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佐々岡監督の「我慢」が悪い方向に??ジーっとしてても始まらない。活路は大胆な打線のテコ入れとベンチワーク??

強いカープがみたい!
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 「中日4-0広島」(1日、バンテリンドーム) 広島の佐々岡真司監督(54)が、22打席連続無安打となった小園の起用方法を検討する考えを示唆した。チームは今季2度目の零封負けで、ゲーム差なしの3位に転落。3日からは本拠地で首位・巨人と3連戦を戦う。現状を打破するために、不振に苦怪しむ若鯉を先発から外すことも選択肢に入れ、布陣を変更する可能性が出てきた。

情報源: 広島・小園外しも G倒奪首へテコ入れ 3位転落に佐々岡監督「考えていく」

子供も大きくなってきて活動範囲が広がってね、土日になるとあそこ行きてぇ、どこ行きてぇとリクエストが多い。その送り迎えやら、買い物やらでなかなかデーゲームは見ることができない。結果は思った通り??中日先発の柳を打てずに完封負け。3位転落。Bクラスまで1ゲーム差。やはり今季も「鯉のぼりの季節まで」といわれてしまうシーズンになっちまうのかねぇ??

柳 5回108球で無失点の怪

一時的に帰宅してTVをチェックしたのが5回、カープの攻撃、先頭打者は菊池だった。球数を見るとすでに柳は96球を投じていた。4回で90球以上投げているということはカープが柳を打ち崩したのか!?と色めき立ったのもつかの間、スコアを見るとカープの得点は0。勝っているどころか負けていた(笑)困ったもんだよな。まぁ想像するに立ち上がり、柳が制球に苦しんで四球だしてチャンスはもらうものの「あと1本が出ない」といったところだろう。相変わらず野球が下手なんだなぁと感じたねぇ。先週は中継ぎ崩壊と言われて再構築が求められているけど、打線の方もかなり深刻なように思えるねぇ。

ちっとも怖くない迫力に欠けたスタメン

この中日戦、曾澤が欠場して坂倉がスタメンマスクとなった。この場合、読者の皆様はどんなオーダーを想像しますかな??相手の中日は非常に強力な投手陣、接戦が多い、中日打線も決して強力とは言えない。ポイントは前半。先発投手からどんな形でも点を重ねて突き放せば、かなりの確率で勝てる。となれば、スタメンは「打撃優先」でとなるのがアタクシはセオリーというか、誰でも思いつくんじゃないかなぁと思う。しかし下位打線には6番に広輔、7番に不調の小園、8番に上本と9番打者も含めて下位打線に長打は期待できないし、まぁ一言でいえば「安パイ」の印象が強い。この日の先発は玉村で失点する可能性も高いとなれば、アタクシは「打撃優先」のスタメンを組むべきではないかなぁと感じるんだけど、カープファン同志の皆様はどうお考えですかな??特に中軸でチャンスを作るとなると6,7番というのはポイントゲッターになると思うし、こういう打順に若い選手を置いておいて結果が出るとチームのムードもよくなるだろう。まぁ相性とかこちらではわからないデータがあるのかもしれんけどな、あまりにも迫力のない打線、そしてその結果を見ると何に重点を置いて打線を組んでいるのか??非常に疑問だよな。

