打たれだすと止まらない森下を先発させている間は連勝は無理じゃない??

「巨人4-2広島」(29日、東京ドーム) 広島が巨人に競り負け、連勝を逃した。

情報源: 広島・新井監督 二回の絶好機で攻撃陣にミス「やるべきことをやらないと」 4回4失点で3敗目の森下には「全体的に高かった」

このカード初戦は18安打11得点。HRも3発出た。カープ打線に火がついたと喜ぶ同志もいれば、ひねくれたアタクシのように取りすぎてしばらく点は取れないのでは??と不安になる同志もいる(笑)。打線の状況を見極める大事な2戦目だったけど、打線がつながる前に森下がゲームを壊してしまった。どうも波に乗れないよな。

5回を投げ切れないローテの柱

昨日は妻が飲み会に出席ということで夕食の支度をしながら観戦するつもりだったけど、ちょうどTVをつけると森下が連打を食らっているところだった。打たれだすと止まらない。床田もそうだったけど、前日の投球を見る限り改善が見られたが、森下は相変わらず昨季の悪い投球が日によって顔を出す。まだまだ森下自身、何が引っ掛かっているところがあるように見受けられる。

森下が打たれるのは決して球数が増えて球威が衰えてということではなく、ゲーム序盤で複数点とられる内容が目立つ。この日も2回に4失点はいくら前日11得点したといっても重いよな。せめて2点。失点するなと言わんけど一言で言えば「踏ん張りが効かない」。ちょっとローテに置いておくのが厳しいかなといった感じだよな。

とにかく打たれだすと球が高めに浮く。真っすぐなんか見ても高めの球に力がない。コースの逆球同様、高低の逆球も力がないから打ち返される。前日の巨人・先発の則本がカープ打線の餌食になったけど、高めに浮いた球はプロは確実に仕留める。

何度も言うけど、これが球数100球近くになって球威が落ちてというならまだしも、2回でこうした打たれ方をするのはベンチも予測ができないし、準備もできない。スコア同様、ブルペンもこれでは壊れちゃうよな。

これで2勝3敗。防御率は4.62となった。5試合登板でイニング数が25.1。やっとこさ5回を投げ切るベテラン投手みたいな成績だよな。これをローテの柱として順位をあげていくのはハッキリ言って厳しいだろう。どこまで森下を先発で投げさせるのか??ベンチの判断にも注目だよな。

持丸・モンテロタイムリーでゲームにはなったが…

こうなると追いかける展開だからな、立ち直った森下を引っ張るわけにもいかず、5回2死からのチャンスで持丸がタイムリー2ベース、森下の代打・モンテロも続いて2点を返した。この辺は前日の11得点の反動を感じさせない攻撃だったと思う。相手はルーキーながら開幕投手、そしてここまで3勝。防御率も1点台の竹丸だからな、よく打ってくれたよな。

2点差ならまだわからないと前のめりになったけど、中盤以降は巨人中継ぎ陣にかわされ、最後はマルチネスにねじ伏せられた。まぁ巨人にはコレがいるからな、接戦でもリードを許さない展開に持っていくというのは大事だろう。だからこそ森下の2回の4失点は重かったよな。

5番野間のバント失敗って本当に響いたの??

このシーンは実際に見ていないのでご覧になった方の意見も聞きたいと思うんだけど、2回の野間の送りバントの失敗ね、新井監督のゲーム後のコメントで「しっかりやるべきことをやらないと」というのがあってちょっと気になっている。

これね、勝ち越しや同点を狙う場面なら理解できるけど、イニングは2回。先制のチャンスだよな。まぁ巨人先発の竹丸からなかなか点は取れない。そういった背景があるのも十分理解できるけど、個人的にはあそこで送りバントのサインには疑問を感じている。
まず、2塁走者は坂倉だ。1塁から2塁ならまだしも転がしても距離が近い3塁への送りバントはリスクが高いよな。これがゲーム終盤なら代走を出しているだろうけどね。3塁に走者を進めようという意図があるのであれば、個人的には送りバントはリスクが高いと思う。それに無死2塁で心境の変化が出ることが予測される竹丸に対してアウトを一つ上げるというのもどうだろうか??このイニングで竹丸をKOするくらいの鼻息があってもいいようにも思った。前日11得点しているんだし。
それと失敗した野間だけど、この日は5番に入っていた。2回で5番打者に送りバント命じるチームってあるのか??野間だって打撃が不振な訳ではないし、ここで野間が送りバントのサインが出るという準備をして打席に入ったかどうかってのがアタクシは一番のポイントのような気がしている。まぁ監督からすれば出したサインを忠実にこなして欲しいという気持ちは分からなくはないけど、プレーするのは選手だから、ベンチの意図と選手の気持ちの準備は一致しないとなかなかうまくいかないというのはあるんで、個人的にはベンチもどうなのかな??という感じだけどな。

常広抑えもありかもね

8回裏のマウンドに常広が上がった。非常に久しぶりといった感じで投球を見守った。リリーフということでしっかり腕を振って力のある真っすぐを見せてくれた。先頭の増田に四球を出したのはいただけないけど、得点圏に走者を背負いながらも浦田を空振り三振、松本剛には9球粘られながらも根負けせずに空振り三振を奪った。この辺、上手くいけば抑えでもという期待を持たせてくれた登板だったよな。

真っすぐとフォーク、この2種類しか投げていないけど、TV解説をしていた江川さんは打者の反応を見ながら投げるようになれば安定するのでは??といったニュアンスの解説をしていた。投げ込んでくる真っすぐは素晴らしいんだと。でも打者を見ていない。自分がどんなボールを投げたのか??そこしか見ていないと。この日は真っすぐがいいから真っすぐを続けたけど、松本剛には粘られた。8球目にようやくフォークを見せて最後は真っすぐで仕留めたように、打者を観察して反応を見て投球を組み立てることができれば、何も150kmの真っすぐでなくても145kmの真っすぐでも空振り取れると。昔は確かにこういう投手は江川さんを筆頭にたくさんいた。捕手ではなく投手がサインを出すシーンもたくさんあった。カープにも古くは北別府さん、黒田さん、マエケンもそうかな??打者の反応を見てここに投げれば抑えられるといった投球ができる投手は年々少なくなっているような気がする。仮に常広にこういった術が身につけば、抑えをやらせても面白いんじゃないかなぁと。可能性を感じるマウンドだったよな。

さて、なかなか連勝とはいかないし、乗ってこれないよな。まぁカープは巨人戦となると結構ノビノビやるんで、きっかけをつかむ3連戦になるかなぁと思っていたけど、2戦目は破れてしまった。今日3戦目は玉村が先発だ。昨季の玉村も打たれると複数失点が目立ったけど、今季はどんな投球を見せてくれるのか楽しみだよな。開幕カード以来の勝ち越しを決めて流れを変えていきたいよな。

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