松山・広輔が退団へ…外に出ていい指導者として帰ってきて欲しい
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情報源: 広島・松山 – スポニチ Sponichi Annex 野球
いよいよ第1次戦力外通告の時期に差し掛かってきた。ヤクルトはすでに9人を戦力外通告。まぁ最下位だし、監督も変わるしな、このスピード感のある球団の動きをみてヤクルトファンも心躍らせているだろう。次期監督は池山2軍監督が有力との話もある。村上もメジャー移籍の話があるだけに、ガラリとチームも変わるだろう。カープ同様来季はどんなチームになるか??楽しみだよな。
ヤクルトの戦力外を見ると野手では西川遥輝、原樹理、山下輝といった面々が戦力外通告。どの球団もそうだけど、30歳を超えるとどうしても若手と天秤にかけてどうか??の対象になってしまう。30歳を超えてもしっかりとしたパフォーマンスを出し続けていかないと厳しい世界だよな。
松山と広輔が退団へ
昨日の記事ではファームの高橋建・横山両投手コーチの退団の記事を書いた。まぁファームの日程が終了と同時に出た報道だから、何らかの形でこの二人は退団を考えていたってのが一番大きいかなぁと。SNSを覗けば、惜しむ声の方が多く、むしろ辞めなきゃいかんのは1軍のコーチだろ!?といった声が非常に多かったよな。
もう一つの「大きな声」として上がっていたのはファームでくすぶっていたかつての主力選手たちの去就だ。昨日、松山と田中広輔が来季の構想から外れるとしてコーチの打診を受けるも、二人の決断は「現役続行」。この決断にファンはケチをつける資格はなく、二人の決断に「頑張れ!!」とエールを送りたい。
元気なのだから引退はできない
恐らくだけど、戦力外の通告を球団は以前から匂わせてはいたのだろう。ファンの中には「引退試合」もなし!?なんて勝手にこの二人は引退するものと決めつけてしまっていたけど、選手本人が「現役続行」を希望している以上、引退試合の準備なんかできないよな。松山は今季1軍に一度も呼ばれなかったことから察していたようだけど、即答で現役続行を宣言。
広輔はファームでも2割7,8分なら引退とラインを引いていたようだけど、ファームでの成績.333。体も元気、まだやりたいという気力もある。ならば、カープでは構想外だけど、両選手の意思を尊重しての自由契約。まぁ選手としてはある意味「当たり前」の言動ではあるよな。
仮に体がいうことをきかなくなってきた、痛みでベストパフォーマンスが出せないなど体力的理由で引退するってのがアタクシは「普通」だと思う。そもそも「引退」というのはプロでしっかり数字を残してきた選手だけに与えられた「特権」みたいなもの。ずっと2軍暮らしやなかなか戦力になり切れない選手は「戦力外通告」を受けて、プレーヤーとしての「気力」を失い、そのまま辞めていく。いわゆる「クビ」になったからやめるということでこれは「引退」ではない。松山も広輔も体は元気だし、気力もある。年齢的にはもうそろそろなんだろうけど、二人の中で最後の最後に「プロ野球選手」として「燃え尽きたい」という気持ちがあるのだろうと思う。アタクシはその気持ちは誰も邪魔はできないし、批判もあってはならんと思う。あと、どのくらいできるかわからないし、移籍先でもう1度花を咲かせ続けられるかもしれない。カープに長きに渡って頑張ってくれた功労者。燃え尽きるまで見届けてあげたいねぇ。
外のエキスを吸収して指導者へ
松山・広輔は現役の道をこれから探っていくわけだけど、これも「経験」としてとらえて欲しいというのはある。もちろん、カープで終われれば一番よかったのだろうけど、まだ心と体はカープで終わるよりも「もっと野球がしたい」「燃え尽きたい」という気持ちが先に来たのだろう。これも大きな「経験」だと思う。この先、他球団でプレーすることになるかもしれんし、独立リーグ、いや、海外という選択肢もある。ヤクルトの金久保は韓国球界でのプレーを模索していると聞くし、その気になれば、花を咲かせる場所はあるだろう。こういった一連の事もみんな「経験」だ。
恐らくカープ球団はこの二人を指導者として考えている側面はある。コーチの打診を断ってということなので、松田元オーナーの間はヘソを曲げてお呼びがかからない可能性もあるとは思うけど、ファンとしてはそういった様々な「経験」をしてカープの指導者として戻ってきて欲しいというのはある。リーグ3連覇という得難い経験の持ち主だしな、5年後、10年後のカープに関わっていってほしいよな。
今後発表される戦力外通告で見えてくる「やる気」
松山&広輔の退団劇はある意味、二人がカープの発展を考えての行動という側面もあるだろう。自分たちがいることで若手の芽を摘んでしまったり、出番が減ってしまう。これはこれで辛いことだと思う。恐らく松田元オーナーは「ボロボロになるまでやったらいい」なんていいそうだけど、そういう余計な親心ってのは子供のためによくない(笑)。
来季に向けて戦力を整える意味で、松山と広輔の2枠が空いた。全日程が終了してからになると思うけど、この後に発表される戦力外通告ね、この内容でカープのやる気が見えてくるだろう。
カープの悪いところは折角ベテランが席を空けたにもかかわらず、違った解釈をしてしまうこと。ベテラン二人の分空いたから、あと4人かな(ドラフトで6人獲ると想定して)みたいな「数合わせ」をやる可能性は十分にあると考えている。そうなると大きな変化は望めないだろう。あとどのくらいの戦力外を出すかによってアタクシはカープ球団の「やる気」を測ろうと思っているよ。
選手枠の空き具合とそこにどんなピースを入れていくのか??楽しみでもあり、また失望させられる怖さもある。さて、どうなるかねぇ。



おはようございます。
惜しむ声みたいなのが多いですけど、正直に言って2019年以降はチームの不良債権でしかなかったですし、低迷の元凶と思っていたので、むしろやっといなくなってくれたかとすら思っています。
コーチとして戻ってきて欲しい声もありますが、コーチとしては未知数ですし、今のコーチよりも悲惨なことになるかもしれませんよ。
槍玉に挙げられがちな打撃コーチはファビアン2番を推していたのは評価できますからね。(決定権を持つ上層部が4番にこだわったらしいですが)
戦力外に関しては日本人の支配下だけで10人ぐらい出しても問題ないと思いますよ。
支配下は65スタートするのがベストだと思いますし。
契約金の問題もあるかもしれませんが、無駄金を払うよりはリスク取った方がまだ安物買いだったって言う可能性もありますし。