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小園が、矢野が、玉村がキラッキラに輝いて勝負の9月白星発進!!デッドヒートを楽しむかのような明るさと強さの源はなんだろう??

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】重圧に負けず…矢野雅哉、人生初ランニング本塁打でダイヤモンド駆け抜けチームの勢い加速
<広島5-1ヤクルト>◇1日◇マツダスタジアム

広島矢野雅哉内野手(25)が野球人生初のランニング本塁打を記録し、2戦連発で連勝に導いた。2点リードの6回。2死二、三塁からヤクルト・ロドリゲスの真っすぐをコンパクトに振り抜くと、前進守備の中堅頭上を襲った。中堅・増田は背走しながらダイビングキャッチを試みるも届かず「二塁を回ったときにホームへ行けるなと思ったので狙っていました」。白球が転がる間に三塁を狙い、三塁も蹴って、本塁に頭から滑り込んだ

若い人なんかは結構職場や学校で馴染めず、居心地の悪さを感じながら生活している人も結構多いだろうねぇ。大卒の新卒者も1年で辞める人は15%。そこから年を追うごとに10%ずつ増えて3年目37%が離職するそうな。まぁ理由はいろいろあるんだろうけど、「こんなはずじゃなかった」「人間関係」「仕事が合わない」「残業が多い」とかね、いろいろ理由はつけているけど、結局は職場に馴染めなかったということなんだろう。まぁ職場や学校といったコミュティの中では「素」を出せるか??「素」を出したもん勝ちなんだろうなぁとこれまで延べ300人くらいの人を使ってきた者の目からはそんな風に結論付けているけど、カープの選手たちを見ていると若い選手がそれぞれの「素」を出してプレーしているなぁと昨日のゲームなんか見ても感じるんだよな。地元での強さを発揮して勝負の9月は白星発進。いい形でスタートを切れたよな。

玉村好投も完投したかったよね??

カープ先発は玉村。ここの所先発するたびに長いイニングを投げてくれているし、完投、完封も経験。今季大きく成長した先発投手の一人だよな。この日も玉村らしく打者の懐をひょうひょうとしながらもガンガン攻めていたのが印象的だったよな。
8回まで4安打打たれたけど、3併殺に仕留めてヤクルト打線を封じ込めた。見事な投球だったよな。
8回は堂林の不味いプレーもあり先頭打者を出すも続く内山を併殺に仕留めた。サード・小園の軽快なゴロさばきも印象的だった。野球だから当然エラーやミスはある。それを引きずって失点を重ねる投手もいれば、味方のミスを帳消しにしてくれる投手もいる。こうなると投手と野手の信頼関係ってもの築くことができてチームのムードもよくなるよな。
最終回は完封を意識したかな??先頭の長岡に粘られながらも打ち取ったあたりがポテンヒット。続く増田に初球を狙われ無死1,2塁。サンタナを歩かせて無死満塁のピンチを作った。ここでベンチが腰を上げて栗林にスイッチ。交代を告げられた玉村の表情に「もっと投げてぇなぁ」という気持ちが出ていた。ピンチを作ったことに対して「まずい」「申し訳ない」という気持ちを顔や態度で出す投手は多いんだけど、玉村はひょうひょうとしているところが何とも頼もしいよな。
もう、完投できるスタミナは実証済み。これからも連戦があるから先発登板もあるだろう。期待が高まる左腕になってくれたよな。

いつもと違った栗林に人間味

その玉村の作ったピンチを1失点で切り抜けた栗林。これはあくまで個人的な感想だけど、この日の登板はなんとなくいつもと違っていたように見えた。本来なら勝ちゲームの最終回頭から出てくるんだけど、大きく深呼吸しながら、緊張感を持ってマウンドに上がっていた。
でもこの日の栗林はクローザーとしての緊張感よりも「オレに任せておけ!!」と言わんばかりの「勢い」を感じた。4点差で無死満塁だから抑えればセーブがつくというのはあるんだけど、自分の成績よりも好投を続けてきた玉村のため、このピンチを絶対に抑えるという「気持ち」を感じさせるマウンドだった。この辺に栗林の人間味というかね、カープは家族というのを感じ取ることができたように思う。1点は失ったものの見事に玉村が作ったピンチを切り抜け4勝目を手渡すことができた。自身もセーブ王争いをしているし36セーブ目を手にした。見事だったよな。

