坂倉逆転サヨナラ2ラン!!こういう勝ち方を見せてくれれば、空席も埋まるんじゃない??でも「奇跡」は大げさだよね。
情報源: 広島“七夕の奇跡”再び 坂倉九回サヨナラ逆転2ラン「監督に続けてよかった」新井監督は17年に「あの選手もまあまあいいバッター」
長いペナントレース、色々ある。そう感じさせてくれる1日だったような気がしているよ。先週まで借金15あったDeNAが4連勝で息を吹き返してきたし、これまで無双だった阪神・高橋遥は巨人に逆転を食らって今季初黒星。ヤクルト・キハダもここまで絶対守護神だったけど、坂倉に逆転サヨナラHRを打たれて初黒星。少しずつだけどセ・リーグが面白くなってきた感じはあるよな。
坂倉が逆転サヨナラHR
先発・岡本が3点を先制されて序盤から追いかける展開。5回に小園・モンテロの連打を皮切りに失策と犠飛で1点差に詰め寄った。まぁここのところ貯金が少なくなってきたヤクルトもね、こういう展開になると防戦一方といった気持で戦っていたことだろう。そこにカープがつけこめずに最終回まで来てしまった。まぁカープの中継ぎが「次の1点」をやらなかったというのが非常に大きいとは思うけど、ヤクルトはヤクルトで「早く終わらないかな、逃げ切りたい」という焦りも感じられた。
最終回はファビアンのヒットで代走・辰見を起用。ヤクルト守護神のキハダに対し1塁ベース上で揺さぶりをかけた。スタートを試みるも足を滑らせ帰塁。打者の坂倉もヒロインで「早く走れ」といっていたけど、キハダは牽制も上手いしな難しかったのだろう。そんな駆け引きをやっている間にフルカウント。ここでキハダが投じた球はややインコース寄りのスライダー。ここまで一発警戒で外角一辺倒の配球の中、坂倉に投じた8球の中で一番甘い球が来た。これを逃さずに振りぬいた打球はライトスタンドへ。まさに「打った瞬間に」それとわかる見事なバッティングだったよな。ヤクルトの捕手も打った瞬間にガクンと膝をついたのが印象的だった。
カープベンチも大騒ぎ、ホームで坂倉を出迎えてもみくちゃに。そして新井監督と熱い抱擁。こんなシーンは久々に見た気がした。よかったよな。
地元のヒーローインタビューに違和感
これ、アタクシだけかもしれんけど、マツダスタジアムでのヒーローインタビューね、ちょっと選手にとってはウザいと思われているんじゃないかなぁと常々思っている。まぁ聞き手からすれば、選手の気持ちを聞き出してファンと共感してもらいたいという狙いがあるというのは一定の理解を示すけど、なんか同じことを何回も聞いているような気がしてね、個人的には違和感を感じていた。
この日のヒーローインタビューでも「今の気持ちは??」と。まぁマツダでは鉄板の質問だよな。これに対して坂倉が「死球受けたので早く終わらないかなぁと思ってました。」と笑わせた。
続いて一打出ればサヨナラ、どんな意識(思い・気持ち)で打席に入りましたか??についても「辰(辰見)、早く走らないかなぁと思っていました」と。球場もお茶の間も笑っていた人も多いだろうし、ユーモアのあるコメントだとは思うけど、個人的には坂倉は口にも態度にも出していないけど、「そんなこと聞くなよ うれしいに決まっているし、チャンスで打ちたいと思っているよ」なんだろう。まぁ聞き手から見れば、そういった答えを期待して、さらに突っ込んだ質問でファンの共感を得たいんだろうけど、聞き手ももっと野球を勉強して選手が話したくなるよう質問をしてほしいなぁは思うねぇ。
何年か前も秋山が同様の質問攻めに「そんな沢山の思いを持って打席に入っていない」と答えて球場がシーンとなったのを覚えているけど、選手としては思いよりも今のプレーに集中している、それ以上でもそれ以下でもないしな、ちょっと考えて欲しいなぁとは思うねぇ。
9回1点差逆転ってそんなに奇跡か!?
ここからはアタクシの想像で書くし、地元の方の方がずっと詳しいと思うけど、このヒーローインタビューなんかを聞くと広島のマスコミがどれだけカープをチヤホヤしているのかが伝わってくる。この間の野間のプレーなんかは広島のマスコミ、特にTVはどういった伝え方をしているのか??年数を重ねるごとに成績が下がっていく新井カープをどう報じているのか??期待している若手の伸び悩みをどう感じているのか??結果が出ない助っ人陣をどう報じているのか??恐らく厳しいことは言わずに広島の人なら誰もが喜ぶコンテンツとして、カープ頑張れ!頑張れ一辺倒の報道にみんな「うんざり」しているんだろうと思う。みんなが求めていることは面白い野球をやって勝つこと。強いカープが見たい。これしかないのよ。
チヤホヤといえば、昨日は七夕。新井監督が現役の時に「七夕の奇跡」というのがあった。相手はこの日と同じヤクルトで舞台は神宮。5点差の9回表に一気に6点取って逆転勝ちしたゲームだ。確かにこのゲームは奇跡とっていも言い過ぎではないだろう。最終回の1イニングで5点差を逆転したんだからねぇ。
昨日の逆転サヨナラ勝ちをその「七夕の奇跡」の再来なんてぇ書いているし、昨日のヒーローインタビューでもとり上げていた。「奇跡」なんて大げさじゃないの!?そんな風に感じたカープファン同志も多いんじゃないだろうか??だって1点差だぜ??1点を一発で逆転サヨナラなんてよく聞く話だし、カープだってよくやられているじゃん(笑)。むしろこんなんで「奇跡」と言われてどれだけ弱いんだよ⁉ってツッコミも聞こえてきそうだよな。
まぁそういうのにウキウキしてしまうファンも少なからずいるんだろうけど、カープ女子なんてもてはやされていた時にはよかったんだろうけど、今はそういったファンは球場から離れていっているし、弱いのにチヤホヤしているのを見て嫌気がさしているファンもいるんだろう。そういうのが積み重なって今のマツダの空席が目立つ状況を作っている、それが全てではないけど、少なからず影響はあるんだろうなぁと思うねぇ。
昨日のような、鮮やかな逆転サヨナラ勝ちを見せられれば、今後、負けていても「何かあるかも!?」と球場でもTVでもファンは「期待」を持って見守るだろう。最後まで何が起こるかわからないと足を止めるだろう。今まではそういう野球ができなかった。先制されればそのまま押し切られ、リードしていても追加点が取れずにひっくり返されるパターンを繰り返してきたわけだからねぇ。でも今からでも遅くない。ここから這い上がってAクラスのチームを猛追し優勝争いに食い込み、CSや日本シリーズに出るようなことになれば、これはこれで本当の「奇跡」だろう。ファンはね、薄っぺらく叫ぶ「奇跡」より、本物が見たい。「奇跡」を起こしてくれるかもという期待を持ちながらカープを見守りたいんだよな。DeNAとともに3位ヤクルトとは6.5差だ。このゲームのように粘り強くひっくり返すようなゲームをどんどん見せてくれれば、空席も埋まっていくだろう。とにかくこのカード、ヤクルトが元気を取り戻す前に3つ取って「奇跡」の足掛かりにしてほしいものだよな。


