新井監督誕生!!鯉党を真っ赤に燃やせ!!ワクワクさせる野球をしたいのであればやはりコーチ陣の人選は最重要課題

広島の新井貴浩新監督（45）が12日、マツダスタジアムで就任会見を行った。テレビカメラ14台、スチールカメラ14台が向けられる中、真っ赤なネクタイを巻き、赤い… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）

情報源: 【広島】新井貴浩新監督が就任会見「ワクワクするチームにしたい」真っ赤なネクタイ＆赤い革靴 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

今日は朝4時から仕事で昼前には終了。妻と昼食を共にし、食後のお茶を飲みながら新井新監督の就任記者会見をじっくり見させてもらった。
15分くらいの短い会見だったけど、緊張感も笑いもあり、ワクワク感もあった。ただ、心配な面もチラホラ見えたように思う。まぁこの辺はコーチの経験もなくいきなり監督に就任した新井監督の「戸惑い」のようなものが垣間見れたように思うねぇ。

赤いネクタイで登場の新井監督は改めてみるとデカい

13時からの会見だったけど、ちょっとだけ遅れて出てきた。濃紺のスーツ、赤をベースに白の大きなドット柄のネクタイ。まぁカープ関連の記者会見では赤いネクタイはお決まりだよな。それよりも改めて新井監督の体の大きさに「おぉ!!」となった。現役時代も大きいなぁと思ったけど、選手として、FA移籍や厳しい阪神時代、そしてカープに復帰しての3連覇。4年の解説者生活と様々な経験をして迎えたこの日、色んな意味で大きくなったなぁとしみじみ思ったねぇ。体だけではなくて、人間としての成長を感じた瞬間だった。いよいよ、新井カープの船出だよな。

選択肢はなかった??

新井監督の会見から判断するに、佐々岡監督が辞意を伝えたのがヤクルトが優勝した時、そしてカープ球団が新井監督に要請をしたのが「順位が決まってから」と言っていた。間は4，5日あったということになる。まぁこのブランクから見るに、新井監督に要請する前に何人かのOBに当たった可能性はあるよな。ひょっとしたら「大本命」だった東出コーチにも打診したかもしれん（笑）。まぁ本来なら佐々岡監督と責任をもって辞めなきゃいかん立場。受けられないよな。

当然、新井監督は打診があった時は驚いただろう。記者会見からもそれが伝わってきた。自分は一度カープを出た身。それをまたカープに戻してもらって3連覇までしての監督要請なら「選択肢はない」と。本当に「アライさん」らしい話だよな。まぁいずれは監督かコーチという話が来ることは覚悟していたんだろう。その時はどんな状況でも受けようという気持ちはずっと持ってくれていたようだねぇ??うれしい話だよな。

ドラフト会議には出る気満々

来週にはドラフト会議が行われる。記者からもドラフト会議に出るのかという質問には即答した。まず、新井監督の最初の仕事になるだろうねぇ。

やはり監督になって1年目、ドラフトで獲得する選手には思い入れはあるだろう。くじを引くのか??の質問にも当然と答えた。ただ、新井監督自身、くじ運はあまりよくないようだねぇ??できれば競合は避けたいと言っていたよな（笑）。

今季のドラフトは「コレは!?」というのがいないらしい。1位指名も割れそうだよな。今季のドラフトは各球団一本釣り狙いの指名が多そうだよな。

カープ球団も右の強打者に絞って1位を検討しているとの情報もある。実現すれば、新井監督が直々にカープの4番としての指導が実現するかもしれん。まぁ努力の人だからな、練習、練習、また練習になりそうだけどな。

背番号は「15」を要求??やはり「25」が濃厚か??

記者会見の最後では背番号の話になった。黒団の15を要求したとかしないとか（笑）。会場の笑いを誘ったよな。監督就任の記者会見でこういった雰囲気になるのも珍しい。この辺は新井監督の人柄がにじみ出ているよな。まぁジョークだとは思うけどな、背番号もどうなるか注目だよな。現役時代の25を背負うのか??それともドラフトでうまく右の強打者が取れたら、25をつけさせるというのも一つのアイデア。逆さにして「52」は中途半端だしな、こちらも注目だよな。

伝統の足を使った攻撃とバランス重視

どんなチームにしたいかという話についてはだいぶ困っていたように思うねぇ。まだまだビジョンが描けていないのだろう。なんせ、全部の選手を見ていないし、自分の眼で見てイメージを膨らませていくのが先だろう。それでも個人的には、今季のカープの問題点の洗い出しね、作業はここからになるように感じたねぇ。

まずは今季激減した盗塁に関してはコーチ陣に望むことは??という質問の時に話が出た。解説席からもこの消極的な野球にはカープファンの新井監督も不満だったようだねぇ。機動力の復活は視野に入っているだろうねぇ。