育成方針もいいんだけど、周囲から「なぜ?」空気が漂ったら考えなきゃ

打線のつながり、迫力に欠ける要因は色々あるだろう。マクブルームが案外一発打たないとか、坂倉が少し調子を落としているとかね。まぁその中で最たるものは小園の不振。結構長いよな。22打席無安打。もう4試合くらいヒットが出ていない。この中日戦だけではなく通算打率も.153まで落ちた。この選手をスタメンで出す続けることの「意味」が日を追うごとに「なぜ??」の空気が強まってきているし、すでに限界値はとっくに通り越している。そろそろというかもう手遅れ感さえ出ているけど、佐々岡監督も決断を示唆するようなコメントをようやく発したよな。
小園は将来のカープの中心選手として誰もが認める選手。だからこそカープ球団、首脳陣は少々のことがあっても小園を使い続ける育成方針を掲げている。まぁこれがカープのやり方なんで、あきらめている部分もある。かつて浩二さんがカープの4番にと新井さんを4番で使い続けた時に同じような空気になったのを経験しているので、アタクシくらいのおっさんファンには免疫がついているけど、それでも内心は「もういい加減に…」となっているだろう。この打撃なら、正直、広輔どころか矢野やファームの韮澤にやらせても変わらんだろう。ただ、今の小園と違うのはまだ、こうした選手たちの方が何かを生み出す可能性を感じるということだろうねぇ。小園がスタメンに入ることでの閉塞感は否めないよな。
個人的には一度、下に落として思いきり汗をかいてきてほしい。こうした経験は2年目で味わっているし、免疫もあるだろう。使い続ける育成も否定しないけど、初心に戻って泥だらけになるのも方法の一つだろうねぇ。

佐々岡監督の「我慢」がチームのムードに影響??

ここにきて、佐々岡監督の我慢が悪い方へ悪い方へ出ているように思う。中崎もそうだし、小園もそう。こうした選手を使い続けることでチームの歯車が狂いだした感はあるよな。もちろん特定の選手のせいだとは言わん。長いシーズン調子のいい時もあれば、悪い時もある。もっと長い目で見ればいい年もあれば悪い年もある。その選手の調子を見極めてベストな布陣で挑むのがプロ野球だし、12球団ある中で一番ハマったチームが日本一になるんだと思うんだよな。と、なると調子を落としている選手を使い続けるというのは、それだけでマイナスだし、チームのムードも悪くなる。佐々岡監督はキャンプの時に曾澤と菊池以外は競争といってきた。これはキャンプだけなのか??いやいや違うだろう??シーズンに入っても競争を促さなきゃいかんだろうし、選手の使い方もそこを意識しなきゃ行かんのだろうと思う。そうなると今の小園の使い方に他の選手が疑問を持ち始めていてもおかしくないだろう。2軍から上がってきた矢野だって、2軍で調子がいいから上がってきているにもかかわらず、ベンチで塩漬けじゃぁ調子は落ちるよな。「なんで、俺1軍にいるんだ??」と疑問を持つことだってあるだろう。確かに小園の守備はいい。いいけど、やはり野手は打ってなんぼだからねぇ、小園を今の調子のまま使い続けることはこれからもマイナスの方向に向かい続けることは間違いないだろうねぇ。

使い続けて育てたり、調子を立て直すのは時代遅れ??

佐々岡監督の使い方を見るとどうしても「昭和」の臭いがしてしまう。まぁしょうがない、昭和の人間だからな。これだと思った選手は使い続けて様々な経験をさせる。我慢しながら育てる。ということだよな。中崎に関しても明らかに調子が落ちているにもかかわらず、「結果が出れば変わってくる」ことに期待して起用を続けてしまう。開幕ダッシュで貯金がたっぷりあったけど気が付けばもう3つしかない。こうした選手を使い続けて貯金を減らすのは個人的にはやっちゃいかんことだと思う。これがもう優勝がなくなって、順位争いだけとなれば使い続けることはそれほど悪くないとは思うけど、せっかくみんなが積み上げてきた貯金を監督の起用方針で減らすと求心力も失うだろう。まぁそもそもこのやり方が現代の平成生まれの選手たちに通用するのか??という疑問もある。その辺をうまくやっているのが巨人の原監督と桑田コーチのように思う。
巨人は戦前は先発不足だった。そこに若い投手をどんどん起用した。菅野と戸郷以外はほとんど実績のない投手だった。抑えもルーキーの大勢を抜擢してハマっているよな。これは原監督が実績にとらわれずに調子のいい投手をどんどん使うといった方針のもと実現しているんだろう。もちろん背に腹は代えられない側面はあるんだろうけど、それが今のところはうまくいっているよな。
ただ、その若い先発投手もイニングであったり、球数で交代させている。好投すればいいイメージでマウンドを降りることができている。それが次につながっているようにも思える。
これが佐々岡監督ならどうだろう??若い投手が好投すれば、「白星をつけさせてあげたい」という親心で行けるところまで行かせるだろう。それが投手の成長につながるという確信があるからに他ならないし、アタクシもこれを否定するつもりはない。ただ、続投させた結果打たれてしまったり、行けるところまで行って勝ち投手の権利をもって降板してもリリーフが打たれてオジャンになったりすると、当然「あ~あ」となるわな。またやり直しといった感覚も生まれてこよう。
巨人の桑田コーチは一歩一歩自信をつけさせながらローテを編成しているように思う。つけた自信が次につながる。好循環を生んでいるし、これが現代っ子には合っている育成方針のように感じる。まぁ隣の芝生は…と昔から言うんでアレなんだけどな(笑)いやいや選手の育成は本当に難しいよな。

