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松本竜を代えるべき??続投は正しい??痺れる3試合連続延長戦は逆転サヨナラ負け…それでもカープナインの粘りに拍手を送りたい

Mageちゃんの「熱視線」
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情報源: 広島・新井監督 サヨナラ打を打たれた松本に「ちょっと緊張していたかな」

「しまった…!?」車を走り出してしばらくたってからスマホを置いてきてしまったのに気づいた。土日はアタクシが夕食当番。その買い出しと娘のバスケのお迎えで引き返す時間がなかった。出かけたのはカープが7回表カープの攻撃だった。これまでの展開だと、1点差ならまだわからないかなというのが半分、2試合連続の延長戦で少し野手にも疲れが見えてきていて今日はこのままいきそうというのが半分だった。スマホで途中経過をと思っていただけに、「マジか!?」となったけど、まぁ4連勝中の余裕というかね、「今日くらいは…」という気持ちもあったのでスパッと諦めた。
買い物を終え17時にバスケのお迎え。ところが30分くらい時間が延長となって帰宅したのが17:45分くらいかな。さすがにもう終わっただろうと思いながらも、なんとテレビをつけるとまだ野球やってた(笑)。場面は延長11回カープの攻撃中だった。「また延長戦か…!?」
粘りを見せたカープナインには拍手を送りたいけど、やはり3試合連続となるとリリーフ陣が大変。まぁこれは相手の巨人も同じだと思うけどこうなると投手のやりくりが大変だよな。その大変さが延長12回に両チームとも露呈した形になった。長いゲームだったけど、延長12回に絞っていこうと思うねぇ。

巨人高梨がイニングまたぎ

まず先に中継ぎが苦しくなったのは巨人だろう。本来であればグリフィン⇒鍵谷⇒大勢で逃げ切れば、中継ぎ陣はお休みといった流れだっただけに土壇場で追いつかれ、延長戦へともつれ込んだ時点でダメージは巨人の方にあっただろう。後攻めの巨人はいい投手から繰り出していく。延長11回に高梨が比較的少ない球数で終えたというのもあり、12回もという話になったのだろうねぇ。もう一つはベンチに残っていた大江、直江は連投なのかな??菊地が前日に打たれているので使いづらい。消去法で高梨、もう1イニングとなったのだろうねぇ。この続投が12回表のカープの2得点につながった。やはり継投策というのは難しいよな。

申告敬遠の難しさ

12回表、カープ打線は高梨を攻め立てた。先頭の秋山がレフト前で出塁。続く松山は内野ゴロ、ゲッツー崩れでランナーが1塁に残った。ここで代走大盛だよな。この代走起用が12回裏の大ファインプレーを引き出した。続く龍馬が技ありのレフト線に落ちるツーベース。ここでデビッドソンが登場だ。ここで巨人ベンチはデビッドソンを申告敬遠。1死満塁のケースとなった。ここで塁を埋める。難しいよな。投手交代という選択肢はなかったのか??カープサイドからすれば、デビッドソンは歩かせてくれてよかった、そんな感じだろうねぇ。三振の多いデビッドソン。ここで三振が取れれば巨人的にはベストだろう。三振が取れる可能性が高い打者にあえて申告敬遠という策を取ったのがアタクシはこのイニングの失点の原因のように感じたねぇ。
満塁から磯村に対してボール2。この辺から球場がどよめき始めた。そして3球目は磯村の体に当たって押し出し死球。申告敬遠が仇になったよな。

デビッドソンに代走でも…!?

ここで原監督は高梨を諦めた。ここで前日大量失点の足掛かりを作ってしまった菊地が登板。やっぱり若いさというか、気の強い投手なのだろう。昨日のことをすっかり忘れているかのようにガンガン投げ込んできたのは好感が持てたねぇ。
場面を整理しよう。1死満塁。打者は堂林。もうすでに勝ち越しているわけであと何点取るか??という攻めに転じてもいい場面だと思う。と、なるとワンヒットで2点取れる態勢を作っておくことも大事だよな。当然、巨人の守備陣はそれを防ぎに来て外野を前進守備にして2塁ランナーを還さないシフトで来るだろう。
もしカープベンチが何点でも取ろうとなれば、アタクシは2塁ランナーのデビッドソンに代走を送っては??と思った。すでにベンチに残っている野手は矢野一人。矢野はサードもできるしな、あってもあとは12回裏だけ。個人的には勝負をかけても良かったように思うねぇ。
そして堂林の打球はどん詰まりながらもショートとレフトの間に落ちるヒット。3塁ランナーのホームインは当然ながら、2塁走者のデビッドソンは3塁どまり。まぁあの打球、1アウトだからな、2塁ランナーがスタート切るのは難しいんだろうけど、あそこは矢野を走者として、ヒットなら何が何でも突っ込めなんてことにしておいたら、面白いかなぁと。結果アウトになっても1塁ランナーは3塁まで進んでいるだろうし、チャンスが残るからねぇ。まぁ欲張ってもしょうがないし、矢野をベンチに残した意味はアタクシの知らないところにあるのだろう。ただ、あそこで代走送っておいたらどうだったかなぁと。野球は面白いよな。