アタクシが感心したのは「バランス」重視という視点。実は今季のカープは12球団の中で一番バランスが悪いチームのように感じた。先発の頭数はいるし、抑えもしっかりしている。3連覇のメンバーはたくさん残っているし経験もある。小園や坂倉といった若手も出てきた。マクブルームという優良助っ人もいるし、長野、松山、そして秋山も獲得したし、経験豊富な打者が揃っている。なのに「5位」。これは首脳陣の不手際というか能力の問題が大きいんだけど、ここに若手の抜擢がやはり少なかったように思う。例えば中継ぎ陣に関しても昨季に実績を作った投手ばかりが1軍に上がってきて、若い投手が出てこなかった。過去の記事でも書いたけど、8回の中崎が失敗に終わった後は8回にひっくり返されるパターンが非常に多かった。アタクシは2軍の若い投手でも抜擢したらいいと書いた。この辺、佐々岡監督を筆頭に首脳陣はこうした抜擢を絶対といっていいほどやらなかった。何度もアタクシは「名前で野球をやっている」と書いたけど、若手に託してみようという踏ん切りがこの首脳陣には全くなかったと言っていいだろう。こうした消極的な起用法がアタクシの眼にはカープのチームバランスを悪くしたように見えたのよ。
助っ人もそう。マクブルーム＋もう一人。野手の助っ人を入れておくべきだったろうと思う。しかしいい助っ人がいないのと、若手の台頭に球団は期待した。しかし長打の打てる林は1軍に上がってこなかったし、満塁ホームランを打ったりした末包も冷や飯を食わされた。確かに右の腕を下げ気味の投手が繰り出すスライダーの見極めが全くできなかった場面があった。でもそれに慣れさせることも首脳陣の仕事だと思うけど、誰かさんがレッテルを貼って2軍落ち。この辺の起用法と首脳陣の好き嫌いから来るレッテル貼りでチームバランスが悪くなったように思うねぇ。

新井監督は「フラットな目で見て」と言っていたのが印象的だし、好感を持てた。ぜひともその眼力で若い選手を見出してね、新しいカープを見せてほしいよな。

やはり経験のあるコーチは必要

会見時は時折、言葉に詰まるというか、恐らく言葉を選んでいたんだろうけど、スパっと答えが出てこなかったシーンがあった。同じ高校出身のヤクルト高津監督についての質問は答えづらかったとは思う。まぁこの辺は解説者、特に東京のTBS系のスポーツアナは野球を知らんのが多いんでだいぶ鍛えられたなぁという印象はあったな。
ただ、やはり新井監督自身、現役時代、特に若手時代を知っているファンにとってはいきなり監督として采配をふるうことには一抹の不安を感じていることだろう。若い時にとにかくガムシャラにやるだけ。でも監督なればそれだけでは困る（笑）やはり、最初は経験のあるコーチの存在とサポートは必要かなぁと感じたねぇ。

投手コーチは高橋建さんは残留だろう。もう一人を2軍から昇格させるのか??それとも新たに誰かお願いするのか??いずれにしても投手に関しては新井監督が信頼できる人に来てもらうのがいいだろう。まぁ黒田さんはビッグネーム過ぎて難しいとは思うねぇ。

それとヘッドコーチ。まぁオリックスの水本ヘッドがまだポストシーズン中だからハッキリしたことは言えないけどカープ復帰が濃厚なようだねぇ?あとは打撃コーチ。この辺をどうするのか??だろう。個人的に思うのはカープ球団の場合は水本さんを引っ張ってくるのでいっぱいいっぱいのような気がするねぇ。ただ、水面下で打診はやっているように思う。マスコミの取材にも外から招へいはあるかもしれんし、ないかもしれん。内部での入れ替えもあるかもしれんし、ないかもしれんと言っているから、まだ何も決まっていないんだろう。推測の域を出ないけど、まずはヘッドコーチが決まってそれからとなるかなぁと。その流れなら間違いなくヘッドコーチは水本ヘッドのような指導経験の経験がある人なのだろう、とアタクシは推測するけど、さて、カープファン同志の皆様はいかがですかな??

すでに秋季練習が始まっている。新井新監督誕生でまだ何も決まっていない中で、特にコーチ陣は戸惑いながらの指導になるだろう。自分が来季、どのポジションでコーチをするのか?契約解除だってあるだろうしな、戦々恐々としているだろう。いずれにしてもカープ伝統の猛練習が復活するのは間違いないだろうねぇ。その新井監督に寄り添って、やりたい野球を実現するためのサポートをやってくれる人材ね、アタクシはこれ次第でカープは大きく変わるような気がしている。もう2度と選手にレッテル貼るような人には1軍には来てほしくないからな。もし、そのコーチが1軍でヘッド格なら、いや1軍打撃コーチでも怒り狂うかもしれん（笑）。まだまだ書きたいことはあるけど、今日はこの辺で。まずは新井監督が誕生した。頑張っていいチームを作ってほしいよな。

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