上位打線も含めて大幅な刷新を!!

さて、明日からはその巨人とマツダで3連戦だよな。ここでズルズル連敗して貯金をなくすと借金生活へまっしぐらといった悪い予感を持っているカープファン同志も多いだろう。ここが最初の「踏ん張りどころ」だろうねぇ。
ベンチもジーっと選手の復調を待つだけではなく、これまでのムードを払しょくするような大胆な打線の刷新が必要だろうねぇ。
元気のいい末包や中村健をスタメンで使ってもいいだろうし、中村奨だってムードを変えてくれるかもしれん。こうした選手を中軸にすえるのもいい。ジーっとして負けるよりはファンは納得するだろう。
組み換えも一つの手。龍馬を1番に戻したり、マクブルームを6,7番に下げていくのもありだろう。サードが空いているのであれば林を1軍に呼んで即スタメンもいいのではないだろうか??

それとベンチワークね、これも重要だろう。どんどん選手を動かす。不味いと思ったらすぐに選手を代えるといったアグレッシブさも必要だろう。初回から送りバントなんかじゃなく常に1,3塁を作る意図を持った攻撃だったり、1,2打席の内容を見てダメならスパッと代えるとかね、どんどん動いてほしいよな。とにかく佐々岡カープは劣勢になると固まってしまう悪い癖があるからな、1試合でいいから大胆にムードを変える一手を打ってほしいよな。

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コメント

  1. 一禅小和尚92 より:

    mageさん、いつもありがとうございます。
    我慢して育てる。例えば巨人の岡本選手を由伸監督が我慢して育てた
    というふうに理解してきたので、そういうもんなんじゃと思っていたのです。
    でも、育てるのはコーチの仕事ではないか?監督の仕事は、ちょっと違うんかな?素人には、難しい。
    さてさて、ホントに昭和ですね、カープは。他球団はパソコンソフトでほしいデータをサッと手にいれているような気がします。システムや分析力のある人材にもお金をかけているんじゃないかなあ?
    そして、他球団は、失敗したら次は何か変えてくるし、対策を練ってきてる感じがするんです。(データに基づいてです。カープは、電卓をたたいているのですが)
    ヤクルト戦解説の前田さんが言っていました。山田、村上、塩見にホームランを打たれたときです。床田君が投げていました。
    「ヒットは、詰まったり、守備をかすめたりで出るけれど、ホームランは狙いを定めて振り抜けないと出ない。ヤクルトは狙いを定めて来ているんだと思いますよ。」という感じでした。
    確かに、バットにあたりさえすれば、ヒットになる可能性が出ます。でも、ホームランは当てるだけじゃ入らないんですよね。玄人のファンの方々に笑われそうですが、素人ファンの私は、なるほどーと感心したのです。思いきって振り抜かなければダメなんですね。
    カープの選手がホームランが少ないのは何故なのか私は分かりません。打てる人には打てて、打てない人には打てないのでしょうか?
    パワーが足りないからでしょうか?
    データを分析して、ある程度的を絞った方が思いきって振れるのですかね。
    有効なデータを持ち、それがいかせているチームがいいと思います。
    取り残されている感じがして、悔しいです。
    高津監督も立浪監督も理論的な感じがする。理論があって、実際に動くことですよね。
    佐々岡監督も三年目です。好きに動いてみてほしい。動きを見せれば、選手たちも、その動きに反応するのではありませんか?
    mageさんは記事の中でソフトに指摘されます。表現はソフト、でも指摘は鋭くシャープ、ドキっとします。
    そして、あったっているんですよね。
    まさしく、「その通り‼️」
    明日からの6連戦、どうなるか?楽しみです。
    mageさんの記事も楽しみです。よろしくお願いします。

