大瀬良粘りの投球も打線沈黙…ファンだけではなく選手も離れていきそう
「広島0-2ヤクルト」(22日、マツダスタジアム) 広島が今季2度目の完封負けを喫した。12球団ワーストのチーム打率となっている攻撃陣はまたしてもつながりを欠いた。
情報源: 広島 今季2度目の完封負け、ヤクルト・山野を攻略できず 今季初先発の大瀬良は5回5安打2失点で黒星
火曜日のゲームは森下が好投、ブルペンが締めて2-1で勝利。その日は中学時代のプロ野球好き同級生が集まって杯を交わした。巨人ファンの社長、ヤクルトファン女史、中日ファン女史、そしてカープファンのアタクシ。なぜ今、ヤクルトが強いのか??を議論したけどヤクルトファン女史は調子の悪い選手は使わないことだと。村神様がいなくなり本当なら山田哲や塩見といった選手たちに期待をしがちだけど、池山監督は若手、元気な選手を積極的に使っているのがいいと。ヤクルトファンの間でも「山田哲や塩見はいらなくね??」という声さえ出ているそうな。ただそのヤクルト女史が最後に「いずれ落ちてくるよ」と笑いながら話していたけどね(笑)。
経験のある投手の好投が続く
昨日のゲームの先発は大瀬良。今季初登板だ。序盤はコントロールに苦しむも何とか5回を2失点に抑えた。首位のチームだからな、コテンパンにやられてもおかしくない。ベテランらしい粘りの投球を見せてくれたよな。球を見ても決して衰えているという感じはなく、開幕1軍は外れたけど元気そうでよかったよな。残念ながら味方の援護がなく黒星がついた。
前日のゲームでは森下が好投を見せてくれた。前回登板では連打を食らってという場面もあり昨季の森下に戻ってしまったのでは??という不安を見事に払しょくしてくれたよな。首位ヤクルト相手ということも自信を取り戻すきっかけになるといいよな。
先週日曜日のDeNA戦で床田が好投。残念ながら黒星がついたけど、こちらも自信を取り戻すきっかけになるといいよな。
こうしてみると昨季後半戦でなかなか勝てなかった投手達に復活の兆しが見えてきているのは確か。この3試合、受けた捕手は持丸。この辺は坂倉とは違ったリードをしてくるので相手が戸惑った側面はあるだろう。いずれデータを取られて他球団も攻略してくるだろうけど、持丸も実績のある投手と組んでいい経験をしてるよな。
いい投球をしても黒星がつく
大瀬良・森下・床田と実績のある投手が好投はしたものの大瀬良と床田には「黒星」がついてしまった。投手は投げるのが仕事だからな、抑えれば欲しいのは「白星」。今の査定は細かいところまで見てくれるとけど、先発投手の印象はやはり勝敗で決まる。
昨季大瀬良が7勝9敗、森下が6勝14敗、床田が9勝12敗と二桁負ける投手の印象はハッキリ言って悪いよな。カープファンならその投球内容や打線がショボイといった事情は理解していて、気の毒な気持ちもあるけど、客観的な見方をすれば、こんなに負けている投手は不要では??といった考えになるのが自然だろう。いい投球をしても黒星がつく。気の毒ではあるけどな。
やはり先発投手は打線の援護がなくては「白星」がつかない。中には相手の好投手との投げ合いの中の「白星」もあるだろうけど、やはり打線が点を取ってくれて、長いイニングを投げてというのが役割だからな、点を取ってくれないというのはそれだけで他球団と比べるとハンデ背負っているといってもいいだろう。
他球団でやってみたいと思うのが自然
好投を続けても「白星」がつかない。チームが勝てない。先発投手のコメントを聞くと「自分が悪い」と。まぁ「援護がなかった」「勝ちパがショボイ」なんて言ったらチームにいられない(笑)。昔は先発投手が「もっと打てよ」なんて平気で言っていたように記憶している。そら、いい投球しても自分の成績が悪ければカチンと来て当然だと思う。口には出さんけどな。プロだから。
