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ドラ5松本 中継ぎの大黒柱に成長の予感!?黒原はリリーフ、森は先発 中村奨・中村健・末包はポスト誠也になれるのか??

2022年シーズン
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 「広島春季キャンプ」(10日、日南) 広島のドラフト5位・松本竜也投手(22)=ホンダ鈴鹿=が10日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板。打者7人に全て直球で40球を投げ、安打性の打球を4本に抑えた。最速は142キロながら球威で押し込んだ上、ボール球はわずか2球と制球力も抜群。中継ぎ候補のルーキーに、他球団のスコアラーも高評価を口にした。

情報源: 広島・ドラ5松本 制球力アピール 初フリー打撃登板、全40球中ボール球わずか2球

昨日は東京でも雪予報ということで、職場での仕事を切り上げて在宅でお仕事。今季、初日以来久々にカープのキャンプ中継をチラ見することができた。ちょうどランチタイムバッティングのタイミングで菊池、曾澤、そしてポスト誠也の期待がかかる末包がメンバーに抜擢。そして打撃投手として今季から加入したルーキーの黒原、森、松本がマウンドに上がるということでね、ラッキーだったよ。ルーキーたちの投球やプレーを堪能させてもらったんで、今日はその辺に触れてみようかと思うよ。

佐々岡監督が明言!!黒原リリーフ、森は先発

この日はドラ1黒原、ドラ2森、ドラ5の松本と3投手が登板。この様子を見ていた佐々岡監督は黒原リリーフ、森は先発での起用を明言したようだねぇ。昨季は抑えが決まらず栗林に抑えの適性を見出しながらもオープン戦の最後の最後まで決められなかった。栗林も初めてのプロで起用法が定まらずに困惑しただろう。その反省かどうかはわからんけど、1次キャンプの第3クールの段階で明言したというのはルーキーたちにとっては今後の練習や調整に好影響を与えるだろうねぇ。まぁ佐々岡監督のこうした投手起用の判断というのは栗林の抑えや大道、森浦の起用法を見ても間違えが少ないからな、信頼していいだろうとは思うねぇ。まぁこの段階で佐々岡監督が明言できたのも先発3本柱と絶対守護神の存在が大きいよな。今季は佐々岡政権で一番土台がしっかりしている印象がある。投手を中心とした守りの野球がようやくできそうな土壌になってきたよな。

プロの威圧感に圧倒された??森はコースに課題も

まず最初にマウンドに向かったのはドラ2の森。ルーキーが初めてブルペンから実戦のマウンドに上がるわけだから、チームメイトでも「見てみたい」という気持ちはあるだろう。森がマウンドに上がるとゾロゾロとケージの周りに人だかりが出きた。森も「マジかよ!?」と思ったかもしれんけど、プロは見られてなんぼという側面もある。いい経験だろうねぇ。それに輪をかけて最初の打者は曾澤や菊池といった3連覇戦士。やりづらかっただろうねぇ(笑)。そのせいもあってか球にバラつきがあったように思う。角度のいい真っすぐは高めに浮くということはなかったけど、内外角の投げ分けがうまくいかなかった感じはするよな。真っすぐだけで40球くらいの投球。曾澤あたりには軽くはじき返されていたけど、課題も色々見えてきただろう。その曾澤に直接感想を聞きに行くなど前向きな姿勢もいい。今後は変化球も投げるだろうし、先発に振り分けされたので長いイニングをどう投げるか??楽しみだよな。

