森下復帰登板も白星ならず…2歩進んで3歩下がるでは借金は減らぬ…

広島が好投の先発森下暢仁投手(28)を援護できず、DeNAに競り負けた。3連敗で借金は今季最多タイの16に膨らんだ。7月10日中日戦以来の先発となった森下は、… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】森下暢仁復帰登板で勝利飾れず「本当に悔しい」 新井監督「ナイスピッチングだった」 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

昨日の記事でも書いたけど、この夏場に来てカープの投手事情が非常に苦しいよな。
お疲れ投手陣が2度のリードを守れず連敗…こんな状態で8月を乗り切れるの??

まずはハーンが抜けたことで「勝ちパ」が形成できなくなっている。高や辻、遠藤と頑張ってくれているけどやはり枚数が1,2枚足りない。先発投手がある程度投げてという「前提」がないと組み立てられない。
7月にローテの一角を担っていた森下が無期限の再調整で登録抹消。若い投手に先発の椅子が回ってきたけど、ここに斉藤優汰が座って何とかなっていた。しかし、ここに来て床田も肩の張りで抹消。床田、お前もか!?と激震が走ったけど、どうやら軽傷とのことで最短復帰も視野に調整に入ったそうな。まぁ毎シーズン、カープは主力が欠けるとガタガタッと来る。正直者といえば聞こえはいいが、「プロ」だからな、空いたポジションをガツガツと取りに行く選手が見当たらない。この辺のユルさってのはやはり首脳陣の影響というのは大きいだろうねぇ。

そんな愚痴を言ってしょうがない(笑)。昨日はその森下の復帰登板。打線がDeNA平良の前にヒットは出るもあと1本が出ない展開が続く中でDeNA打線がワンチャンをモノにして勝ち越した。こうした野球ってのは昔々、カープは得意だったんだけどねぇ。

初回の攻防に見るベンチの「弱気」

前任の佐々岡さんもそうだけど、新井監督も連敗しているとどうしても攻撃が「手堅く」なっていく傾向にあるよな。このゲームも初回先頭の秋山が好調さを感じさせるヒットで出塁。初回に1番打者がヒットででるとベンチも応援している方も盛り上がるもの。相手からすると「イヤだな」となるし、先発投手が落ち着く前に先制する絶好のチャンスにつながる可能性が非常に高いよな。
しかし続く2番・勝田には送りバントのサイン。それも初球だ。この辺を見ると連敗中、何とか先制点をという思いがにじみ出た采配だよな。でもね、やはり勝たなきゃいかんし、1点よりも2点、2点よりも3点とね、ゲーム終盤1点を争う展開ならうなずけるけど、まだ何も起こっていない初回からこうした手堅い攻撃をされれば、相手は楽。この辺、「いやらしさ」というのがないよな。まぁこうした攻撃にも監督の人柄が出てしまうのかねぇ?(笑)。
結局この回は無得点、その裏には筒香が先制の一発。復帰登板の森下にいきなりの先制パンチ。これでカープは初回から追いかける形になったよな。

森下らしさが戻ってきた

さて、その森下。筒香に一発食らってガタガタッと来るかと思いきや2~5回までほぼ完ぺきな投球を見せてくれた。実に森下らしいというかね、低めにコントロールができていたし、腕の振りも鋭い。以前に気になっていた体の開きもだいぶ小さくなったように感じた。この日、DeNA打線を翻弄したのはチェンジアップ。腕がしっかり振れているから真っすぐと思って振りに行ったら、球がまだ来ない。各打者がタイミングを思い切り外されていたよな。これぞ、森下という内容だった。あとでまた森下には触れるけど、2軍登板では三振の少なさが気にはなっていたけど、このゲーム7三振を奪っている。「らしさ」が戻ってきたのは間違いないだろうねぇ。

石原久々ヒットがタイムリーも…

この日のスタメンマスクは石原。ここのところ持丸がスタメンだったけど、バッティングの方ではゲッツーを量産していたし、前日は大量失点ということ、先発が森下ということでお鉢が回ってきた。ひと頃打撃の調子もよかったけど、ここの所ノーヒットが続いていたようだねぇ。
19打席目にチャンスでタイムリーが出た。これで同点。しかし1塁走者のモンテロが3塁を狙うも2,3塁間に挟まれスリーアウト。ちょっとこの辺にもユルさを感じられたねぇ。
モンテロが2塁に止まっていれば、次は森下。前の打席でヒットを打っているし、侮れない打者。まぁもちろん他の野手に比べればヒットの確立は低いけど、森下で終われば次の回は1番から。こういう流れを作っていく上ではモンテロの走塁というのは「暴走」の部類に入るかなぁと思う。
阪神の岡田前監督も1番から始まるイニングが多くなるように意識していたと聞く。7番から始まる攻撃は三者凡退でも構わない。打線というのは基本1番打者からどうやって点を取るかというストーリーを描いて並べるもの。ましてや1番から5番まで固定されている阪神打線を考えれば、9番から始まって1アウトよりも1番から始まったほうがそれだけ得点のチャンスが増える。カープのこの日1番に置いた秋山が打撃好調ならば、このイニングは同点どまりでも次のイニングに勝ち越しを狙う攻撃ができる。あくまでも「可能性」だけど、野球は確率のスポーツなんでね、その辺のこだわりも必要かなぁと思うねぇ。

7回に最後の踏ん張り

6回に勝ち越された森下だけど、7回のマウンドに上がった。まぁブルペンが苦しいからな、ベンチも森下もう1イニング頼むとなったのだろう。森下だって悪い気はしなかっただろう。しかし、6回に続きこの回も先頭打者に出塁を許してしまう。長打でつながれて無死2,3塁。今季、これまでの森下なら失点を重ねるケースだったろう。しかしここから石原とのバッテリーで踏ん張りを見せた。ストレートが狙われていると見るやピンチを背負ってからは変化球主体になった。続く松尾に対しては変化球でカウントを稼ぎ、最後はカーブで空振り三振。三振を取りたいところで三振を取りに行く森下らしさが感じられたよな。
続く勝又に対してもチェンジアップでカウントを稼ぎ、最後はここもカーブで投ゴロに。3塁走者を釘付けにした。
しかし、続く宮下に対しては投げづらさもあったのだろう。歩かせてしまい、2死満塁。ここで代打・佐野の登場だ。ハマスタも大盛り上がりだったよな。ここで森下はギアをあげた。ここまで変化球一辺倒だった配球を真っすぐ押しに切り替えた。佐野もネクストで変化球が多いと感じていただろうし、その意表を突くように真っすぐで押した。2球目を詰まらせて2ゴロに打ち取り見事にピンチを切り抜けた。負け投手になってしまったけど、森下らしさを感じさせる内容で自信を取り戻すきっかけになりそうなマウンドになるといいよな。

3連勝チャレンジ失敗からの3連敗

この日の負けで3連敗。ついこの間まで3連勝チャレンジで盛り上がっていたけどな(笑)。3連勝は難しいけど3連敗はあっさりとしてしまう。2歩進んで3歩下がる。これでは借金は増えるばかりだよな。前日の負けで最下位転落。昨日も中日が勝って差が1ゲーム差になった。置いてけぼり食らわんように踏ん張ってほしいよな。とはいえ、昨日からは苦手な関東遠征。ここで一気に置いていかれる可能性は非常に高いと思っている。踏ん張ってほしい。まだ3位とは4ゲーム。本当に連勝が欲しいよな。打線は平良に抑え込まれたけど、悪くはない。あきらめずに頑張ってほしいよな。

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