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おい、背番号17番。そこにいる場合じゃねぇだろ?

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 (ファーム日本選手権、巨人2-5広島、7日、宮崎)イースタン・リーグ優勝の巨人とウエスタン・リーグ優勝の広島が対戦。広島はドラフト4位の坂倉将吾捕手(19)=日大三高=が七回に放った逆転3点本塁打が決勝点となり、初のファーム日本一に輝いた。

情報源: 広島、巨人破り初のファーム日本一! ルーキー・坂倉が逆転3ランで試合決める(画像1) – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)

まずはカープ弟分のファーム日本一。素直にうれしいよな。

なぜうれしいかっていうとやはりカープの方針である「育成」が花開いたということだろうねぇ。とはいえね、これまでカープのファームがその年で1番になることはなかったわけでね、もちろんいろんな要素はあるとは思うけどな、個人的にはファームで順位を争ったり、日本一を決めるってことに何の意味があるのか?今一つピンと来ねぇんだよ。

例えば試合数は各球団みんなバラバラ。1軍ならすべてのチームが143試合を消化するわけだけど、ファームでは最大でウエスタンの場合は132試合。ウエスタンを優勝したカープは115試合。一番消化しているのが阪神で122試合。延長戦は10回まで、または試合時間に時間制限が設けられていて時間が過ぎればそこで打ち切り。雨で中止の場合は代替試合は行わない。こういうルールの中でわざわざ順位をつけることに疑問を感じるよな。

もちろん順位があった方がモチベーション違うっしょ?って意見はわからなくもないんだけどな、どうも腑に落ちない。こうしたルールはファームは文字通り選手育成の場としているからこそ設けられているルールだと思うしな、そこに順位をつけるってのはなんか釈然としねぇよな。

日本一決定戦の相手は巨人。なんでもここ3年、イースタンリーグは巨人が勝ってるみてぇだな。基本ファームの試合はあまり見ないんだけどな、ファーム日本一決定戦に出ていた選手の顔ぶれ、それってファームじゃねぇだろ?大体カープのファームとどんだけ年俸違うんだよ⁉って感じだったよな。

別にヒマなわけじゃないんだけどな、日本一決定戦に出場した選手の年俸を計算してみた。カープが1億4952万円、巨人が3億1420万円(いずれも推定年俸)。カープの最高年俸が小窪で4000万、巨人は森福で1億2000万。大体億もらっている選手が普通にファームで投げてるわけだからな、森福以外にも盗塁王経験者の藤村、昨年はスタメンを張っていた立岡とかね、抑えはルーキーイヤーに活躍した戸根がやってるしな。この辺の面子を見てみると育成選手というよりは1軍からはじき出された選手がファームでプレーしている。

もちろんファームは1軍選手の故障明けや不調でファームに落ちた選手の調整の場として使う場合があるし、カープだってそういう使い方はしている。ジョンソンだって投げたし中崎だって故障空けに登板している。でも巨人の場合は違うよな。億もらっている選手が20試合以上投げてるんだもん、そら1軍で通用しなくてもファームでならある程度力を出せる。まぁ、強いわけだよ。

逆にカープは完全に「育成」目的で勝ちに行って勝ってきた。これはこれで素晴らしいことだし、大きな意味がある。でもどの球団もそういう目的で戦っているかといえばそうでもないわけで、だからこそファームを主に育成の場として捉えてきたカープが優勝したってことに意味がある。アタクシはそう思うんだけどな。思うんだけど、順位付けに疑問は感じてるよ。矛盾だらけの世の中だよな(笑)

ま、今日書きたいことはこれじゃねぇんだよ(笑)

ファームが優勝を決めて選手の輪ができた。水本監督の胴上げのシーンね。その輪の中に「オマエ、そこにいる場合じゃねぇだろ⁉」って選手の背番号が目に入ってきた。「17番」よ。岡田。

CS先発の椅子を賭けて登板した最終戦で滅多打ち食らってたよな。まぁそれで先発外されてファームにいたんだろうけどな、岡田はやっぱりファームにいちゃいけねぇよな。

ま、でもCSに入ればベンチに入るとは思うんでね、主に中継ぎ、シーズン中で言えば久里のような役割ね、特に日本シリーズにでたらWBCじゃねぇけど「第二先発」的な役割の投手は必要。久里は気迫で押すタイプ。岡田はひょうひょうと剛速球を投げ込むタイプ。いずれにしても流れを変えるピッチングができる要素は持っている。アタクシはそこに期待したいんだよな。

