え?投手じゃないの!?カープ12球団最速でドラ1創価大・立石を公表!!新井さんの理想は「打のチームか!?」

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情報源: 創価大・立石 – スポニチ Sponichi Annex 野球

久々の記事の更新。まぁカープのゲームがなければ、アタクシの時間の使い方ではプロ野球の優先時間はほとんどない。CSの1st.ステージもほとんど見ていないけど、やはり選手の成長というのは、「負けられない試合」「修羅場」を経験することというの改めて感じたねぇ。若い選手が多い巨人なんかはこのたった2試合のポストシーズンの経験ね、これは来季に向けて大きな成長の糧になるんじゃないだろうか??何といっても勝ちながら育てるのが一番いい。勝負度外視の育成なんて時間がかかるだけ。やはり3位でもポストシーズンを経験するというのは本当に選手個々にとって大きなことのはず。残念ながらカープは9月に大失速をやらからして、2位DeNA、3位巨人との順位争いに敗れて5位。8月下旬にはカープにもCS進出のチャンスは大いにあっただけに、このカープと巨人の若手の成長度合いになんとなくだけど、差がついてしまったように見えた。来季の巨人の若手がどのくらい伸びるのか??今季の順位争いで両チームの力の差が開いていってしまったような気がするんだよねぇ。

ドラ1・創価大・立石を公表

3連休明けの今朝、NHKのニュースを見て驚いた。カープが何と12球団最速でドラフト1位を公表した。創価大の立石選手。強打の内野手。近未来の4番候補だ。ここ数年、カープはドラフト1位を公表してきた。昔のドラフトは結構駆け引きが多くて、指名しますといってもウェーバーの戦略上、指名が漏れたり、他球団に持っていかれたりというのがあった。まぁこの辺はプロとアマチュアに大きな壁を作ってしまった大きな要因ではあったよな。最近はこの辺の「雪解け」が徐々に進んできたし、カープも最近は「青学大」「富士大」といった新しい獲得ルートを作ってきた。この辺はこうした1位公表という行動を起こすことが、アマチュア側との信頼関係構築につながっている側面はあるだろうねぇ。あとは競合すればくじ引きとなる。カープスカウト陣としては「一番いい選手」と評価した選手。やることはやったということだろうねぇ。

この立石選手は長打・勝負強さが光る右の内野手。この右の内野手で中軸を打てそうな選手というのは今やどの球団でも欲しい人材だろう。日米大学野球選手権でも4番を務めた。「本物」なんだろうねぇ。

投手陣、大丈夫か?

今季のカープの失速劇を見てやはり「打てない」という印象は昨季に続いて残った。ただ、ファビアンの加入や中村奨の成長なんかを見ると長打は出るようになっているし、小園が首位打者を獲得した。打力は上がってきているし、あとは頼れる4番を確立していくことかなぁと勝手に思っていたし、その4番のピースにこの立石選手をはめ込みたいという思惑は何となく理解できる。
しかし今季の夏場以降、先発で2ケタ勝った投手がいなかったようにアタクシは投手力にも大きな影が見え始めているようにも感じている。このドラフトは投手中心かなぁと勝手に思っていた。
昨季も右の内野手・佐々木を獲得。その片鱗を今季は見せてくれたし、来季非常に楽しみな選手の一人ではある。そういった状況の中にさらなる大学野球の4番の獲得を見ると新井監督は「打のチーム」にシフトしたチーム作りを考えているようにも見える。
しかし、いくら打っても点を多く取られれば野球だけではなくどんなスポーツでも多く点を取られた方が負けるわけで、その辺、今季の投手陣の凋落を見せつけられると「大丈夫か!?」という気持ちを持っているカープファン同志も多いかもしれんねぇ。

フェニックスリーグを見ていると今季ルーキーながら中継ぎ登板で力を見せてくれた岡本が先発転向、同じくドラフト2位の佐藤柳も可能性を感じさせる投球をしてくれているようだ。常広はそのフォークを活かして中継ぎ転向という噂も聞く。助っ人でも投手の獲得がうわさされるだけに、アタクシの取り越し苦労に終わればいいけどな、個人的には打者より投手の方が心配ではある。

また内野手…カープ球団の戦略は!?

アタクシも長くカープを応援しているけど、ドラフトにおいて2年連続で大卒の右の内野手の1位指名というのは記憶にない。それも大学野球で中軸を打ってきたという面で似たようなタイプの指名ね、前にも書いたように新井監督は「打のチーム」を作り上げる上で必要な選手というリクエストがあったのかもしれんし、田村スカウトを筆頭としたカープ編成陣・スカウト陣も「打のチーム」という方向性を打ち出しているのかもしれん。それと今、在籍している内野陣の動向も視野に入れての2年連続内野指名なのかもしれんねぇ。

まずはベテランの菊池の動向だ。今季もセカンドスタメンで頑張ってくれてはいたけど、これまでの派手な守備は影を潜めたようにも見える。もちろん、歳を考えてのことだろうけど、衰えが出てくることが予想される。立石選手は2塁手ということで、ここにスポッとハマれば、本当にベストな補強と言えるだろう。

その菊池の後釜のセカンドに首位打者を獲得した小園を回し、ショートに矢野といったことも考えられる。今季は「打力」の弱さで一度奪ったショートのポジションを小園に再奪取された矢野がそのままセカンドに回るということもありかなぁと。なんせ、小園は首位打者のタイトルを獲得しているわけで、その小園のポジションを奪うには相当な結果が必要だろう。残念ながら矢野はチーム内の存在としては「守備固め」「小園の代役」といった感じになってしまっている今、新たなポジション獲得に向けてということもあるんじゃないだろうかねぇ。

