スポンサーリンク

栗林踏ん張れず3敗目…不調の守護神に必要なことってなんだろう??時間??再調整??

愛すべき赤ヘル戦士
スポンサーリンク

情報源: カープ栗林 早くも自身ワースト3敗目 新井監督「彼なら乗り越えられる」に目を潤ます

昨日は仕事をしながらTVでチラ見観戦。両先発の好投で非常に速いテンポでゲームが進んだ。7回にマクブルームの一発で追いついてさらにチャンス…というところで外出。スマホも何も持って行かなかったので帰宅して結果を知った。残念だったよな。7回の好機で勝ち越すも直後にターリーが被弾。同点で栗林が9回に勝ち越された。これで2カード連続負け越し。貯金はまだあるけどな、少し雲行きが怪しくなってきたような気がしないでもないねぇ。

勝てるムードは十分あった

ゲームは先発・玉村が京田のタイムリーで2点を先制された。ただね、アタクシは先制されていても「追いつき、追い越せるのでは??」といった感じで見ていた。まぁ理由はいろいろある。一発のある打者がこの日のDeNA打線で見当たらなかったし、その可能性のある佐野や牧の調子も今一つだった。それとやはり球場がマツダということで、中盤以降に投手が踏ん張ればなんとかなるような気がしていたのはアタクシだけではなかったと思うねぇ。現に菊池・マクブルームと今季初ホームランで追いついたわけで、やはり「地の利」というのあるなぁと。おまけにマクブルームの一発のあとも押せ押せムードになった。ここでもう1,2点取れていれば…というのが正直なところだし、DeNA側から言えばここを勝ち越されたのが1点だけだったから何とかひっくり返せたというのはあるだろう。この7回裏の攻防がポイントだったよな。

安定のセットアッパー・ターリーが被弾

カープがここまでいい戦いをしている大きな要因は何と言ってもリリーフ陣が頑張っているということだろう。勝ちパのターリー・松本竜は安定しているし、その前を投げるケムナ、戸根といったところもいいよな。だから中盤で引き離されずになんとか接戦に持ち込めているとということだろう。今のカープ打線では打ち合いの展開は不利。投手陣が頑張ってペースを握りながら戦えているところが大きいよな。
残念ながら、1点リードで迎えた終盤にターリーが佐野に一発食らって追いつかれた。今季のターリーはコントロールが安定していて非常に安心して見られたけど、その安定感がゆえに真っすぐを狙われた印象だよな。
まぁどんな投手だって打たれるときはある。シーズン通して無失点の投手なんてそうはいないわけでターリーには切り替えて次、頑張ってほしいよな。

三振を取れない栗林

さて、ゲームは栗林が9回に捕まったしまったわけだけど、これで今季3敗目。SNSでは栗林の今後の処遇について様々な意見が出ているよな。まぁこれは後に書くとして今季の栗林の不振の原因は何だろうか??
一番大きいのは三振が取れないことだろう。栗林が三振を取る上で最も重要なのがフォークボールの精度だろう。これがなかなか決まらないよな。高めに抜けたり、外に大きく外れたりと投げた瞬間にボールとわかるので打者が簡単に見極められてしまう。これだと苦しいよな。フォークボールというのは抜けが弱く、落ちないとなるとこれほど打ちやすい球はないと言われる。フォークの精度が悪ければ、他の球でとなるんだけど、そうなると真っすぐを待たれてしまう。フォークはやはり栗林にとっては生命線と言える球だろう。それがうまく行かないというのが三振を取れない大きな理由だろうねぇ。

やはりWBC合宿中に発症した腰の張りね、この影響は大きいのだろう。いろんな解説者が指摘してるけど、下半身が使えず、上半身だけで投げている感じはするよな。こうなると腕の振りなんかに影響するするし、球に力が行かないといった影響が出てくる。これを続ければ肩、ひじに負担がかかって故障にもつながりかねない。栗林は真面目な男だし無理をしてしまう可能性もある。新井監督を筆頭に投手コーチもどうしたものか??頭が痛いだろうねぇ。

新井監督「乗り越えないといけない壁」

ゲーム後の監督インタビューでも当然話題は栗林だ。新井監督は「乗り越えないといけない壁」と今後も守護神としての起用を明言した。まぁそれも一つの「方法」だろうねぇ。
SNSでは一度ファーム落として再調整を望む声の方が大きいように見えた。やはり無理して故障して欲しくない、休ませてあげたいという意見が多いし、これも一つの「方法」だろう。