松本竜がおかしい??

続くチャンスで坂倉が三振、菊池が内野フライと凡退。巨人・菊地がこのピンチを何とか1失点で切り抜けた。いい経験が出来たよな。
個人的にはもう1点入っていれば巨人はあきらめムードになっていただろう。だからあそこで代走…いや、止めておこう(笑)。
2点リードの延長12回。さて、誰が締めるか??まぁ残っていたのが松本竜、ターリー、大道だから素直に松本竜なのだろう。順当な継投策のように見えた。しかし、その松本竜がいつもと違っていたような気がしたカープファン同志は多かったんじゃないかねぇ??
その変調ぶりは初球でわかった。初球は真っすぐ。いつもの松本竜なら糸を引くようなキレイな真っすぐが外角にビシっと決まる。しかしこの日の初球は球速は145㌔以上出ていたけど、途中で失速というかね、力強さが感じられず高めに抜けるような球だった。そしてこの回の先頭・丸に対して4球とも同じように抜けた真っすぐでストレートの四球。ちょっと不味いムードが漂ってきたよな。この後坂本。岡本は途中で変わっているので、この坂本が一番のヤマだったろう。ここを抑えれば…というのはあったよな。ただ一発打たれたら同点。その時点でカープの勝ちは無くなるわけで松本竜もいつも以上に慎重になったのは言うまでもないだろう。

しかし、坂本という選手はいい選手だよな。ここでレフト前ヒット。長打警戒で下がっていた龍馬がダッシュしてきたけど、1塁ランナーが3塁まで行かれるかと思ったけど2塁どまり。いいダッシュだったよな。
この坂本の打席で松本竜の真っすぐが初めてストライクゾーンに入ってきてファールでカウントを稼げた。ちょっとホッとしたのもつかの間、続くフォークがワンバンド。ちょっとフォークも厳しいかなぁという空気がちょっと漂った。ならばと再び真っすぐを投じて打たれたんだけど、この辺の投手心理を坂本が読んでいたのではないか??そんなことを思わせるヒットだったからこそ、いい選手だなぁと思うんだよな。まぁ敵を褒めるのはこのくらいにしておこう(笑)。
続く重信は送ってくるかなぁと思った。しかし松本竜のコントロールの乱れね、これに乗じた形で巨人ベンチは送りバントをしてこなかった。アウト一つ上げることで松本竜が立ち直る可能性もある。ならば不安定なコントロールを利用した方がという選択なのだろう。コントロールが定まらないとどうしてもストライクは甘い球になりがち。四球を選べる可能性も高い。結果、松本竜は6球全部真っすぐもコントロールがばらついて四球を出した。東京ドームが大歓声に包まれたよな。
これで無死満塁。ただ、巨人打線は下位打線に入ってくる。無死満塁は点が入らないというジンクスもある。点は取られていないんだからな、まだまだこれからというのも理解できる。松本竜、踏ん張りどころだったよな。

大盛が大ファインプレー!!

続く打者は大城。その後が秋広と左が続く。SNSではここで左のターリーではないか!?という松本竜交代論が吹きあがっていた。まぁそれについては後で書こう。
続投の松本竜は大城に対してボール先行。満塁だからな、苦しいよな。この大城の打席で初めて松本竜はカーブを投げた。恐らく巨人の打者は真っすぐ待ちだったと思うし、ここでカーブを投げられたのはよかったかなぁと思う。ただね、やはり球の走り、キレが足りない分、真っすぐをどうしても弾き返されてしまう怖さが依然として残った。そして大城に対する4球目。打った瞬間「長打、やられた…」と思わせるような打球が大城のバットから噴出された。その打球をジャンプ一番(古い??)大盛がフェンスに激突しながらもキャッチ。大ファインプレーだよな。まぁそれでも3塁ランナーがタッチアップからホームイン。1点返されたけど、首の皮1枚つながった。アウトも一つ取れた。松本竜立ち直りのきっかけになるようなビッグプレーだったよな。

龍馬がファールフライを取らず…この判断は??

