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遠藤雪辱の3勝目も反省は多い??カープは普通にやればこのくらいのゲームができるチーム。相手に合わせず自分たちの野球で交流戦を乗り切れ!!

強いカープがみたい!
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 マクブルームが試合を決めた。同点の5回2死一、二塁、小島の甘く入った初球を仕留め、三塁線を破る勝ち越しの2点二塁打。「チームに勝ちがついてうれしい。自分の前に出てくれる走者に感謝しないと」と笑みを浮

情報源: 【広島】マクブルーム、勝負を決める勝ち越し2点二塁打「自分の前に出てくれる走者に感謝」

昨日の記事ロッテは隙を突いてくる??冗談じゃない、こっちが勝手に圧倒されているだけ。パ・リーグというだけで構えすぎていないだろうか??を更新後に読者の方からコメントやメールをいただいてね、やはり同じようにカープを見ているカープファン同志が多いってのを改めて実感した。交流戦になるとカープはとても弱弱しく見える。怖がりながら野球をやっている。苦手というのはあるんだろうけど、その前に戦えていないんだよな。戦う前から「勝てっこない」みたいなね、そんなオーラが出ちゃうんだよな。交流戦の初戦もまさにそれだった。昨日も書いたけどセ・リーグ3位、貯金6個のチームなんだから自分たちがやってきた野球に自信と誇りをもって戦ってほしいんだよな。だからリーグ5位のチームに何怖がってるの??と。ロッテとの2戦目ね、同じような野球をやっていたら今日の記事はかなり手厳しいものになっただろうけどな、昨日は非常にカープらしさが出たいいゲームができたよな。そう、相手がどこであれ、この野球をやっていけば大きく負け越すことはないと思う。自信にしてほしいゲームだったよな。

雪辱を誓う遠藤が好投!!6回1/3、2失点で3勝目

さて、先発は遠藤。前回登板はあの宇都宮の夜。非常に悔しい負け投手となった。ローテ通りに行けば交流戦初戦が登板予定だけど、床田を中5日で先に投げさせて中7日の登板。この1週間色々考えただろうし、色んな人たちから声をかけられただろう。その思いを1球1球に気持ちを込め、吐き出しながら投げてくれた。遠藤が投じる1球1球に気持ちを感じる投球だったよな。何か成長を感じるマウンドだった。強振してくるロッテの打者に対して投じる真っすぐはまさに「生き物」といった感じでほとんどが差し込まれている印象だった。2発浴びたけどコントロールミスかねぇ??それぞれソロだったんで切り替えもできたようだしよかったよな。
こうして遠藤を見ていると、今季は「急成長」しているように見える。佐々岡チルドレンとして一昨季はローテを任された。勝ち星こそついてこなかったけど、非常にいい「経験」をした。ローテを守り切る気力・体力が必要と痛感しただろうし、ちょっと甘い球を投げれば1軍の選手は簡単に打ってくるし、四球がいかに自分を苦しめるかもよ~くわかっただろう。そして期待されて迎えた昨季は調子が上がらず1軍登板が2試合のみ。悔しいというよりは「なんでだろう??」と混乱したんじゃないかねぇ??今季も最初は先発ローテ候補には入っていなかった。よくてロングリリーフ要員だった。そこからキャンプ、オープン戦で結果を出してローテを勝ち取った。それもつかの間、宇都宮で悔しさを味わった。そして昨日、素晴らしい投球を見せてくれた。このストーリーを振り返ってみると今季の遠藤は投げるたびに成長しているというか投げるたびに「いい投手」になっていっているように思う。アタクシはある「クセ」がなくなれば、2ケタ勝利も夢じゃないと思うねぇ。

頭に一瞬血がのぼるのを抑えられれば…

遠藤の「クセ」とは一体何か??これは遠藤本人が公表しているわけではなく、若い時から遠藤を見守っているアタクシはリリーフで投げていたころから、遠藤が崩れる兆候に気づき始めた。理論的には説明するの難しく、あくまでアタクシの直感なんだけど昨日のゲームでもその「クセ」が何度か顔を出したのよ。それを何度も乗り越えてくれたんでね、本当に成長を感じずにはいられなかった。
では、その「クセ」は何か。一言で言えば「カッとなった直後が非常に危ない」ってところね、それも自分がやらかしたミスをなかなか自分で許せずにカリカリ来ちゃうんだよな。こうなるともう別人の投球になってしまう。

