平川スタメン落ち…代打出場空振り三振は「不調だから??」「苦手なコース??」それとも…!?

 広島のドラフト1位・平川蓮外野手がスタメンから外れた。「右肩肩鎖関節損傷」で出場選手登録を抹消されていた期間を除けば初めて。過去の出場8試合は「1番・中堅」で起用されてきたが、打率1割台で前の3試合

情報源: 【広島】平川蓮が“初”のスタメン落ち、代打で空振り三振 新井貴浩監督「観察するのも勉強」「練習ではすごく」 – スポーツ報知

8回裏に中﨑が押し出しで勝ち越しを許したところで「ハイ、それまでよ」と負けを覚悟したカープファンは多かっただろう。それでも9回に追いつき延長12回を戦い抜いてドロー。まぁ負けなくてよかったし、逆に阪神は地元で勝ち切れなかったってのは結構引きずりそうな結果になったよな。普段、土日のデーゲームは観ることができないんだけど、延長戦のおかげで10回くらいから見られた。その中でちょっと気になったことを書いてみようと思う。

平川蓮スタメン落ち

この日のスタメンにカープファン期待のルーキー・平川の名前がなかった。センターに大盛。両翼に秋山・野間のベテラン勢が名を連ねた。ゲーム前に掲載されたネット記事では甲子園での練習で新井監督から直接指導。何でも両打席で投手に向いている肩の使い方をアドバイスされたそうな。
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直近スタメン3試合で13打数1安打と「1番打者」としての役割がなかなか果たせていない。まぁゲームや打席を重ねるたびに相手も「ここはどうだ??」「この球種はどうだ!?」と探りを入れてくる。そういったプロの洗礼に自然とフォームが崩れていったり、結果が出なくなってくると力みも出てくる。こうして崩されて沈んでいくドラ1の強打者は沢山いるけど、いい見本が相手の阪神に何人もいるからな、平川もまだまだこれから前を向いていってほしいよな。

不調??落ちる球が苦手??

その平川は延長10回、2死1,2塁のチャンスで代打起用された。やや動く真っすぐとフォークを投げ分けるドリスが相手だ。平川を迎えるまでボール先行が続きコントロールに苦しんでいたよな。そのドリスが平川に投じた1球目はワンバウンドするフォーク。これに平川は反応しかけた。2球目はインコース低めのフォーク。平川はこの球を空振りした。この一つの空振りでアタクシは「三振」の結果を予想してしまった。フルカウントまでいったけど、阪神バッテリーはフォークを左右に散らし空振りを誘う配球で最後は空振りした2球目と同じコースのフォークで三振に仕留めた。阪神バッテリーから見れば、楽な相手だったろう。この辺に阪神の強さというか、野球を知っているよなぁと感心させられる。ピンチの中でストライクを投げなくても三振取れる。打者がどんな状態のなのか、どんな球に反応するかで何もストライク投げんでも三振を取れる。カープは8回裏に押し出しで一時は勝ち越しとなる点を与えてしまったけど、こちらはストライクを取ろうとして外れた押し出しだよな。本当に野球ってのは面白い。

さて、なぜアタクシが2球目のフォークの空振りで「三振」を予見したのか??野球経験者やアタクシのように野球はヘタクソでも長年プロ野球を見ている人なら同じような見方をしたと思う。アタクシはこの平川の空振りね、「球が見えていない」と感じた。体はライト方向。バットに当たればホームランを打った時のようなフォロースイングだった。つまり、平川の中では「とらえた」感覚でスイングしている。でも実際、バットは空を切っている。
昨季までカープにいた松山はこのコースの球をすくいあげてライトスタンドへというシーンは何度もあったけど、やはりボールをしっかり見て、呼び込んでからのスイング。平川はこの球を真っすぐと思って振っているフシもあるので「球が見えていない」のではないか??仮にそうならこの打席、ここにもう2球投げてもバットに当たらない。そう見たのよ。
阪神バッテリーも同じような感覚だったろう。フォーク投げときゃ打ち取れると。そういう空振りだったからねぇ。

じゃ、平川はひざ元のから落ちるフォークは打てないのか??もちろんここをすくいあげてというのはそれなりの技術は必要だろうし、打者の調子の良しあしも影響してくるだろう。調子が良ければ見送ってボール、もしくは鋭くはじき返しているだろう。調子が悪ければ球種の判断も含めて早く見切ったり、体が開いてボールが視界からいなくなって空振りといった結果に。

恐らくあのコース、平川は好きなんだろうと思う。だから手が出る。でも当たらない。そんな感じだろう。「今の平川」ならあそこに投げておけば打ち取れる。今日のゲームも出場するのであれば、その辺に注目してみると面白いだろうねぇ。

1軍昇格が早すぎたのでは??