点は取られたもののまだ1点リードで1死1,3塁。次の打者をゲッツーで仕留めればゲームが終わる。ここで打席にはアタクシの高校の後輩、秋広が入った。高校の後輩だけどな、巨人のユニフォーム来ているだけでアタクシは「厳しい先輩」になる。一度も会ったことはないけどね(笑)
アウトを一つとって少し松本竜は落ち着きを取り戻したかのように見えたけど、まぁ半分願望も入っていただろう。ただ、真っすぐに少し力が戻ってきた印象はあった。結局は9球粘られて同点タイムリーを許したわけだけど、その前にね、秋広をアウトにするチャンスはあった。たしか4球目か5球目だったと思うけど、レフトへのファールフライ。龍馬はあえてこれを捕球しなかった。この時点で取ってもタッチアップで同点にされる。だからこそ、あえて捕らなかった。
さて、このプレーに松本竜がどう感じたか??興味深いよな。どんな形でもいいからアウトが一つ欲しいという心理状況なら「なぜ??」となったかもしれん。もしそうなら、松本竜はまだまだといった感じだろうねぇ。

アタクシはあの龍馬のプレーね、松本竜への叱咤激励のように感じた。まぁ得てして守っている野手というのはピッチャーが四球連発している「何やってんだよ!?」と守備位置でつぶやいたりする。特に外野はね(笑)。龍馬の眼にはそういったイライラじゃなくてね、頑張れ!!という想いで見ていたのだろう。少しでも松本竜を助けようとするならば、捕っていただろう。取らなかったのは「まだ勝っているから」。そう、この時点ではカープは追いつかれていないし、負けてもいない。まだ勝っているのよ。その段階で同点になってしまうようなプレーをしたらそれこそファンから「勝つ気あるのか??」となるに決まっている。それと後ろから見ていて松本竜が自分のことで一杯いっぱいで回りが見えていないのでは??そう感じていたかもしれん。そこから目覚めさせるためにあえて捕らなかったのでは??と勝手に推理しながらニヤニヤしている。さて、あのプレーを覚えているというカープファン同志のみなさまはどうお感じになりましたかな??

あと一歩だったのに…

結局は秋広に9球粘られてタイムリー。まぁ松本竜は真っすぐとフォークの投手だからな、左打者に対して外に逃げるような球の必要性、もしくは外のボール球からストライクゾーンに入れてくる球の必要性ね、これは感じたんじゃないかねぇ??これからの課題だろうねぇ。
1死1,3塁で代打・長野。まぁ長さんはカープ時代からゲッツーが多い。それを防ぐために巨人ベンチは秋広を走らせた。盗塁が成功した時点で長さんは申告敬遠。再び満塁となった。踏ん張りどころだよな。続く廣岡を空振り三振に仕留めてあと一人となった。ここで前の回に走塁でチョンボを犯しているブリンソン。気合が入っていたよな。
しかし松本竜はこのブリンソンを2球で追い込んだ。この時点でアタクシは松本竜に分があると思った。ただ、やはり真っすぐのコントロール、フォークの出来と両方今一つだからな、捕手の坂倉が何で仕留めるか??正直迷っていたように思うねぇ。先発投手じゃないんで、アタクシは「3球勝負」で全然いいと思っている。ましてや初球、2球目と高めの真っすぐで追い込んでいるんだから3球目にフォークで行けばアタクシは振ってくると思う。坂倉に「迷い」があったのはサヨナラのランナーが3塁にいたことだろう。フォークを取り損ねてサヨナラ負けの絵が浮かんでいたのかもしれん。3球目は高めのウエストボールだったけど、この3球目に坂倉の迷いを感じたねぇ。はっきり言って無駄球だったと思う。4球目はフォーク。これは投げた瞬間ボールとわかる球だった。これで坂倉は「フォークは見極められる」と感じたのだろう。続く真っすぐ要求も高めに入って弾き返されてしまった。巨人にサヨナラ負けを喫した瞬間だった。

新井監督「強くなってもらいたい」

マウンドを降りる松本竜の口元がわずかに動いたように見えた「ダメだったか…」そんな風に動いたように見えた。悔しいマウンドだったよな。
新井監督はこの敗戦にもサバサバしていた。松本竜に対して「ちょっと緊張していたかな??」「この経験を次につなげて強くなってもらいたい」ともコメント。この辺に新井監督の松本竜への評価がにじみ出ているように思えた。松本竜にはどう響いたかはわからんけど、「次も行ってもらうぞ」というメッセージであることには変わりない。今日は負けたけどオマエの評価は変わっていない。松本竜も前を向いてほしいよな。