恐らく佐々木はサードで固定して使っていくだろう。あってもファーストや外野の可能性はあるけど、メインはサードだろう。
チームの将来を考え、佐々木のキャプテンシーに期待するのであれば、サードで打撃に集中して欲しいよな。

今季ショートでの出場もあった二俣。こちらは再度捕手に転向という報道もあった。器用な選手だけにたらい回し感は否めないけど、こうしてみると内野が手薄であることは間違いないよな。

小園の話に戻るけど小園のFA移籍のうわさもチラホラ。まぁドラ1ではあるけど「首位打者」の看板は伊達じゃない。高く売れる材料を手に入れたわけで、そういったことも球団は視野に入れているのかもしれんねぇ。と、なると2塁手の獲得というのは現実的かもしれん。

フェニックスリーグもいいけど…

今フェニックスリーグが行われている。まぁこのフェニックスリーグというのは基本若手を鍛える場ではあるけど、近年はポストシーズン出場チームにとっての「調整の場」になっており若手のチャンスの芽を摘んでしまっているのではないか??という意見も散見する。まぁカープはポストシーズンには出ていないけど、ウエスタンリーグでは退団した田中広輔や松山、2軍暮らしが長くなってしまった堂林なんかが出場していたとなれば、それはそれで若手のチャンスの場を奪っていることにはなっている。まぁ当然、ベテランや主力選手の故障明けなどの調整する場として使ってもいいんだけど、育成を標榜するカープの立ち位置だと、若手が経験する場というのは足りていないようにも思える。

シーズンオフとなれば、世界各国で「ウインターリーグ」が行われる。日本でも沖縄で「JAPAN WINTER LEAGE」が行われる。まぁこのリーグはどちらかというとアマチュア中心のリーグだろう。アジアウィンターリーグもある。こちらは台湾や韓国も交えてといったリーグでNPBでも主に育成選手中心で2チームが参加している。しかし残念ながら、カープはこのアジアウィンターリーグに選手を派遣していない。まぁ育成選手をたくさん抱えている巨人やソフトバンクの選手が中心と言えど、カープも若い選手を出してもいいような気がしている。

海外ではメキシコやドミニカといった国でもウインターリーグをやっている。特にメキシコのリーグはメジャーの選手も来るようで、こういった場に「武者修行」させるのもいいだろう。NPBではDeNAが毎年選手を派遣している。こういった「育成」方法も今のカープにはあった方がいいと思う。もちろん、「金」はかかるけどな(笑)。

どうしてもファームの選手というのは文字通り、自チームの畑から出て野球をするというのは難しい。でもこうしたウィンターリーグのような「寄せ集め」の中でもまれていくのも非常にいいことだと思う。強くたくましい選手を作る上でも、恵まれた日本の環境から外れてみることもいいだろう。メジャーに移籍している日本人選手も多いけど、他のスポーツでも海外に出ていく選手が増えている中で、そういった選手たちが必ずしも恵まれた環境にいるかといえば、そうでもないそうで、あえて海外の厳しい環境に身を置く選択をする選手も多いそうだ。すべては自身の成長のため。そら強くなるよな。
プロ野球は球団が選手を抱えている構図なので乱暴なことはできないのかもしれんけど、そういった道を歩ませるのも「育成法」として、特にカープの選手には効果があるような気がしている。

最初の話に戻るけど、やはり若い選手を育成、強いチームにしていくには何が何でもAクラスにかじりついてポストシーズンを経験させるのが一番いいだろう。そういう意味では今季の新井カープは非常に淡白に見えたよな。本当に「成長」したいのか??と。口先だけじゃねぇのか!?と(笑)。何が何でもというガツガツ感はなく、「今日も負けそう…」ムードが充満していた。これではファンだって応援しようという気持ちは持てないよな。
いいんだよ、CS出て一つも勝てずに終わってもいい。その場を経験して、次はここを突破したいという気持ちね、これが大事。野村謙二郎監督時代の2013年。CSファーストステージで甲子園の半分を真っ赤に染めたのは語り草だよな。その甲子園で阪神を撃破。ファイナルに進出も巨人に一つも勝てなかった悔しさがあったし、それが3年後から始まる3連覇につながった。ファンはね、あぁ言うのを待っているのよ。だからね、その礎を築くうえでも、何が何でも今季はCSに出て欲しかったよな。

ドラフトでは立石選手は競合必至だろう。まぁ獲得できればそれに越したことはないけど、強いカープの力になってくれる選手がどんどん入ってきて欲しいよな。そしてカープ球団はそういった選手たちの成長にもっと力を注いで欲しいよな。

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え?投手じゃないの!?カープ12球団最速でドラ1創価大・立石を公表!!新井さんの理想は「打のチームか!?」” に対して1件のコメントがあります。

  1. MAX より:

    こんにちは。
    ヤクルト見てたらある程度打線の核を作らないとチームとしては成り立たないと思いますし、まず打線の核を作ってそこから投手を獲得していくのであれば間違ってないと思いますよ。
    それに打てなくて勝ち星がつかないなんてアマチュアから思われたら敬遠されそうな気もしますからね。

    打線の核を使って、それまでは自由契約になった投手を補充して乗り切るチームもありますが、間違ってないですよ。
    広島がヤクルトみたいなやり方をするのかはまだ分かりませんが、投手偏重ドラフトやめるのであればまた違った感じになりそうではあります。

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