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三振二けた食らっても、ヒットが相手の半分しか打てなくても、勝てばいいんだ、勝てるんだぁ~

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野球情報満載デイリースポーツ/広島 マジック「18」西川が逆転2ラン 東京ドームでは今季7戦全勝

情報源: 広島 マジック「18」西川が逆転2ラン 東京ドームでは今季7戦全勝/デイリースポーツ online

今日からの東京6連戦。これまで貯金10個こさえている巨人、そして最下位のヤクルトとね、比較的相性のいい相手が続く。威勢のいい同志からは6連勝じゃ!なんて声も聞こえてきそうですがね、本当にそれができたら最高。でもその逆にもしなったら?そらエライことになるよな。これが1カ月前の段階なら6連勝はあっても6連敗はない。やはり優勝への重圧。マジックが点いたり消えたりね、これはどのチームが優勝するときにもあること。カープの場合久しく優勝していなかったからな、それに去年はあまりにも順調に行き過ぎたってのもあってね、こういう重圧を受けながら残り30試合を切ってからね、今まで経験したことのない緊張感の中、その中で勝っていくことが、その1勝がチームを強くさせていくんだよな。

先発・野村は6回で被安打7、うちホームランが1本。四球が4つで奪三振4。マイコラスは7回を被安打4でホームラン1.四球1つで奪三振11。先発の数字だけ見ればマイコラスが勝ち投手と考えるのが自然。でも野球ってのは数字の積み重ねのスポーツなんだけど数字だけじゃ勝敗が決まらないってのが面白い。

野村の立ち上がりをみてもそう。初回、2回のピッチング見たらさ、3時間後に勝ち投手になっているなんて想像できないくらい悪かったよな。とにかくコントロールが定まらない。外角の要求には大きく外すし、インコースの要求には真ん中に入ってくる。投げた瞬間に何度もアタクシは目をつぶっちまったよ(笑)

3回裏も四球とツーベースでノーアウト2,3塁でクリーンナップを迎えたあたりでこの回2,3点は覚悟してたんだけどな、あの場面から野村にスイッチが入った感じでね、そのあとはランナーを出しながらも比較的安心してみてられた。もっと早くやってよ~って感じだよな。

カープ打線は今シーズンマイコラスには負けなしなんだけど、前回あたった岐阜での試合も結構抑えこまれていたよな。去年あたりは球数を投げさせて攻略した印象が強かったんだけど、前回と今日の対戦は早いカウントから直球狙いので積極的な打撃が目立った。まぁその辺の作戦が空回りした感が否めんけどな。痛快なのはここまで完璧だったマイコラスが初めて四球を出したところで西川の一発。こうしたスキから一発で逆転食らった巨人は点差以上にダメージデカかったかもな。マイコラスも打たれた気がせずに負け投手。もうカープ戦は投げたくねぇんじゃねぇかな?

逆転の一発を放った西川の打撃。しかしあの体で、あのボールをライナーに近い打球でスタンドに放り込む。力ではなくて「技」で放り込む。いい打者が出てきたよな。スタメンではなかなか結果が出なかったけど、あの打撃技術は使わなソンソンって感じだよな。またいい若手が出てきた。それに重圧のかかる場面で価値ある一発てのは西川にとって大きな自信にもなるだろうねぇ。

1点差で終盤。これ、カープの一番苦手な展開(笑)それも一発が出やすいよう空調を整える機能を併せ持つと噂される東京ドーム。気が抜けない終盤でどんな継投を見せるのか?見ものだったよな。

正直7回に今村が出てきたときに「え?」って感じだった。てっきり一岡かと思ったんだけどな。球のキレっていう部分では今一つだったけど、慣れ親しんだ7回の登板で少し自信を取り戻してくれれば万々歳。内容はともかくゼロに抑えたことでいい方向へ向か言ってくれるといいよな。

8回はジャクソン。調子は戻ってきたみてぇだな。とくにスライダーのコントロール。そのスライダーで打者から空振りが取れるか取れないかが調子のバロメーター。ベース上でタテに落ちるスライダーがしっかり決まっていた。安心して8回を任せられそうだよな。

そして9回は中崎。こちらも真っすぐのキレは今一つだったけど、外の出し入れで上手に打者を打ち取っていたよな。どうやら勝利の方程式は去年と同じパターンの戻ったみてぇだな。今村が抑えの座を譲り渡してしまうのが残念だといえば残念だけどな、まぁこれでいいんじゃねぇのかな?

この3人のリリーフも重圧のかかる試合で1点差を守り切った。普段とは違うムードの中で落ち着いて仕事ができたってのは大きいよ。

もう残り25試合を切った。残り試合はもう形になんかこだわらずに勝てばいいのよ。先制、中押し、ダメ押し、先発が2,3点で抑えて勝利の方程式で勝つなってぇのこだわってちゃいけねぇ。そういう意味では今日のような展開で勝ちをもぎ取るってのは本当に大きいと思うよ。この重圧の中での1本のヒット、1球の重み、そういうものを感じながら自力でマジックを消していく。苦しいとは思うけどな、それが黄金時代への道なのよ。必ず通らなきゃいかん道なのよ。今日の試合はその道をしっかりと前を向いて歩くカープの選手たちを感じることができた。明日もその調子でがんばってほしいよな。

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2017年記事
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Mageちゃんの鯉恋日記其の4~The road to strong CARP revival~

コメント

  1. 地元のオールドファン より:

    こんにちは。

    こういう黄金時代後期の匂いのする勝ち大好きです(笑)
    それにしても祐輔が勝ち投手になっているとは、おっしゃる通り野球は本当に面白いですね。

    後は僅差のゲームになればなるほど際立つ菊池のプレーですかね。人間離れした反射神経はもちろん、とにかくポジショニングが素晴らしいの一言です。

    • Mageちゃん より:

      地元のオールドファンさま。
      えぇ…アタクシも大好きですよ。こういう勝ち方。
      やはりこういう勝ち方をできるチームは特に内野守備でしっかりしていないとできませんもんね。
      菊池の派手なプレーに目が行きがちですが、広輔も守備が上手くなったなぁと感じるようになりました。
      特にこの二人が絡むゲッツーは芸術ですよ
      先発が先制を許すケースが目立ちますが、それでも守備にだいぶ助けられてますもんねぇ。

      コメント ありがとうございました。

  2. さき より:

    3回あたりから観客の応援もよく聞こえました。7時から8時になるとお客様もそろってきて選手ものってきます、たぶん。そのあたりから野村が少し良くなりましたね。とはいえ、お疲れだったと思うし6回までで正解。仰せの通り、勝てばいいのでこだわりは不要。バッターが打てないならピッチャーが最小失点で切り抜ける、とかお互いを補って頑張ってほしいです。

    • Mageちゃん より:

      さきさま。
      もうこの時期になれば勝ちゃぁいいんですよ(笑)ほんとこだわりはいらんですね。
      ここのところ先発が先制を取られるケースが多くなってきています。そして打線はこれまでの繋がりが影を潜めていますでの先制される苦しい展開になっていますね。
      これからは本当に先発の出来がカギになるでしょう。
      とにかく今はプレッシャーに押しつぶされそうで不安定な時期。ここをどう乗り越えるのか?緒方監督の采配に注目ですね。

      コメント、ありがとうございました

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