野球情報満載デイリースポーツ/下水流、奇跡逆転サヨナラ弾！豪雨被害後初マツダ 緒方監督「大きな勇気与える」
情報源: 下水流、奇跡逆転サヨナラ弾！豪雨被害後初マツダ 緒方監督「大きな勇気与える」/デイリースポーツ online
5ゲーム差で迎えた天王山。前回の記事「「5ゲーム差」「7連勝中の巨人」首位攻防戦の戦い方」でも書いたように、巨人先発の山口の立ち上がりをどう攻略していくのか?ってのがポイントだった。
それをカープ打線がきっちりと点に結び付けて、2回で7-0。最近の野村の出来を考えれば今日はいただきと思った同志も多かったろうし、アタクシも「楽勝」を確信してついついビールが進んじまったよ（笑）
ところが野村が3ラン2発を献上してたちまち1点差。まぁ2発とも一番ホームランの出やすい肩口から真ん中に来る変化球を投げちまった。投げるほうも投げるほうだけど、それをしっかり「一発回答」で最高の結果に結び付けるってのは巨人の好調さと強さを感じざるを得なかったよな。
野村はどうだろう?暑さにかなりスタミナを奪われていたように思うよ。初回からベンチで頭冷やしていたしな、まぁ大変だったろうねぇ。まだまだ暑さは続くからな、対策をしっかり立てて次の登板に備えて欲しいよな。
1点差に詰め寄られた後、丸が貴重なタイムリーで2点差。ただカープブルペン陣も万全ではないだけに2点差ってのは心もとない。案の定、フランスワが捕まって同点。まぁ菊池の今季初エラーが同点のきっかけにはなったけど、菊池は責められん。あのセカンドへの送球という発想は菊池にしかできねぇしな、これまでも菊池ならではのプレーでどれだけ投手陣が助けられてきたことか。それを考えたら、フランスワには菊池のエラーを帳消しにする投球をしてほしかったよな。
話は変わるけど、3連覇ってのはそんなに簡単じゃないと個人的には今でも思っている。これまでで一番苦しいだろうなぁと。で、この試合の展開がね、どーもペナント後半の展開を暗示しているんじゃねぇかと。
後半戦巨人とは6ゲーム差で始まった。まぁこれが試合でいえば2回で7点差つけたと同じと考える。スリーラン2発ってのはいわゆる巨人に3タテを2回喰らうっていう暗示。これでゲーム差が一気に縮まる1、2ゲーム差。
その差でシーズン終盤に重大なミスを犯して並ばれ、最後の最後に巨人にうっちゃられる。岡本の勝ち越しの一発を見たときになんかムチャクチャ嫌な夢を見てしまった。そんな気分になったよな。
ん～、こういう負け方は最悪だし、一気にペナントの流れは巨人に傾くのでは!?かつて巨人にメイクドラマをやられたあの年の悔しさってのを思い出したよ。
10裏の「最後の打者」下水流の場面なんかはここで討ち取られたら巨人の逆転優勝が決まっちまう。暗示にかかりやすいアタクシはそんな追い詰められた気持ちで見守っていたよ。
ところが下水流は悪夢の「最終打者」ではなく、広島に、豪雨で被災した方々に夢と勇気を与える「最終打者」になってくれた。逆境でも最後の最後まで諦めない。そんな勇気を示すには十分すぎる程の「最終打者」になってくれた。本当に素晴らしいよな。
下水流は名バイプレーヤーと言ってもいいだろうねぇ。守備も肩もいい。性格も誠実でヒロインなんかを聞いていると本当にまじめでひたむきな男なんだなぁとつくづく感心する。
でも一番の魅力は「パンチ力」よ。下水流のホームランってのは打球に力がしっかり伝わっている印象がある。今回のホームランもマシソンの剛球を芯でとらえて逆らわずにライト方向へ一直線に飛んで行った。剛球にも負けないパンチ力。これが下水流の最大の魅力よ。
まぁこれで何とか天王山の初戦をとれた。この3連戦、これでいいのだ。仮に負け越しても4ゲーム差。ひと山超えたといってもいいかなぁと。だた試合中に感じた嫌～な暗示がどうも気にかかる。ここはもう少し引き離しておきたいなんてぇ気持ちにもならんわけではないけどな、これで3タテされる心配はなくなったわけで、2戦目、3戦目は平常心で頑張ってほしいもんよ。
今日の巨人の先発は菅野。今後もこの投手の存在が目の上のたん瘤になるだろうし、叩いておきたいって気持ちも湧いてきた。まぁ勝つと夢がどんどん広がる。現金なものですなファンってのは（笑）
カープの先発は大瀬良かな?こちらは10勝してから足踏みが続いているよな。エース同士の投げ合いに今度こそ勝ってほしいよな。まぁただ心配なのはこの暑さ。脱水症状で足がつったりする前科持ちなだけに暑さ対策は万全にしてほしいよな。
アタクシは今夜、盆踊りでちょいと出かけなきゃならんけど、同志の皆様方熱い声援をよろしくお願いしますな。
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