取り、打つべき選手で点を取れた。非常にいい野球だと思うねぇ。これで5連勝。こういう野球をやっていけば連勝は伸びる。いいスタートを切れたよな。

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コメント

  1. MAX より:

    最近2試合は今まであまり相性良くなかった西を攻略できているのはいいことだと思います。

    野間は今年はとりあえずは仕事していますね。正直予想外です。
    ただ、外野手なら高打率か長打力は必須だと思います。レギュラーで出るなら最低打率0.320またはホームラン20前後。
    右投左打で俊足巧打タイプの野手は年齢が上がると使いにくいですし、今後を考えたら外野手も内野手もそう感じるのですが、長打力は欲しいかなと思います。長打力があれば最悪代打で使えますし。

    田中広輔が仕事するのはシーズン始めや長期の休みの後の1、2試合ってイメージになりつつあるので、慎重に見ていくべきかなとは思います。
    ちょっと活躍したからと小園に変わってショートなんてのはやめてもらいたいですね。

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