どんな場面でも積極性を忘れない小園の活躍に期待感

投手陣の完璧なリレーがあったのもカープ打線がしっかり点を取ってくれたから。この日も得点のキーマンは小園と矢野だった。まずは小園にちょっと触れてみよう。
先制点は3回だ。1死後玉村が低めの球をうまく救ってセンター前に落とした。「やっちまった…」とヤクルト先発・高梨が動揺したのか知らんけど、続く秋山に四球。野間の1ゴロで走者はそれぞれ進塁。2死2,3塁とした。ここで3番小園が3球目をキレいにセンター前にはじき返して2点を先制した。
やはり小園の積極性ね、勝負の9月には本当に必要な要素だと思っている。痺れるような展開になるとなかなかバットが出てこない選手もいる中、小園は自分の持ち味をしっかり理解してプレーしてくれているよな。
前日のゲームの得点のきっかけを作ったツーベースも初球だった。ヤクルト高津監督は高橋奎の小園に対しての初球の入り方について苦言を呈していたけど、それほどまでに超積極性を持っている小園の打撃がいい方向にチームを転がしてくれているように思う。どんな場面でも自分らしさを忘れずに力を発揮するというのは本当に難しいと思う。この辺は新井監督の指導というかチームのムード作りが後押ししているように見える。小園も3番という打順で「素」を出して気持ちよくプレーができているのだろう。これからの戦いの中でもキーマンになりそうだよな。

最初で最後!?矢野が2試合連続HR(笑)

ゲームを決定づけたのは矢野の2試合連続HR。ランニングHRという珍しい「2試合連発」だけど、これが3ランというのが本当に大きかったよな。
カープも2点先制するものの追加点が取れない中、6回から登板したロドリゲスを攻め立てた。先頭の小園が北村の失策で出塁。1死後坂倉がレフト線を狙いすましたように落としてこれが2ベース。1死2,3塁とした。堂林が三振に倒れて2死2,3塁。ここで矢野の登場だ。まぁ矢野の場合は長打はない。そう判断したヤクルトベンチは4点目を阻止するために外野を前に出した。この守備位置を見ていたかどうかはわからんけど、矢野は心のどこかで「なめんな」と感じたのかもしれん。真ん中やや外寄りの甘い球を矢野は思い切りひっぱたいた。打球は勢いよくセンター方向へ、センターが必死に追うもグラブをかすめて芝生に落ちた。これで2点は確定だ。
ここで思い切った前進守備のリスクが出た。センターの頭を超えた打球に対してカバーに入れる選手が誰もいなかった。外野を転々としている間に矢野はホームイン。ヘッスラしながら「してやったり」の表情が印象的だったよな。ランニングHRなんてめったにお目にかかれるものではないけど、矢野が2試合連続HRのうち1本がランニングHRとなれば、なんとなく納得しちゃうのはアタクシだけではないだろう。矢野自身もHRバッターではないことは自他ともに認めるところ。ひょっとしたら矢野の2試合連続HRは最初で最後かも(笑)。それでも矢野の打撃には日々成長を感じる。本当にこれからが楽しみしかない選手だよな。

デッドヒートを楽しんだ方が勝ち?

さて、同じころ甲子園では阪神と巨人がぶつかっていた。結果は降雨コールドで巨人が前日の雪辱を果たした。ローテを動かして戸郷、菅野で挑んだだけに連勝を目論んでいただろうけど、1勝1敗の痛み分けとなった。この間カープは連勝しているので巨人から首位の座を奪い、阪神とのゲーム差も5.5とした。
この戦いを少しのぞいてみたけど、緊張感に満ち満ちていた。菅野の投球には悲壮感も感じたし、コールド負けが決まった岡田監督は会見拒否。ピリピリしているよな。
カープは最下位のヤクルト、それも地元ということを差し引いてもノビノビ野球をやっている。まるでデットヒートを楽しんでいるかのようなムードだよな。まぁこの辺は新井監督・藤井ヘッドが上手くチームを和ましながらも全員を同じ方向に導いている、そんな感じがするよな。どんな場面でも「素」で自分の力を発揮した方がいい結果が出るもの。頼もしさすら感じるよな。
矢野がランニングHRを決めた時のベンチはお祭り騒ぎ。特に新井監督は大笑いしていた。「よく走った」と褒めるのではなく笑顔で「オマエ、凄いな!」と。このムードがひょっとしたらカープの最大の武器かもしれんし、このムードが続けばてっぺんでゴールテープを切れそうな気がしている。まだ勝負の9月は始まったばかりだけど素晴らしいスタートを切れた。次は休養十分、戦力も整ったDeNAと対戦だ。厳しい戦いになるだろうけど、「素」を忘れずに突き進んで欲しいよな、

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