黒原は球にバラつきが。セットポジションを確認しながらの投球

次に黒原が登板。前回の記事忘れちゃいけねぇ正随優弥も4番候補!!ルーキー黒原にはボーク疑惑!?第1クールを総括でも書いたけど、セットポジションに入る際にボークを指摘された。この辺も頭に入れながらの登板だった。こちらも森同様緊張もあっただろうし、黒原いわく「見透かされているように感じた」そうな。この辺はプロの打者のオーラを感じ取ることができたのだろう。これから黒原はこうした打者と対峙していかなきゃいかんわけで、こういう感覚的な経験というのも大きいだろうねぇ。
セットポジションもボークを気にしながらといった感じでフォームにバラつきがあったように思う。いい感じでいった球はやはりドラ1といった印象だよな。佐々岡監督はリリーフでの起用を明言した。と、なれば、やはり狙うはセットアッパーだろうねえ。7回、8回を担えるのか??がポイントだろうねぇ。ライバルにはケムナや島内、コルニエル、フランスワといった面々との争いになるだろうし、1軍の左の中継ぎという角度から見れば、塹江やターリーもライバルになるだろう。復活を期す中崎もいる。ドラ1だからな、敗戦処理要員というのもどうかなぁと思うしな、ぜひ勝ちゲームで投げるポジションをつかんでほしいよな。

松本はやはり実戦向き!?コントロールは身を助ける

3番手に投げたドラ5の松本。まぁ3番目ということもあったんだろうけど、この日投げた3人のうち、一番落ち着いていたように思うし、投球も安定していた。40球投じてボールは2球だけ。菊池や曾澤といった面々との対戦でも臆することなくコントロールをアピールできたようだねぇ。
佐々岡監督もこの松本にはヤクルトの清水のようだと好印象を持っている。年末に行われた社会人の大会でもリリーフとしての適性を披露しているし、この3投手の中で一番起用法がイメージしやすい投手だよな。昨季カープは与四死球がリーグワーストだった。トップのヤクルトとは120個も違う。一つの大きな課題だよな。そんな中で松本のようなコントロールを披露されると佐々岡監督も「使ってみたい」となるだろう。
個人的にはこの投手はストッパーとしての適性もあるように思う。ストッパーというの津田さんを思い出す人は多いだろうけど、あの当時の野球は「クローザー」という概念はまだ定着しておらず、終盤のピンチで出てきてまず「火消し」をしてそのままゲームセットまで投げる役割だから「ストッパー」と言われた。津田さんの場合は持ち前の剛球で打者をねじ伏せるストッパーだったけどな、松本の場合はもちろん真っすぐ勝負はできるだろうし、外角低めにズバッとストライクを決めて見逃し三振をとれるイメージもある。まぁあくまでイメージだけどな、面構えもいい(笑)。このコントロールが身を助けてブルペンでは欠かせないピースになる。そんな予感を感じさせる「初登板」だったよな。

末包の打撃フォームは誠也そっくり!?差し込まれる場面もチラホラ

このランチバッティングのメンバーは曾澤や菊池といったベテランの中にルーキーの末包も含まれていた。こちらも注目だよな。打席に立った印象はやはり「デカい」(笑)さすがの威圧感だよな。ここにプロ経験を積み「自信」が身に付いたら投手にとってはかなりのオーラを感じるだろうねぇ。それと構えだけど右ひじをユラユラさせるしぐさやひじの角度なんかを見ると誠也の打撃フォームにそっくりだよな。本人も誠也の打撃は手本としているようで、なんか誠也が一回りデカくなって打席に立っている印象を受けたよな。
打撃の内容はさく越えはなかったし、パワーを披露するまではいかなかった。もちろん対戦した投手も必死だからそう簡単に快音を飛ばせるわけもない。この時期はやはり投手の方が調整は進んでいるから仕方ない部分もあるんだけど、全体感としては「差し込まれていている」印象を受けたねぇ。まぁもちろん、末包に期待しされているのは「長打」だし、本人も意識してはいるのだろう。打撃がどうしても引っ張りにかかってしまうのも理解できる。そのせいか力が入りすぎているような気がもしたし、その辺が差し込まれている要因のように感じたねぇ。まぁ練習で打ってもプロはゼニにならないし、末包本人の実戦で結果が出ないとなかなか乗っていけないだろう。今日から行われる紅白戦で早く1本出ると面白い存在になるだろうねぇ。

ポスト誠也争いも面白くなってきた??