1週間前の宇都宮の夜を思い出してみよう。あのゲームは栗林が投げられないということで佐々岡監督は遠藤を9回もと考えていた。そこになんと満塁のチャンスが遠藤の打席にまわってきて来てしまった。ここの判断は非常に難しいし、野手出身の監督なら代打で点を取りに行くことを選択しただろう。佐々岡監督はもちろん投手出身だから遠藤続投決めていたし、それを貫いた。アタクシはどちらも正解、不正解はないと思う。遠藤はそこでゲッツーを打ってしまいチャンスの芽がつぶれた。自分自身に腹が立っただろう。みんなが作ってくれたチャンスをつぶしてしまった。かなりカリカリしながら9回裏のマウンドに登った。アタクシはね、あのゲーム、この時点で遠藤は危ないと感じていた。まぁ案の定、これまでとは別人の雑な投球になってピンチを作ってしまったよな。

遠藤は非常に穏やかな顔をしているけど、非常に熱い気持ちを持った投手。負けず嫌いが投手をやっているような感じなんだよな。リリーフやっていた時もそう。ちょっと打たれるとムキなってしまってコントロールを乱す。これが遠藤の成長を妨げているように思っていた。

昨日のゲームもその「カリっと」くる場面は何度かあった。例えば押し出しで同点としてなおも無死満塁で打席が回ってきた。あの宇都宮の夜とおなじシチュエーション。ここでも遠藤は併殺打を打ってしまってこの回は1点どまりだった。遠藤のカリっとポイントだったと思う。直後の3回の投球でも1死後柿沼にストレートで四球出したところはち「あ、カリカリおさまってないな」とちょっと嫌な予感がしたけど、小島をゲッツーで退けた。
6回は2度のカリっとポイントがあった。味方が勝ち越してくれた直後、1死1塁から投ゴロを取り損ねてゲッツーを取れなかった。ここが一つ目のカリっとポイント。直後に遠藤は2塁けん制を悪送球してしまった。ダブルカリっとポイントだよな。これで力が入って中村奨吾を歩かせて2死1,3塁でマーティン。当たっていないとは言え怖いよな。アタクシはこれまでの遠藤が崩れるパターンに入ってしまったんで代えてもいいとさえ思った。しかし遠藤がここから踏ん張る。ボール2からチェンジアップの連投でマーティンを空振り三振に仕留めた。ダブルカリっとポイントを切り抜けてくれたよな。

しかし2度あることは3度ある。7回。レアードに豪快な一発を食らった。今日3度目のカリっとポイントだ。続く岡に死球を与えてしまう。非常に悪い流れだよな。3点差あるとは言え、ズルズルいくようであれば決してセーフティリードでない。佐々岡監督もちょっと不味いと感じたのだろう。エチェバリアを打ち取ったあと左の安田に対して塹江を登板させた。迷いはなかったように思うねぇ。この塹江は一球で安田をゲッツーに退けた。アタクシはこの交代は非常にいい交代だったと思う。遠藤ウォッチャーのアタクシとしてはこの回は続投ならかなり危ないと思っていたからねぇ。

以前はファーストカリっとポイントさえも切り抜けられなかった。しかし先発投手なら2,3度必ずあるカリっとポイントを自身の投球で切り抜ける術を身に着けてきた。これまでいろいろな経験をしてきたし、それが血となり肉となり先発投手として成長してきた。うれしい限りだよな。今後も遠藤はこのカリっとポイントをどう切り抜けていくかがカギだろうねぇ。その辺は佐々岡監督もよくわかっているように思う。この日のような投球を見せてくれれば、2ケタ勝てる。そんな自信をつかんだ3勝目だったのではないかねぇ??