オリックスにFA移籍した九里も好投しながらも勝ち星に恵まれないジレンマがあっただろうし、本当の自分の価値を見出したくてカープを飛び出した。いろんな意見があるとは思うけど、アタクシは「プロ」である以上、そういった気持で移籍というのはサラリーも含めて、十分認められる行動だと思う。床田や森下だってそんな気持ちがないとは断言できないだろう。やはり白星がついてファンの歓声を浴び、給料が上がる。こっちの方がいいもんな。今後もそういった行動をする選手が出てくるだろうけど、アタクシはそんな選手に「裏切者!!」とは言えないねぇ。
打線は明らかに焦っている
さて、その打線だがひどいもんだよな。チーム打率は.202と1割台目前だ。打撃成績トップの阪神は.267と6分以上の差がある。得点も45はリーグダントツ最下位。阪神は100。倍以上だ。本塁打もカープだけ1ケタだ。これでは投手があまりにも気の毒だよな。
もちろん選手たちもわかっているだろう。攻撃にも焦りが見える。力みもある。甘い球も力が入って一発で仕留められず追い込まれて凡打やチャンスを潰すゲッツーなんてシーンがこのゲームでも見受けられた。チームのためにという気持ちが強すぎるのかもしれん。
打線のキーマンである小園も不振だったけど、この日の第1打席でヒット。きっかけ作りになるかなぁと思った矢先に死球。その後ベンチに下がった。この死球の打席も小園の気持ちね、前向きになっていたようにも見えただけに出鼻をくじかれたような形になったよな。
7回のチャンスにも菊池がゲッツーで反撃とはならなかった。9回の攻撃も最後は平川が三振に倒れた。決して目は死んでいなかったし、「打ちたい」という気持ちが打席で伝わってきた。でも同時に「打たなきゃ」という焦りも感じた。もどかしいよな。
One for all, All for one
よくラグビーや組織運営を表現するときに使われる「One for all, All for one」。一人はみんなのために。みんなは一人のためにという意味で使われるんだろうけど、後半の「All for one」は「みんなの(目標)のために」というのが正しい解釈だとGoogle先生が言っていたけど(笑)、この目標というは当然チームの勝利だよな。でも最近のゲームを見ると床田や森下、大瀬良を「勝たせるために」打線が焦っているようにも見える。好投を続ける実績のある投手を勝たせなきゃというのが強いような気がしている。もっともっと「誰々が」ではなく「俺たちが」勝つために自分はどうすればいいのか??という考えのベースを広げてみることで色々なことが見えてくるような気がしないでもない。9回に代走で出てきた辰見はリクエスト判定になったけど、盗塁を成功させた。ゲーム終盤だから「俺たちが勝つために」自分の仕事をしっかりやりぬいた。こういうプレーをどんどん繰り出すことがこの暗い道から抜け出す一つの方法のような気がする。なんとなく誰かに気を使って、誰かの事を気にしながらプレーしているように見えて、せっかくの「若さ」がぼやけちゃっているように見える。
佐々木は一発狙いでどんどん振っていっていいと思うし、小園も首位打者とっているから、下手な打撃ができないと積極性を失ってしまっているように見える。スタメンを外された坂倉も走られることを気にしすぎて打撃まで頭が回っていっていないように見える。走られて点とられたらバットで返す。そのくらいのデンとしてやってもいいように思うねぇ。
何となくカープの選手たちは「誰かを」「何かを」気にし過ぎのような感じに見える。自分たち一つ一つの力を出し切ったプレーの積み重ねが、チームの勝利につながる。終わったことを気にしてもしょうがない。一人一人のプレーがチームの勝利のために力を出し切ることが大事だし、その結果、「勝利」という目標がついてくるんだと思う。まぁベンチにも問題はあるのだろうし、そのベンチを気にしてプレーしている選手もいるかもしれない。もし、そんな選手がいたら、目線を変えてプレーして欲しい。まだシーズンは始まったばかりだし、まだまだ立て直す時間とチャンスはある。頑張ってほしいよな。


