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緒方監督「僅差勝ち増やさないと」ってちょっと違うんじゃねぇか?

Mageちゃんが斬る!
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 広島が2連敗で2日以来の単独最下位。先月31日から続く最下位(タイを含む)を脱出することはできなかった。

情報源: 【広島】マツダ3連敗…V3中は各年1回 緒方監督「僅差勝ち増やさないと」

中谷の逆転ツーランを浴びた時点でまだ3イニング攻撃が残っている。昨年までのマツダスタジアムでの圧倒的強さから考えれば十分に逆転を狙えるチャンスはある。「まだまだ!逆転できる」と信じていた同志も多かったでしょうなぁ。そうね、去年のカープならね。

残念ながら今シーズンのカープの戦いぶりからすると、このまま2-3で終わるだろうなぁと。それを印象づけたのは逆転する前の6回裏のカープの攻撃。あそこで突き放せなかったのが敗因。それはなぜか?

正直、阪神のブルペン陣というのは非常に充実している。6回までリードすれば恐らく勝つ確率は非常に高いだろう。順位はカープとどっこいどっこいだけど、それは打てないからであり、もっと言えば阪神は相手に3点取られなければ勝つ確率がグンとあがること。これを根拠とした野球をやれば、阪神の順位は上がっていくだろうねぇ。1点ずつコツコツと点を取る野球をすればね。

逆にカープはどうだろう?先発で計算できる投手はこれまでだと大瀬良と野村くらいなもの。他の投手はとにかく四球が多いしな、ブルペン陣も弱い。残念ながら投手だけ見たらBクラスよ。

ならば、カープが勝つ方法は攻めて攻めて攻めまくって中盤以降で3点差以上突き放す必要がある。カープが勝つにはこれしかないのよ、残念ながら。

投手力のいい阪神相手だと突き放すチャンスは6回の攻撃。試合を振り返ればここだけだったろうねェ。

先頭の菊池がライト前ヒットで出塁。2ストライクと追い込まれた3球目。恐らくメッセンジャーは外に外したはずのボールがなかに入ってきた。それを逆らわずにはじき返した見事なヒットだよな。菊池もこういう打撃が出てくれば率も上がってくるだろうねぇ。

この菊池が打ったメッセンジャーの球を見ればここが攻め時と感じた同志も多かったろうねェ。

続くはこの試合ノーヒットの野間。ベンチはここで送りバント。野間は見事決めてくれたよな。ただ、残念ながらこれでメッセンジャーを楽にさせてしまったように思うし、カープベンチが「固まっている」と確信もしてしまったのよ。

2-1で勝っている。ここで追加点を取れば…というのはわかる。でもここでやるべきことは圧倒的に突き放すこと。カープが地元で勝つ試合はそういう展開なのよ。だから他球団が怖がるし、マツダでやるのを嫌がる理由はここなのよ。

阪神サイドからの視点で見てみよう。阪神からしたら、このイニング一番のキモは「メッセンジャーをどこまで投げさすか?」ってこと。何としてでもメッセに踏ん張ってもらいたい。これが本音だろうねぇ。

一番嫌がるのは機動力を使われてノーアウト1,3塁のピンチを作られること。こうなるとメッセの代え時がまたまた難しくなるし、ビッグイニングになる可能性もある。ノーアウト1,3塁で誠也を迎えれば逃げることはできない。非常にヤバイ状況になる。

ところがカープベンチは送りバントでアウトを一つくれた。これは阪神サイドからすればラッキーなのよ。こっちはビッグイニングを怖がっていたところ相手は1点をとりに来てくれた。そうなれば誠也との勝負は避けて、メッセに全くあっていない5番以降が相手なら切り抜けられる。仮に左の代打が出てきたら?と考えても開幕からヒットのない松山だけ。チョロイと感じただろうねぇ。

まぁ目論見通り、ベティスタに死球を与えて満塁にしたものの、犠打の1アウト効いて無失点。メッセを投げ切らせてしまったよな。

アタクシはこういう野球は今のカープの野球ではないと思うよ。相手からすればちっとも怖くない。エンドランや盗塁を仕掛けて揺さぶって投手にプレッシャーをかけてビッグイニング。打順からしてもそのチャンスに送りバントなんてぇのをやっていたらこの先も勝てんだろうねぇ。

緒方監督はどうも「僅差で勝ちを増やしたい」そうだ。まぁ3試合連続で1点差負け。そんなことを口にしてしまうのはわからないでもない。ただ、カープの野球ってのは僅差で勝つ試合を目指していたら勝ち星は増えんよ。

まずは3連覇しているチームとして相手を圧倒する野球を見せつけること。ハッタリでいいから(笑)。しかしカープの選手、ベンチを見ていると相手に圧倒すらされている印象がある。。そこには「自信のなさ」から来るものなのか、新井さんがベンチにいないからなのか、丸がいないからなのかはわからん。これまで3連覇してきた自信を見出すことができないのは、自分たちらしく勝てていなからだろうねぇ。

三振が多いのも気にかかる。このカープ打線を基礎を築いたタクローさんは三振は簡単にするなという考えを刷り込ませた。球数を投げさせたり、相手に嫌な印象を与えれたのならばOKだけど簡単にするのはダメだと。その辺が逆転のカープを生む下地になったのは間違いないよな。その辺を忘れてしまっている感じがするのはアタクシだけかねぇ。

もう一度、相手を圧倒する野球を思い出してほしい。マツダスタジアムにはたくさんのファンがついているのだから。

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コメント

  1. 鯉の新井 より:

    こんにちは、鯉の新井です。
    なかなか苦戦してますね、今年のスタートは。
    おっしゃる通り、今の打線では野間にバントさせたら
    誠也は歩かされる前提にベンチは作戦を考えて欲しいですね。
    そこでもう少し長野を信頼して左右に関係なく五番あたりに
    置いた方が相手チームは嫌なんではないかと思いますね。

    それと打てないのはしょうがないにしても状況に応じた
    バッティングをして欲しいですね。七回のワンアウト
    2塁の場面でも田中がサードフライ、野間もサードフライ。
    せめてバットを短く持って転がそうとする努力はして
    欲しいですよね。

    丸が抜けて西川や松山にはチャンスなのに
    去年と同じスロースターターというのも残念ですね。
    今日からまた頑張って欲しいですね。

    • 鯉の新井さま。
      首脳陣はあくまでも長野を「対左投手対策」としての役割でしか考えていないのなら、救いようないですなぁ(笑)
      あれだけ実績のある、勝負強い打者を誠也の後に置くだけで脅威なんですけどねぇ。まぁ開幕して対戦相手が一巡するまではこうした起用になるんでしょうねぇ。

       ご指摘の7回のチャンスでの内野フライ2つってのは明らかに6回に得点できなかったことによるプレッシャーだと思います。転がせば何とかなるものを内野フライじゃ何も生まれません。

       今日は勝ったようですね。今のカープの勝ちパターンはこれしかありません。あ、ファームのアドゥワが先発で7回無失点だそうですよ~こちらも楽しみですね。

      コメント ありがとうございました。

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