恐らく緒方監督も去年の日本シリーズの敗戦でシーズン通りの継投策では、勝ち切れないことはわかっていると思うしな、案外、岡田の中継ぎってのは「秘密兵器」になりうると思う。まぁ夏場以降は投げて見ねぇとわからんピッチャーではあるけどな、なんせ12勝してるわかだからな、岡田自身もこういう形でシーズンは終わりたくないだろうしな、奮起に期待したいよな。

しかしファイナルステージまであと10日くらいある。長ぇよな。もうさ、順位決まったらすぐにポストシーズン始めちゃえばいいんだよな。いいじゃない、別に順位が決まっちまえば個人タイトルなんて、その時点で各部門トップの成績の選手がタイトルホルダーになればいいんだよ。そんな不公平とか言われるかもしれんけどな、順位が決まればいいんだよ。先に進んじゃえばさ。

なんて冒頭に試合数が違うのに順位をつけるのはおかしいと言ってるオッサンがどの口で言ってんのか?って突っ込まれちまうね(笑)それにしても長いよ。これって何とか改善できねぇかねぇ?

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2017年記事
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Mageちゃんの鯉恋日記其の4~The road to strong CARP revival~

コメント

  1. 鯉の新井 より:

    開幕して交流戦くらいまでは投手陣を岡田が引っ張ってくれただけにシーズン後半の不調ぶりは残念ですし、本人も悔しいでしょうね。試合開始から調子よく投げていたのに突然崩れて収集がつかなくなるパターンを何試合もみましたが、勝手な想像をすると五月の甲子園の9点差を逆転された試合をまだ引きずってるんですかねえ。その後の試合を見てると味方が点取ってリードすると調子が悪くなるのをよく見ましたからね。いずれにしてもカープの大事な戦力なので頑張って立ち直って欲しいですね。おっしゃる通り、負けてる試合のロングリリーフだったらあまり力まずに投げられていいかもしれませんね。

    それにしてもCSまでの間が長すぎますね。中止になった試合の予備日も入れとかなきゃいけないのもわかりますが興行的にどうなんでしょうかね。まあクライマックスシリーズが始まって大分経ちますが優勝チームが一番長い間待たなきゃいけない仕組みなんだって事を実感
    できるようになったのもカープが優勝できるようになったからと思って我慢するしかないですかね。

  2. さき より:

    今晩は。岡田はドラフト一位でしたよね。カープのドラフトは必ずといっていいほどピッチャーはドラフト一位で獲得なのですかね?よく分からないですけど。いっそ、打の力の強さを活かしてドラフト一位はバッターと決めてしまえばいいのにな、と思ったり思わなかったり。。

    さて、CSは不安ですね。中崎は回跨ぎもありそうですよね。それも含めて裏目に出そうな気がしますね。安部もいない、鈴木もいない、ということをネットニュースではあまり言ってませんけど間違いなく戦略を誤ると変な負けかたをすると思います。監督が正しく判断できるとも思えないので、CSの間は不安不安ですね。阪神もDeNAも未完成ながら調子を落とさないチームに変わりありませんので。今年はセ・リーグはどのチームも似たり寄ったり・・。

    • Mageちゃん より:

      さきさま。
      カープのドラフトはずっと投手1位ですね。最近では野間が緒方監督就任時にドラ1で獲った以外はずっと投手です。
      これは育成のチーム方針から来るものでしょうね。
      伸びしろのある野手は2位以下でも取れます。
      過去のカープの中心打者をみてもドラフト下位指名の選手が多いですよね。それだけ野手の育成には自信がある。だからドラ1は即戦力投手でということなんでしょう。
      岡田は今年12勝しましたが今が試練の時。今後プロでやっていけるかどうかの岐路に立っていると思います。勝ち続けた時のように投球に集中して投げられるのか?ヒットを打たれても切り替えられるのか、四球出しても切り替えられるのか?今はただ投げているだけのような気がします。ただ投げているだけで12勝しちゃうわけですから力はあるのです。ただ切り替えができない。ランナーを出しても内野ゴロでゲッツーを狙える球を一つ覚えれば自信につながると思います。

      しかしCSまで長いですね(苦笑)まだ1週間ありますよ。調整が難しいですね。やはりポイントは継投策と初戦でしょうね。この記事でも岡田をどういう形で投げさせるのか?そして日本シリーズではジャクソンと今村に登板が偏りました。おそらく他の投手の信頼感というものが低かった表れでしょう。緒方監督に求めたいのは選手をどれだけ信頼して送り出せるか?選手も失敗を恐れずに打者なら振りぬく、投手なら細かいことを考えずにどれだけ打者に対して投げ込めるか、そこがポイントのような気がします。CSは変に受け身にならずに正面からぶつかればそんなに不安はないでしょう。地元でずっとできますしね。

      コメント、ありがとうございました

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