一番気になるのは栗林の体調面。腰の違和感を我慢しながらなら、体調を戻すことに専念するべきだろう。他の個所の故障にもつながりかねないからねぇ。
いやいや、体調は問題ない、調整の問題ということであれば、新井監督の判断も支持できる。なぜなら、カープには栗林以上の抑えはいないし、このチームは栗林が締めて勝つチームであることはチームもファンもわかっているから。
ならば、やはり投げていきながら、守護神をやっていきながら調子を上げていかなきゃいかんというのも一つの考え方だろうねぇ。
前カードの阪神戦で新井監督直々にマウンドに行って栗林にゲキを飛ばした。「お前で負けたら本望だ」と。この一言が全てのような気がしている。

名選手たちも沢山の壁を乗り越えてきた

新井監督が栗林に対して「プロに入って初めての壁」にぶち当たっているとみている。新井監督は栗林ほどの投手なら、絶対に乗り越えられるとみている。この辺の「感覚」というかねぇ??新井監督の経験値から来るものなのかなぁとも思うねぇ。それとやはり名選手と言われる選手たちもデビューから引退まで順風満帆だったわけではない。新井監督はアニキと慕う金本さんも故障しながら、故障を隠しながらプレーを続けていたのを間近で見ているし、新井監督本人も努力を重ねて名球会入りした。あの王さんだってスランプはあった。みんな色々あるのよ。その経験をしている新井監督が「栗林なら乗り越えられる」と。もちろん様々な選手が壁を乗り越えられずにユニフォームを脱いでいったのも見ているのだろう。そうした新井監督の経験がそういわせているのだと思うねぇ。

栗林はカープの絶対守護神

他球団の話になるけど、最多登板、最多セーブの記録を持つ中日OB岩瀬さんは落合中日の絶対守護神だった。その岩瀬さんも打ち込まれると「勤続疲労では??」「投げすぎ」と囁かれた。岩瀬さん自身はそれを「反骨心」で乗り越えたそうな。
落合監督も岩瀬さんが抑えでなければ、勝てなかった、特別な存在と明言している。その岩瀬さんが打たれて負けることも何度もあった。それでも岩瀬さんで勝ったゲームはその何倍も何十倍もある。いわゆる「貢献度」を重視して「岩瀬で負けたのならしょうがない」という考えに自然になっていったし、岩瀬さんを守護神から外すことは考えなかったと言っている。

恐らく新井監督の中で栗林に対して同じような想いを持っているのだろう。だから、再調整ではなく、守護神をやりながら壁を乗り越えることを選んだのだろう。
確かに昭和的な根性論を感じてしまう人もいるだろう。調子が悪くても投げさせて栗林に何かあったらどうするんだ??という声も理解はできる。でも、やはりプロだからね、1軍で結果を出してなんぼの世界。調子が悪くても明日もゲームがある。長いシーズン色々あるだろう。それでもマウンドに上がらなきゃいかん。それがプロでもある。栗林はカープの絶対守護神。カープファンだって栗林が最後の打者を三振に打ち取って、あの控えめなガッツポーズを見て勝利を味を味わいたいだろう。栗林はそういう立場の選手。調子が悪いからと言っても「外せない選手」なのよ。新井監督がそう考えている以上、見守っていくしかなんじゃないかねぇ?

栗林は新井監督の信頼にきっと応えてくれるだろう。きっと乗り越えてくれるだろう。ファンもチームメイトも新井監督もみんな待ってるからな、頑張ってほしいよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. 鯉の新井 より:

    Mage さん、こんばんわ。鯉の新井です。
    降板後の栗林がベンチで目を真っ赤にして悔しそうな
    表情を見せているのが気になりましたね。ただセーブ数は
    リーグ1の7を上げているし今までが良すぎただけに
    1ヶ月で3敗してしまうとファンはかなり心配していまいますが
    乗り越えてくれると思って今週の試合をみたいですね。
    新井監督はいつもいいコメント出しますね。激励とともに
    これを乗り越えていかないとプロでは生き残れないんだという
    自身の体験も踏まえた厳しさを伝える言葉だと思いました。

タイトルとURLをコピーしました