誠也がメジャー移籍となって俄然面白くなってきた外野争いだけど、この末包はもちろんのこと、この席を虎視眈々と狙っている選手もアピールに余念がないよな。個人的には中村奨成が面白いと思っている。今季は外野にも本格的に挑戦して打撃優先のキャンプを送っているよな。シート打撃でも長打でアピールしているし、入団してから一番充実したキャンプを送っているよな。
とにかく今の中村奨にはゲーム経験を積む。ここが一番だろうねぇ、もうファームではなく1軍での経験。これが中村奨には一番の栄養になるように思う。そのためにはベンチに「使ってみたい」と思わせなきゃいかんよな。とにかくカープの打撃での課題は何かといえば、足の速い選手や守備のいい選手じゃない。失った誠也の39本をどうやって作っていくのか??マクブルームがいるじゃねぇかという声もあるけど、一番いいのは二ケタホームランを打つ選手をどれだけ作れるのか??という考えでもいいように思う。昨季のカープを見てみると一番打っているのは誠也の39本だけど次が菊池の16本。次が坂倉の12本。ちょっと誠也との差が開きすぎているよな。その中で誠也の39本が抜けるとやはりダメージがデカい。この代わりを務める選手というのはそう簡単に見つからんよ。マクブルームが当たりならいいけど、去年のクロンのような状態なら目も当てられない。松山も二けた打てる力はもうないように思うし、一発狙いだとどうしても打撃を崩す印象があるよな。
ならば、この39本をみんなで埋めればいいだろう。二けた本塁打を打てる選手をスタメンで3人増やす。20本打てる選手を作り上げることが早道のようにも思える。その中でこの末包もそうだけど中村奨にも「可能性」を感じるよな。外野の一角を打撃で取りに行けるか??個人的には非常に注目しているよ。

もう一人はルーキーの中村健。こちらは走攻守バランスの取れた選手だよな。首脳陣の評価も高いようだねぇ。人物的にも素晴らしいそうで、年齢的にもチームの中心になれる素材だよな。
トヨタでも4番を打っていたし、その素質はあるように思う。同じく社会人からプロに入った長野をイメージするカープファン同志は多いよう思うけど、個人的には浩二さん若い時のイメージを持っている。広角に打ち分けてどこにでも放り込めるといった印象ね、まだ、打撃を実際にみていないので何とも言えないけど、1年目からDeNAの牧のような活躍をする予感がある選手だよな。

キャンプも第3クール。その後沖縄に移って実戦練習が増えてくるだろう。ルーキーたちはもちろんコロナで出遅れた野間や大盛も巻き返しを誓っているだろうし、誠也の穴を埋めるべく外野陣は鼻息が荒いだろう。2軍スタートの長野だって慣れ親しんだライトが空いただけにチャンスだと思っているだろうしな、今後のキャンプでどんな選手がアピールしていくのか?目が離せないよな。

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コメント

  1. セブン より:

    お疲れ様です。
    今期も拝読させて頂きます!
    今期のキャンプを観てて林の構えが坂倉並みに良くなってて驚きました‼️昨年の実績が心の余裕になってる感じがしますが、対左対策に重点を置いてる割には左投手の時、テークバック時に右肩が上がってから振り始める時が多々見られますがあの構えは圧巻です。
    新人組は中村健人は良さそうですが末包は2軍の帝王、斎藤を思い出しました。我々世代しか分からないと思いますが(笑。後、中村奨成はずっと小型化の堂林君の印象でしたが最近のバットコントロールを見てると内川ぽいのかな?ホームラン10本程度で率を残す感じで良いのかなと思います。

    • セブンさま
      実はこのキャンプで林の打撃をまだみられていないんですよ。キャンプ中継とオリンピックはしごしているんで見逃してしまっています。セブンさまがそうおっしゃるなら早く見てみたいですなぁ。
      末包ですが、やはり長距離打者というのはこうしたキャンプでのアピールは難しいと思いますよ。おそらく開幕は2軍スタートで結果(ホームラン)を積み重ねてという流れになりそうです。
      中村健人はいいですね。本編の記事にも書きましたが1年目からDeNAの牧のような活躍をしてくれそうです。中村奨成はとにかく結果を出し続けることでしょう。オープン戦も楽しみですね。
      コメント、ありがとうございました

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