さて、12回裏、松本竜がピンチを招いた。SNSでは「なぜ代えない??」という意見が非常に多かった。でも、新井監督は代えなかった。この辺は非常に興味深いし、十人十色色んな意見があっていいと思う。だから野球は面白い。特に継投策はね。
もちろん結果は松本竜が打たれて負けてしまったわけだけど、代えたからと言って抑える保証はない。代えた投手が打たれたり押し出しやったりしたら「なぜ代えたんだ!?」という意見が噴き出るに決まっている。未来のことはわからないからな、博打みてぇなもんだよな。

個人的な意見を言わせてもらえるとすれば、アタクシは松本竜が打たれて負けたのなら、しょうがないと思う。ただ、同点に追いつかれた場面では代えてもよかったかなぁというのはある。
まず大きな要因として延長に入った段階で新井監督は最後は松本竜でと考えていただろう。そして12回表にリードして満を持して送り込んだのだろう。いわゆる「クローザー。松竜」として送り込んだ。これは監督の判断だろう。
もちろん本来は栗林のポジション。その栗林がいないということで中継ぎ陣が一致団結して、ここまでいい結果を残してくれている。アタクシはこっちを見てほしいなと思うんだよな。3試合連続の延長戦だ。こんなの滅多にない。もっと打線が打ってくれれば、中継ぎ陣の負担も減るだろう。そんな意見や愚痴が出てもおかしくない。それでもカープはここまでチームが一丸となって戦ってきている。そんなセリフを言う選手はいないだろうし、これが自分たちの戦い方だというのが浸透し始めている。ここで松本竜をランナーが溜まった時点で代えれば、「クローザーで出したのに」と疑問が残るだろう。
龍馬が取れるファールフライを同点にさせないために取らなかった。あの場面、少なくとも龍馬は松本竜を信じていたし、「勝つ」気持ちが強かった。だから、捕ったら勝ちを逃すような微妙なフライを取らなかった。その気持ちね、アタクシは凄く大事なんだと思うのよ。
もう一つの背景としてはやはりターリー、大道ともに前日のゲームで失点しているということ。だから新井監督は松本竜に12回裏を託したんだと思うねぇ。
「緊張していたかな??」というコメントには新井監督の愛情と優しさが感じられた。まぁそういうのを気持ち悪いというカープファン同志もいるだろう。プロ野球ファンもいるだろう。でも、このコメントで少なからず松本竜はすくわれたと思うし、自分の課題が浮き彫りになっただろう。これで松本竜も3敗目。リリーフで3敗だから栗林同様、大事なところでやられているということ。それでも松本竜を使うよというのは栗林同様中継ぎ陣の柱として期待しているからなのだろう。栗林がいない間はオマエしかいないんだというメッセージね、これをしっかり受け止めて切り替えてやって欲しいよな。

さて、SNS上では非常に悔しい負け方、ショックだという意見が散見する。12回に2点リードを奪っていながら負けたわけだからまさに「天国から地獄」だろう。カープファン同志の皆さんの気持ちは痛いほどよくわかる。
ただ、どんなにイヤな負けでも一方的にやられても1敗は1敗。切り替えるしかないよな。大事なのは連勝が止まった次のゲーム。ここで負けると連勝の意味がなくなるんで、何が何でも取りに行かなきゃいかんだろう。中継ぎ陣は今日もフル回転となるかもしれん。なんせ、先発がアンダーソンだからな(笑)。対する巨人は赤星。今日は打線が序盤から爆発、アンダーソンが完投してくれれば文句ないんだけどな…(笑)今日が大事。頑張ってほしいよな。

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コメント

  1. かずのすけ より:

    mageちゃんさん、こんにちは!
    デビッドソンへの代走の件ですが、その前に韮澤を下げてた(代打磯村)ので矢野を代走に出すのは少し厳しかったですかね。まあ本気でやるとなるとファースト堂林、ショート矢野、サード坂倉、キャッチャー磯村の体制でも出来なくはないですけどね

    • かずのすけさま
      そうでしたか!ご指摘ありがとうございます!!まぁそういったことで坂倉をサードで使うことはないでしょうから。総力戦はそういった難しさもありますね。
      コメント、ありがとうございました。

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