開幕オーダーにルーキー2人が名を連ね、4番に佐々木泰。期待を抱かせる開幕オーダーだったけど、平川の故障離脱を気にその構想や期待も消えていった。得点力不足に悩まさせる4月になったよな。その起爆剤として故障が癒えた平川を結構早いタイミングで上げてきた。まぁね、チームの起爆剤をルーキーに頼るっても個人的にはどうかと思うし、他にいねぇのか??と言いたくもなる。ファームで好調の林とかね、そうではなく平川というのがなんとなく、上の方からの鶴の一声が影響しているように感じるカープファン同志も多いだろうねぇ。
昨日あたり週刊誌ネタではあるけど、開幕から平川・齊藤・勝田の開幕起用は松田オーナーの指示だったと。まぁ相変わらず金は出さないけど口は出す。困ったもんだよな。この平川の早期1軍昇格もそういったウラがありそうだよな。せっかく入団したトリプルスリーを狙える金の卵。潰さないで欲しいよな。

辰見ができてカープの選手ができないのは??

さて、ゲームはカープ中継ぎ陣が踏ん張った。特に齋藤は完全アウェイの甲子園で回跨ぎも経験。使い方に賛否はあるんだろうけど、いいところを見せてくれたよな。
個人的には9回代走・辰見の盗塁ね、見事だったよな。それも初球から、そして百戦錬磨の左腕・岩崎から奪うんだから大したものだよな。楽天はなぜこの選手を現役ドラフトに出したのか??疑問の声すら上がっている。
6試合で5盗塁。しかも失敗無し。これまでのカープの選手たちは盗塁を試みるも半分くらいは失敗している。このできもしない盗塁を試みることでチャンスを潰したり、相手に流れを上げてしまうシーンは何度もあったよな。

まぁ盗塁ってのはセンスだと思う。盗塁できる選手というのは足の速さ+αがいくつもあると思うし、これは教えられてできることではなく、「天性」も必要と思っている。スタートを切る最初の一歩のタイミングと勇気、2塁ベースカバーに入る野手の動きから足から行くのかヘッスラで行くのかといったとっさの判断だったり、言葉や文字では説明できない投手のクセとかね、足が速いから盗塁できるとは限らず、この辺は「センス」がモノを言う。カープも足の速い選手は沢山いるけど、じゃ、盗塁の期待をかけられる選手はいるの??と。こういう選手がいるかいないかで接戦をモノにできる確率はだいぶ変わってくると思うねぇ。速い選手を揃えれば盗塁増えるだろうというのは「昭和的」だと思うし、球団の編成の考え方だったりってのが、40年以上そのままなんだろうねぇ。

辰見の盗塁の確実性というのはそのうち「走り屋」だけにとどまらず、ソフトバンクの周東のようにもしかしたらスタメン、レギュラーを狙う存在になるかもしれん。ファームでも5打数4安打と「打てない」わけではないだろうし、カープ球団は勝田と小園の二遊間を既定路線にしているかもしれんけど、こういう這い上がってくる選手がいると「強さ」も身についてくるだろう。出る杭を打つ傾向にあるカープだけど、こういう這い上がってくる選手は絶対必要ろうねぇ。

さて、地元で1勝5敗と大きく借金を増やして乗り込んだ甲子園。阪神にコテンパンにやられるかと思ったけど、やはり対阪神戦の連敗が止まったことで気持ち的にもイヤな感じが取れたのだろう。何とか引き分けに持ち込んだ。そんな感じだよな。
新井監督も投手陣を労いよく頑張ってくれたとコメントしているけど、できることなら勝ってほしかったというのはあるよな。
初回に久々に得点して先制するもその裏にすぐ追いつかれるようでは流れも勝利も呼び込めない。
一時勝ち越しを許したのは押し出しだ。このイニングは2つの敬遠が絡んでの押し出し。この辺はベンチの弱気というかね、逃げ回ったけどつかまった印象が否めない。1イニングで2つ四球をあげておきながら勝負の場面で押し出しだからな、ベンチの判断が中﨑の首を絞めてしまったようにも見える。

このゲーム、阪神が勝てなかったところを見るとチーム状態はあまり良くないのだろう。そういった相手を叩いて上昇できるか??4位DeNAにはすでに3ゲーム差つけられて、最下位中日は2.5差。ケツの方が危なくなってきた。踏ん張ってほしいものだよな。

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