  2. MAX より:

    そもそも小園中崎島内大好きさんは選手に対しては八方美人でいい顔したいんですよ。でもその癖遠藤に悪口言ったりもしていましたが。(批判が多かったからか今年はそこまで言っていないようにも思いますけど。)
    選手に対して八方美人してるから、自分のことを大切に思ってくれると考えた選手はチームに残留したりしているので、オリックスの福良みたいに監督じゃなくて編成ならもしかしたらイケる感じかもしれません。

    ショートに関しては矢野でもいいとは思いますけど、小園と似たり寄ったりの危険性もありますし、いっそのこと森下が登板する時に小園9番でもいいんじゃないかなと思います。

    若手を上から上げるのであれば、野手ならとりあえずはチャンスを与えてスタメンで使ってもらいたいですね。

    • MAXさま
      そうですねぇ。若手をあげて即スタメンというのは佐々岡監督はなかなかやらないですよね。何のために1軍に上げたんだかわかりませんし、ゲームに出ないのであれば、ファームの試合に出たいでしょうし。何か選手たちの調子のいい旬の時期をことごとく逃している。そんな印象ですね。困ったもんです(笑)
      コメント、ありがとうございました。

  3. 透明人間 より:

    こんにちは!
    すべてMage ちゃんのおっしゃるとうりです
    動かないということにつきますね
    温情なのか、思考が働かないのか、一度思ったことは変えたらいけないという先祖からの教えなのか?
    私の中では、この前のヤクルト中崎事件で今シーズンは終わったとおもっているのですが、やっぱり勝ってほしいのでかくと、佐々岡は、新人栗林の抑えとか、今年でも坂倉のサード、上本の開幕先発起用、末包の抜擢、など思い切った策もはまることもけっこうあるのですが、その後動かないんですよ、動いても時すでに遅し感が強いんですよ
    Mage さんがお書きのように、最近の子達はストレスも多いしメンタルが大事なので、我慢して使うことがベストなのがなぜわからないんでしょうかね
    1軍にいるのに塩漬け状態の選手や下の面白そうな選手はたくさんいるんだからどんどん動いてください
    自分ごとですが、人生50年以上生きてきて最も学んだ事は、迷ったときはとりあえずやってみた方が良いということですね
    絶対トータルすると良い結果が導き出せます
    どうせもう今年はダメなんだからガンガン動きましょう
    とりあえず私の希望はムードメーカーで矢野を先発起用、中村健人をもっと使ってあげる
    下から林、生随をあげて長打力に期待
    投手ではアンダーソン、ターリー、小林、森、野村などをあげて試してみるなどですね
    どうかなと言う意見もあるかもしれませわが
    簡単な事です出目ならすぐ落とせば良いんですよ
    試さなければなにも変わりません
    動く監督ならとっくにやってますよ
    まだギリギリ間に合いますよ
    交流戦に入ってからでは遅いですよ
    去年でも動きが遅かったせいで後半頑張っても4位でした
    ラストチャンスですよ!

    • 透明人間さま。
      昨季もコロナでチームが厳しい時にファームから若手をあげて経験を積ませました。これってものすごく若い選手にとってはいい経験だったと思います。開幕して1か月が過ぎ、疲れのある選手もいるでしょう。休養もかねて大幅に入れ替えてリフレッシュしてほしいですね。おっしゃるように佐々岡監督の眼力は優れていると思いますが
      そこで終わってしまい、発展させるのがうまくないですね。競争ということであれば、どんどん入れ替えをする方が選手たちも高いモチベーションを保てると思うんですけどねぇ。
      迷ったらとりあえずやってみる。まさにその通りです。
      コメント、ありがとうございました。

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