1~6番までつながるのがカープ打線の本領

交流戦の初戦は完封負け。2回の得点は押し出しで相手からもらったもの。この時点ではまだカープ打線はまさに「フン詰まり」状態。スカッといい形で点を取りたいよな。それが5回の攻撃で出たよな。2死一塁から龍馬が片手でライト前に運んで1,2塁。ここで4番マクブルームが3塁線を強烈に破るツーベース。レフトがもたついている間に1塁ランナーの龍馬も一気にホームを駆け抜けた。これでスッキリしたのだろう。6回も1死1,2塁で遠藤が追い込まれながらも非常に言い送りバントを決めて1番野間、2番菊池の連打で2点を取った。非常にカープらしい点の取り方だよな。そうよ、これがカープがこれまでリーグ3位で貯金を作ってきた野球だよな。先発がゲームを作り打線が中盤で点を取ってという流れね、この戦い方は交流戦にあっているように思うねぇ。
お互い相手のことは知らない。だからゲーム序盤はカープ打線もパ・リーグの投手に抑えられるだろう。これまではそれだけで「シュン」としてしまっていた。だから負けてたのよ。今季のカープ打線は2周り目、3周り目で相手先発をとらえることができている。カープが勝つゲームで一番得点が多いのは6回。ここらで捕まえて投手が粘って栗林につなぐ。これが今季のカープの勝ちパターンのように思う。それが昨日出たということはアタクシもそうだけどホッとしたカープファン同志は多いだろうねぇ。
自分の形を持っているチームは強い。カープは1発の派手さはない。1発でたら儲けものくらいに思っていればいい。1番から6番まではここの所固定されているし、形になっている。ここがつないでつないで点を取る形が今のカープは一番強い。交流戦、相手を見てしまいがちだけどな、自分たちのストロングポイントを信じ、理解してやっていけばそれほど怖くないと思うよ。早い段階でいい形ができた。よかったよな。

何でもカープで交流戦先発投手に白星がついたのが2019年シーズン以来というからな、負の歴史にもピリオドを打てた。ここからどんどん勝っていきたいよな。今日の先発はその3年前の最後に先発白星を飾った九里。対するは河村。長身の投手で今季2勝している。防御率は2点台だから決して楽な相手ではない。じっくり攻めて中盤に捕まえる。カープらしい野球を見せてほしいよな。

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コメント

  1. セブン より:

    コメントにも書きましたが今期の遠藤君は飛躍の年と感じてます。主さんは精神的な部分でカッとなる!でしたが、私は力が入ると重心が低くなり過ぎてストレートが上ずるなと思ってます。重心が低くなり過ぎりるとカーブも落差が無くなり手前で落ちるんですよね。遠藤君の持ち味、生命線は角度だと思ってるので左足に乗り過ぎると高身長が生かせなくなります。だけど、今期の彼の気持ちのコントロールは昨年の失敗が完全に生かされていて直ぐに修正してくるので安心して観れてます。彼の持ち玉、精度なら3.2〜3.5の防御率が妥当な感じがしますがそれでも十分なので色々考え悩みながら8勝を最低ラインとして欲しいです。後、佐々岡監督はいつになったら初回のバントを止めるんでしょうか?1戦目の負けは初回の初回の攻めの違いだと思ってます。何も仕掛けない菊のバントはどこのチームも助かってるでしょ。

  2. MAX より:

    こんにちは。
    遠藤は勝てたから良かったですし、内野の守備も遠藤に力を与えてくれたのかなと思いました。
    失点もズルズル連打とかじゃなくてソロホームランで事故みたいなものですし、失点した原因についてはそんなに心配ない、まあしょうがないかなぐらいにしか感じませんでした。
    メンタル面ではmageちゃんさんのおっしゃるようにカリカリして崩れそうになった所はありましたが、そこが落ち着いていくともっと伸びるのかなとも感じました。

    7回途中で塹江にあっさり変えたのも、結果を見れば正解でしたね。
    交流戦で勝ちたいなら完封やら完投にこだわらず、調子の良さや抑えられる可能性の高い手段をとってもらいたいです。

    打線は磯村が押し出しで得点して、別にヒットじゃなくても点が入ると言うのをやってくれたのが良かったかなと思いました。
    ただ、宇草は前回の試合で四球を選んだからスタメンだったのでしょうが、中村健がスタメンでも良かったのではないかな思いました。
    野間が予想以上に働いている現状からしたら、レフト西川、センター野間、ライト中村健でもいいような気がします。

  3. 透明人間 より:

    こんにちは!
    おっしゃるとうりですね
    私もMage チャンご指摘の遠藤のカリッとポイントがくる度にハラハラしてみてました
    ただそれを大崩れせずに何とか乗り切ったところに成長があるように思います
    交代に関しては回頭からの交代でも良かったかと思いましたが、不安な抑え陣では続投は致し方なかったと思いますが、佐々岡監督のあのタイミングでの交代は少し驚きました
    これを成長と考えたら良いのでしょうか
    昨日負けていたらツボにはまりそうでしたが、勝利したのでおもしろくなってきました
    パリーグ相手だといつものつなぎの攻撃ができたので、普段の野球ができると思いますので去年のようなことはないでしょう
    今日は天気が心配ですが是非したいですね

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